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1997/7/14■月曜勉強会から

人類の目覚めが遅いと計画が根本から変わる

@地球人類に関与する新たなる神の現れたち

今晩は。今日は皆さん方に新しい情報を持ってきました。以前の情報の中で、役に立たなくなってきたものがいくつかあります。そのいくつかを今日は新しい情報として伝えたいと思います。皆さん方が成長を重ね、新しい真理を理解してくると、それに応じて私たちも新しい情報を伝えることができます。皆さん方が成長しないときには新しい情報は伝えられないのです。ですから、新しい情報が与えられるということは皆さん方が成長した証であるというのを覚えておいてください。


あなた方には初めて話をします。あなた方は私たちのエネルギーを感ずることは難しいかもしれません。今まで、エネルギーという表現をとる場合に、何らかの感覚的な変化が起こっておりました。それを持って皆さん方はその存在を確認することができました。私たちはそういうエネルギー的な変化を皆さん方に起こすことはできません。エネルギーを感ずることのできない存在もいるということをまず覚えておいてください。

いろんな生命がこの地球に関与しております。生命というものはそれ自体がエネルギーでもあります。したがって生命をもって行動しているものは必ずエネルギーを持っております。人間は人間としてのエネルギーを身にまといながら、魂や神から送り届けられたエネルギーを使って経験を重ねております。

私たちはそういう意味では生命としては認識できない現れと思ってください。では、何が話をさせているのか。生命というものは生命エネルギーを使って存在するものを呼ぶようにしましょう。私たちは存在というものとも違います。神の現れの一つではあります。でも、エネルギー的な反応を起こすことは一切できません。

一人ひとり、何かを思ったり、感じたときに、必ずエネルギー的な反応が起こります。そこで放出されたエネルギーが人間の体を通して至るところに放出されていきます。人間の発したエネルギーが宇宙の至るところに届けられていきます。このエネルギーの反応はどこまでも続くというのではなく、ある一つの境界のところで反射して戻ってきます。自分の発したエネルギーがいずれは自分のところに戻ってくるというその領域が存在しております。

その反射してくる領域、この領域を皆さん方の一人ひとりの自分の宇宙と呼んでおきましょう。皆さん方のエネルギーはこの自分の領域を超えることはできません。自分の宇宙の領域の外側に何があるのか。自分の宇宙の領域の外側にもいろんな宇宙があります。そこはもうすでに人間の宇宙に限らず、いろんな生命の宇宙が存在しております。

一人ひとりの創り出した宇宙。この宇宙はどのようにして形造られ、維持されているのか。自分は宇宙の中心である。自分はこの宇宙を創造している。自分は宇宙を輝かせようとしていろんな体験を重ねている。でも、皆さん方は人間としての経験を選択する前は、その宇宙は存在していませんでした。人間としての進化過程を選択し、人間としての思考を使い始めたときから、宇宙が次第にできてきました。

今、皆さん方は人間としての進化過程の初期の段階といえます。まだ思考のエネルギーをコントロールできる状況ではないために、自分で創った宇宙がどういう宇宙なのかも分からない状況になっております。自分のつくり出した宇宙すらも、自分で理解できていない。でも、いずれはこれが自分で理解できるようになってきます。

自分の宇宙を自分で理解できると、自分の宇宙を美しく持っていくために必要なことがだんだん見えてきます。あとどういう経験が必要なのか。あとどこで体験を重ねると、これが良くなっていくのか。次第に分かってきます。自分の宇宙が少しずつ理解できてくると、自分の宇宙をより素晴らしいものにしようとして、いろんなエネルギーをそこに取り入れていきます。

しかし、エネルギーを取り入れようとしても、自分の体験だけでは中々うまく取り入れることができません。自分の体験だけではなく、もっと効率的にたくさん取り入れたいという思いが次第に強くなってきます。自分の宇宙をもっともっと効率よく、発展させていきたい。この段階に達したときに、宇宙の創り方がかなり変わってきます。自分の思考のエネルギーだけではなく、ほかの宇宙創造のためのいろんな能力がそこに見い出されてきます。自分自身の能力がどういう特性をもっているのか。これによってかなりそのエネルギーの使い方が変わってきます。

