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1996/12/13■金曜勉強会から

新しい時代へ向けての意識の持ち方

@3次元的な認識法を会得しないと宇宙人と出会えない

今晩は。今まで皆さん方はこの場で何カ月間もの間、宇宙のいろんな存在と学んできました。それぞれ、皆さん方の知識をかなり変えることになり、新しい真理を身に付け、自分を理解することにもなってきました。宇宙が何であるか、自分が何であるのか、神とは何であるか。少なくとも数カ月前よりは遥かに成長なされていることと思われます。

そしてそれぞれが自分なりに自分はこうであり、神はこうであり、宇宙はこうであるという考えを身に付けてきました。およそ去年までは全く想像もつかなかった世界がそこにあるものと思われます。おそらくどの本にも書いていない素晴らしい真理がたくさんあなた方に与えられてきました。

こうやってせっかくあなた方が造り上げた宇宙観ですが、実はこれをすべてリセットする時期になってきました。もうすべてがやり直しなのです。でも今まで皆さんが学んできた知識や情報はとても必要です。今までの知識があるからこそ、これからの話が理解できるのです。今までこういった知識を全く身に付けていなかった人は、これから話す話が全く理解できないでしょう。

エネルギーが分かり、自分が分かり、クリエイターというものが分かった者しかこれからの話は理解できません。あなた方はもう十分にこれを理解できるようになってきております。その意味で今日からまた新たな展開が始まるというのを理解しておいてください。

あなた方がこれまで創造主として呼んでいた存在。人によっては力強く感じ、すべてが宇宙であり、すべての生命を根本から創り出しているものとして認識されてきました。でもそれは創造主のほんの僅かな部分にしか過ぎません。真の創造主はそういうものではありません。ただあなた方は言葉で解釈し、エネルギーで感ずることしかできないために、今までそういう表現をとってきました。

創造主が現れる時、皆さん方にこう言っていました。私はすべてを創り出した大元であると。すべてというのはあなた方の造っている宇宙を意味しているのではありません。あなた方の認識している宇宙は人間が造った宇宙であり、創造主の創った宇宙とは全く違います。創造主の創った宇宙は人間の造った宇宙とは全く桁外れに違うものです。そして創造主はその真実の宇宙を創ったものであり、またその大元なのです。

大元というのは何でしょう。あなた方は目に見え、耳に聞こえるものを感じ、それを現実と思って体験しています。でも今まであなた方に何度か伝えられたように、目に見えている、ように見える。耳で聞こえる、ように聞いている。痛い、ように感じている。というように思っている。あなた方が体験している現実は、実際にはそう思わされているだけなのです。

実際には、皆さん方の真実の意識は全然別の宇宙空間に存在しています。それぞれが別の宇宙空間に存在しています。その中で、それぞれの意識が波動を下ろして下ろして下ろして下ろして、一番下まで下ろしてき世界。それを皆さん方は3次元と呼んでいます。それぞれが一番下まで下ろしてきた波動の荒い世界。これが、お互いにあたかも一つであるかのような仕組みを造り、そこで皆さん方が体験している、ような状況を造り出しています。

皆さん方の本質はそれぞれ別個の宇宙空間に存在しています。この場合の宇宙空間というのは3次元の宇宙空間ではありません。神と同じような領域にいる宇宙意識のことを言っております。

さて、ここまでついてこれる人は何人いたでしょうか。皆さん方は、今の話を3次元的に解釈しようとして頭の中をひねくり回しています。でもそれでは分かりません。3次元の世界ではないからです。でも3次元でないと皆さん方は解釈できません。実は今日はそこがテーマなのです。

皆さん方は考える時に3次元的に解釈します。人から聞いた話を文字で置き換えたり、あるいは言おうとしていることを図式で表して、どちらとどちらかが違うとか、違うもの、同じもの、似ているものという分類をしていきます。すべて2次元的あるいは言葉として解釈し、比較し、判断していきます。あなた方はそういう思考の形態をとっております。ここまで良いでしょうか。皆さん賢くなってきましたね。

つまりほとんどの人は、物事を考えたり比較したりする時は意外と2次元あるいは1次元的な感覚でそれらを分類したり比較したりしていくのです。物事を言葉あるいは図形のように大きい小さいとか、似ているとか違うとかいう風に分析していきます。そうしないと、3次元のものが解釈できないような思考になっております。したがって3次元の現象を解釈する場合でも、理解するためにはわざわざ2次元的に下ろして解釈をします。

