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1997年8月レポートから

自分の人生はどこまで決まっているのか

自分の人生はどこまで決まっているのか

自分の人生がどこまで決まっていて、これからどうなるのか。誰もが知りたいでしょう。私だって知りたいです。でも、分かりません。決まっているようでいて、選択の幅が広く、自由であるように思えながら、結果的には決まったとおりになってしまうのです。少し、具体的な体験を混ぜながら、書いてみましょう。

私がまだこの仕事を始める前、ごく普通の会社員生活を送っていたとき、自分のアカシックレコードを読んでみました。「19xx年、父親○○、母親○○の次男として××で出生」で始まり、「19xx年、○○○○」という感じで次々と伝えられ、自分でも知らなかったことがたくさん伝えられました。だんだん現在に近づき、「ふむふむ」という感じで聞いていて、そして現在、翌年へと進んでいきました。翌年の状況はかなり変わっており、会社員ではなく一人で活動していると伝えられたときには自分でも信じられませんでした(結果的にはそうなったのですが)。アカシックレコードはさらに続き、1997年、1999年、そして2000年代に突入し、「おっ、まだ生きているぞ」と思いながら聞いていました。自分でも信じられない内容が延々と続き、やっと「2xxx年、肉体を捨てて地上を離れる」となりました(ところがこれで終わらず、さらに1行が付け加わっていたのです)。

また、以前、ある女性が何でもかんでもガイドなどに聞き出し、「あなたは○○○だとガイドが言っている」と口に出している人がいました。私のことに対しても頻繁に口に出し、前世はどうだの、これからこうなるだのと口に出していました。でも私にはまったく納得できない内容なのです。本人は完全に信じているため、私もそれ以上は干渉できません。ある時、いろんなことがあり、その夜、私がどこでどうなるのかが一つのテーマになりました。その女性が「藤田さんは今夜は絶対○○となる」と、さも自信ありげに言うのです。私自身はそういう情報をガイドから聞いたことは一度もないために、どうして私のことが分かるのか、不思議でたまりませんでした。

私はその時初めて真剣にガイドに聞きました。「今夜、私はどうなりますか」。初めてガイドから回答がきました。「そういう情報を与えてはいけないことになっている。でも今回だけ特別に教えてあげよう。今夜、××となり、そして△△し、明日は○○となる」と、実に詳しく教えてくれました。女性が言っていたこととはまったく違っていました。いうまでもなく、私のガイドから伝えられた通りになり、さらに次の日のこともそのまま見事に当たっていました。

さて、これだけを読んだら、すべてが決まっているかのように思うかもしれません。でも、日常のことをガイドなどに聞いても、「自分の好きなようにしなさい」としか言いません。「決まっていない」ということも多いのです。

また、先日のある人の個人セッションで、自分の思いが現実化するかどうかを聞きにきた人がいます。そうすると、本来の人生のエネルギーではその思いは予定に入っていない。しかしどうしても望むのなら、思考のエネルギーで現実化させることができる。その場合、少し時間がかかるが、正しく思考を使っていけば、実現する。と言って、さらに詳しい思考のエネルギーの使い方を教えてくれました。

これらの経験から私なりに理解できたことは、「エネルギー的にやるべきことは確かに決まっている。特にエネルギー的に大きな変化がある時期はある程度、決まっており、これがアカシックに記録されている。が、三次元的言動の一つひとつはすべて人間の自由意志に依存する。考えられることはすべて選択肢として用意されている。でも、それをガイドがいちいち教えることはあり得ない。選択の自由に介入することは許されていないため」ということです。

私に限っていえば、これからのことや悩みごと、相手のことなどをガイドが話してくれたことは一度もありません。聞いても教えてくれることはまずありません。あくまでも自分の人生は自分で創ることをいつも強調してきます。「すべて思った通りに現実化する」としか伝えられず、結果的にそうなっているのです。

したがって、なんでもかんでもガイドに聞けば良いというものではなく、ガイドや魂の兄弟、マスター、天使など、それぞれ内容に応じて聞く相手をうまく使い分けることが必要となります。内容によってはマスターや天使でさえも答えられないものがあります。正確な情報を引き出したいのなら、自分の波動を高め、人生のことはアカシックレコードで読んだり、カルマのことはカルマ評議会で聞く必要があるのです。なお、地球の今後や魂の今後をすべて知っているのは創造主だけです。しかし、創造主がそのような情報を教えることはまずありません。創造主以外のは単なる情報として受け流す気持ちが必要です。あまりにも余計な情報にとらわれている人が多いようです。 (Yuji)


創造主の祝福のエネルギー

私の個人セッションや各種ワークショップを何度も受けている方がいます。何度も受ける気持ちが分からないという方にその秘密を教えましょう。私のワークはあくまでもエネルギーワークであり、実際にエネルギーが流れます。そして体の調整をとったり、癒したりしています。その時に宇宙から様々な祝福を受けることがあります。体のエネルギーがまったく変わってしまうこともありますが、宝石やペンダント、帽子などのプレゼントをもらうこともあります。これらの一つひとつに意味があります。

