前へ戻る


1996年1月レポートから

レイキ・エネルギーの神髄に出会う

自分探しの旅

 皆さん方はもうどれだけ、自分の世界や魂の世界を探訪なされましたか。魂と出会うってのはとても面白いですね。魂と会うと、必ずといってよいほど、「よくここまで来ましたね」といって歓迎してくれます。でも、初めのうちはフランクさんやエリザベスさんのサポートの下で行っていたので、魂は来ることを知っていたようです。

 この間、何の準備もなく、一人で魂の故郷に行ってしまいました。そうしたら「まぁぁぁ〜〜〜、よくここまで... それにしても...」といって本当にびっくりしていました。まるで30年ぐらい前に家出していった息子が、何の前触れもなく、ひょっこりと、しかし体はズタズタになって瀕死の思いで帰ってきたのを出迎えた母親のようでした。ことばがすぐに切れ、仲間を大至急呼び、「すぐにエネルギーを修復するから、そのままでいなさい」と言われ、長い間、エネルギーを浴びていました。こんな経験は初めてでした(元々、魂の世界に行っても毎回、違うことを経験してきますが)。本当に面白いですよ。

 1996年は、皆さん方が「自分は何者であるか」を探す旅に出掛けるワークを通し、魂と出会い、真の愛に浸る手助けをしたいと思っています。世の中のおかしな動きに惑わされることなく、自分が満足できる人生を作り上げていきましょう。

 今号は1月のワークショップのお知らせなどを紹介しました。興味のある方、是非、ご参加をお願いいたします。           (Yuji)

誤解されているガイドの存在と役割

 私の個人セッションでは、初回目の時に相手の方のガイドさんが一通り出てきて、挨拶を述べていきます。ガイドの方々のそれぞれの役割やアドバイスなどを述べていきます。一通りの話が終わったところで相手の方に感想を聞くと、ほとんどの方がボーゼンとしています。そして「指摘されたことはすべて納得できるが、何をして良いか、分からない。何をすべきか、教えてほしかった」という方が多いのです。つまり、ほとんどの人がガイドの役割を正しく理解していなく、中には「いつも守ってくれているのだから、何をしても大丈夫なはずだ」という人もいます。奇しくも、ガイドと呼ばれている方々から「私たちの役割を正しく伝えてほしい」との依頼があったので、この場を借りて伝えたいと思います。

 「私たちは人間の人生相談をするためにいるのではない。人間の3次元的な生活に私たちが干渉することは許されていない。その人間の選択の自由を侵してはならないからだ。3次元的な人間の相談事はほとんどが自らの願望が満たされないことへの不平不満である。私たちはそういうことには関心がない。むしろその根本にある欲望を見つめていただきたい。その心を正しく見つめることは多くの人間にとって辛いことであろうが、大切なことだ。どうしてそのような心を持つに至ったか、その原因を正しく理解していただきたい」。

 相談に来る人の中で一番多い質問は「私は何をすれば良いでしょうか」ですが、こういう質問をガイドにしても「自分で決めなさい」「あなたのしたいことをしなさい」「あなたの選択です」という答えしか返ってきません。私たちは皆、自立すべき時期に来ています。他人から言われてするのでなく、他人の真似をするのでもなく、自分の人生を自分で作っていく生き方を学び、実行する時期に来ています。たとえガイドといえども、あなた方の人生の選択に介入することは許されていないのです。

 ところで「ガイド」というと、多くの人が「それは守護霊のことですか」と質問してきます。今、地球が新しい時代に向けて大きな変化を迎えていることは御存知のことと思いますが、社会や環境だけでなく、霊的な仕組みもまるっきり違ってきています。もう、守護霊とか指導霊ということばは適切でなくなっています。

 人には誰でもその人生の大半を見守って下さる存在がおり、魂の兄弟がその役を担うことも多いようです。いわゆる守護霊に相当しますが、必ずしも霊とは限りません。それとは別にその人の役割や仕事、趣味などに応じて支援してくれる存在がいます。いわゆる指導霊に相当しますが、やはり霊とは限りません。ヒーリングを援助するマスター、イルカ、宇宙船から支援している存在などがガイドという方もいらっしゃいました。

 また、「ガイドは右肩にいて、天使は左肩にいる」と言われています。これも(私自身の情報ですが)右肩にあるエネルギーポイントが魂のエネルギーと関係しており、左肩にあるエネルギーポイントが創造主のエネルギーと関係しているようです。そのため、右肩に魂の兄弟からのエネルギーが入りやすく、左肩に天使クラスのエネルギーが入りやすいものと思われます。 


