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1997/5/21■水曜瞑想会

自分の本質を意識した瞑想を行なうように

@瞑想で体験したビジョンの意味

私たちは今の皆さん方の瞑想のいろんな手助けをしていました。まず、今のことに関して、いくつか説明をしておきましょう。まず、一人ひとりがそれぞれ別の領域に連れていかれました。一人ひとり、エネルギーの状況が違うために、それぞれの調整と次の段階に向けてのいろんな仕組みがつくられておりました。したがって必ずしも皆さんが一つの同じ領域で同じ体験をしたわけではないということを覚えておいてください。一人ひとりの経験の中で、いくつかの共通点もありました。でも、それはあくまでも富士山へのワークに向けての準備ということで共通したことであり、一人ひとりが共通していた調整はまったく別であったということを覚えておいてください。

Kさんに関して、ほとんど覚えていないということですが、私たちの方から少し説明をしておきます。Sさんの方がいろんなところでいろんな経験をしてきておりました。今までこういう経験がほとんどないために、どこまでが経験でどこまでが違うものなのかの区別がついていないために、経験している最中でもほとんどのものが記憶に残っておらず、次から次と新しい経験を進めていったという状況が行なわれておりました。

実際には、まずあなたは自分自身の波動を根本から変えてもらうためのある特別な部屋に連れていかれ、そこである程度の再調整が行なわれておりました。その後に、あなたが自分であるものを欲しいと言い出したので、私たちの仲間がそれをあなたにプレゼントしておりました。あなたの魂レベルでそれを必要としていたと理解しておいてください。そして別のエネルギーを身に付けて、富士山に降りていき、そこである程度、富士山とのエネルギーのやり取りがスムーズになるような仕組みが造られておりました。

そして地球の中へ降りていったときに、あなたに関係していたある特殊のエネルギーたちが集まってきて、あなたにいろんな準備をしておりました。これはいずれあなた自身が、自分がもっともっとこの地球でこういう風にしていこうとか、地球のためにこうしてあげようとかの思いが強くなってきたときに必要となるエネルギーと思っておいてください。

あなた自身の頭の中にはほとんど記憶が残っていないでしょう。あまりそれを否定的に思わないでおいてください。私たちは人間の大脳で記憶されたことにはそんなに気にしておりません。むしろあなた自身が活動した内容や魂レベルで感じた喜びの方を大切にしております。自分はそれを体験させるために単に肉体を提供している、という喜びを感じておいてください。

Yさんの方はまったく違う経験をしてきております。宇宙船と思っている領域に行こうとしましたが、スムーズにはいかなかったと思います。なぜならば、あなたの場合はほかの人とはかなり違う、特別な領域に連れていかれたからです。これはあなたにとって意味のあることです。あなた自身が次第に自分というものに目覚めようとして、魂がいろんな思いを送ってきております。そろそろ何かをし始める時期であるという風に、魂が情報を送り込んできております。

そしてこれまであまり関心を持っていなかったいろんなことに、これから注意を向けるようになるでしょう。自分自身が何か変わっていくという感じが出てくるようになるかもしれません。それによって今までとは違う生き方や考え方がだんだん内部から沸き起こってきます。自分というものが今までとは違う自分に変わっていく雰囲気が出てくるかもしれません。そのために、あまり混乱が起こらないように、根本の部分からいろんな修正が行なわれておりました。

あなた自身の波動にはとても不思議な魅力がたくさん入っております。自分に対してそれほど考えたことはないかもしれませんが、あなたの肉体には素晴らしいエネルギーがたくさん入っております。それをいつ、どの時点で自分で使いこなせるか。これは非常に興味のあるテーマとなっております。あなた自身がそれに目がいき、それを少しずつ使えるようになってくると、自分でも思ってもいなかったような活動が始まっていくことになるでしょう。それに向けての基本的な仕組みつくりが先ほど行なわれておりました。

あなたの場合は、富士山のところで仕事をしたわけではなく、もっと別のところで特別な状況に置かれておりました。今まで、あまりこういうエネルギー的なことに接することができなかったために、これからこういう場においても違和感が起こらないような仕組み造りが次々と為されておりました。したがって今日はそれほど体験できなかったと思いますが、この次とか、あと何回か来るようになれば、十分にいろんな体験をすることができるようになるでしょう。今日はその準備が多かったということを理解しておいてください。

