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1996/10/31■木曜瞑想会から

子供を育てる場合の注意点

@創造主と神々と金と銀(女神)

今晩は。私は女神です。皆さん方に挨拶をしたくてやってきました。先ほどの話の中で、金色の鍵と銀色の鍵を話された方がいらっしゃいました。それについて話をしようと思います。

私たちは神々としてあなた方からいわれています。私たちは確かにそういう存在であります。でも、詳しくいうと、神々といってもいろんな種類の神々がいます。あなた方が一番、連想するのはこの宇宙を創った創造主、まずはこれを神と思うのがよろしいでしょう。でも、私たちは違う認識で神というのを抱いております。

一番はじめにこの宇宙を創ったときに存在していた根本の存在は創造主として私たちは認識しております。そして創造主が自分の働きを為すために必要な、自分の分身のようなものをいくつか創っていきました。これを神と、創造主は名付けております。したがって神というのは創造主によって創られたものであり、また常に創造主とともに活動している存在でもあります。私たちはそういう意味で、常に創造主と一緒に行動をともにしております。

ただ、それぞれの神々はすべて違う波動を持っており、自分の特徴を現せるようになっております。一般に、あなた方の言葉でいえば、男性的な神と女性的な神に分かれます。男性的な神、例えばサナトクマラ、ミカエル、シモリス、ほかにもいくつかあります。女性的な神、ロラディス、アダミス、あとは名前がありませんが、そういう存在がいます。これらの存在はそれぞれ独自の波動と色を持っております。

ミカエルはとても素晴らしい金色の輝きで常に存在しております。それに対して、私は常に紫色で輝いております。神そのものは言葉では表現できない、とても素晴らしい輝きを持っています。本当に、太陽のように輝いております。シモリスが銀色の波動を持っております。一般に銀色の波動を持つ存在は、常に人々との間でそれらの関係をなごやかにし、うまくもっていくための働きを備えております。金色の波動は常に光を目指し、まっすぐに進んでいく働きを意味しています。

これらの波動の違いというのは創造主自身の現れから行なわれており、基本的にはすべてを合わせたものが創造主となります。しかし、それぞれは明らかに自分の働きを持っております。その働きを示すために、色と音や名前で出てくることがあります。いつの日か、あなた方にもっと詳しい情報が与えられるようになるでしょう。

さて、先ほどの鍵ですが、鍵はドアを開ける大切なものです。今まで、金色の波動に繋がっていなかった場合に、鍵をもらい、自分でそれを使ってドアを開けることにより金色の波動と自分が繋がることができるようになります。あなたの場合はこれまでよりもより強くミカエルの波動を心の中に取り込み、確実に光の方向に進んでいくことが行なえるようになったと理解しておいてください。

そして銀色の鍵はあなにとってはもう、必要なくなってきております。いずれはそれらを完全にマスターしてしまい、あらためてそれをもらわなくても自分で十分に能力が備わっているということに気がついてくるでしょう。でも、それは不要という意味ではありません。あなた自身がもう備えているという意味なので、自分で使うということをよく覚えておいてください。


私は今、いろんな意味を込めてここにやってきました。まず、女神という存在をもう一度理解していただこうと思っております。私は創造主から創られたエネルギーによって働いております。でも、ほかの神々と一緒に行動をとっております。常に、神々たちは一緒に活動しているのです。どこへ行こうとも、お互いに協力し合っております。

私は現れとして常に秩序を保ち、ある程度の整列された順番的なものや仕組みの中で、うまくいけるように調整をとったり、不都合なことが起こらないようにうまくまとめていくという働きを主に持っております。それによって急におかしな事が起こって混乱を招いたり、不都合なことによって乱れたりするのを事前に防ぐように働いております。これらの働きはどの世界においても必要であり、私はいろんな世界で現れて活動しております。

今までは人間的な女性として紹介されてきました。でも、本当はそういう存在ではありません。もっと根本の存在であり、必ずしも女性的なイメージではありません。ただ、常に秩序や調和を保ち、うまくまとめあげていくような働きを持っております。

したがって女神という名前が適切かどうかは難しいものがあります。でも、あなた方の人間的なイメージを使えば女性的な神として現れる、ということは否定できないでしょう。これからもいろいろな形であなた方のところに現れてくるかもしれません。その時には必ずしも女性の神ではないかもしれません。でも、そういう場合があったとしても、基本的には私の波動から現れ出たものであり、同じ女神の波動の集まりであるというのを理解しておいてください。

