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1997年5月レポートから

執着のエネルギーを早く手放すように

三次元的エネルギーを手放していくように

(中略) 宇宙のテストは本当に厳しいです。今、ニューエイジという一言でこの分野を考えている人が多いのですが、実際にはかなり宗教的な波動に変わってきて、宇宙も手放しで喜んでいるわけではない、ということを理解する必要があります。「ただ楽しいことをやっていればよい」「良いことだけを考えていればよい」というのがその最たる例で、かなりの勘違いを含んで解釈されています。自己正当化や単なる願望でつくられた「教え」も多く、自分の人生に責任を持っていない人たちが勝手に造り上げたものがあります。

すでに述べたように、全員が新しい地球に行けるわけではありません。不安を無くすために、あまり真実を語っていないだけですが、仮に、ほとんどの人がそのまま行ったら、同じことが繰り返されることは十分に理解できるでしょう。したがって、自分が新しい地球へ向かっている限り、人々は次々と自分から離れていきます。でも、決して同情したり、無理強いしたりしないようにしてください。

さて、最近の一連の出来事が、宇宙の学び・霊的成長という観点で見た場合、どういう意味を持っているか、見てみましょう。二極対立をどこまで克服したか、特に光と闇、好き嫌い、善い悪い、幸不幸といった概念をどこまで理解できたか、執着のエネルギーをどこまで手放したか、特に宗教のエネルギー(依存する、絶対なるものを外に求める)、感情と思考のエネルギーをどこまで使いこなせるか、といったことが総合的に行なわれました。実際には一人ひとり、違います。ですから、人によって言っていることがまったく違います。すべて、自分のエネルギーの中で、自分に必要なテストのエネルギーが流されているためであり、その人が何を表現してもすべてその人自身のエネルギーです。

さて、いくつかポイントを説明しておきましょう。一番善いのは、リサ・ロイヤルの新書「宇宙人遭遇への扉」を読むことです。光と闇、という概念を持っている限り、その人に闇が現れます。良い宇宙人・悪い宇宙人という概念をもっている限り、その人に悪い宇宙人が現れます。でも、その人にしか現れることはできません。これ自体は何度も説明していたのですが、何故か理解されていなかったようです。本当は闇はないのです。これは地球人間だけでなく、魂の課題でもあります。

年初の宇宙会議において、創造主がいろいろ説明していました。「素晴らしき仲間たちへ。私たちがこの地球でなそうとしていることは、単なる争いの解決の場としてだけではない。この地球において、いろんな仕組みが演じられた。悪魔と敵対するために、いろんな仕組みが作られた。そしてその多くが地球人を苦しめる結果になっている。悪魔を前提にしていたために、悪魔を呼び寄せてしまう。解決しようとしていても、はじめから問題を造り出してしまう。この地球はあなた方に真理を教えようとして機能している。何故、いろんな問題が解決できないのか。私たちの思惑以上にいろんな思いが込められている。しかし、それによって何一つ、光ることはなかった。地球はもう、あなた方を必要とはしていない。今、地球が必要としているのは地球自身が本来に生まれ変わるための援助である。あなた方の思惑を成功させるためではない」。その後、プレアデスたちはもう自分たちの思い(計画)に執着することなく、創造主にすべて預けることに合意しました。しかし、今さら手を引くことに納得できないスペースコマンドもありました。

今年、特に注意すべきことを書いておきます。まず、新しい地球が望んでいない波動を持っている人は早く手放してください。宗教的な波動を持っている人(完全なる人格神を求め、それに従うという考え方)や、二極対立の構図を身に付けている人(光と闇、善と悪、幸福と不幸、快と不快、良い宇宙人と悪い宇宙人、といった価値観にこだわっている人、恐れている人)は早くクリアしてください。そして三次元的執着のエネルギー(プライドや嫉妬、一人になることへの恐れ、仲間外れにされることへの恐れ、他人へのコントロール)を少しでも高い波動に変えていきましょう。

そして、このセントラルサンを本当に信じている人でも、私の名前やセントラルサンという名前を広めようとはしないでください。ただ、自分が満足した現実を送る。それだけで良いのです。「どうしてそんなに満足していられるの」と聞かれて、初めて「現実が分かったから」と答えてください。私の名前を教えたり、セントラルサンを紹介することは宗教の布教と同じであり、結局、教祖は本物かどうかという低い次元のエネルギーを引き寄せます。このエネルギーは新しい地球では必要としていません。ましてや、私が普通の人間だと分かるや否や、失望感や裏切られたという波動を勝手に送ってくるのはもう止めにしましょう。

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(c)1997 CentralSun