Nさんの場合の金色の体ですが、これは本当にあなただけに与えられた神からの大いなる祝福と思っておいてください。ほかの人はまだまだ自分に対しての課題がたくさん残っており、それを一つずつ克服することにより、その証としていろんな服や冠が与えられていきます。Nさんの場合はもうかなりそのレベルを何度も何度も通過しており、そろそろ自分が本当の姿に変わっていく段階に入ってきております。そのために、もう今までのように単にエネルギーをもらって喜ぶという段階は終えております。

今、自分自身の光をほかのいろんな生命に流していく。自分自身が黄金の光をこの地球全体に広げていく。そういう時期に入ってきております。そのためにあなた自身が光であること。あなた自身のハートから湧き出る光。これをあなたの本質と思い、自分自身であるということを信じて活動していただきたい。そういう思いで、先ほどのような黄金の光が与えられたということを覚えておいてください。

骸骨や不気味な動物が次から次と目の前に出てきて、いろんなことをしようとする。こういうことはほかの人にも頻繁に起こるかもしれません。これにはいろんな意味が込められております。まず、その人自身の意識の発達状況をテストするために、わざと行なうことがあります。そういう動物たちに出会ったときに、どういう感情をその人が出していくか。気持ち悪いとかイヤだとかいう感情がまだ強ければ、その人にはまだまだ次の段階に進むことができず、今のレベルでの課題がまだ残っているということが私たちに分かってきます。

そういうった者たちが出てきたときに、友達のように接し、楽しく、お互いに混じり合おうとする、こうなってくると、これこそ新しい地球が求めていた人間であるという風に評価され、新しい時代で活動すべき生命たちがまた次々と近づいてきます。そういう意味で、まずその人自身がそういう動物や生命たちにどういうエネルギーを発しているかをテストするために表すことがほとんどです。

そしてその人が十分にそういう存在たちに対して仲間であり、友達であるという感覚が理解されたときに、改めてその人に対していろんな生命との交わりや一体感をつくっていただけるような役割やエネルギーが与えられることになります。ほとんどの地球人は、口では皆一つとか仲間と表現していても、いざこういう瞑想で気持ち悪いと思っている動物が出てきた場合に、不快感を出したり、それを否定しようとする人がたくさんおります。

これはまだまだ本当の愛や癒しを身に付けていない証しということが私たちにすぐ分かってきます。口では立派なことをたくさん言っていても、心で綺麗なものだけを求めている者、かっこよいものだけを求めている者、こういう人たちは実際には否定の心も同時に出しており、新しい地球が望んでいる人間ではないということを理解しておいてください。


Hさんの場合は、特に貝や海の動物が盛んに出てきます。あなた自身の本来の魂の進化をすべて物語っております。あなたはいかにも海から出発してきて、この大いなる宇宙の海としてあなたが働き、地球に対して生命の根源を自らのエネルギーで変えていこうとしている魂の思いがすべてそこに現れております。

あなた自身は貝というものに対してあまり本質的なことを理解しておりません。貝は何を意味しているのか。彼らは海の奥底でただじっと活動をしております。自分のペースでただひたすら自分のために活動をしております。しかし、彼らはとても大切な役割を受け持っております。彼らは魚というものに対してある特別な調整を行なっております。

自分自身の体から放出される特殊なエネルギーがあり、それを海底で活動している海藻や魚たちをまとめたり、それらの調整をとったり、何か異変が起きたときにそれを知らせたりするいろんなエネルギーを放出しております。海底でただ黙っているように見えても、それは地球からのエネルギーの流れを直接、自分の体で感ずることができ、地球が今、望んでいることを自分を通してすぐほかの魚たちや生命たちに伝える役割をしております。自分の体を使ってエネルギーを思い通りにコントロールすることができます。

