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1996/5/24■金曜勉強会から

感情の原因と処理の仕方

@感情のエネルギーとコントロール(アシュタールコマンド)

今晩は。私たちは今、宇宙船からあなた方に話をしております。今日はまた別のエネルギーをあなた方に流そうと思っております。特に今まで来たことのない人には感じにくいかもしれませんが、今まで何度も来たことのある人はかなり変わったエネルギーとして感じることができるでしょう。

人々がそれぞれお互いに交流し合うときに、何とかして自分の言いたいことを伝えようとします。その時に、多くの場合はその言葉の中にいろいろの念が入って相手に伝わります。ほとんどのケースは、何とかして相手を屈伏させようとか、自分の方が正しいということを認めさせようとか、何とかして自分が上であるということをしっかりと理解させたいとか、そういう気持ちが入っております。

それらの言葉に入っている念というものは、それを聞いたときにエネルギーとして体の中に入ってきます。言葉の一つひとつだけではなく、皆さんはエネルギーも一緒に取り入れているのです。そのエネルギーは感情にいろいろ働きかけます。相手は偉そうなことを言っているけど何か気に入らないとか、言い方は丁寧なんだけれども何か納得しない、これは言葉とは違うエネルギーが作用しており、そのエネルギーが感情に働きかけてそのような雰囲気を出しているのです。

ほとんどの人間はそれをあまり真面目に考えていないために、ある種の否定的なものに対しての反応が鈍くなっており、それの識別能力でさえも破壊されているような状況になっております。極めて影響を与えてしまうエネルギーが言葉の中に入っていても、ほとんどの人は何も感知せず、そのまま取り込んでしまっています。私たちからすれば、絶対与えてはいけないような否定的なエネルギー、それさえもあなた方は日常では頻繁に耳にしているのです。

しかしそれらはこれからの新しい時代においてはやはり正常な感受システムに戻す必要があります。今日はそのエネルギーを感じた場合に、それを正確に肉体に伝えられるようにし、さらにそれが適確な反応を起こさせる、それに至るまでのそれぞれの破損した回路を修復することを目的としていくつかのトレーニングを行ないます。

まず、皆さん方は今まで、いろんな否定的な言葉を耳にしながら、まったくそれを悪いこととは思っていないことがたくさんありました。それが実際にはどれだけ自分を痛めつけており、周りの人を痛めつけているのかをまったく想像すらもしたこともないでしょう。でもそれは確実に体を破壊させているのです。今、その中で特に強い影響を与えている、ある種の防衛反応が非常に崩れている状態を修復することを行ないますので、まずは皆さん方は自分の楽な姿勢をとって、そのまま静かに待っていてください。

それぞれの右手を上に向けて、高く挙げてください。そこからエネルギーが入ってくるのを感じ、そのエネルギーが自分の感情のチャクラ、ちょうどおなかのところ、お臍のチョット下に流れてくるように、自分で誘導していってください。

皆さん方の右手はもう降ろして構いません。自分の感情のチャクラに意識を持っていって、それがすべて肯定的な光に変わっているようにイメージし、それも強くイメージし、すべて否定的な光はもう入っていないという風にしっかりと条件づけて下さい。すべて肯定的な光だけで造られていると。

感情のチャクラはその人のいろいろのエネルギーによってどんどん変わっていきます。悲しいときにはとても小さくなり、エネルギーが入りにくくなってしまいます。怒っているときはとてつもない否定的なエネルギーをどんどんと外に追い出していきます。憎しみは、生命をまったく考えもしないような否定的なエネルギーが湧き出てきて、自分をも呪ってしまうような状況になってしまいます。感情のチャクラはあなた方の感情によってどのようにでも変化していきます。

その感情のチャクラは、もう今までのように振り回される、そういう時代ではなくなってきています。自分でコントロールできる、それがこれから必要になってきます。相手のことがなぜか憎いと思ったとき、それは自分の心の中にどうしても相手に対して許せないエネルギーが残っている。自分よりも目立っているとか、優れているとか、楽をしているとか、いつも自分を否定しているとか。その自分の心をまずはよく分析する、これがとても大切です。

今までは自分の心を見なさいと言っても、ほとんどの人は見ることができなかった。常に自分が正しいと思っていた。でも、そうではない。そういう人のために感情というものがある。憎いという感情が沸き起こっているということは心にその波動があるということ。自分の心を感情を通して見ることができる。しかし、自分の心を感情を通さずに、すぐ見ることもできる。そしてそれがもういつでも見ることができるようになればもはや感情というものはそれほど必要はなくなってくる。自分を見る、それのためにいろいろ造られているというのを理解しておくように。人を呪うためではない。

これらの感情のシステムは新しい時代においてはまた別の働きをする。それは人々との関係において、いろいろの面白い働きをこれから為すようになる。あなた方の中でも、もしこのまま新しい時代で生活できるようになれば、その感情というものの変化にとても面白いものを見つけるであろう。そのためには感情に流されることはもう終わりにしておいて欲しい。