私はいつでも皆さん方とお話をすることができます。そして私もいずれはすべての人間の心の中に直接、現れ出て、人間と一緒に地上で活動できるのを望んでおります。そういう意味で私の波動も確実に皆さん方に定着させていただきたいと思っております。今、私の波動を強く流しますので、確実にこの波動を覚えていただきたいと思っております。

それでは、私はここまでにしてラファエルと交代いたします。ありがとうございました。


A子供の育て方について(ラファエル)

−新しい時代に向けて、子供を育てる場合の注意点などを聞きたいのですが

今晩は。今日は先に女神に出ていただきました。中々、神の世界というのは言葉では表現しにくいものがあります。頭で無理矢理、理解しようと思うとまた混乱しがちです。あまり細かいことは考えずに、雰囲気や直感などを大切にして、その感じをそのまま受け取っておいてください。

さて、先ほど、子供あるいはこれからの子供に対してのいろんな質問がありました。母親からみたら、子供をどう育てて、新しい時代に向かわせるにはどうしたらよいか、それがどうしても関心の中心になってくるでしょう。子供は確かに自分で中々、判断力を身につけることができず、周りからのアドバイスや試行錯誤によって判断力を身につけていきます。

今の地球上においては、そもそも何が正しいかを的確に教えられる大人があまりいないために、結果的に子供自身が親からあまり学べるものがあまりないという状況になっております。本来、親の方が何が光で何が光でないかを明確に理解でき、それを子供に教える、というのが理想なのですが、今は親自身がそこまで進んでいないために、子供に対して的確なアドバイスを与えることができない状況になっております。

そういう状況において、親は子供にどのように接したらよいのか。実は子供の魂の方ではもうすでにある程度理解しており、親からこまごまとしたことまで教えてもらうということはあまり期待しておりません。ただ、魂が親に期待している一番大きなものは、その子供が愛を身につけるのにどのような経験が必要であるのか。それを理解し、その経験を確実に積ませて欲しいと、望んでおります。

親子に限らず、友人あるいは別の人との関係において、愛を身につけるのにはどのような経験が必要なのか。そしてそれを親からいろいろとつくっていただき、子供が経験を重ねていく。魂が一番望んでいるのはそのことです。今の世の中で、人間関係をうまく保ち、愛に満ち溢れた行動をとるというのは極めて難しいものがあります。しかし、親自身がはじめから難しいと決めつけ、ただ相手を責めたり、文句ばかりを言うという状況が時々、見受けられます。

こういう環境で育った子供は自動的に人間不信になってしまいます。人間に対して心から好きになり、抵抗を無くしていく。これをまず、子供に与えておく必要があります。一切の不信感などは子供に与えないようにしておく。子供は子供で自分たちのやりたいことがたくさんあり、親といえども介入できないことがたくさんあります。したがってある程度は子供に任せてしまい、あまり介入しないというのが基本的なやり方でしょう。

いずれ、これからの時代は子供でもかなり自分で率先して行動していき、自分で明確に光の方向に判断して進んでいくというのが中心になってきます。したがって今の親よりは確実に選択が光に向かっていくのが増えていきます。でも、それと同時に光以外を選ぶ子供もやはり現れ続けます。その判断力は子供だけでは中々付かないものです。親でさえも分からないことがたくさん、あります。

そこで子供はどのようにして光と光でないものを見極められる能力を身につけていくか。子供自身がまだその能力を身につけていないとき、子供は影響をかなり強く受け、大人と同じような行動をとるでしょう。親が子供にいろいろと教えていた善悪の基準などがそのまま子供に適応されてしまうことが良くあります。したがって親としては、自分が明確に光と光でないものの区別がついていないうちは子供にあまりアレコレ介入することはしないということを覚えておく必要があります。

自分が確実に光と光でないものの区別が付いたときに、初めて子供にアドバイスができるようになると思ってよいでしょう。その時期が来るまでは、まずは親が自分の方から判断力を確立させる練習をする必要があります。子供の魂はそれを了解しており、それができないうちは親がいくら子供に干渉しようとも、その魂は親の言うことを聞くことはないでしょう。

このような状況から、子供はいろんな意味で親とは別に行動するケースが増えてきます。親が子供にいくら命令しても、子供は親に従わないケースが増えてきます。子供は子供の価値観で自分で生きる、親は親で自分の価値観で活動する。これが必要となってきているからです。

