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1997/4/9:水曜瞑想会から

エネルギーを手放してもなくなるわけではない

質問
−自分を見つめる作業をしていて、とても不愉快な思いになったのですが。
−創造主のエネルギーを感じてみたいのですが。

@否定的なエネルギーを手放すという意味

私たちはアシュタールコマンドの中から皆さん方に関係のあるエネルギーを使ってやってきております。まず、こういう場において、自分のエネルギーを浄化しながら高い次元に進もうという練習をしていくと、自分が見たくもなかったエネルギーがどんどん出てきて、自分が憂鬱になったり、不愉快になったりすることが多いでしょう。人によってはこれを正しく処理することができないで、他人の所為にしたり、混乱の中に余計に入ってしまう人もいます。


人間はどうしても、自分が清く正しく美しい人間であるというのを信じようとするために、それと違うエネルギーがあるとすぐにそれを手放して楽になりたいという気持ちを持っております。自分にとって不快なものを自分から遠ざけることによって、自分が美しく綺麗になる。これは一見、まともな論理であり、ほとんどの人がそれを真実として理解しております。ところが大きな大きな落とし穴があります。


実際に目に見えるものはすべて自分の心の中にあるエネルギーが現象化されたものです。不愉快に思うことやイヤなこと、これは自分の心の中にあるエネルギーであり、これを手放そうと思っても、自分の心そのものをしっかりと見つめ、その波動を精妙に秩序のある波動に変えていって、初めてこれが解決されます。何か汚いものが付着していて、これを手でむしり取ってほかに投げつければ自分は綺麗になる。こう勘違いしている人がいます。


そうではなく、心の中にある波動が非常に荒々しくあるいはぎこちなく動いている波動がある。これが相手に不快感を与える波動となって放出されている。この波動を精妙に気持ちよく豊かに調和のとれた波動に変えることによってこれらのエネルギーが光に変わっていくのです。手放すという概念ではなく、そこに光を入れていく。荒々しいものを精妙に変えていく。これが私たちからみた癒しのやり方なのです。


自分の心の中に怒りや憎しみの波動がある。怒りや憎しみを手でつかみ取って地面に投げ捨てる。こんなことができるでしょうか。ほとんどの人はそれをやろうと思って、実際にそれをやっているかのように勘違いのヒーリングをやっている人もおります。でも、それによってその人は怒りや憎しみがなくなったでしょうか。実際には何も変わっておりません。その人自身の憎しみの波動は憎しみの波動として荒々しく残っており、これは取り除けるものではないのです。


心の中の感情という働きが本質的に入っており、そこに怒りという波動を受け持つ場所があり、この場所そのものを取り除くことは不可能です。怒りというところの波動に荒々しくどんどんと響かせるのではなく、精妙に快い波動を送り出せるように変えていく。


怒りの波動がやってきても、あぁ私は今、怒りそうな感じがするけれども、これは自分の心の怒りのところがまだ荒々しいということを教えてくれているんだ。あの人はこれを教えるために、わざわざ私に不愉快な言葉を与えてくれた。私の怒りの波動がまだ未熟だよということを教えてくれるために、あの人はわざわざ否定的な言葉を私に与えてくれた。この波動の状況を教えてくれたあの人に感謝をしよう。ありがとうございました。


こういったことを繰り返すことにより、荒々しい怒りの波動がどんどん精妙に変わっていきます。そして怒りという特有の波動がだんだん出なくなり、そこから出てくる波動は常に相手を思いやる波動に変わっていきます。こうやって怒りの波動を思いやりに変えていくことができます。これを物質的に怒りというエネルギーをつまみ出して外に投げつけたという風に勘違いしている人がおりますが、そう単純なものではありません。


したがって日常の中でいろんな自分の否定的な状況が思い出されて不愉快になったとしても、それらをすべて感謝を持って受け止め、そういう機会を与えてくれた相手に素直にお礼を述べておく。こういう気持ちを持っておくと、自分の中の荒々しい波動が徐々に徐々に精妙な波動に変わっていきます。これをもって私たちは、もう否定的なエネルギーがだんだん浄化されてきた、体から手放すことができるようになった、こう表現しております。手放すということの本来の意味はこういうのであるというのを理解しておいてください。



Aミカエルの新しい時代へのエネルギー

私はミカエル。最近、私が皆さん方の前に現れてエネルギーを流しております。これには特別な意味があります。今年になって、エネルギーの状況がまた急速に変わり、新しい時代に進むべき人間とそれぞれが望んでいる惑星や次元へ行くものとの選別がかなり急速に進んでおります。新しい時代へ進むべき人間にはそれに適した波動を今、急速に与えております。私たちが最近、与えているエネルギーは単純な私たちのエネルギーではなく、新しい時代につながるエネルギーを頻繁に流しております。


それにより一人でも多くの人間が新しい時代に進んでこれるようにエネルギー的な調整をとっております。私が皆さん方の前に現れ、一つになることにより、自分は本当に光であり、自分が自信を持って前に進み、人生を造っていく。このエネルギーがどんどん活性化されていきます。私のエネルギーをしっかりと自分のものにし、自分の人生を自分で造っていけるように確立させてください。


ミカエルのエネルギーを強く流しますので、しっかりと体で受け止めてください。



Bもう地球を苦しめる経験は必要ではない(創造主)

私はあなた方のすべてを創り出した大元である。一人ひとりが宇宙において意識が芽生え、成長を重ね、ここまで進化してきたのをすべて理解している。しかし、人間として体験を重ねているうちに、私との繋がりもどんどん忘れられてしまった。あなた方も地球に来たときには私とのつながりをしっかりと覚えていた。そしてこの地球を何とかして新しい時代に導き、皆で喜びを分かち合うことを約束した。


地球での経験が次第に終わりに近づいている。多くの者たちが光でないものに操られ、地球を苦しめる役割を演じてしまった。地球はもうそういう経験を必要とはしていない。あなた方ももうこれ以上、地球を苦しめる経験をする必要はない。自分を苦しめる経験も必要とはしていない。自分を愛し、地球を愛する経験をこれから選択していくように。


C終わりの挨拶

それではここまでにいたします。ありがとうございました。

(c)1997 CentralSun
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