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1997/9/17■水曜瞑想会から

地球に関与する存在たちによって分断された地球

質問
−今の高校生に教えてあげられるようなアドバイスを何か

@背後の関与が知られないようにわざと記憶をなくした

こんにちは。まず、先ほどの話を聞いていて、先に説明をしておきます。人間がこの地球において、いろんな仕組みを造り、差別や争い、競争意識を造り上げてきました。でも、それは人間そのものが必ずしも悪いとか、間違ったということを意味しているのではありません。元々はそれぞれ自分の課題を持ち、いかにもそれは自分たちのテーマであるということを理解しておりました。したがってその段階においては、それ自体は問題にはまだなっておらず、単に自分がこの地球において経験すべき課題であるという風に認識しておりました。

ところが、転生を繰り返していくうちに、当初のテーマのことをまったく思い出せなくなってしまい、いかにも自分は争いや混乱を経験し、敵をやっつけ、自分だけが正しいものであるかのように生きていくということが当たり前のようになってしまいました。この段階において、もう課題ではなく、単なる憎しみや争いの波動しか感じなくなっております。人間がいくら転生を重ねても、当初の目的をずっと覚えていれば、こんなに争いが激しくなることはありませんでした。では、どうして本来の課題が思い出せなくなってしまったのか。

人間がこの地球上で進化を重ねるときに、人類の遺伝子をいろいろと操作し、それによって地球人類をコントロールしようとする存在たちがおりました。その多くの存在たちは地球人類を操り人形であるかのように仕向けていきました。つまり、自分たちが裏で操作しているということを見抜かれないように、そういうように操っているということが分からないようにするために、わざと記憶を無くすように仕組みを変えていきました。

もし、本来の目的を全部理解していれば、この地球上に何のためにやってきて、何を為すべきかを確かに覚えていたでしょう。しかし、それと同時に、ほかの惑星同士の争いや自分たちだけのエゴ、この地球を利用しようとしたこともすべて思い出すことになります。それは彼らにとっては必ずしも好ましいことではないために、自分たちの不利になることは思い出すことがないようにと、そういう理由から、地球に来る前の記憶をすべて無くすように仕組んでいきました。

結果的に、地球人は地球に来る前のことはまったく思い出すことができず、地球での経験がすべてであるかのように生活を送るようになってしまいました。地球人類が本来に戻るためには、まず自分たち自身の本来の遺伝子を元に戻す必要があります。ただ、ほかの惑星からやってきて、地球に関与した者たちは、地球に来る前の記憶を戻すと、おそらくとても罪悪感に満ち溢れた状況になってくるでしょう。地球人をコントロールして、自分たちの思惑を成功させようとする。そういうことが確実に思い出されてしまうからです。

この地球においては、ほかの惑星が関与している人種と、ほかの惑星の関与をそれほど受けていない人種があります。プレアデスはいろんな人種に関与しておりますが、オリオンやシリウスはきわめて特定の人種に関与しております。そしてあなた方日本人は琴座から流れてきた存在たちの影響を受けております。ただ、それは今までの遺伝子の初期の段階において彼らが関与しただけであり、実際にはそれがすべてではありません。

というのは、彼らにも分からないように、途中でいろんな細工が施されております。三次元的には、日本人という一つの人種ではなく、時に応じてほかの地域から必要な遺伝子を持った人間を呼び寄せ、日本人の中に同化させております。それによって日本人はかなり特別な遺伝子が集まるようになっております。これはこの宇宙の創造主がそれを願って実行させたものであり、最終的には創造主自身が一番、力を発揮しやすい遺伝子となっております。

ただ、これを本当に人間が演ずることができるのかどうか。これがあなた方のこれからの課題となるでしょう。自分が神である。その証をまず皆さん方が実践する必要があります。今の状況では、まだまだ日本人の目覚めが遅いために、神のエネルギーが日本に降りてくるのが難しい状況になっております。ほとんどの人は、どうしても神というと何か宗教的な支配者のように想像し、畏れ多いもの、あるいは恐いもの、わけの分からないもの、そういう認識をつくってしまい、自分と神を明確に分断しております。まずはそういう認識そのものを変えていただく必要があります。