実際にはダイナミックな時間の流れが伴うような動きであっても、それをわざわざ時間を止めて出発点において比較したり、途中のある時点で比較したり、終わった結果を見て比較をしたりします。一連の流れを、一連の流れ同士で比較したり評価するのがとても難しくなっております。

もし皆さん方が3次元の現象を3次元そのままで認識し、解釈することができるようになった場合、どのようなことが起こるでしょう。ある人が何かを行動する、という一つの現象を見た場合でも、まずどういう動機で、何のためにどうしてそうなったかということがまず初めに一瞬にして分かり、途中のそれぞれの動作一つひとつにその意味とか理由がすべて分かり、途中でまた何か動作を変更した場合でも、どうして変更したのかということが一瞬にして分かり、結果として何が行なわれ、どうなったかといったことが一瞬にして分かる。これが、すべてを瞬時にして分かるということが3次元的な理解と私たちは認識しております。

皆さん方の場合は、そういう風に理解する状況にはまだなっておりません。常に2次元的あるいは1次元的に考えます。したがって人間が何か行動を起こした場合でも、単純に良いか悪いか、正しいか正しくないか、好きか嫌いか、これだけの基準で評価し、相手を攻めたり非難したりします。

私たちはそういう価値観を持っていません。もっと高い次元でいろいろ評価をしています。何かの行動を為す場合でも、一つひとつの行動の動機や理由、原因、まわりの環境、その時の時空の流れ、他の人から発したエネルギーがその人にどう影響を与え、また周りのエネルギー場との関係で本人がどうなっているか、それらをすべて瞬時にして理解することができます。

したがって、皆さん方がよくこれは良いことですかとか、あの人は悪いですかとか聞きますが、私たちはそういう単純な表現はあまり好んではいません。それよりも、周りのエネルギーと周りからやって来たエネルギー、自分の出したエネルギー、それらによってその人の行為がどう選択され、それがどう影響を与えているか。常にそういう観点で人間の行動を見ています。

そして多くの宇宙の人間。あなた方が宇宙人と呼んでいる存在。彼等もかなりこれに近い認識で皆さん方を見ています。皆さん方の一瞬一瞬の行動が、実はすべて動機や原因、他から流れてきたエネルギー、その時の時空におけるエネルギーの状況、すべてを理解した上で皆さん方の一瞬一瞬の行動を分析しています。したがって、ただ単に良い悪いという価値観で地球人を見ているのではありません。いろんな流れから総合的に判断を下しております。皆さん方がそういう宇宙人と対等に話ができるためには、皆さん方自身もそういう価値観、そういう認識の仕方を身につける必要があるのです。

したがって、いつまで経っても2次元的あるいは1次元的に、単純に良い悪いで切り捨てたり、あるいは好き嫌いで決めてしまうような思考形態しかできない人、こういう人はいつまで経っても宇宙人と直接のコミュニケーションをとることはできないのです。皆さん方が本当に宇宙人と接したいのであれば、皆さん方自身の認識の形態をそれに合わせる必要があるのです。そして多くの宇宙人は、地球人が早くそういう状況になるのを願っているのです。

皆さん方はよく、宇宙人がたくさん周りに来ているのに目の前に現れないとか、姿を見せてくれない、まだ宇宙船が目の前に出てきてくれない、という表現をとります。でもそれは、姿を見せてくれないというのではなく、皆さん方の認識レベルがまだ宇宙人の認識レベルに合っていないために、一緒に会うことが許されていないということなのです。

宇宙の法則に、皆さん方が宇宙人のレベルになるまで宇宙人は姿を見せてはいけない、というのがあるのです。そうしないと、宇宙人はあなた方をコントロールしたり、意のままにやってしまうことでしょう。また、皆さん方もすべてを宇宙人の言うことに任せてしまい、自分で判断することを止めてしまう人が出てきます。そうではなく、皆さん方は自分で成長し、自分で選択していくことがどうしても必要なのです。そしてそこに成長の意味があります。そのために、認識レベルがかなりずれている時にはなかなか会うことができないようになっています。

でも、今、地球人は宇宙人と一緒になって地球を変え、宇宙を変えていく重要な時期に入ってきています。したがって、皆さん方が宇宙人と早く同じ認識レベルに達するのを多くの宇宙の仲間たちが望んでいるのです。

したがって、多くの宇宙の仲間たちは、早く地球人の認識レベルが宇宙の仲間と同じレベルになり、単純に良い悪いとか、どうしたら良いとか、好き嫌いで評価するのではなく、いろいんな状況において、それまでのいろんな流れからして、今はこういう選択をしているとか、今の時空の流れから自分の時空の流れと考えた場合に自分はこういう流れの方向を選ぶだろうとか、そういう認識レベルに早く向かっていくのを望んでいるのです。