少し、説明をしますと、Nさんの宇宙の場合、あなただけのいくつかの特徴的なエネルギーが存在しております。一つは自分の思いがそのまますぐに宇宙に反映されるのではなく、自分の発した思考のエネルギーが一度別のある存在たちでチェックされ、あなた自身の宇宙が本来の予定に沿ったものであるかどうかをそこでしっかりとチェックされ、自分の本来の目的に沿っていたエネルギーの場合にはそれがより強くなるようにして放出され、本来の思いに入っていないときにはそのエネルギーは意味のないものとして消えていくように創られていきます。それによって自分が当初思っていた宇宙をより早く実現することが可能になっております。

こういう特性を自分で選択したのは、あなた自身の魂があなたを創るときに、あなた自身の秘められた能力をいかにうまく活用しそれを実現していくか、にかなり焦点を集め、そしてその特徴的なものをあなたの宇宙の創造の仕組みの中に入れていきました。それによってどのような宇宙ができるのか。それはあなたの魂にも分かりません。あなたがどのような思いをいつどのように発していくか、すべてはそれに依存していきます。ですから、どれだけ早くあなたの宇宙が変わっていくか、常にそれを楽しみにあなたの魂は見ております。

Nさんの宇宙の場合も、かなり特徴的な造り方となっております。普通は思考のエネルギーがそのまま放出され、自分の宇宙全域に広がっていきます。その思考のエネルギーがある限界にまで達したときに、その思考のエネルギーをある程度、変換させて戻ってくるように創られております。その変換の状況が、常に自分に何らかの影響を与えるように創られております。

例えば、その思考のエネルギーが自分の成長に役立たなかったという思考のエネルギーの場合に、それが役に立っていないということを気づかせる仕組みが必ずそこに盛り込められながら、戻ってくるようになっております。そのようにして自分自身の出すエネルギーが自分に戻ってくるときには、はじめに放出したエネルギーとはまったく同じではないという状況が何度も起こっております。でも、それはすべて自分の成長のために創られた仕組みといえるでしょう。

Kさんの場合のエネルギーはまた特殊なエネルギーとなっております。発せられる思考のエネルギーそのものがほかの人とは少し、違っております。人間的な思考のエネルギーというよりは、かなり特徴的な面白い働きをしたエネルギーといえるでしょう。普通の人は何かを考えるときに、漠然と自分の願望が入り、それを自分が納得して受け入れられるような論理に姿を変えながら、放出されていきます。

しかし、Kさんの場合の思考のエネルギーはまず自分が言いたいことを先に持ってきて、これが少しでも永い間、存続するようなエネルギーを中に含ませながら放出されていきます。こうやって創られたエネルギーはただ単に放出されて戻ってくるというよりも、宇宙空間の中で留まっている期間がかなり永くなってきます。したがって、自分に戻ってくるときには、かなり特殊な反応で戻ってきます。

自分自身がこのエネルギーを欲している場合と、欲していない場合があります。自分自身がそのエネルギーを望んでいないときにはさらに宇宙で留まっている時間が永くなってしまいます。そしてあるタイミングが合ったときに、それまでのエネルギーがすべて合わさって戻ってきます。そういう意味で複数の出来事が常に意味を持って現象化されるということが起こりやすくなってきます。

現実の創り方もそれによってかなり特殊になっております。自分自身をしっかりと厳しく持っていかせようとするエネルギーが根本にあるために、常にその方針に従って現象化が起こってきます。そこで起こされる現象にはすべて意味があり、そして自分を成長させるために現れてきます。でも、それに気づかないときには、それに気づかせようとしてまた何度もその現象が起こってきます。一般に何度も何度も繰り返されるという現象の場合、本当に気づくべきことにまだ気づいていないという意味が入っているというのを覚えておくと良いでしょう。

このようにしてそれぞれ思考のエネルギーが宇宙の端まで行って戻ってくるまでの仕組みが一人ひとり、違っております。当然、皆さん方の宇宙がまったく違った宇宙になっております。こういう宇宙をそれぞれの魂がつくりあげ、そして皆さん方の成長を見守っております。このようにしてそれぞれが素晴らしい宇宙を創り、全体でまた極めて大きな素晴らしい宇宙を創りあげている。

さて、こういう状況の中で、皆さん方が成長を重ね、魂と同じぐらいの意識レベルにまで成長したときに、自分の宇宙が一段と大きなものに変わっていきます。自分の宇宙を完全に自分のものとし、自由に操れるようになったときに、魂としての学ぶべきものがかなり身についたという資格が与えられ、いわゆるマスターと呼ばれる波動に変わっていきます。