貝は必ずしも、ただそこでじっとしているのではなく、いろんなことを考え、常に調整をとろうとして働きを続けております。人間的な価値観でみると、あまり活発的でないようなイメージを受けるかもしれません。でも、彼らは常にずっと思いを発し、調整をとっております。もし、貝が居なければ、海底と魚たちとの繋がりが必ずしもうまくいかなかったでしょう。海というのは必ずしも海水だけでつくられているのではなく、海底におけるいろんな働きがそこに関与しております。そこでのいろんな情報やエネルギーを常に魚たちに与えていく、伝えていくというのがとても大切な役割として与えられております。

人間は地球というと、すぐ地面を思い出し、この大地の中だけを地球という風にイメージする人がたくさんいます。海底をイメージして地球という風に理解する人はほとんどいません。でも、海底から生命がどんどん生まれて進化していくという形態もあるということがとても大切な意味を持っております。海底というものにもっともっと意識を向けるように皆さん方にお願いをしておきます。


A本質と繋がる瞑想を練習するように

さて、少し、私の方から話をさせていただきます。私たちはこういう瞑想の場を時々見ていて、思うことがいろいろあります。瞑想というものを人間に本当に活用してもらうために、いくつかの話をしたいと思います。

瞑想はその人自身の思いをなるべくピュアなものに近づけ、本質とこの地球や宇宙の純粋なるものをなるべく純粋なレベルでつながりを保とうとする方法としてとても適しております。自分は普段、頭で考え、感情的なものに反応し、そして行動をとっていきます。毎日の状況が肉体的な目や肉体的な感触によって三次元を認識し、自分というものを信じ、行動をとっていきます。でも、肉体とは別の次元に自分の本質があり、ここではもっともっと別のことを考えていることがあります。

三次元の世界とは別に高いレベルでもっといろんな生命やいろんな次元の存在たちと交流を重ね、少しでも自分が真理に向かって近づいていけるように、と望んでいるときがあります。ほとんどの人は毎日の生活の中で、三次元の中で完全に埋没してしまい、意識を三次元から別の次元に移すということができなくなっております。そういうときに、こういう瞑想を行ない、自分の奥深いところや普段意識していないピュアなところに注意を向けていき、本来の自分に近づく練習をする、ということにとても大きな意味があります。

今まで観ていなかった自分や感じていなかった自分がそこに現れてきます。多くの人は瞑想というものに対して、不安を持っているようです。自分がいなくなったらどうしようとか、おかしくなったらどうしようという不安を持っている人がたくさんいます。こういう瞑想を始めるときに、まず自分のガイドや天使たちをたくさん呼んで、これから瞑想を行なうのでお願いします、という宣言を必ず行なうようにしておいてください。そうすれば、自分も安心するし、また確実にサポートしてくれるようになります。

こういう基本的な条件設定がまず必要とされます。これを行なわないで、おもむろに意識を無我の境地にもっていこうとか、高い次元に意識を移そうということをすると、時としてそれを邪魔するものがやってくるということは往々にしてあります。ただ、だからといっていつもいつもおかしくなるとか、常に邪魔されるということは本来、あり得ません。ただ、普通の人は恐怖心があまりにも強く、恐さが先に立っているために、そういう別のものを呼びやすくなっております。したがって瞑想するときには確実に自分の仲間やガイド、天使たちでしっかりと場を清めてもらい、自分を浄化し、確実に守ってもらってから瞑想を始める、常にこれを心掛けてください。

そして実際にどういう瞑想が自分に適しているかは人によってまったく違います。今はたまたま、ビジョンを見たり、経験するという瞑想が中心ですが、こういう瞑想にこだわる必要は一切、ありません。単にリラックスする、単に自分の内側で楽にしている、それでも十分です。ただその場合に、自分という肉体や自分の体が輝いていくとか、健康になる、流れが良くなるという肯定的なイメージを常に持っておくことが必要です。

変なことになったらどうしようとか、戻れなくなったらどうしようとかいう不安はいっさい持たないようにしておいてください。そういう不安そのものがそういう現象を引き起こしていきます。ですから、確実に自分は瞑想することにより、楽になり、流れが良くなり、自分の本質に近づいていく、これを信じて行なうようにしておいてください。