自分たちの行動の中で、子供がどのようにして真理を身につけ、学んでいくか。子供は子供の価値観で成長していきますが、やはり確実に本来の教えに近いと思うものには反応を示すことが多いものです。子供が興味を持ったり、何か急に関心を持ち始めた場合、そこには大きな理由があるというのを理解しておいてください。子供が何かをやろうとしたときには、率先してそれをさせるようにしておきましょう。はじめから摘み取ってしまったり、否定すると、せっかくの子供の学びの場がなくなってしまいます。

あなた方が日常の中で子供をどのように思っているか。以前は自分の道具のように子供を思っていた人がたくさんおりました。でも、自分の思う通りにいかないということが明らかになってきており、いちいち子供を自分の思い通りにさせようとは思わないようになっていくでしょう。子供は子供で自分の人生を造っていく。これからの子供はそういったことに理解を示して生まれてくる人間がたくさんいます。

したがってこれまでの人間から比べると、とてもいろんな仕組みを理解しており、素直に行動できる人が多いのに、すぐに目がつきます。でも、3次元的な執着にとらわれている子供も確かに存在しております。これはこれでいろんな意味があり、またそれぞれの経験のために必要な経験でもあります。

したがってほかの人やほかの子供に対していろいろ言うのではなく、まずは自分たちの方からしっかりと光を理解し、それを自分はただ実践していく。子供から依頼があればそれを積極的に聞いてあげ、協力してあげる。こういうやり方が大切になってきます。


Bクァンインと観音様のエネルギーの違い(クァンイン)

私の方からも少し話をします。私はあなた方の言葉でクァンインと呼ばれていたエネルギーです。でも、まずそこのところから話をします。日本では観音様という表現があちこちでとられており、そして拝む対象とされて人間からいろいろと扱われております。でも、私はそういう観音様とはまるで違うエネルギーです。今、ここにやってきているのはいわゆるマスターのエネルギーをまとってやってきています。

一般にクァンインと呼ばれているエネルギーはこのエネルギーを示しております。これは観音様のエネルギーではなく、人々を確実に目覚めさせ、真理に持っていくためのマスターのエネルギーを根本に持っております。ただ、私自身のこれまでの進化の流れから、ただ単に目覚めさせ、気づかせるのではなく、生命をこよなく愛し、生命のためにいろいろの慈悲を投げかけ、そして光の方向へと指導していくという働きが中心となっております。

私は基本的にこのエネルギーで活動しておりますが、これとは別に日本の場の中で観音様と呼ばれているエネルギーがあります。観音様と呼ばれているエネルギーは私よりはもっと慈悲的なイメージが強く、また日本人の心に響きやすい波動を持っております。そしてとても女性的なエネルギーであり、また穏やかで人々の心に直接、染み通るエネルギーを持っております。

私の場合は必ずしも人間の心に響くというのではなく、もっと永遠の真理のためにその人の方向性に向けてエネルギーを与えていきます。したがってかなり違うように感じる場合もあるでしょう。

今、私のエネルギーと観音様と呼ばれているエネルギーを続けて流してみますので、その違いをよく感じてみてください。まず、クァンインのエネルギーを流してみます。

それではこのエネルギーを一度切ってください。続いて観音様と呼ばれているエネルギーを流します。

少しは違いが分かったでしょうか。日本の方々はいつもこれを混同しておりますが、エネルギー的に違いがかなり明確にありますので、できればこれらは確実に別のものとして認識していただきたいと思います。

それでは、もし質問があればお受けしますが、どうでしょうか。

−観音様の働きというのはどういうのでしょうか

日本人に現れてくる観音様というのは、日本人の心を慈しみ、それぞれの心が少しでも光り輝き、人々がお互いに愛を分かち合って繋がっていく。人間同士が慈しみ合って、繋がっていくような深い感覚が分かってくる。相手の気持ちが分かってくる。相手の気持ちを理解してあげて、自分が何とかして、それを助けてあげたいとか、相手のために協力してあげたい。こういうように、人間自身の心にかなり密着しているのが観音様の働きといえます。観音様が人間の心に直接、訴えて、もっと慈悲や相手の心のことを考えるように導いていきます。そして人間関係が良くなるように、いろんな智慧も与えてくれるでしょう。

それに対して、私、クァンインの方はもっと方向性を宇宙の光の方に向けております。人間同士というよりは、あなた方が確実に宇宙の方に目を向けて進化していけるように、そのためにいろんな心の悩みや歪み、乱れを直して自分で成長していける。そして多くの生命がお互いに同じように関連し合いながら、成長していけるように、広い観点で生命すべてを見ることができる。このような働きとなって現れてきます。

よろしいでしょうか。これでよろしいでしょうか。ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。

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