かなり休暇をとりますので、しばらくワークの日程も不規則になります。4〜5月の土曜学習会も当面、休みにします。土日の個人セッションを希望する人が多いためで、この期間中は個人セッションを優先させます。ただし、個人セッションの予定が入っていない場合には学習会を行なうかもしれませんので、前日に電話などで確認してみてください。また、次号セントラルサンの発送もいつになるか分かりません。遅れても心配しないでください。もし私の休暇中に個人セッションを受けたくなった人はエリザベス・ニコルソンさんにお願いしてみてください(03-5999-2740)。(Yuji)
いずれにしても、魂との一体化は必須のテーマであり、それに向けてのいろんなワークをやっていきたいと思います。ただ、多くの人にとって一番、問題となっているのは魂についてでしょう。そもそも「soul」というのはキリスト教に代表される宗教用語で、それは「永遠不滅のもの」とされています。しかし仏教には魂という概念がありません。神道には魂という言葉はありますが、実際の使い方としては和魂(にぎみたま)、分魂(わけみたま)、奇魂(くしみたま)、荒魂(あらみたま)、幸魂(さきみたま)という使い方であり、魂だけを示す使い方はないのです。
最近、ここで良く紹介しているセオソフィにおいても魂、あるいはsoulという概念はありません。ただ、訳者が「ego」を魂というように訳している本はあります。昨年、グッドニーさんという人(自由に体外旅行を行なえ、夜も宇宙で仕事をしている人)を紹介しましたが、彼は「魂は初めからあるのではなく、人間が生まれるときにつくられる」と言っていました。交流会でも「魂は子宮のようなもの」と言われました。
今、私なりに理解しているのは、セオソフィの説明とグッドニーの説明に非常に似ており、交流会で得られたものとも共通しています。しかし、皆さんに納得できる説明をするには宇宙の成り立ちから説明しなければなりません。とりあえず概要だけを書いておきます。この宇宙のモナドが第三ロゴスを降ろして学びの場を創り上げ、次に第二ロゴスをその場に降ろして生命体を創り上げます。そのとき、いわゆる魂と呼ばれるものができますが、正確にはグループソウル(群魂)といわれているもの、より正確には鉱物魂、植物魂、動物魂として進化するものです。動物としての進化を進め、集合体ではなく個体で経験できる段階にくると人間としての進化が許され、個別魂がつくられて人間に宿ります。グッドニーが「人間が生まれるときに魂が創られる」といったのも、個別魂として解釈すると納得できます。「創られたものはなくなる」というのがこの宇宙の真理であり、魂でさえも永遠普遍ではありません。また、魂は衣服あるいは乗り物のようなものでもあり、それを本当の自分と思ってしまうとかなり勘違いしてしまいます。ただ、「ego」を魂と訳している場合には、まぁ仕方がないか、という感じです。その場合、自分の意識をegoにまで高めることが魂との一体化ということになります。
魂との一体化の後にやってくるのが神との一体化(本質との一体化、霊との一体化)です。これはセオソフィで説明されている、人間としての進化の過程で起こる第一ロゴスとの合一、あるいはチベットにおけるアートマン(自己の本質)とブラフマン(宇宙原理の本質)との合一、と言われているものと同じプロセスといえるでしょう。自分の意識をさらに自己(self、monad)にまで高めることですが、この段階では「自分」という意識がなくなっています。
魂との一体化、という言葉の響きはとても良いのですが、魂そのものの概念が人によってかなり違っており、中には人格的な存在のようにイメージしている人もいるようです。まずは魂について理解を深めることが第一であり、自分と魂との繋がりを見つけていきましょう。
もっとも私自身、まだまだ分からないことが多いのですが、4月にグッドニーさんのところで集中的にワークを受けてくるので、その時にできるだけ理解してこようと思っています。実はいまだに私は私の魂についてまったく分かりません。いろんな人が私のことを言ってきますが、結局、すべて違っていました。魂についての概念をできるだけ真実に合わせない限り、的確な情報が伝えられないのです。グッドニーさんのところで徹底的に理解を深め、5月以降のワークではその真実をできるだけ解明していきたいと思います。 (yuji)
先日、個人セッションを受けに来た人が「ミネラルウォーターにはエネルギーが入っていないから、水道水の方が良い」ということを言ってきました。その時にはあまり深く考えていなかったのですが、あとで何か気になり、自分なりに調べることにしました。まず手元にあるvolvic、富士山の銘水、六甲のおいしい水、龍泉洞の水、水道水にイオン交換セラミックを入れたもので比較し、本当にエネルギーが入っていないかどうか、自分の体で実験しました。
何も概念を持つことなく、ただ自分の体に聞いて確かめました。そうしたら、富士山の銘水が一番、体が欲しており、ほかの水には手をつけようとはしませんでした。むりやりどれかを飲ませたら、六甲の水を少しだけ飲みました。volvic、龍泉洞の水、水道水にはまったく手が動きませんでした。次に、いわゆるハンドパワーでエネルギーを与え、浄化してから飲むことにしたら、やはり富士山の銘水が一番で、次は六甲と龍泉洞でした。volvicと水道水にはそれでも手がまったく動きませんでした。