あなた方がまだまだ瞑想というものに対して慣れていないということは事実です。一見、瞑想が非常にうまいように思えるような人でも、私たちの観点からみたら、それはほかのまったくできない人と同じぐらいの領域であり、本当に瞑想をうまくこなしている人はこの地球上ではごくわずかしかおりません。ですから、瞑想そのものでほかの人と比較しても、ほとんど意味はありません。自分のペースで自分に適したやり方を自分なりに考えて進めていってください。

どういうやり方が良いのか。それは自分で工夫してみるしかありません。姿勢や時間、場所、音楽、こういうことによってかなり自分に適したものが変わってきます。自分なりにいろいろ工夫して、試してみてください。初めから永い時間を設定すると、それだけで苦痛を伴うことがあります。3分とか5分でも構いません。自分がリラックスできる姿勢や時間、音楽などを自分なりに見つけ出しながら、自分のペースで進めていってください。

自分をリラックスさせ、奥深い自分と繋がる。基本的にはこれを最終目標にしておいてください。自分自身にエネルギーの感受性が高くなってきたときに、自分をもっと癒し、そしてその癒しのエネルギーを地球に流したりすることもとても大切なことです。ただ、あまりエネルギーにばかりこだわってしまうと、自分の本質との繋がりのところが疎かになってしまう可能性があります。ですから、最終的には自分の本質と繋がるということを常に頭に入れ、その方向に進むということを理解した上で、いろんな瞑想を試してみてください。


私たちはここまでにしておきますが、もし何か質問があれば、今、お受けします。なにかあれば、どうぞおっしゃってください。

−口の上顎に何か補強材のようなものを感じるのですが。

それでは私たちの方から説明します。前回のセミナーであなたがいろいろ体験した結果として、あなたの体にいろんな証が残っております。そのうちの一つにあなたの根本的な働きやエネルギーの使い方が変わるような仕組みが造られております。あなたの上顎というのはある意味ではシンボルとなっております。顎というのが人間の場合は噛み砕くというイメージで使われるかもしれません。エネルギー的にはほかのいろんなものを自分の体内に入れるときの入口であり、そのものが自分にとって役に立つかどうかを調べるときにそれらを少し噛んで確認してみるという作業が行なわれております。

そのエネルギーが自分にとって本当に必要かどうか、そういう確認するものとして歯が使われていきます。あなたの場合はほかの人からのいろんな情報や物を今まで不用意に体に入れてきたという傾向があります。もう少し、はっきり言うと、いわゆる宗教的なエネルギーを自分の体の中にそのまま入れ込んでしまったという過去があります。それが本当に自分にとって必要であったのかどうか。

あなたなりには考え、十分に準備し、必要と思ってそのエネルギーを獲得したのかもしれません。でも、あなた自身の体が持っている識別能力はもっともっと高いレベルで存在しており、本当にそれを使いこなしていれば、自分にとって必要な教えかどうかをもっと早めに深いレベルで理解できたかもしれません。それが必ずしもしっかり認識するという方向にはいかず、別のいろんな思いからそのエネルギーを体内に入れてしまうことになりました。そういう意味で歯という機能が自分にとって必ずしも適切でない動きをするようになってしまいました。

あなたにとっての一連の学びが終わろうとしてきております。したがってもうこれ以上、不用意に別のエネルギーをそのまま体に入れるということはなるべくしないように調整がとられております。その一つの現れとして、顎や歯のところが矯正され、もう不用意にただ入れるのではなく、自分でそれをしっかりと噛んで、必要かどうかを自分で確認し、必要なものを中に入れていく、ということがこれからしっかり行なわれるという理由で、あなたに調整されたと思っておいてください。

これからはそういう意味で、ほかの人の言っている内容や自分に話してくれたこと、これをそのまま信じたり、あるいは初めから否定するのではなく、それをまず噛んでみて、自分にとって必要なのかどうか、体が欲しているのかどうか、それを調べ、そしてからだが要求しているものだけを中に入れていくという作業を確実に行なうようにしていってください。

それではこれで終わりにいたします。ありがとうございました。


(c)1997 CentralSun
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