1998/5(毎月1日発行)
(c)1998 Fujita

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1998年5月レポートから

日本人の目覚め

お待たせしました。4月16日から29日まで休みをとってグッドニーさんのところで集中的にプログラムを受けていたので、今月のセントラルサンの発送がかなり遅れてしまいました。うまくいっても連休明け、最悪の場合は中旬に届いているものと思われます。おかげで私もやることがいっぱいたまってしまいました。6月のセントラルサンも通常通り、6月1日ごろに届くように頑張ります。記録集の制作は大幅に遅れそうですので、気長に待っていてください。


なお、グッド二ーさんが6月に来ると連絡しましたが、諸般の事情により11月に延期になりました。アデプトプログラムに限らず、皆さん方の興味が沸くテーマを考えていますので、是非、楽しみに待っていてください。また、私は私でまた秋には富士五湖で集中セミナーを考えていますが、グッドニーさんも富士五湖でやりたがっているので、いろいろと調整が必要となりました。 (Yuji)


日本人なら富士山をよみがえらせよう

米国本土に上陸したのは10年振りでしたが、10年前のことが次々と思い出されてきました。今回出会った人のほとんどがヨーロッパ系の人で、人種のるつぼは健在でした。前回はトランスファーで荷物がなくなり、抗議にいっても「君もか。よくあることだ」で始まりましたが、今回も空港までのシャトルバスがホテルに迎えにこず、おかげでその日(ニュージャージーへの移動日)の予定が大混乱に陥りました。


でも、ホテルのフロントの女性が笑顔一つみせずにひたすらビジネスライクに対応してくれ、次の飛行機の予約から始まり何から何までやってくれて本当に助かりました。やっとバスがきたとき、その女性は応対で忙しく、お礼を言うこともできなかったのですが、出発のとき、ふと見るとその女性がこちらを見ていて、目が合ったら初めて笑顔を見せて手を振ってくれました。ビジネスライクな応対が私には一番、合っていると本当に感じました。


さて、グッド二ーさんを知らない人のために、少し紹介をしておきましょう。グッドニーさんは自由に体外旅行ができて、夜はいつもホワイトブラザーフッドのところで会議に参加したり、あちこちの宇宙に出掛けていろんなマスターたちと話をしている人です。つまりサナンダやマスターたちと直接出会って話をしているのです。ホワイトブラザーフッドから直接きており、ガイドマスター(セオソフィでいう大師とほぼ同義)、つまりホワイトブラザーフッドのいろんな儀式を行なうことができます。この資格を持っている人は世界でも少なく、アジアでは誰もいないそうです。


でも、今回、ずっと一緒にいると、別の面がいろいろと見えてきました。空手とか太極拳、気功などに精通しており、黒帯も持っていて拳法なども教えていました。また、スタントマンとして映画にも3本ほど出たことがあるそうです。ショー小杉とは大の友達だそうです。大の寿司好きで、日本をとても気に入っています。かと思えば、sexologyの学位もとっており、「正式にsexologyを学んだのは少ないんだぞ」と自慢していました。


体外旅行で自由にいろんな宇宙や宇宙船に行っていますが、それだけでなく、普通に歩いているときにも宇宙船がやってきて引き上げられたことが何度もあるそうです。自宅のBrigham Cityは映画「インディペンデンスデイ」の撮影現場でもあったそうです。私たちのオーラやエネルギーの状態がいつも正確に見えています。一般に、私たちは大脳の10%も使っていないといわれていますが、グッド二ーさんはすでに70%を使っているそうです。10%を超えるとオーラなどが見えるようになるそうです。かと思えば、ワークでもしょっちゅう、冗談を連発したり、おならやゲップを平気でするし、子供を抱けば泣かしてしまうしで、要するに「何だ、こいつは」という人物です。


さて、この10日間で身につけたものはあまりにも膨大で、ここで書くのにはかなり無理があるため、さわりだけにしておきます(本当はまだ整理できていない)。おおまかに分類すると、@エネルギーワークのパワーアップ、A勉強会でのリーディング情報の確認、Bメタトロン情報の確認−−ということになります。


もともと今回の狙いは、6月にグッドニーさんが日本にくる予定だったので、その前に私がティーチャーの儀式を受けておく必要があると言われ、それを受けにいっていたのでした。ブラザーフッドオブライトに仲間入りするには、まず光の子であることに目覚め、勉強と実践を通してアデプト→フルアデプト→ティーチャー→フルティーチャー→ガイドマスターというコースを経ていくのです。