そして、皆さん方が少しでもそういう認識レベルに近づいてきた時に、多くの宇宙の仲間たちが一生懸命協力をして皆さん方と一緒に新しい地球を造る道へ進んで行くことでしょう。皆さん方がそういう意味で宇宙の考え方となるべく合うような方向で認識レベルを変えていただくのを私たちは望んでいるのです。

これから少し、宇宙の考え方というものを、身につけるような練習をしてみたいと思います。皆さん方は、自分というものを認識する場合、ほかの人と比較することによって自分を見つけていきます。あの人に比べて私はこうだ、この人はこうだけども私はこうだ。ほかの人がかなり自分と違っている場合に、むしろ自分が違っている、という風に認識を持つこともあります。

少なくとも、ほかの人がすべて同じことをやっていて自分だけが違っている場合に、どうしても自分がおかしい、という風に思うでしょう。このようにして、自分というものの認識を少しずつ身につけていきます。皆さん方はそうやって今まで自分というものを知って、それを知識として蓄えてきました。

多くの宇宙の仲間はすべにその状況は終えており、新たな展開で自分というものを認識しています。ほかと比較するのでなく、あくまでも自分自身につながっている大いなる自分の存在をよく理解しており、自分の本当の内面に意識を向け、そしてそこをどんどんと理解することによって自分というものを理解していきます。

なぜならば、自分の内面の本質のところにすべてが入っており、そこに創造主の持てる能力やこの宇宙のすべての情報が入っているということが自分で分かってきます。したがって、自分をどんどんと追及するということが宇宙を追及することになり、また神に近づくことでもあります。そういう意識の中で自分というものを常に追い求め、それを知るためにいろんな経験を積み重ねていきます。

皆さん方はまだまだ自分の心を自分で見るということができず、ほかの人と単純に比較することによって自分というものを知ろうとしております。もう皆さん方は比較することにはほとんど意味がない、ということが分かってきています。比較したところで、それは自分を知ることにはつながりません。単純に、相対的に相手に比べて自分がどういう価値観を持っているか、その目安にしか過ぎず、自分の真実を理解する方向には進んでいきません。

自分を知るためには自分を見つめることしかありません。ですから、他人と比較するのではなく、他人が自分の鏡であるという観点から、他人をよく分析し、それを自分のものとしていくというやり方は問題ありません。自分を知るために他人を鏡として見る。それはとても良い方法です。いつかの時点でそれがまた少しずつ変わってきて、単純な鏡ではないということが理解される時期がやってくるでしょう。でも今の皆さん方のレベルでは、すべてが完璧に他人を通して自分の心が現れている、といったことを理解するのはとても良いことです。

自分の本当が何であり、何をやろうとしているのか。自分自身の本質に気がつき、そこに意識を向けた場合に、そこからいろんな情報が流されてきます。自分が今、何をやろうとしているのか。この地球に対してどのような奉仕ができるのか。そういったような情報がたくさん流れてきます。自分が何者であり、何をなすべきか。皆さん方にとってとても大切なテーマです。そしてそれは自分にしか答が分からず、自分の心を深く追及することによって、初めて答えが得られます。

多くの宇宙の仲間たちはすでにその領域を終えており、ある程度、自分の方向性は理解しております。したがって、必ずしも、一瞬一瞬、がんじがらめにそのやるべきことに染まっているのではなく、もっと自由度があります。大まかな流れで、自分のやりたいことや奉仕できることを理解していながら、一瞬一瞬の選択はもっと楽しみを持ってやっております。

この広大なる宇宙の中で、無限とも思われる宇宙の中で、自分の奉仕できるやり方が分かってくると、一瞬一瞬の時間をなるべく楽しく過ごし、そして多くの存在たちと喜びを分かち合いながら経験を積んでいく。そういったことが自然なこととなってきます。そして、いろんな存在たちとお互いに交流し合うことをもっともっと楽しむようになってくるでしょう。

皆さん方がなかなかそう意識を持つことができず、とにかく自分の役割を聞こう、自分の方向性を聞こうとして必死になっております。それは、何か、自分の喜びがまだ見い出せていないために、とにかくは方向性を確認し、それによって安心感を得、安心を喜びと勘違いしている状況から行なわれております。

