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1996年3月レポートから

愛することの練習


 さて、1月、2月の月例ワークショップを何とかこなし、私の仕事も軌道に乗ってきました。そして皆さん方が自分の役割や魂に目覚め、愛することの大切さを思い出すケースが増えてきており、とても嬉しく思っています。奇しくも、1月ワークショップ以来、勉強会でイエスが頻繁に登場し、愛することの大切さを何度も説いています。本当に必要なのは愛することでした。

 日本人、特に日本男性は愛することが苦手であり、知識だけの勉強に終わらせることが普通でした。学校ではそれで良かったのでしょうが、新しい時代へ行くには本当に愛を身につける必要があります。そのためにはいくら知識を持っていても無駄であり、愛することによって愛を身につけるしか方法がありません。

 私も愛の実践についてはまだまだ未熟であり、勉強会で一緒に学ばさせてもらっています。勉強会とはいっても、愛することの練習会に変貌しつつあります。でも、多くのマスターからいつも適切な指導があります。ビジネスマンの方、忙しいでしょうが、機会を見て勉強会などに参加して、勇気をもって愛することを実践してみましょう。

守護霊、守護神、守護天使の違いって何だろう

私の個人セッションではガイドが頻繁に登場しますが、最近は「守護霊」「守護神」「守護天使」という存在が登場するケースが多くなってきました。これから個人セッションを受ける方の参考のために、これらの方々の働きの違いを簡単に述べておきます。

 なお、ここに述べるのはあくまでも本人(?)からの情報を元にして書いたことであり、一般に広まっている書物や宗教書などとはまったく関係しておりません。したがって、あくまでも私のセッションを受けるときには、このような仕組みになっている、という理解に留めておいてください。

 まず、守護霊というのはその人の今生をずっと見守っている存在です。今生を決めるときに、いろいろの約束やポイントを魂や何人ものガイドと話をし、今生の役割がうまく演じられるように見てくださる存在です。原則として生まれたときからずっとということですが、実際には途中で変わることもあります。それは私たち自身の発達状態に依存します。普通、今生においていくつかの学びのポイントを作りますが、そのポイントのところでうまく乗り切れるかどうかを見守ることが多いようです。

 守護神というのは、私たちが地球に来てからの転生をすべて見守ってくださっている存在です。私たちはアトランティス時代やムーの時代に大きなカルマエネルギーを持ったことが多く、その後の人生に大きな影響を与えています。そして今生も、過去のエネルギーと繋がっていることが多いのです。その体験をうまくできるかどうか、地球に来た目的がうまく達成されるかどうか、こういったことを指導してくれます。

 守護天使というのはその人の魂ができてからずっと見守ってくださる存在であり、フランクさんやエリザベスさんが「皆の左肩に天使がいる」という場合の天使が私の場合は守護天使として現れてきます。ただ、天使とはいっても、必ずしも宗教的な天使とは限らず、羽衣をまとった天女のような場合もあります。個人セッションではその人の魂の役割などを教えてくれます。

 一般にガイドという場合はこれらを含め、さらにその人の仕事や趣味などを指導してくれる存在達を総称していいます。いつもこれらの方々が見守って下さるということを信じるだけで、支援の力がかなり違ってきます。 (Yuji)

可哀想なアシュタールコマンド

2月初めに関西方面に出張に行ってきました。東京との意識の違いがありありとうかがわれたのですが、とにかくビックリしたことがいくつかあります。中でも、アシュタールコマンドが悪役になっているのには仰天しました。「アシュタールコマンドにコンタクトすると感情を吸い取られる」「フランクさんも今ではアシュタールコマンドをチャネリングしていない」という荒唐無稽な話が真実として広まっているのには本当に驚きました。しかもその発端が某有名チャネラーがそう言ったから、というもの。

 コスモ・テンにスターゲートと呼ぶものがあり、不思議な空間を作っています。ここに入ると感情を吸い取られる、と誰かが言い出したらしく、これを某有名チャネラーがチャネリングするとアシュタールコマンドにつながっていることが分かった、ということらしいです。

 このスターゲートは巨大なクリスタルと同じ働きをしており、コスモ・テンでチャネリングするとこのスターゲートを通して各種の存在達がやってくることがあります。クリスタルは磁気エネルギーの転送装置であり、磁気エネルギーはアシュタールコマンドの管理下にあるため、このスターゲートをリーディングしてアシュタールコマンドを感知することはありえるでしょう。また、磁気エネルギーには愛はないため、感情がないとも言えます。しかし、だからと言って、「アシュタールコマンドは感情を吸い取る悪い奴」というのはあまりにも短絡しすぎです。しかも、有名チャネラーがそう言ったから、といってそれを信じ込んでいる人が多いのには本当にビックリしました。

 さらに「フランクさんでも最近はアシュタールコマンドをチャネリングしていない」という説にも疑問×疑問×疑問。少なくとも、去年、フランクさんが来日して、エリザベスさんの次に一番顔を会わせたのは私だと思います。そして最後に日本を去るときまで、幾度も話をしました。話の中でも頻繁にアシュタールコマンドの名前は登場し、ワークショップの中でもアシュタールコマンドは登場しています。

 ただ、それとはまったく別に、欧米でアシュタールコマンドのチャネリングが減ってきているとしても不思議はありません(しかし、Connecting Linkというニューエイジの雑誌を見ている限り、毎月のようにアシュタールコマンドは登場しています)。欧米ではチャネリングという現象自体がそれほど大きな意味を持たなくなり、「本当に必要なのは外から情報を得ることではなく、自分の心の中から得ること」という認識が定着してきています。それはチャネリングがインチキとか、悪いこととかいう問題ではなく、チャネリングという現象を通して情報を得るレベルは卒業したという意味です。今、自分の心を見つめ、パターンを正しく分析し、自分の心を癒し、光で満たしていく、というところがテーマです。あくまでも、愛を身につけることが目的だからです。

 どうも、日本ではいつも本質を理解しないで、言葉の端だけを取り上げてかってな解釈をする人が多いように感じられます。ちゃんと本質をつかむ練習をしましょう。

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