これはエネルギーについても同じことがいえる。これから少しずつエネルギーの感受性が高くなってくる。自分に不快なエネルギーを持った、そういう人間に出会うと、ほとんどの人はその人間すべてを否定する。それは感情とまったく同じ間違いを繰り返すことになる。そういう考え方はもう終わりにするように。チョット相手が自分と違うからといって、相手を全面的に否定する時代はとっくに過ぎている。

エネルギーについては感情とまったく違う役割がある。感情は自分の心を見るのにとても良い働きをする。しかしエネルギーはそれとはまったく関係しない。自分で創ることができるし、ほかからは自分にないモノをも取り入れることができる。これは感情や心とは全く別の仕組みとなってあなた方に与えられる。このエネルギーに対しての、いろいろの制御する能力、これはいずれ少しずつ皆にも明確に発揮されていくだろう。

これから今の感情とエネルギーの、この両方について少しいろいろとやってみるので、それぞれそのままリラックスしておいて欲しい。

今、あなた方の心の中に、一番支配的になっている感情、それを強く表してあなた方に見せるので、それぞれ意識を持っていって自分の心をよく眺めて、自分の心がどういう状況にあるのかを分析するように。

この心の波動をどのようにして光に変えていくか。まずはあなた方の魂から今、素晴らしいエネルギーが流されてくる。ハートチャクラによく意識を持っていって、魂から流されてくるエネルギーを感じるように。このエネルギーでさきほどの心の中の大きな波動を包み込んで、それがどう変わっていくのかをよく感じて欲しい。

次は、それぞれの両手から白い光が今、流されるので、それをそのままさきほどの心の中のところに持っていって、包み込んで欲しい。そしてそれぞれの眉間から金色の光が入ってきて、先ほどの心の中に流れていくのを感じて欲しい。

まずは今起こったことをそれぞれでよく思い出して、少し話をして欲しい。その後で説明をするが、まずはそれぞれ自分の感じたことを口に出して欲しい。それではいったん、ここで休みをとる。


A感情のチャクラが損傷する理由(アシュタールコマンド)

私はアシュタールコマンド。先ほどの説明をこれから行ないます。まず、多くの人々がこの日常の現象面において、ほとんど当たり前と思っていることが実際にはまったく違うということがたくさんある、ということを理解しておいてください。その中で、特にあなた方にとっては何とも思わないことが実際には多くの光の存在から極めて不快なエネルギーとして移っているものが実はたくさんあるのです。あなた方はそれを知らずにそれらを取り入れ、あるいはほかの人に与えています。

先ほどの言葉のエネルギーもそうですが、日常のいろいろの状況においてやたらと否定的な言葉を使う人、物事をすべて否定的に考えてしまう人、すぐに自分がダメだと意識をもっていってしまう、何々しないとダメだという風にすぐにできないことを考えてしまう、こういったことはすべてマイナスのエネルギーであり、自分を光から遠ざけることしか働きを為していない。私たちは今のような言葉でさえも絶対に口に出すことはしない。

自分を傷つけたり、自分の価値をなくすということは明らかに自分が光から逃げていることを意味している。否定的なモノをすべて自分の体から取り除くにはどうしたらよいのか。確かにそれを意識的に行なうのは第一で、当たり前のことだ。しかし意識でいくら頑張っても周りから自動的に否定的なものが入ってくることがある。それは体自身が否定的なものを受け入れやすい体になっているから。体の構造そのものを変えていく必要がある。その体の中で一番大切なエネルギーの取り入れ口がチャクラ、そう呼ばれている。

感情のチャクラが人間関係において極めて大きなエネルギーを入れたり出したりしている。ここがマイナスのエネルギーを何度でも入れ込んでいる。それを光のエネルギーしか入ってこないようにコントロールすることができる。しかしそれは自動的にできるのではなく、ある程度、訓練を必要としている。まずは自分の感情の中で否定的となっている原因は何であるのかを見る必要がある。

多くの場合は劣等感とか、優越感、これがお互いの中で行ったり来たりして感情が動いている。馬鹿にされたから見返してやりたいとか、いつも下に見られているから上になって見下ろしてやりたいとか、命令されているから命令したいとか、この中でいろいろと動いている。自分のそういう心の動きをよく分析し、本当にそれが自分の成長のためになっているかどうかをよく考えてみることだ。人を下にして命令することが自分の成長に繋がるかどうか。

自分の成長というのは少しでもほかの人を愛することができるようになることだ。少しでもほかの人を好きになる。そこへ意識をもっていくと、見下ろすことが必要なのかどうか。必要でないと思ったことはそれははっきりと心の中から追い出す必要がある。どのようにして追い出すか。これは簡単ではない。しかし最低限、もう必要でないものは取ってくれるときがある。

先ほど、まずはじめに魂からのエネルギー、これは魂から見てあなた方の心の中のカルマの中で、もう必要でないものを取り除いてもらった。人によって違う。たくさん取り除いてもらった人がいれば、少しだけの人がいるかもしれない。それは魂の判断だ。魂から見て、もうあなたにはこのエネルギーは必要ない、といってそれを取り除いてもらったのが魂からのエネルギー。