私の場合、昨年のアデプトプログラムでフルア


デプトの儀式を終え、今回、フルティーチャーの儀式を終えてきました。もっとも、グッドニーさんによると、私は昨年すでにアデプトプログラムに入っていたそうです。正確なことは分からないが、3〜4年前にある存在が印を付けたようだと言っていました。今回、ネガティブクリスタルの除去の仕方やエネルギーの活性化の方法などをびっちりと教わってきたので、さっそく個人セッションやセミナーなどで活用したいと思います。


さて、10日間近くもグッドニーさんと一緒だったので、確認したいことをたくさん聞いてきました。それでも時間はあっという間に過ぎてしまい、とてもすべてを確認するという状況には至りませんでした。次から次と新たな真理が登場するため、間に合わないのです。ただ言えることは、今まで何度もこの場で書いてきましたが、本などに書かれているニューエイジ情報はすべて間違いです。というより幼稚なレベルといったほうがよいのかもしれません。昨年ぐらいからここで紹介してきましたが、セオソフィだけは少しまともと言えるかもしれません。


それでも、セオソフィでは、例えばロゴスからいかにして鉱物魂、植物魂、動物魂へと進化し、人間になるかが詳しく説明されていますが、これは誤りでした。人間は初めから人間でした。そういえば、勉強会でもそのように伝えられていました。反面、ブラバツキー夫人は、地球は太陽から生まれた、と言っていましたが、これは真実でした。さらに付け加えて、我々の太陽系の惑星は本当は7個で、地球は惑星ではない。地球は太陽から生まれ、太陽はセントラルサンから生まれた、という信じられない事実が次々と証されたのです。


日本人の霊性の目覚めが鍵を握る

これらのグッドニーからの情報に加え、ローリーのメタトロン・セッションも今回受けてきたので、いろんなことが分かってきました。まず先に、メタトロンから明かされた日本に関する情報をまとめます。丁寧に、やさしく伝えてくれたメタトロンに感謝しましょう。やはり日本に関する情報は日本人が直接聞いた方がよいです。グッドニーも「天使は答えて欲しいように答える」(注:メタトロンは大天使長)といっており、通訳者のエネルギーもかなり影響するようです。なお、これら日本に関する情報は必ずしもグッドニーさんやエリザベスさんは認めていないので、扱いに注意してください。何でもエリザベスさんに話す人がいて困っています。ただし、メタトロンははっきりと認めています。


まず、グッドニーさんの情報では、日本が地球の6番目のチャクラに相当し、チベットが7番目のチャクラに相当すると言っていました。メタトロンによると、実際は今は富士山が地球の7番目のチャクラとして機能し、ストーンヘンジが6番目のチャクラの働きをしているとのことです。そして日本が6番目のチャクラの働きを為し、チベットが中国から解放されるとチベットが7番目のチャクラの働きを為すとのことでした。しかし、ストーンヘンジは正常な地球のエネルギーではないので、早く日本が6番目のチャクラとして機能するのを望んでいるそうです。日本が6番目のチャクラの働きを為すには日本人が霊性を取り戻すことが必要です。また、富士山は世界中にエネルギーを流すことができることが確認され、2年前にメッセージを受けて富士山に出かけて行なったワークはすべて正しいものでした。昨年は何もできなかったので、また今年、頑張ろうと思います。


勉強会でたびたび伝えられてきたように、日本が変わると世界が変わるというのも真実とのことです。なぜならば日本人は本来、霊性が高い民族であり、スピリチュアルなパワーを秘めているからだそうです。ところが、戦後、日本人は西洋文明の影響を受けて金銭・物質を求めるようになり、霊性を失ってしまいました。金銭・物質は確かに心を豊かにするかもしれませんが、心の完成には至らないのです。そのためにも、日本人は古くから伝えられてきた伝統的な教えや霊的な能力をよみがえらせる必要があるとのことです。この点に関し、日本が世界に貢献できるものは大きいと言っていました。


日本の古代の叡智を引き出すには、ホワイトブラザーフッドの力を借りる必要があるそうです。ホワイトブラザーフッドは古代の天皇のモトだといわれました。したがってホワイトブラザーフッドとつながり、ホワイトブラザーフッドから情報を得ることにより、日本の古代の叡智や日本人の本来の霊性を思い出すことができるのです。また、日本人の家族関係やパートナーとの関係、愛と性についても正しい認識が必要で、新しい時代に見合った生き方を学んでいく必要があるとのことです。