基本的にはその人にとって必要なものが与えられたということですが、ある特定のマスターに会ったという証やある段階にまで達したという証明であったりします。したがって初めてやってきたマスターでも、その祝福のエネルギーを見るだけで、今までどのマスターから教えてもらい、今、何を学んでいるのかが分かるようになっています。

基本的にはまず色が大きな意味を持っています。水色や緑色はヒーリングを表していたり、赤は感情を表していたりしますが、実際にはその時々で意味が違います。でも、自分を観て、自分を十分に癒していくと、より高い自分に進むようにエネルギーが変わっていき、魂の波動に少しずつ近づいていきます。

魂のエネルギーを次第に取り込んでいくと、白のプレゼントが多くなってきます。今、私のところに何度も来ている人の大半がこの状況にあります。さらに学びを続けていくと白の服や冠が与えられるようになります。白は純粋であると共に、大元・根源という意味でもあります。

白の祝福をかなり受け取り、魂との結び付きも深まり、信頼関係が強くなると、金色のプレゼントが渡されるようになります。金色は神のシンボルであり、「自分は光」という意味でもあり、光でないものを跳ね返す力も持っています。自分が光ということに気がつくに連れ、金色のプレゼントも多くなり、そして金色のドレスや冠で一段落します。

金色の段階を超えると銀色の段階になります(人によっては金色と銀色が逆になる場合もあります)。銀色は創造のエネルギーであり、相対的な仕組みをつくり出す大元でもあります。意識の気づきや成長のために必要な仕組みを創造したり、新たな宇宙や生命をつくり出す仕組みをつくったりします。創造主との繋がりができてくるとこれらのプレゼントや祝福が増えてきます。今、私のところに来ている人で、この学びをしている人が約10人います(いました)。

金色と銀色のドレスとか冠をもらうと、次の段階、紫色の祝福に移ります。調和と秩序、安定、愛のエネルギーです。まず根源があり(白)、自分が神であることに目覚め(金)、成長のために仕組みをつくり(銀)、これらすべてに目覚め、統合し、一体となり、宇宙的愛になるものが紫のシンボルです。つまり宇宙的愛は純真・素朴(白)だけでなく、常に光を求める正義(金)、成長を求める創造と破壊(銀)のエネルギーを持ち合わせているのです。今、この学びをしている人が一人います。

なお、こういう学びの段階はあくまでも私のところで学びをしている人に当てはまるものであり、私のワークやセッションをほとんど受けていない人やほかのところで学んでいる人には当てはまりません。また、この四つのエネルギーがすべてではなく、創造主のエネルギーは12あり、さらに細かく分けると24あります。いくらでも学ぶものはありますので、希望を無くすことはありません。

さて、これらの創造主のエネルギーの説明を今回、初めて文字にしましたが、ワークに来ている人にはすでに何度か説明していました。でも、改めて整理し直し、自分のものにする時期に入っているという人がたくさんいます。そのために8月の月例セミナーはこの創造主のエネルギーの基本的なエネルギーワークを行なうことにしました。でも、1日では完全に自分のものにするのが難しいと思い、今年の秋の集中セミナーはこの創造主のエネルギーを自分のものにすることをテーマにしました。

ただ、闇雲に創造主のエネルギーを流してもらったからといって、それで十分というわけではありません。そもそも定着せず、すぐに離れてしまうこともあるでしょう。そのため、10月は河口湖でまず12の扉を開き、宇宙とつながります。宇宙といっても魂が創る宇宙(universe)と意識が創る宇宙(cosmic)があります。今までエネルギーの出入口として七つのチャクラが説明されていましたが、これは肉体と魂とのエネルギーの出入口といえます。意識は魂というものを創って宇宙創造の学びをしていますが、意識自身はそれらの経験を生かして創造主に近づこうとしています。意識は12の波動の現れを持っていますが、自分で気づき、目覚め、成長して創造主に近づくことが原則となっています。

創造主のエネルギーを獲得し、自分のものとして使いこなすことは魂や意識の願いでもあるのです。そのために10月に宇宙に繋がる12の扉を活性化させ、宇宙のエネルギーを取り入れることができるようにします。11月はさらに創造主のエネルギーを本格的に活性化させることを狙いとしています。もちろん、11月だけの参加も可能ですが、すでに私のワークを受けている方が前提となります。

すでにワークを受けている方は理解されていることと思いますが、エネルギーワークばかり続きます。しかし、河口湖、本栖湖という絶好の場であり、昨年同様、富士山へのエネルギー注入や癒しなどもたっぷりと行ないます。特に、7月以降、富士山が盛んに応援を求めていますので、できるだけ協力してあげましょう。

今年も昨年以上に素晴らしいエネルギーワークを考えています。どうぞ期待してください。


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