皆さん方はまだ真の喜びを体験しておりません。皆さん方は、今までかなりごまかされて生きてきました。喜びというものの価値観がまだ分かっていないのです。お金をたくさん持っていること。では貨幣制度のない社会での喜びとは何でしょうか。人からいっぱい愛されること。では自分一人でいろいろ創り出している神は何をもって喜びとするのでしょう。皆さん方はまだ喜びという価値観を理解していないのです。お金があること、人から愛されることを喜びとしている人は、まだ真の喜びを理解していません。

宇宙の仲間たちは真の喜びを理解し、その喜びをさらにほかの人に分け与えようとしていろんな活動をしております。皆さん方が早くその意識レベルに到達するのを私たちは望んでいるのです。自分にとって喜びとは何であるのか、自分にとって成長させる材料というのは何であるのか。それらをよく考えていただきたいと思います。

そういったことの練習をすることにより、意識を拡大させ、新しい宇宙へと自分を広げていき、そして宇宙の仲間との交流がまた深まっていきます。そのようなやり方を通して、これから、宇宙の仲間をどんどん皆さん方の近くにもってきてください。そして、一緒に協力し合いながら、新しい地球を創っていくという認識をしっかりと持っておいてください。


A新しい宇宙の存在に意識を向けるように

今晩は。今、話されたように、また展開が新しくなっております。皆さん方は本当にここまでよくついてきました。これまでも何度かこのような変更が行なわれておりました。クリエイターしか出てこなかった時期があったり、大いなる宇宙の存在しか出てこなかった時期があったり、いろんな経験をして、ここまでやってきました。

これから皆さん方に出会うことになる存在は、今まで皆さん方に関与していた存在とはまったく違う種類の存在たちばかりです。もう、皆さん方はそういうレベルになってきています。普通の宇宙意識では、もう皆さん方になかなか合わなくなってきています。でも、皆さん方がこれまでの宇宙の概念をベースにしていると、そこを越えることができませんでした。

皆さん方の波動に合った新しい宇宙の仲間をここに持ってくるためには、皆さん方の宇宙の概念を一度壊す必要がありました。それを幣立のワークにおいて行なうことができ、そこで皆さん方の宇宙観に穴を開けることに成功しました。それによって、新しいエネルギーが皆さん方に流れることができ、そして新しい存在たちが皆さん方と出会えるようになってきました。

したがって、これから皆さん方のところに訪れる存在は、今までの存在とはまったく違うものです。今までの存在は皆さん方が造り上げた宇宙観の中での存在です。宇宙意識とか神とか呼んでいたのは、皆さん方が勝手に造った宇宙観の中の存在です。これからやってくる存在たちはそういう狭い範囲の存在ではなく、本当に規模の大きい、本来の宇宙で活躍しているエネルギーの元の元の本質の方からやってくる存在です。

そういう存在たちが人間と直接話をするということはこれまで一度もありませんでした。そういう機会すらも持つことができませんでした。でも、今、それが現実に行なわれつつあります。皆さん方がいかに素晴らしいことを経験することになるか、本当に考えて見てください。

それによって、自分の本質がまたさらに分かってきます。なぜならば、皆さん方の本質がそこの領域における意識だからです。今まで自分の本質を探ろうとしてもなかなか掴めなかった人は、実際には誤った宇宙観がそれを邪魔していたというのを理解しておいてください。そういう今までの古い宇宙観を脱ぎ捨て、より真実に近い宇宙観を通して、自分の本質につながることを望んでおります。それではここでいったん休憩にします。ありがとうございました。


Bエネルギーのモトを使って良い未来を造ることができる

それでは続きを始めます。まず、今、話にあった十種の神宝についてお話をします。今、説明がなされました。ただ、ほとんどが日本人の解釈により、かなり誤解されて伝えられております。ですから、今の概念もすべて崩壊させてください。すべて古代の日本人が造り上げた神話です。

もともと、ニギハヤヒが授かったのは十種の神宝と必ずしも直結しているものではありません。ニギハヤヒがいろいろ身につけているエネルギーを自分の身近な物で一番効果を現わせるように自分でいろいろと工夫をして持ってきたのが十種の神宝といえます。したがってそれはニギハヤヒにとってとても意味のある道具でありました。それが皆さん方にとって意味があるかどうかはまた別問題となります。

たとえば、ある人によってはそういったものを一切使わなくてもすべてのエネルギーを使える人がいます。ここでもこの男はその類いに入ってきます。人によっては玉はまったく使わなくても、玉と全く同じ効果を出せる人がいます。ここでは3人ぐらい、そういう人がいます。また、剣に相当するエネルギーはほとんど全員が身につけております。ただ、それを使えるかどうかというと、誰も知っておりません。