皆さん方の中にはこれを読んでも別に何とも思わない人がいるかもしれませんが、私は昨年、密かにハワイ、タヒチ、イースター島、オーストラリアを回ってきて、今年は無性にイギリスのストーンヘンジに行きたくなっていたのでした。おそらくイースター島のモアイやオーストラリアのエアーズロックも6番目のチャクラとして働いていたのかもしれません。したがってこれらの場所に行ってそのエネルギーを取り入れることは自分が第6のチャクラとして機能することができるようになることを意味し、とてもよいことと思われます。


魂についての認識の誤り

ほかにいくつか確認しておきます。昨年のメタトロンのセッションで誤解している人がいるようなので、少し説明しておきます。まず、ソウルタイプですが、これを4種に分けて比較したりしている人がいるようですが、グッドニーによるとソウルタイプは3000種であり、4種になんか分類できないといっています。当たり前ですが、4種に分けて人を判断するのは血液型ですべての人間を判断しているのと同じでしょう。他人の比較ではなく、あくまでも自分を知ることに使って欲しいと思います。


さらにETソウルについて誤解している人がいるようです。これを宇宙人と解釈している人がいるようですが、まったく違います。この場合の「ET(Extra-Terrastrial)」は宇宙人ではなく外宇宙という意味です。例えば、私はETソウルですが、一番初めのエマネーション、つまりスピリットが次元降下を選択した宇宙がセントラルサン・コスモという宇宙であり、それから何十万回ものエマネーション(スピリットガイドとしての経験)をくり返し、いくつかの宇宙を経由してここの世界に入り、今回、初めて受肉したものです。この宇宙内でエマネーションが始まった人はヒューマンタイプのソウルということになりますが、だからといって奉仕の程度が違うとか、進化のレベルが違うとかの比較には適用できません。今は皆、同じ人間として地球で学んでいるのです。


また、転生輪廻というものはないと思ってかまいません。ただ、魂が転生するという表現は多少許されるかもしれません。魂について正しい認識をもっていればですが。ほとんどの人が今回の受肉のために数多くのエマネーションを繰り返し、魂のモトをつくって今回初めて肉体を持ったのです。これからも肉体を持つことはありません。今回だけです。したがって今の人生がいかに貴重なものか、本当に理解すべきことだと思います。この貴重な人生の大半を不平や不満で塗りつぶしている人、何ともったいないことでしょう。


また、12次元の体についても説明が必要です。人間は誰でも12次元の体を同時に持っているということで、各次元の体をメタトロンから説明してもらった人がたくさんいます。でも私には説明がありませんでした。私も知りたいので、私のスピリットにしつこく聞いたら、私は次元の外にいて、リーディングも次元の外で行なっているから、多次元の体はない、と言われました。意味が分からないのでエリザベスさんに聞いたら、そんなことはない、Yujiの情報がおかしいと言われました。今回、改めてメタトロンに聞きました(各次元の体の説明はメタトロンしかできない)。


そうしたらやはり、12次元の体はなく一つになっている、と言われました(といってもその意味は分からないが、アストラルトラベルなどにおいては自分の体が見えないことにいつも疑問を持っていた)。また私のところにやってくるスピリットの大部分が名前のない存在であることも確認されました。結局、人によって本当に何から何まで違うので、ほかの人から話を聞いても何の役にも立たないということです。私に関しては本当に自分で確認した情報しか当てはまらず、ほかの人が勝手に私のことを想像しても何一つ当たっていません。皆さんも、最終的には、自分のことは自分で探すように努力していってください。


アデプトプログラム

グッドニーさんがこの11月にくる予定ですが、セミナーの主なテーマはアデプトプログラムとカバラです。アデプトプログラムはホワイトブラザーフッドの指導のもとで本来の光とつながるためのワークです。光とは何か、神とは何か、光の子として歩むためにはどうすればよいのかを学びます。


ホワイトブラザーフッドの正式な儀式を受けるとガイドが4人になり、アデプトの場合は毎週土曜の朝の会議に出席します(といっても覚えている人はほとんどいませんが)。すでに光とつながっていて、ヒーラーなどとして活躍している人はフルアデプトの資格が得られる場合があります。昨年の場合、10人中、3人ぐらいがフルアデプトになりました。


アデプトプログラムは1と2があり、1で基礎的なことを学びますが、それでも内容が膨大なため、初心者には大変でしょう。そのためアデプトプログラム0と称して基礎的なことを学ぶセミナーをやっていこうと思います(グッドニーも賛同)。元々、アデプトプログラムを受けるにはホワイトブラザーフッドの許可が必要で、昨年の場合もあらかじめ全員の名前を教える必要がありました。アデプトプログラム0を受けた方は問題なくアデプトプログラムが受けられるようになっております。