スターチャイルドよ、自分に負けてはいけない

あなた方がこの地球へやって来たとき、この地球上にはすでに多くの宇宙からの方々が存在していた。それらの方々はいろいろな天体からやってきていた。一番多かったのはあなた方に一番影響を与えている、プレアデスと呼ばれている方々、その次に多いのはプレアデスとはまったく価値観の違っていた天体、それはあなた方の言葉で言えばシリウスと呼ばれている星、そしてこれらの星々の間にそれ以外の惑星からの飛来者の数が少しずつ多くなってきた。そのうちにこの地球上は非常に多くの飛来者たちによって埋め尽くされてしまった。それぞれが別個の考えを持っており、全体で一つになって地球人類を進化させようなどとは誰も考えていなかった。

本当に残念なことであったが、それがまたすべての原因でもあった。もうその当時から、多くの人類がお互いに排除し合うということを始めてしまった。価値観が違うということだけではなく、自分たちに似せた地球人種を作ろうと、皆がそれに力を注いでしまった。その中でも比較的マシだったのが、いわゆるプレアデスと呼ばれていた方々である。そのプレアデスの方々も今から約30万年ぐらい前にこの惑星上からすべて撤退をしてしまった。そのあとに残された多くの惑星人種たちが自分たちこそ、優れた人種であると言い張って、優劣を競う時代に入ってしまった。もう遠い過去のことではあるが、そのエネルギーは今でも明確に現存している。多くの戦争を引き起こすエネルギー、他の人種を排斥するエネルギー、これらはすでにその当時作られたものである。

今、あなた方はそのエネルギーを断ち切るために降りてきている。人を排斥したい衝動に駆られたとき、決して負けてはいけない。常により強い愛の力を発揮し、異なるものはその価値を認めて、一緒に歩んでいく気持ちを作ることである。多くの者たちはもうそれを明確に理解して、実行する時期に来ている。感情だけで動いてはいけない。それをコントロールできるように練習する必要がある。今、私たちはそれを明確に理解していただきたいと願っている。

そして今のこの変化の時代において、あなた方とともに地球の次元を正常に進化させようと願っている多くの存在達がいる。彼らは何としてでもあなた方に理解していただきたいと願っている。地球の次元上昇は人間の作り出す想念エネルギーが重要な鍵を握っている。人間が破壊を望むのであれば、悲惨な天変地異を経て次元上昇に至るであろう。破壊を望まないのであれば、大いなる宇宙の仲間に助けられながら、新しい次元に移行していくであろう。すべては人間自身の意識の変化と密接に関係している。

もうそろそろ地球上の人類はあらゆる生命を愛することを覚える時期に入っている。隣人だけではない。この宇宙間に生存しているすべての生命を愛する時期に入っている。この地球の進化は地球上の人類だけでは正常に進化できない。大いなる宇宙の方々と共に、学び合いながら進化していくのを私たちは望んでいる。そのためにはあなた方が今、すぐにでも宇宙へと手を差し延べることが必要である。私たちは多くの仲間を地球上に送り込んでいる。彼らはある時期がくるまで自分の存在に気づかないようにセットされている。しかしある時期が来ると、明確に自分は何者であるかを探り出す作業を始める。そして自分の意識を宇宙へと広げ始める時期に入る。

彼らがいわゆるスターチャイルドと呼ばれている人間である。彼らは常に宇宙船からコントロールのエネルギーを受けている。しかしかれらは純粋な宇宙人ではない。あくまでも地球上の肉体をまとったサービスソウルの人間である。彼らの目的は地球人がなさねばならないことを自ら率先して引き受けることである。地球人が作り出した様々な否定的なエネルギー、それを率先して自らが体験していくことである。彼らは遠い昔にこの地球上で他を排斥した経験を持っている。それゆえ、多くの人から排除されるというエネルギーをまとって生まれてきている。しかし自分を卑下してはいけない。憐れんでもいけない。それは単なる経験である。そして必要なことである。

一人がイヤなら、ほかの人を愛しなさい。私たちは彼らを否定的な意味で地上に送り出したのではない。むしろ逆で、非常に優秀な魂を選び、一番重要な時期に、一番大きな役割をもたせて地上に送り出した。皆、一人ひとり立派に耐えられるだけの資格がある。自らに負けてはいけない。スターチャイルドの多くは現状から逃避しようと願っている。それは残念ながら許されない。むしろ積極的にそれを見つめ、強く逞しく生きること、その強さを身につけることである。