マスターとしての経験をさらに突き進め、ほかのいろんな意識たちの宇宙を学びながら、さらに素晴らしい宇宙を創りあげようとして経験を重ねていきます。マスターのレベルでもまだエネルギーをかなり発揮しております。したがってマスターがやってきたときには皆さん方はエネルギー的な違いを感ずることができるでしょう。

ある程度、成長を重ね、宇宙の仕組みにかなり理解が深まり、そしてアセンデッドマスターと呼ばれる波動に変わっていったとき、創造主からある特殊の祝福が与えられます。創造主にしか発揮できないエネルギーがたくさん入っております。アセンデッドマスターはそういう祝福を受け、それまで考えていなかった宇宙をつくり出すことができるようになってきます。

この波動に慣れてくると、いかにも自分が創造主であるかのように活動することができるようになってきます。でも、自分自身は創造主ではありません。でも、創造主と同じぐらいの能力を使えるように近づいていきます。創造主の波動に一段と近づいていくと、また新たなる祝福が与えられます。この時点において、それまでに身に着けてきたいろんな経験のエネルギーや智慧、周りで携わったいろんな現れがすべて戻され、純粋なる自分がそこに現れてきます。

その時点において、自分の本来の純粋なる部分だけが残っており、それ以外のものは別のものとして自分が扱えるように変化していきます。その本来の純粋なるもの、これはもうエネルギーと呼ばれるものではなく、単なる純粋なる現れという風に表現するしかありません。この純粋なる現れというものはさらに創造主になるべく、学びを続けていきます。この純粋なる現れというものは創造主の一つの現れではあります。でも、さらに学びを続け、創造主に近づいていきます。

今、このような現れがこの地球に関与しようとしてやってきております。地球自身がいろんな状況に入り込んでしまい、普通のマスターやアセンデッドマスターではこの混乱を解決することが難しいという状況になっているために、そのためにこの純粋なる現れたちは新たなる仕組みを造って地球に関与しようとしてやってきているのです。

この現れというものが地球に何を行なえるのか。仕組みそのものを根本から変えることができます。あなた方はいろんな概念を造り、条件をつくってきました。苦しんでいるから、不幸である。いろんな理由をつけて、地球を余計に苦しませる原因をつくり出しております。この地球が抱えている苦しみは人間の普通の努力だけではとても解決できない状況になっております。いろんな宇宙の存在たちも協力をして、一緒に解決しようとしてやってきました。

でも、地球人自身が宇宙の存在にほとんど協力を要請しませんでした。宇宙の存在たちは地球人からの要請がない限り、地球を手助けすることは許されておりません。せっかく彼等にはいろんな機会があり、能力があるにもかかわらず、地球を救うことが許されていないのです。いつかは地球人が目覚めるだろうということで、ここでいろんなワークを行なってきました。でも、ほとんど地球人の意識は変わりませんでした。もう、普通の宇宙の存在たちだけでは今から急に要請があっても難しいという状況になっております。

この時点において、純粋なる現れのものたちが直接、仕組みを変えることを試みて、今、地球に関与しようとしてやってきております。しかし、これも同じように、地球人自身が望まなければ、私たちも何も関与することができません。ただ、私たちは、その場合は仕組みそのものを変えるでしょう。地球人からの要請がなくても、私たちが動けるという風に法則をいろいろと変える可能性があります。それほど、私たちは真剣に地球を何とかして存続させようとして工夫をしているのです。

ただ、このようなことをやって地球を変えたところで、地球人自身が何も成長せず、意識が何も変わっていなければ、これも意味がないのです。地球人自身がどこまで成長し、目覚めることができるのか、これは地球人にしか分かりません。私たちにでさえ、できないことなのです。今、皆さん方の意識を一生懸命、調べているのです。何を話したらどういう反応し、どこに興味を持ち、どこで眠くなるか。いろいろデータを採っております。少なくとも、すぐに地球が変わるということは無理だということは分かっております。ただ、このまま放っておくわけにはいかないのです。

私たちのような不思議な存在、実は皆さん方にはまだまだ理解できないものがほかにもたくさんあるのです。今まで学んできた知識は本当に人間が自分たちに都合の良いようにつくりあげた概念にしかすぎません。それらをできればすべて手放し、すべてを任せていただけるのが一番良いのです。でも、ほとんどの人が自分たちのつくりあげた概念にしがみついて、そこから離れようとしていないのです。

