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1997年11月レポートから

地球は地球人の手で創り返る


今、毎日がとても楽しく、とても有意義な日々を送っています。自分のペースで、自分のやりたいことをやっているだけで、何もかもうまくいくのが本当に不思議です。この間、一人ひとり自分の宇宙を創っているのがエネルギー的にはっきりと見え、「本人が望んでいないことは一切、受け付けない」ということが本当に分かりました。教えよう、与えよう、と思っても、魂が望んでいないときにはまったく受け付けません。それが分かってからもう自分のことしか考えないようにしました。このセントラルサンを読んで気づく人は気づくし、腹の立つ人はそのまま。自分の学んでいる範囲内でしか伝わらないのです。不快感を持った人は遠慮なしに断りの電話をください。反対の方向に進もうとしている人を無理に繋げておこうとせず、離しても何も問題ないことがよく分かりました。

さて、皆さんは概念をどこまで手放しましたか。例えば、自然と一体となって生存している住民がいて、人間同士はおろか、ほかのいろんな動物たちと一緒になって楽しい日々を送っていたとき、いわゆる文明人といわれる人々がやってきて、「まぁ服がなくて可愛そう」「お金がなくて、何と貧しいのだろう」「文字が読めないなんて」といって、発達途上だの貧しいだのというレッテルを貼り、無理矢理、母国から不要な衣服類を集めて送りつけてきたり、教育というものを造り出して概念の固定化を押し付けようとしたり、挙げ句の果てには「善意の証明書にサインを」と押し付ける。これを愛という風に勘違いしていませんでしたか。教える、癒す、助ける... 一人ひとりの宇宙を皆がお互いに確認できたら、これらがいかに意味のないものか、本当に分かるのですが。 (Yuji)

地球は地球人の手で創り返る

宇宙の計画が大幅に変更されたことで、混乱している人が多いようです。宇宙の計画が変わったといっても、私たち一人ひとりが地球で学ぶべきことは同じです。あまり情報に振り回されないで、自分の生き方を守ってください。

ワークに来ていない方のために一応、今までの経緯を簡単にまとめます。しかし、本当はエネルギーワークに来ていない方にはこれらの情報は何の意味もありません。当てはまるものは何一つありません。いわゆるニューエイジの情報を信じている人にとってはそれが真理であり、ここで学んでいる時空とは別の時空に進みます。いずれ、振り分けが行なわれますが、自分の信ずる道を歩んでください。

創造主がこの地球を創造するとき、地球の光が宇宙に影響を与えるという思いを入れて創造しました。しかし、その思いを実現するのは学びの過程にある意識たちに任されました。意識たちは「神の思い」を受け取り、「地球を光り輝く城にしよう」「何としてでも地球を守らねば」という思いを発し、それを受け取った宇宙存在たちが次々と地球にやってきました。

そして数多くの地球外生命体が地球の生命の創造や地球人類の創造に関与してきました。純粋に地球のことを考えて関与したものもおります。しかしこの地球にはほかの惑星では手に入らない特殊なエネルギーが豊富にあることに気づいたものたちは、この地球と自分たちの惑星などとのエネルギー的なつながりをつくって自分たちの惑星などにも地球のエネルギーが届けられるような仕組みを造っていったり、自分たちの生命体がこの地球上で生存しやすいような工夫をしたりして、地球や地球人類に巧妙な操作をし出しました。数多くの地球外生命体がこのようなことを考え、お互いに相手の計画を邪魔して自分たちだけの計画がうまくいくような仕組みを造ったりしていきました。

皆さんの中にも、地球に降り立つ状況を思い出した人がいるかもしれません。ほとんどの人は「降りたくないのに無理矢理降ろされた」「誰もやらないので仕方なく引き受けた」という記憶のはずです。いくら自らのスペースコマンドの計画の達成のためとはいえ、地球重力圏の中でもがき、他のスペースコマンドの計画を邪魔することは望んでいなかったのです。しかし、命令に従い、宇宙船からの指示通りに現実を送るように仕組まれ、「サービスソウル」だの「スターチャイルド」だのという言葉で慰められ、宇宙船でのことを思い出せないように記憶をコントロールされてきました。