そういった意味で、必ずしもその十種の神宝のシンボルや組み手が大切な意味があるというのではなく、自分のエネルギーとニギハヤヒのエネルギーと一つひとつの物のエネルギー、それらを組み合わせて考えないと適当な状況を説明できない、ということになってきます。ただ言えることは、結果的に、皆さん方がこの十種類のエネルギーを使えるツールを身につけている、ということは確かです。これはしっかりと覚えておいてください。

そして、一番必要なのは、皆さん方がニギハヤヒというとても素晴らしい存在からしっかりとそれなりの祝福を受け、証しとしてそのものを身につけているということ。これはこの世において16人しか存在していません。ニギハヤヒというとても素晴らしい存在から直接祝福を受けた16人、まずはここに大きな意味があるというのを理解しておいてください。

それで、なおかつエネルギーを使えれば確かに素晴らしいのですが、皆さん方はそれ以上の素晴らしいエネルギーが使えるようになっております。今までの古代の日本人でしたら、この十種類のエネルギーはとても凄かったでしょう。でも皆さん方はすでにそれ以上のヒーリングを使える人もたくさんいます。整体によって相手の苦痛を取り除くことができる人もいます。ビジョンを見ることによって相手にアドバイスを適確に与えることができる人がいます。

したがって皆さん方は、必ずしもこの十種の神宝にこだわるのではなく、それ以上の能力をすでに持ち合わせているということを理解しておいてください。何もない人が十種の神宝を見たら奇跡のように思うでしょう。でも、ここにきているメンバーはもうそれ以上のものを身に付けているということをよく理解しておいてください。

それではまた少し話をしようと思ったのですが、先程、難しい、という意見がたくさんあったので、計画を変更しました。やはり、まだ2次元的に考えてしまう人が圧倒的に多いようですので、急に3次元的に考えなさいと言っても無理な状況がよく分かりました。でも、私たちはあきらめずに何度も何度もこういったことをあなた方に教えていくつもりですので、心の準備だけはしておいてください。

それでは簡単な内容にいたします。今までの一連の勉強会を通して、皆さん方がいろんな知識を身につけ、エネルギーを感じてきました。エネルギーを感ずるというのは、今でこそ皆さん方はごく普通に行なっております。でも一番初めここに来た時は、ほとんどの人が何も感じられなかったでしょう。言っている意味すら分からなかったでしょう。エネルギーを感ずるといっても、何のことだか意味さえも分からなかった。それが今ではしっかりと感ずるようになってきている。それもわずか数カ月でそこまで達成した人がおります。

したがって、同じように、これからは皆さん方にエネルギーのモトを感じていただく機会が増えてくるものと思われます。おそらく、一番初めはエネルギーのモトといってもエネルギーとまったく同じであったり、違いが分からなかったりするでしょう。でも、それも何回も繰り返すことにより、これはエネルギー、これはエネルギーのモト、そういう風に確実に分かるようになってきます。まずはそれをしっかりと信じてください。

そして、練習をしていくとエネルギーのモトについていろいろの違いが分かり、さらに深い宇宙が見えてきます。今までの宇宙観がいかに単純で未熟なものであったのかがよく分かってきます。そしてエネルギーのモトについて理解を深めていくと、エネルギーを造ったり、混ぜ合わせたり、変更したりするといったことが自由にできるようになってきます。そしてそれによって皆さん方の現実の造り方もまったく新たな展開になってきます。

今までは、皆さん方が経験したエネルギーを使って未来を造っていきました。人に行なったことがそのまま自分に戻って来る。それを使って未来を造っていきました。でも、これからの皆さん方はまったく経験していなかったことも、エネルギーのモトを造って造り出すことができるのです。そうすると、未来の造り方が今までとはまったく違う造り方になってきます。

これまでは、嫌なことばかりを経験して、そして否定のエネルギーを出して未来を造ってきました。これからは、楽しいことをエネルギーのモトでいっぱい造って、未来に置くことができるのです。そのために、エネルギーのモトを理解するというのはとても大きな意味があるのです。そして喜びを見い出すことにもなるのです。

ただ、先ほど言ったように、何が喜びで、何が愛か、これが分かっていないと、またエゴだけの未来を造ってしまうことになるのです。したがって、エゴ、あるいは勝手に貧しい人を造ってそこで自分が何か良いことをするような未来を造られては困るために、何が愛で何が喜びなのか、これを先に理解していただきたいと思って先程の話をしたのです。

したがってこれからの展開がどういう展開になっていくのか、今日はそういう簡単な話にしておきましょう。それでは、また次回からよろしくお願い致します。ありがとうございました。

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