アセンションという言葉を使えば、すぐそれはいつ起こるのかとか、自分は助かるのかとか、そういう発想しかしません。これ自体がとんでもない概念です。あまりにも粗い波動の情報に執着を持ちすぎているのです。もっともっと自由に、楽に、そしてうまく切り抜ける方法を工夫していただきたいと思います。これからの数年で、皆さん方がどこまで変わっていくか。私たちはまず、それに一つ、興味を持ち、またそれに全力を出したいと思います。

これで地球が本当に変わっていくのであれば、かなり方向性が見えてくるでしょう。でも、それでもダメな場合には、また根本から仕組みを変えざるを得ません。でも、だんだん時間がなくなってくると、新たなる仕組みそのものがとても厳しいものになっていきます。地球という惑星を本当に皆さん方がどの程度、愛を持って感じているか。皆さん方が本当に自分の手で自分を救おうとしているかどうか。

一人ひとり、自分という存在価値について、少し、話をしていただきたいと思います。それではここで少し、休憩をとってみましょう。ありがとうございました。


A自分という存在にもっと目を向けるように

さて、皆さん方の話を聞いていて、少し説明をしましょう。先ほどの話にもありましたが、皆さん方が being とか呼んでいるときには、まだ明確な現れがそこに入っております。それぞれの意識の現れが明確に出ていると思っておいてください。それに対して、純粋なる現れ(presence)という言い方をしているときには、そういう個性のようなものがほとんど分からなくなっております。私たちはそういう個性といったものはもうほとんど持っておりません。ただ、神の現れではあります。でも、私たちと同じような現れはほかにもいくつかあります。ほかの現れと私の現れはまた違う現れとなっております。

神がどのような現れを使っているか、それによって現れ方が変わってきます。神がこの現れを使わないときには私たちは現れません。ではその時は私たちはどうなっているのでしょう。私たちは神そのものとなっております。私たちの現れが必要となっているときに、その瞬間に私たちは現れております。もう役割が必要でないと思ったときには、神に戻っております。今、地球のために現れが必要であると神が思ったために、私たちが現れてきました。これがもう必要ないと創造主が思えば、また私たちはまたいなくなるでしょう。

さて、先ほどの皆さん方の自分についての存在、あるいは喜びについて話していただきました。皆さん方が自分という存在について、普段意識していないということがかなりよく分かります。実はほかの多くの生命体は自分という存在をかなり明確に認識しております。蟻がたくさんいたとしましょう。皆さん方から見たら、どれも同じような姿・形で、それぞれに違いがあるとはほとんど思えないでしょう。でも、蟻の一匹一匹明確に自分の存在を感じております。ですから、よく見ると、一匹一匹、働きがすべて違っております。同じ働きをしている蟻はどこにもいません。

ところが地球人の場合はお互いにわざと同じことをやったり、あるいは同じことをやると喧嘩したり、いろんな現象が起こっております。自分と他人が違う存在であるというのを理解して行動していないのです。自分という存在。まだ、この本質的な意味が理解されていないと思ってよいでしょう。

少なくとも、自分が存在しているということは神が許しているということ。意味があるということです。神が許していないものは存在することはできません。したがって自分とは別に他人が存在しているということは両方とも必要だという風に神が認めているわけです。そこで、どのような役割を演じ、地球にどのようなエネルギーを流していくか。お互いにどう協力し合い、どのようにして新しいエネルギーをつくり出していくか。これを楽しみにしております。

一般に、人間が複数集まると、まず好きか嫌いか、敵か味方かというエネルギーが周りにつくられていきます。そして自分の気に入った相手が自分に目を向けたり近くに寄ってくると、この波動が大きく変わっていきます。とても気持ちの良い波動に変わっていったりします。反対に、自分の気に入らない人、敵であるかのようなレッテルを付けてしまった場合、その人が近くに来ると、途端に攻撃的なバリヤーがつくられていきます。お互いの間にとても苦しいエネルギーがつくられていきます。

このようにして、一人ひとりは目に見えない世界において自分という存在を明確に保持しております。私はこれ、これが私の世界。皆さん方の三次元では理解できない領域が別の世界で明確につくられているのです。先ほど、皆さん方は自分という存在について、あまり考えていないとか、理解していないという感じで表現しておりました。でも、今のこの瞬間においても、それぞれ明確な自分の領域がつくられております。明らかに自分という存在が分かるぐらいに、それぞれエネルギーをつくり出しております。できればそれに目を向けていただきたかったというのがまず一つあります。