そして両手から白く入れてもらったのは、それに対しての天使からの祝福のエネルギー。もう昔のカルマに縛られことはないんだよ、もうそんなのに気にしないで、しっかりと自分の心を綺麗にしてこれから新しい楽しい人生を歩んでください、このエネルギーが両手から入ってきたエネルギー。

そして最後に、神のエネルギー。これは特別な者にしか与えられないエネルギーだ。神から祝福を受けたという意味を持っている。あなた方は神から直接、祝福を受けたというのをしっかりと覚えておくように。これはあなた方の心の中にしっかりと神が宿っているという意味だ。神はすべての光だ。正しさもあり、美しさもあり、優しさもあり、厳しさもある。そして愛を創り出すことができ、そのエネルギーが皆の体の中に入れられた。

それぞれがこれからどう変わっていくかはそれはそれぞれに任せるが、少なくとも自分の感情というものをよく分析し、それを少しでも心との兼ね合いの中で成長のために使っていくということ。成長するということは人を愛するということをどんどんと行なうということ。しっかりと光が分かるようになるということ。光の方向だけに進むようになっていくということ。これが成長するということ。

そのために感情というものをよく分析しながら、自分の心をよく見つめ、そしてお互いの人間関係をうまく持っていくように。それを願っている。今日はこの感情について、そしてエネルギーで癒すということについていろいろとやってみた。最後に皆にお土産を置いていこう。まずは、天使からいっぱいお土産が届けられているので、皆、感じて欲しい。最後に、もう一人の存在から話があって、最後にしよう。


B感情パターンの発見と克服を(ジーザス・サナンダ)

皆さん、今晩は。私はジーザス・サナンダ。先ほどの話の中で少し説明をしておきたいと思う。感情というものがいろいろの人間関係において、複雑でもあり、また微妙な感じを造り出している。この感情というものはとても素晴らしいメカニズムで機能している。ある感情が沸き起こったというときには、その感情の素(もと)というものがはじめから用意されている。それは以前に造られたものだ。

あの人が憎いと思ったときには、まず憎いという感情がはじめから残っていた。誰かを憎んだことがある。それが残っている。そしてある時点を契機にしてまたそれが振り起こされてきた。そして憎いという感情が起こってくる。一番はじめに造り出したその素。これがそもそもの原因となっている。ほとんどの場合、生まれてくるときにいくつかそれが設定されている。

一人ひとり、あなたはこれに対してはこう反応する、あなたはこう反応する。そういうものが決められている。これはカルマとは別の種類のエネルギー。感情だけで起こっている一つの仕組みになっている。だからカルマとは関係なしに、特定の人だけが憎いとか、厭と思うときがある。それはその人に問題があるのではなく、感情が沸き起こる原因をたまたまその人が持っているに過ぎない。

場合によってはほかの人の場合でもありえることがある。似たような人、全部憎い。大きい人全部嫌いとか、あそこの学校の人全部、嫌いとか、実際にはそういう全体的な感じで沸き起こってくる。だからカルマとは直接関係してこない。

この感情の根本的なものをどうして造ったか。これはとても大切な意味がある。その人が感情というものを克服して、それを自分でコントロールするための材料として魂がわざと入れた。つまりそれを必ず克服して手放すこと、それを望んでいる。その感情の中に巻き込まれるということを全然望んではいない。憎い、何かしらないが、この種の人間はいつも憎い、と思ったとき、その憎さの中に入ってはいけない。

どうして憎いと思うのだろう。どうしてそういう人たちが憎いのだろう。ちゃんと分析して欲しい。そこの意味はまた感情とは別にあなた方に何かを教えようとしている事実がある。これも人によって違う。少なくとも、あなたが学ぶべき課題が入っている。人によっては人種差別かもしれない。あるいは優越感、劣等感かもしれない。生意気な態度、それに対してのひとつの戒めかもしれない。

何かを教えようとしている。それをしっかりと自分で分析する必要がある。これを分析できない限りは、それを取り除くことはできない。いわゆる許可が下りないわけだ。それをしっかりと自分で分析し、そうか、こういうことを魂は私にを教えようとしているのか、それが理解できたときにそのエネルギーを確実に手放すことが許される。したがって皆も感情の中でも、特に何度も何度も繰り返し起こってくるいつものパターン、小さい頃から持っているパターン、その感情パターンというものを見い出し、それの言おうとしていることは何なのか、それをしっかりと見つけて欲しい。そして手放していって欲しい。

それは自分の心を自由にする。そして制限がなくなる。多くの人を愛せるようになってくる。そのためにも、まずは自分の感情パターンというものを見つけて、そこからそのメッセージを理解して欲しい。

私はそれだけを今日述べて終わりにしたいと思う。それでは今日もご苦労さまでした。


(c)1997 CentralSun
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