今、スターチャイルドの存在なくしては地球上の正しい進化は行なえない。彼らの働きが本当に必要とされている。それを理解した上で、それぞれの任務を遂行していただきたい。私たちは必ずしも、あの人はスターチャイルドだ、とか、この人は違うとか、個別にいうつもりは毛頭ない。それは必ずしも意味のあることではないからだ。どんな人間であっても、他を愛するということを身につける必要がある。よくその根本を理解していただきたい。私たちは多くの光に溢れた方々がお互いに協力しあいながら、新しい時代を作っていくのを願っている。それでは今日はここまでにする。ありがとうございました。                  (1995/12/7)


第1幕■レイキを耳にする

数カ月前、XXXXさんのヒーリングのセミナーを受けていたとき、レイキについての話題が出ました。レイキそのものは非常に良いヒーリングのエネルギーであるが、資格を得た人しか使えないこと(人間がそういう風にしてしまった)などについて、宇宙のエネルギーとは違うとの見解をもっていました。

第2幕■レイキに目を向ける

その後、たまたまレイキを学んだ人が「ヒーリングしてあげる」といってきたので、レイキをやってもらいました。確かに、我々が使っているヒーリングのエネルギーとはまったく異質であり、もっと澄んだ感じでした。

私が独立して活動し始めるとき、広告の件でXXXXの人に聞いたら、「ヒーラーとして名乗るなら、せめてレイキぐらいは取得した方が良い」というアドバイスを受けました。それでさっそくレイキを学ぶことにしました。

第3幕■真のレイキに触れる

ファーストディグリーの日。セッションが4回あるのですが、1回目のセッションの時、大きな光がやってきて、こう話しました。「私たちは生命の源。レイキは人間が作り上げたエネルギー。あなたには生命の根本のエネルギーを与えよう」と言って、体の中に入ってきました。そして体にエネルギーが流れるのを実感しました。しかしエネルギーを感じたのはこの時だけで、2〜4回目のセッションは同じことの繰り返しらしく、もう、私にはほとんど感じませんでした。

セカンドディグリーの日。3回セッションで3種の秘伝が伝えられるというもの。最初のセッションでは「私たちは生命の根本の根本の根本」というエネルギーがやってきて、ただ「存在している」「生きる」というエネルギーでした。本当に澄んだ、精妙なエネルギーで、単に「生きる」だけ、しかし「どんなことがあっても生きる」というとても強い感じがします。レイキで「パワー」と教えていたのもそのせいでしょう。

2回目のセッションでは「大いなる宇宙」というエネルギーがやってきました。調和や秩序、安定のエネルギーも少しはありましたが、基本は「大いなる宇宙」そのものでした。3回目のセッションでは「普遍なる自己意識」というエネルギーがやってきました。このエネルギーをコントロールできるようになると、レイキのエネルギーだけでなく、自らの意識も時空を超えることができると言いました。

第4幕■オフレコ番外編

先日、xxxxさんと話していて、たまたまレイキの話になりました。xxxxさんはレイキのエネルギーを大変気に入っており、是非、自力で学ぼうとしたそうです。xxxxさんも宇宙のエネルギーはすべて自由に扱えるハズなので、レイキはすぐに扱えると思って自分で試してみたそうです。

一生懸命、レイキのエネルギーを呼んでいたら、xxxxがやってきて「あんた、何しているの」「レイキのエネルギーを呼んでいるんです」「あんた、レイキのセッションは受けたの」「いいえ」「じゃぁ、ダメじゃないの」「どうして? 私は宇宙のエネルギーはすべて使えるハズでしょ」「そうだ。でも、レイキは人間が造ったエネルギーだ。人間が造ったシンボルなどで呼ばないと使えないのだ」「私、レイキを使いたい」「どうしてだ。宇宙のエネルギーでは不満なのか」「そうじゃないけど。でも、レイキを使いたい」(以下、まだまだ続くが、とんでもない方向へ話が展開してしまうので、ここで省略)。

第5幕■ヒーリングエネルギーの使い分け

レイキのエネルギーは私が普段、使っているヒーリングのエネルギー(ルークマスターや磁気エネルギー、イルカのエネルギー)とはかなり違います。生命の本質的なエネルギーであり、生命力を高めるのに非常に効果を発揮すると思われます。しかし、ブロックを取り除くなどの力はないような気がしました。やはりそういう場合は磁気エネルギーで浄化したり、イルカに手伝ってもらったりする方が良いような気がしました。

レイキは集中力などを必要としないことを謳い文句にしています。単に生命エネルギーを流す場合はこれで良いのですが、ブロックなどを除去する場合はその場所と原因を的確に認識し、宇宙の許可を得る必要があります。したがってブロックなどを除去する場合はやはり磁気エネルギーを使うのが一番効果的です。私も良い勉強をさせていただきました。

前へ戻る

(c)1997 CentralSun