また、カバラについてもいろんなワークを進めていきたいと思います。実はグッドニーはカバラの大家で、22年の実績があります。カバラというと、「ユダヤの教義」と理解している人が多いかもしれません。実際にはユダヤに限らず、この宇宙、地球、日本の創世にまで当てはまる神の青写真ともいえる重要な考えです。


さらにグッドニーが皆さんに伝えようとしているのは、この教えを活用して人生に生かすことです。一番の特徴は理論を教えるのではなく、エネルギーワークを主体にして実際に自分のエネルギーを変えていくことです。というのも、カバラは神の意思がいかにして三次元世界にまで降りてきて、これからさらに神に戻るためにどのようなプロセスを通っていくかを現したものであり、アセンションのプロセスが説明されているからです。そして10個のセフィロートのエネルギーを受けることにより、9次元、10次元の意識レベルに達することができ、12次元にまで達するとアセンションの準備ができたということになります。


というわけで、カバラは前代未聞、空前絶後、史上最大、焼肉定食ともいえる画期的なワークショップなのです。カバラに興味を持っている人はもちろんのこと、ヒーリングなどのエネルギーワークに携わっている人、宇宙の教えを三次元生活に生かすことに関心を持っている人、三次元生活をもっと楽しむためにエネルギーを変えてしまいたい人などに参加していただきたいと思っています。


11月にグッドニーとローリーさんにきていただく予定ですが、いろいろと課題も多く、まだ確定ではありません。参加者がどれぐらい集まるのか、適当なセミナー会場が見つかるのか。何せ、3週間続けるとなると、会場費や通訳代がとても負担になり、場合によっては通訳代が講師料を上回る場合すらあるからです。もし、関心を持つ方がいたら、今のうちからお金をためておいてください。しかし、私もグッドニーの面倒ばかりしていると、私自身のセッションが行えなくなるため、これも問題になっています。皆さんのご協力をお願いいたします。 (yuji)

パワーフルなエネルギーとストロングなエネルギー

エネルギーの強い人、という言葉がよく使われますが、でもこの本当の意味はどういうことでしょうか。グッドニーさんもローリーさんも肉眼でエネルギーがよく見える人ですが、英語ではpowerfulとstrongという風に言葉を使い分けていました。ではパワフルなエネルギーとストロングなエネルギーの違いは何でしょうか。


あまり難しくはないかもしれませんが、強いという言葉は「芯が強い」とか「心が強い」といういい方に現されるように、内面的なもので、周囲には左右されないことをいいます。それに対しパワフルというのは外部に対しての能力を表しており、身につけたもの、備わっているもの、持っているものなどの強さでもあります。


今まで何度もエネルギーワークを受け、いろんなエネルギーを身につけてきた人はパワフルになっていることでしょう。でも、他人の一言ですぐに落ち込んだり、迷ってしまう人、周りを気にしている人は弱い人です。ローリーたちによると、パワフルな人は多いけどストロングな人は少ないようです。アルコールやタバコはオーラを弱くするため、これらをたしなんでいる人はエネルギーが弱いそうです。


ツールを自慢したがる日本人

グッドニーのところでいろいろと話している最中、時々、小型コンピュータ(WindowsCE)を使っていたら、グッドニーが非常に興味をもってとりあげ、ソリティア(トランプゲーム、はまると時間を忘れてしまうほど面白い)をやり始めてしまい、しばらく夢中になって遊んでいました。WindowsCEの信頼性が非常に悪く(1985年ごろのMacintosh以上に爆弾が多発する)、ハラハラしながら見ていました。


これらのやりとりで気がついたのですが、コンピュータの話となると、ほとんどの日本人はツールなどの話題に話が向いていき、自分が最新のものをもっている場合は自慢話に花が咲き、得意になって延々と話を続けます。また初心者の人を見つけると、勝ち誇ったかのように教えようとします。実は私はこのエネルギーがいやなので、勉強会でも極力、コンピュータの話にならないように、わざと話を避けてきました。グッドニーと一緒にいてコンピュータの話になっても何も違和感がなく、むしろ面白く話が展開したのは、純粋に使うことを楽しんでいたからであり、知識や経験などを自慢するわけではないからです。


これはコンピュータに限らず、日常でも同じです。勉強会のとき、ときどき初めての人がくると、名刺を渡したりする人がいますが、私は職業や身分にはいっさい興味がなく、名前ですらどうでもよいと思っているので、いちいち名前すらも確認しない場合があります。そういう三次元的なレッテルやみせかけにこだわるのではなく、純粋に楽しむこと、使うことの喜びになぜもっと関心を示さないのか、と思っています。


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