これらのスペースコマンドの計画がどれをとってもうまくいかないため、銀河同盟や宇宙連合が調整をとりながらうまく地球を進化させる方向に方針を変えてきていました。ところが、各スペードコマンドがこっそりと細工していた秘密事項は銀河同盟などには知らせていないため、これから地球がどうなるのかをすべて理解している存在は誰もいないのです。まさに「神のみぞ知る」という状況なのです。

これまで地球外生命体が地球に何をしようとも、すべて彼らの学びのためにと神はそのまま許していました。しかし、このまま放置しておくと、この地球も土星やマルデク(破壊された第五惑星)、火星、金星と同じような状況が地球に訪れるのは明らかであり、これは神が創った本来の地球とはまったく違ってしまいます。これまで、いわゆるニューエイジとして伝えられた未来の情報は単にスペースコマンドの造り出した流れに過ぎず、その未来ではまだ数百年以上も宗教のエネルギーが地球上に残って争いが繰り返されます。多くの人が信じているような平和は達成されないのです。そして地球以外の生命体がこの地球上に強い影響を与えることになります。

まさに、今が最後の分岐点、という時期に創造主が直接動き出しました。これまで、何も関与していなかったかのように見せていた創造主はどの存在に知られることもなしに極秘に神の秘策をあちこちに入れ、時期が来たら始動できるように創っていたのです。しかし、この計画の実行者は地球人類です。地球人類だけなのです。地球人類が自ら目覚め、宇宙の支配下から自ら逃れ、自分から神と繋がり、神と一体化した地球人類だけで地球を創り変えていく、という計画なのです。

この神の計画が明らかになったとき、宇宙連合や銀河同盟の存在たちは大きな問題に初めて気がつきました。これまで、地球が大混乱の中に入ったときに宇宙船で降りていって地球人を救い、交換条件として自分たちが地球に生存できるように約束してもらう、ということを考えていたスペースコマンドがあり、いろんなことが予定されていました。しかし、これらの計画はすべて実現されないこと、各スペースコマンドがこれまで地球に為してきたことがそっくり自分たちの惑星に戻されること、地球の創り変えは神と一体化したした地球人類と神だけで行なうこと、神の目指す未来はスペースコマンドのつくった未来とはまったく違うこと、神の計画に協力しないものは地球重力圏から追い出されること、などが明らかにされたのです。

また、神は地球人類にだけ自らの情報を与え、スペースコマンドには何一つ知らせないことも明らかにされております(サナンダとアシュタールコマンドは例外)。これは、「地球から放たれた光やエネルギーが宇宙全体に影響を与え、宇宙を変えていく」ということの現れでもあります。つまり、神の思いは地球人類が受け取るように創られており、宇宙人が神の思いを得るには地球人類に接触して地球人類から情報を得ることによってのみ可能となるのです。そして宇宙人が地球から情報をもらって自分たちの惑星に帰り、広める。これによって神の光が地球から宇宙へと広がっていくのです。

なぜ、地球人だけが神から情報を入手できるのか。元々、人間は神の次元から肉体の次元までのすべての領域において活動できるように創られています(動物から進化した宇宙生命体にはこれができない)。そのために個別意識による進化過程を用い(動物は集合意識による進化過程)、どの動物にも似ていない姿・形の形態が創られたのです。そして神にしか使えない神の御技(奥義)の一つを人間一人ひとりに与え、その力を使って地球の創り変えができるように創られていたのです。今まで何万年もの間、宇宙人の手によって強引に遺伝子を操作させられたり、地球の進化工程に手を入れられたりした地球人に対し、ずっと見守っていた神の最大の愛が「地球人は神」という仕組みだったのです。

しかし、神と一体化するには、これまで強く関与していた宇宙船との繋がりや今までの魂のカルマエネルギーと決別することが要求されます。実は私たちが地球に来るとき、宇宙船で肉体をもってやってきた私たちの仲間が地球とのかかわりを計画して降りようとしていたとき、魂がこっそりと神の下に呼ばれていました。そして、「この地球という惑星は特別な意味のある惑星である。いずれ時期が来たとき、地上で活動していた意識を切り離し、神の管理下におくように」という約束が交わされていました。この約束を交わしていない者は地球での転生を許されなかったのです。

