20130503 of Central Sun Ascension Report

2013/5/3 特別セミナー①

一人ひとりが神となるのが八百万の神

①出雲から日本全体へのエネルギー修正

私は大国主命と呼ばれていた存在です。今日皆さんとお会いできたことを光栄に思います。私は日本と呼ばれた土地において生きていたことがありました。日本という呼び名ではありませんが、人々はとても平和を好み、お互いが生かし合う生き方を行なっていました。

古代からの神々の伝えが残されており、その古代からの教えを元にして人々が強い絆をつくっておりました。当時はさまざまな民族が出入りし、その度に社会が少し変化したり、人々の意識も変わったりしておりました。それでも偉大なる神の教えを守り、多くの人と生かし合うように過ごしておりました。

時代が進むにつれ荒々しいものたちが少しずつ多くなり、古代からの神の教えを十分に浸透させることが難しくなってきました。力ずくで思い通りに動かすというものが少しずつ現れてきて、自分の都合の良いように理屈を述べたり、弱きものを支配し始める状態がつくられてきました。

人々はそういう無礼なものに対しても優しく暖かく接し、少しでも心が軽やかになるように意識を持っていました。しかし後から来た荒々しきものたちはそのような心にはまったく反応せず、余計に力ずくで人々を支配し始めるようになっていきました。

私の力もだんだん通用しなくなり、権力の座を追われてしまい、人々は新たなる強きものたちに従う状況へと向かっていきました。荒々しきものたちはすべてを自分たちの都合の良いようにつくり変えていき、最終的にはすべての土地を奪い取り、すべてを奴隷のような状態で従わせるという社会をつくり上げていきました。

中には戦って少しでも自分たちを良くしようというものもおりました。しかし戦いに負けるとその家族や親戚すべてが殺されてしまい、そういう光景を見てからは戦うという意識すらもなくなっていき、自然と場所から離れるというやり方を取り始めていきました。

人が離れていくと奴隷のような人間がどんどん減ってしまうために、荒々しきものたちは新たなる奴隷を見つけてきて、そして従わせるという過ごし方を続けていきました。私たちを導いていた神々たちは少しずつ遠のいてしまい、私たちが呼んでも求めても声が戻ってこなくなりました。

おそらく神の世界で先に私たちの神が追い払われてしまい、それによってその神を信じていた私たちも追い払われることになったのでしょう。私たちの社会が崩壊してしまい、住んでいたものたちは悲惨な最期を遂げ、また何一つ証拠が残らないようにすべてを消されてしまいました。

今皆さん方がこの出雲に意識を向け、そしてこのエネルギーを正しきエネルギーに調整しようと望んでいるようです。荒々しきものたちが押し寄せてきて支配を始めたのは、この出雲だけではなく至る所で同じようなことを繰り返していきました。そのために出雲だけをエネルギー的に戻したとしても日本という国全体から見ればほとんど変わらないかもしれません。

今皆さん方ができるのは出雲のエネルギーをうまく使いながらこれを日本全体に投影させ、出雲を変えることによって日本が変わっていく、出雲のエネルギーと日本を完全に対応させ、日本全体を修復しようとする、こういうワークが望ましいと思われます。

そのためにまず今は皆さん方の体のエネルギーをつくり変えていき、出雲を一つの基準にしながら日本全国に散らばったものたちや、本来の日本の波動を維持している場所を繋げていき、そして最終的には日本全体のエネルギーを変えるように仕組みをつくろうと思います。

まずは皆さん方が出雲に繋がり、出雲で繰り広げられたさまざまなエネルギーをしっかりと繋げ、それを正せるように、修復できるようにエネルギー的な繋がりをつくろうと思います。これはあくまでも天界の仕組みによってつくられるものであり、決して否定的なやり方ではありません。

出雲と繋げたとしても皆さん方がおかしくなったり、不快な状態になるわけではありません。仕組みだけを繋げるものであり、それ以外の不快なエネルギーにはまったく関与しません。それを理解し、安全な心で本来の出雲の正しい生き方、古き神々に繋がり、神々の教えを人生に生かす、常に神と繋がりながら人々と平和で喜びのある生き方をする、その部分のエネルギー、仕組みに繋がります。その仕組みのエネルギーを流しますので体やオーラ全体に浸透させていってください。

これで皆さん方が常に神の御心に沿う生き方をすると、そのまま出雲が良くなり、復活するようになっていきます。次はこの出雲から光が広がり、日本全体の人々の社会そのものを神々に沿った生き方に変えていく、その仕組みのエネルギーを流していきます。身体全体で感じてください。

皆さん方が神の御心に沿った生き方をすると出雲を通し日本全体が神に沿った生き方のエネルギーが広がっていきます。自分がしっかりとした生き方を実践していく、それによって本来の出雲の神々が復活していく、これをしっかりと体で覚えておいてください。それでは一度ここで戻ってもらいます。エネルギーをなるべく保持し、午後のワークで再現できるようにしておいてください。それではここまでにいたします。

②己が神であるという叡智

私はスサノオと呼ばれていた御霊です。ここで話ができるという奇跡を有難く思います。出雲と呼ばれた所で人々は勇敢さを学び、守るという本当の意味を知ろうとしました。人々は何かを守るために戦いました。何を守ろうとしたのか。なぜ戦うのか。人々が守ろうとしたものは神の叡智であり、人々の愛であり、将来への希望を守ろうとしました。

どのような力にも屈することなく神を信じ、人々の幸せを願っておりました。それでも力に屈服し、人々は土地を追われていきました。神を信ずるものがなぜ国を追い出されるのか、人を信ずるものがなぜ悲しい目に遭うのか、本当のことを学ばねばなりません。