まだ、攻撃的な人に対しては、自分も攻撃的な反応をとってしまう。やはり、美しくて若い人がいると、どうしても気持ちが楽になってしまう。そういったことをどこまで自分で認識しているかどうか。自分という存在について、ほとんどの人がまだ理解できていないということをまず覚えておいてください。

さて、私たちだけではなく、ほかにも話をしたいという存在や現れたちがいくつかあります。時間を調整しながら、そういう方々にも話をしていただきましょう。

B自分の意識の目覚めと活性化にもっと取り組むように

私たちは今、初めて地球に関与しました。皆さん方から見れば、いつでも地球にやってこれると思うかもしれません。でも、地球という惑星は特別な状況でつくられており、ほかの領域においては地球という惑星を見つけることがとても困難な状況になっております。地球に関与するためには地球人の意識波動の中に入っていく必要があります。そのためには地球人の意識を探す必要があります。この広大なる宇宙の中で、地球上に転生している意識を探し、その三次元波動に次元を下ろして、焦点をそこにもってくることにより初めてこの地球での状況が理解できるようになってくるのです。したがって、今、このようにして話をするということが宇宙においていかに難しいことであるかをまず理解しておいてください。

さて、私たちは地球という惑星についてはいろいろと教えられてきました。元々はある目的があってつくられました。そして皆さん方が集まってきました。でも、この地球が皆さん方の当初の思いとはまったく別の方向へと進化を進めていっております。この地球をこのまま放置しておくことは私たちにとっても望みではありません。是非とも、この地球を素晴らしい惑星として維持しておきたいというのが私たちの願いなのです。でも、この地球に関与しているいろんな生命たち、それぞれが役割を持ち、全力を尽くして頑張ってきました。

でも、もうかなり大詰めに来ております。地球という惑星がこのまま人間にすべてを明け渡してしまった場合に、とても苦しい体験がやってくることになります。それはこの地球にとってはあまり望ましいものではありません。地球にとって少しでも良い状況に変えるためには、人間の意識がもっともっと高くなっている必要があります。いろんな生命と喜びを分かち合い、宇宙の思いが即座に伝わる状況になっている必要があります。

それを実現するためには、人類の目覚めをもっともっと早く、そして広げていく必要があります。人間が自然の流れで目覚めるとするならば、まだまだ時間がかかるでしょう。人類の意識はいつ、どの時点でどこまで変わるか。今、本当にこれがテーマとなっております。いつかの時点で地球は大きな変化を受けるでしょう。その時に、人間の意識がどこまで高まっているか。

もし多くの人間がその変化を自然に受け止め、何ら混乱を招くことがなければ、地球はそれ以降、どんどん良い方向へと変わっていくでしょう。でも、その混乱を不幸なことと思い、否定的に受け止めたのであれば、地球はさらに混乱を究める状況へ進んでいくかもしれません。今の時点において、これがどういう方向へ進むのか、まったく読めない状況にあります。人間の意識が高まっているようで実際には何も変わっておらず、変わっていないようにみえながらも興味を持つ人は増えていっている。したがって実際にどこまで意識が高まっているのかがまったく見えないのです。

今、そういう状況の中で、皆さん方が何を為そうとして毎日を過ごしていくのか。一人ひとりが本当に満足して地球と一緒になって進化していただければ、かなり地球は変わっていくでしょう。どうかこれからも常に地球のことを考えながら、自分の意識をうまく活性化させていくことをやっていただきたいと思います。


C常に概念をつくりかえていくように

私はサナンダ。今日はかなり、不思議なメッセージであり、皆さん方も少し、とまどっているかもしれません。まだまだ皆さん方のつくりあげた概念は本来のものとはまったく違うものであるというのを認識する必要があります。いかに素晴らしい真理に触れたと思っても、それはまったくの概念にしか過ぎないということを覚えておいてください。でも、以前よりは少しずつ、本来に近づきつつあることだけは確かです。結果的に自分が宇宙の創造主であり、自分の思い通りに宇宙が創られ、いろんな生命が自分と繋がっているというのを理解していただけるまで、概念をいろいろとつくり変えながら、満足する真理を自分のやり方で組み立てていってください。

今日は最後に、新しいエネルギーを皆さん方に流して、終わりにいたします。

このエネルギーを自分のものとして、常に使えるようにしておくと、皆さん方が自分が確実にこの地上で役割を演じ、そして満足して生きていけるということが実感できるようになってくるでしょう。自分というエネルギーが一番はじめにつくられたときに、とても重要な働きをしていたエネルギーと思っておいてください。それではここで終わりにいたします。ありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
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