自分は神である。それを少しでも体感していただこうと思い、皆さん方に今、神としてのエネルギーを感じていただこうと思います。それを自分の体に完全に浸透させ、自分が神になったという雰囲気を味わってみてください。


A自分は神であるという認識を

あなた方が私によって創られたときに、それぞれに特殊なエネルギーを入れている。地球を変えるために必要なエネルギーが隠されている。それは私と共に在るときに限り、使うことができる。自分が神であるという実感が大前提となっている。私は一人ひとりのすべてを創ってきた。しかし、私と一つになれるかどうかはあなた方次第となっている。

私は私であるために、私自身の成長を考えていく。あなた方が神を特別なものとして認識しているときには、私は近づくこともできない。私が私であるために、早く私とともに活動するようにと願っている。


B若い人の転生の仕方は大人とは違う

私たちの方から最後にお話をします。まず、先ほどの質問で、高校生に対する何らかのメッセージ、そういったものが欲しいということですが、まず今の高校生は皆さん方とは生まれてくるときの仕組みがまったく違っております。皆さん方の多くの人はこれまでの転生のエネルギーから今の人生を造っております。そして今生、自分の経験すべきことをあらかじめ決め、それにしたがって人生を歩んできております。嫌なことや苦しいこと、ほとんどは以前の人生から持ってこられたものです。

それに対し、今の高校生の年代は必ずしも過去世のエネルギーを使っておらず、自分たちのやりたいこと、自分たちの望むことでエネルギーを造ってきた者がたくさんおります。したがって彼らに何かを無理にさせるとか、決まり事を要求するというのは必ずしも適当ではなく、彼ら自身もそれを受け入れることはないでしょう。

何故彼らがそういう自分たちだけのやりたいことを造ってきたのか。これは今の地球の変化の時期において、必要な役割ともいえます。とりわけ日本においては、何か制限されたことでもそのまま従う、言われたとおりに実行する、こういうエネルギーが強いために、これを解放する必要があります。しかし、日本に生まれてこれるエネルギーの持ち主で、ただ自由で開放的なカルマを持っているという人はほとんど存在しておりません。逆に束縛したり、束縛されるというエネルギーの持ち主がたくさん集まっております。

したがって日本のエネルギーをそのまま使わないで、日本というエネルギー場を解放するために、今の若い人たちはカルマにとらわれない転生の仕組みを造り、それによって今回の人生をつくっております。彼らには彼らなりにやるべきことがあり、また一人ひとり違うテーマを抱えている場合があります。

そういう人間におそらくあなた方の年代の人たちが何かアドバイスをしたり、何か教えようとしても、おそらく根本的な価値観が合わない場合があるでしょう。認識そのものがかなりずれております。こちらが何かを教えようとか、何かを伝えてあげようという気持ち自体が彼らには通用しないことがあります。したがってそういう人々にあえて何かを教えようという気持ちはもう持たない方が良いでしょう。彼らは彼らだけで、自分たちだけで、いろんなことを楽しんだり、実行していけるだけのエネルギーを持っております。

むしろ、今の大人がそういう子供に向けて無理に心配したり、将来を案じたり、あるいは不安を与えること自体が大人側の問題となって造られております。したがって高校生を見たときに、高校生を見て、自分を観ているんだということをまず理解してください。高校生を何とかしようとする。実は自分に対して、まだ制限があるということ。また、教えてやるという気持ちがある時には、まだ自分自身が何か教えてもらいたいという気持ちを持っているということ。常に自分がそこに入り込んでおり、自分に向けてのメッセージであるという風に理解をしておいてください。


さて、最後に少しだけ説明をして、終わりにいたします。先ほどの瞑想の中では本当に特別な領域に皆さんに行っていただきました。地球人類でこの領域に来れた者はそんなに数が多くはありません。古代の人間たちはシャンバラとか、特別な名前を付けて、いろんな領域を造っております。皆さん方が今日、到達したのもかなりそういう特殊な領域であるというのを覚えておいてください。

これからも機会があれば、そういういろんな領域に入り込んで、お互いに話し合ったり、エネルギーをやり取りするということはとてもよいことです。自分たちだけでも、いろいろ工夫しながら、心を解放し、地球を少しでも豊かにするような工夫をしていってください。それでは今日はありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
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