人々が守ろうとした神の叡智とは何か。人々が守ろうとした神の叡智は、本当に神がいなかったとしても己が神となり受け継ぐこと、己以外を神と信じ、祀ってしまうといずれ神はなくなるのです。己が神となること、己が神を受け継ぎ、己が神を残すこと、これを行なうことにより神の叡智は受け継がれていくのです。

己が神となり神の叡智を残すことを忘れた時、神は人から離れ途絶えていくのです。たとえ良い人間で心優しく平和な場所であったとしても、己の心に神を受け継ぐ心がないと神はいなくなってしまうのです。ここにいる一人ひとりは自らそれを受け継ぐことです。自ら古代からの神の叡智を受け継ぎ、自らが神となり実践し、そして次のものへと伝えていく、一人ひとりが神として残していくのです。

自分が神でない他の人を神として祀る、自分以外のものを神として崇める、その時から神は自分から離れていくのです。出雲において自ら神を受け継ぎ、残そうとしたものがいなくなり、そして神が離れていったのです。自分が神を受け継ぐ、その意志を強く持つこと。

一人ひとりの心には優しさがあり、強さがあり、十分に神を受け継ぐ資格を身に付けています。知性も発達し、無闇に信ずることもなくなっています。物事の道理をわきまえ、正しい判断ができるようになってきました。自分以外のものを神のように思い、従う時期ではなくなってきました。自らが直接神と交わり、神の知恵を授かり、神として行ない、そして神の叡智を次のものへと伝えていく、一人ひとりがそういう時期に入ってきたのです。

この国がとてもさみしい国に思われます。明るさが感じられなくなり、不安や心配がこの国を覆っております。明るく元気に生きるという活力が消え去り、不安、心配、又生きる目的すらも分からなくなっております。太古の時においては今よりは文明が進化していないかもしれません。それでも心は今よりも何百倍も輝きを持ち、一日一日をしっかりと生き、常に大らかに、常に元気に生きておりました。

あらゆる自然に感謝を感じ、一つひとつの出会いに喜びを感じ、生命のたくましさを常に感じておりました。一日一日新しい喜びがあり、昨日とは違う良い一日を過ごしておりました。確かに社会が乱れ、規律がおかしくなっていきましたが、それでも心の中は今よりもはるかに元気に過ごしておりました。

今物質的な文明が発達し、見かけは幸せ、幸福と呼ばれる社会を築いております。しかしこの平和な社会は私たちの目から見れば何一つ平和ではなく、たまたま蓄えがあるから平和と感じているだけであり、その蓄えが少しずつ減り、蓄えがなくなってしまえば、もろくも惨めな生活になっていきます。

これは不安を隠すための平和にしか過ぎず、真の平和ではありません。一人ひとりのすべての心が不安や恐れを身に付けた喜びの中に浸っており、それを平和だと勘違いしております。昔の時代と今の時代、どちらが本当に幸せなのか、どちらが人の温かみを感じ、人のために生きたか。

出雲のパワーを復活させるにあたり、一人ひとりが自分の心を目覚めさせ、喜びに満ちた生き方をすること、一人ひとりが神に繋がり、神からの直接の思いを感じ、知恵を授かり実践し生きること、一人ひとりが出雲の神を受け継ぎ実践することにより、出雲の神は復活し、これからも生き続けていくでしょう。

しかしすぐに不安や恐れに負けてしまい、愚痴をこぼしたり、どうでも良い話に熱中すると神がどこかに行ってしまいます。自らの心をしっかりと正し、常に神と繋がり保持すること。

③他を生かすものが神に生かされる

天之御中主の大御神、この場において皆さんのご協力があり、古き神のエネルギーを調整されたこと喜びと感じております。古き神々は今の人々に繋がらず、古き意識のところに留まっておりました。今の意識の人々に繋がるためには皆さんの意識を通し、皆さんの意識の中にある人々の意識の中に入っていこうと思います。

今古代の神々のエネルギーが皆さん方の意識の中に入っていきます。自分が古代の神々を広げたいと思う人を頭にイメージしてください。そこの人々に古き神々が入っていき、皆さん方の関係する人それぞれに神々との繋がりをつくっていきます。

皆さんがイメージした人それぞれに古代の神々のパワーが入り、一人ひとりとの繋がりも強くなり、神への目覚めが行なわれるようにしております。自らが神のように振る舞い、神として行なうことにより強いパワーが自分から出ていきます。自分の心の中にある不安や恐れ、制限させているものがあれば、そこをしっかりと見つけ、神の波動に変えていくことです。

神の波動は常に他を許し、認め、他の人が明るく元気に過ごせるようにしていく、常にこれを願っていることです。他を生かそうとするものが神によって生かされるからです。一人ひとりその人にふさわしい神のエネルギーが流されていきます。自分にとって一番良い波動が来るでしょう。そのエネルギーと一つになり、いかにも神として行動できるようになるように、叡智を受け取り使いこなし、次のものに伝えることができるようにする、そのために神と繋がってください。

一人ひとりが神の御心と繋がり、神の御心をそのまま人として現す、これが神の本望であり、一人ひとりが違う智慧を伝え、一人ひとりが素晴らしい愛を現していく、一人ひとりが神となり、一人ひとりが美しい神の社会をつくり上げていく、これが出雲の姿であり、八百万の神、神が集うところ、すべて一人ひとりが神となる証になっています。

出雲の復活のためには一人ひとりが神と繋がり、神として生きること、神の叡智を伝えること、それが本当の私たちの思いになります。決して忘れることなく、外見や表面的なこと、形式的なことにこだわらず、神の思いを感じ受け継ぎ伝えていく、ぜひこれを皆さん方が行なっていってください。これができれば本当の意味での出雲の復活が行なわれます。

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  Ascension Report