「人は神」を実現するのに神はいろんな準備を行なっています。ちょうど1年前、ワークでは盛んに「宗教のエネルギーを手放すように」と私たちに伝え、「依存する」「すがる」といったエネルギーを持っている人を次々と離していきました。そして今年になり、スペースコマンドと強い繋がりを持っている人を一気に離しました。今、「ニューエイジにすがっている人」を盛んに離そうとしています。

ニューエイジもすっかり宗教化し、自分で判断することもできず(英語でいう「他を裁いてはいけない」というのを「他を判断してはいけない」と訳してしまっていることから、考えること自体を否定している人がいる。人間は考える葦ではなかったのか)、自分の未来を創造することもできず(スペースコマンドの創った未来にすがろうとしている)、自分の行動に責任をとらない人間が増えているのです。

「思ったことは必ず実現する」を信じて莫大な借金を抱えた人、人間と接触するのが面倒臭いからといって瞑想や癒しだけで愛を身に着けようとしている人、他人の非は目ざとく指摘しながら自分の非を隠してしまう人、すべて正しいのだから何をやっても大丈夫と思い込んで失礼な行動をとっている人、他人の宇宙を勝手に裁いて「凝り固まった宇宙観」と非難する人などなど。あなたの近くにもいませんか。こういう人は宗教と同じ世界で学び続けるでしょう。

さて、ここで神という言葉を何度となく使い、混乱している人もいるでしょう。神という言葉にはこれまで地球上で君臨してきた宗教の神という意味が含まれており、好ましくない雰囲気があるのは確かです。でも、実際は意識が学びを重ね、魂の創った宇宙での学び(白)を修了し、あらたなる学びへ(金)と進み、大いなる神々と明確につながったとき神となります。自分で宇宙(universe)を創ることができ、自分で宇宙の法則を創ることができます。そして真の創造主の創り出した宇宙(cosmic)の秘密を探るために、さらに学びを続けていきます。

その学びの中に、惑星を創ったり、太陽系のようなシステムを管理したりするような役割が与えられたりします。地球にやってきた宗教の神々も、元々は地球の進化を真面目に考えてやってきました。しかし、いかに神といえども成長することが基本であり、そのためには学びが必要となります。地球に関与した神々たちは皆、光と闇の争いに巻き込まれました。神の次元において光と闇が争い、そして地上でも人間がその役割を演じてきました。

巧妙に神の計画を邪魔するものが後を絶たず、さらに勝手にやってきたスペースコマンドたちが余計に状況を悪化させていくということが繰り返されました。そうこうしているうちに天上界も別のエネルギーで次第に破壊されていき、とても地球人類には明かすことのできない悲しい出来事が次々と起こりました。そしていつの間にか、別のものが宗教の神々になりすまし、善霊、善人を次々と騙して巧妙に宗教世界を造り出し、地球人類を蝕んできました。

これらの宗教の神々、地球の神々はもう学びを終わらせる時期にきており、いずれ地球重力圏から離れていきます。代わりに、真の創造主に繋がった神々たちが地球人類に関与し、神となった地球人類と一緒になって新しい地球の創り変えを行ないます。その時、「神」という言葉の意味が本来の「創造主に繋がっている存在」という意味に戻るでしょう。でも宇宙の神および神となった地球人類(神人)も学びの最中であり、さらにいろんな体験やあらたな発見を重ねて真の創造主への回帰を続けていきます。

いずれ大いなる選別の時期がやってきます。一人ひとり違いますが、大まかに分けると、神と一体化して神の願った地球の創造を行なうもの、いわゆるニューエイジ路線を信奉し宗教・愛・癒し・戦争と平和をテーマにした未来でさらに学ぶもの、三次元波動の星でさらに三次元生活を繰り返すもの、となります。どれを選ぶのも本人の自由であり、良い・悪いはありません。自分の好きな道を選んで問題はないのです。せめてこれぐらいは自分で選びましょう。(Yuji)


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