この後、いろいろと考えました。エネルギーという観点で見たら、ミネラルウォーターにはそれぞれエネルギーが入っており、水道水だけがエネルギーが入っていませんでした。ところが、ミネラルウォーターのボトルのところには、エネルギー(あるいは熱量)の項目があり、「0kcal」と書かれています。つまり栄養学的に見たエネルギーが「0kcal」ということであり、ここで扱っている生命エネルギーや宇宙エネルギーのことではありません。むしろvolvicにはかなりのエネルギーを感じましたが、これはフランスで採取してから加工し、パックし、輸出し、日本の流通経路でさらにいろんな人のエネルギーが入り込んだものと思われます。海外から輸入したもの、流通経路の複雑なものほどいろんな人のエネルギーが入り込んでいるようです。
ここで、それなら国産の水ならすべて良いのだろうか、という疑問が沸いてきます。ということで次の日、近くの店をあちこち回って、さらに多くの銘柄をチェックすることにしました。初めの意気込みは良かったのですが、すべて2gボトルなので重いやらかさばるやら。後悔しつつ実験を始めていき、だんだんどうでも良くなってきました。とりあえず表にまとめてみましたが、あくまでも私の肉体(関東地区産、老朽化一歩手前)に聞いたもので、それぞれ自分で確認するのが良いと思います。
まず、その日の体調によってもかなり違うことが分かりました。最初の日はvolvicはまったくダメでしたが、この日は何とか飲めたのです。水道水も、最初の日はイオン交換セラミックに数時間しかつけていなかったせいか、あまり良くなかったのですが、1日以上つけていたら、そんなにひどくはありませんでした。
さて、富士山の水は富士山の銘水、アサヒ天然水、冨岳の水、富士山嶺の自然水という銘柄がありましたが、体の反応は意外と違っていました。富士山の銘水はやはり私の体に合っていましたが、冨岳の水はあまり体に合っていませんでした。いずれも富士吉田市の深井戸水であり、ミネラル成分も同じであるのに、体の反応が違うのは、生産者・流通経路・販売店のエネルギーの違いといえるかもしれません。なお、南アルプスの天然水は水晶(クリスタル)に磨かれた、と書かれているように、他のものとは少し変わっていました。
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体 癒 活 浄
銘柄 し 性 化
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富士山の銘水(富士吉田市深井戸水) ◎+ ○ △ △
屋久島縄文水(屋久島深井戸水) ◎ △ △ △
南アルプスの天然水(甲斐駒ヶ岳雪解) ◎+ ○ ○ ○
アサヒ天然水(富士三ツ峠深井戸水) ○ △ △ △
六甲のおいしい水(神戸市灘区の鉱水) ○ △ △ ×
volvic(フランス、鉱泉水) ○ × △ △
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あづみ野の水(安曇野深井戸水) △ △ ○ ○
安曇山水(信州安曇深井戸水) △ △ ○ △
水道水(イオン交換セラミック) △ △ △ △
冨岳の水(富士吉田市深井戸水) △ △ △ △
富士山嶺の自然水(塩山市鉱泉水) △ × × ×
龍泉洞の水(龍泉洞鉱泉水) × ○ ○ ○
さわやかな水(稲城市深井戸水) × △ △ △
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確かにアトランティスのころは水にも生命エネルギーを感じ、飲むと本当に肉体が癒されたそうです。でも残念ながらそういう水はありませんでした。しかし水道水にはほとんど人間のエネルギーが入っておらず、そういう観点では一番、ピュアでした。変に流通経路のエネルギーが入っているものよりは水道水の方が良いかもしれません。水道水といってもそのままでは飲めないので、ある程度の浄化を勧めますが、東京以外の地域ではそのままでも十分に飲めるのかもしれません。
それぞれの水にハンドパワーでエネルギーを与えたり浄化をしたりすると、若干の変化(60点が65点になる程度)がありますが、0点が100点になるぐらいの奇跡は起こりません。過剰に期待しない方が良いでしょう。volvicは多少、浄化されました。
実際には、どの人も自分の体に直接聞いて自分で確かめられるのを望みます。関西の人はかなり違う結果になると思われますし、それぞれの地元で自分に合った水を使っている人もいると思われます。同じ銘柄でも店によって違います。とにかく、ほかの人に言われたからといってそれを一方的に信じるのではなく、自分のことは自分の体で確かめるということを常に実践していただきたいと思います。 (yuji)
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