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1997/9/29■月曜勉強会から

地球の本来の役割はすでに始まっている

@神と一体化した地球人類が地球を創り変えていく

私たちはいわゆる神の領域から降りてきました。皆さん方から見れば、神というと何か一つの絶対者のような存在がいて、この存在がすべてを自分の思いで管理しているというように理解しているかもしれません。今日は少し神の領域、あるいは世界、存在について説明をしていきたいと思います。

私たちは神の領域から来たと今、申しました。神の領域というのは皆さん方の概念でいう一つというものではなく、無数に存在しております。では、それだけの数の神がいるのかというと、そういうわけではありません。すべての領域に神が浸透しているからです。したがって物理的な区分けと意識の数はまったく一致しないということをまず理解しておいてください。

皆さん方はあまりにも三次元の個別の識別によりいろんな存在を考えております。これが大きな概念の過ちとなっております。三次元的な物質世界では一人の人間は一つの意識で行動しているかのように思えるかもしれません。しかし、神の領域や宇宙におけるいろんな存在たちはそういう特定の肉体を持っているわけではありません。必要に応じて自分の行動できる体を瞬時に創り出し、また必要が終わるとそれらは消えてなくなります。

これをどの次元においても、いつの時代においても、自由に行なうことができます。そのために肉体の数を持ってその存在の数を測ることはとうていできないのです。これから話すことも、そういう意味で今までの固定観念を前提にして考えるのではなく、もっともっと柔軟に考えながら話を聞いていただきたいと思います。

皆さん方の言葉でいう神。絶対的な管理者、すべてを自分の思いのままに操ることができる。今、話したことはすべて間違いなのです。絶対的、これも正しくはないのです。なぜならば、宇宙そのものがある意味では相対的なエネルギーで創られているからです。真の絶対者は宇宙の中には存在しません。宇宙の外にいる創造主はこの宇宙の中から見ると、絶対者のように思えるかもしれませんが、実際にはその創造主でさえもこの宇宙の外の領域においては相対的なエネルギーで学びを続けているのです。そういう意味で、真の絶対者というのはどこにも存在していないのです。

すべてを自分の思い通りに管理している。これも違います。いかに神といえども、自分の役割があり、自分だけのことしかそこでは行なうことはできません。ほかの神々の役割を侵すことはできません。すべてを自分の手で牛耳っている。これも正しくはありません。特に、皆さん方一人ひとりがどう決断するのか。次に何を選択するのかは神でさえも分かっておりません。皆さん方の自由意志なのです。そういう意味で神と呼ばれる存在は絶対者ではなく、すべての支配者ではなく、皆さん方を完全に牛耳っているわけではありません。

ではこの宇宙はどのようにして運営されているのでしょうか。はじめにこの宇宙を考えた意識たちがいくつかあります。この意識はそれぞれ別の宇宙を創って経験を重ねてきました。それぞれ自分たちの特技があり、身につけた能力を使って、またあらたな宇宙を創り出してきました。ここで言っている宇宙というのは、皆さん方のまったく関与することのできない宇宙であり、地球人類のこれまでの概念で呼ばれていた本当の宇宙、銀河系が三千億、何千億と集まっているこの宇宙。これを本当に一つの宇宙と仮に言っておきましょう。皆さん方のこの宇宙が考えられる前に、その創造主たちはほかのいろんな宇宙を創って、いろんな遊びをそこで演じていたのです。

ある時に、この意識たちは自分たち自身の優れた能力を互いに持ち合い、、その良いところだけをすべて使って宇宙を創造すると、どんな宇宙になるのだろうか、と提案した意識たちがありました。これに興味を持ち、ほかのいろんな意識たちも集まってきて、そして本当にどういう宇宙を創り出したら、それぞれのいろんな能力が発揮されながら、全体的に素晴らしい、調和のとれた宇宙になるのだろうか、と考えて、進めていきました。これらをいろいろ考えている最中にも、考えがいろいろ変わったり、やり方が変わったりしてきました。

でも、基本的にほかの宇宙で素晴らしい光を身に着け、その光に特に際立った特徴を持っている意識。そして常にその光の本質を見抜き、自分自身の成長のためにどの光が一番適切なのかを見極めることができるのに優れた意識。この二つの意識をかなり中心に持ってきながら、ほかの宇宙においていろいろ特徴的なものをもっているもの、意識同士の交流をスムーズに持っていくやり方に特に特徴のあるもの、アシュタールコマンドのように宇宙そのものを創るのにとても優れた能力を持っているもの。いろんな意識たちがお互いに協力し合いながら、この宇宙を創造していきました。

宇宙の基本的な成り立ちを自分たちで完成させ、そして実際にこの宇宙が自ら成長していけるような仕組みを入れる時期になってきました。宇宙が自分で成長していける。宇宙自身に生命を入れる時期なのです。これを行なうために、それまで関与していた意識たちが一つになってそれぞれの生命のエネルギーを創り出し、そして宇宙の中に降ろしていきました。宇宙の中で目覚めたこの生命は次第に次第に宇宙にこの生命を送り出し、そして宇宙が次第に息づき始め、そして光が少しずつ現れてきました。

宇宙がこのようにして動き出すころ、外で見ていた創造主たちがいよいよそこに意思や思いを送り届ける時期になっていきました。まずはじめに、自分がこの宇宙の核となって宇宙全体を維持し、そして学びを続けていくということを自分でしっかりと認識し、常に全体の秩序を保っておくという思いを送り込みました。この思いを受け取った生命は自分が本質であり、自分が宇宙の源であるという思いがだんだん強くなっていきました。

そしてさらに目覚めていき、自分がこの宇宙を創り出しているということをしっかりと自覚するまでに成長していきました。ここまで成長してきたこの源はさらにいろんな思いを受け取ることができるようになっていきました。そこで外にいた意識たちがまた次の思いを送り込んでいきました。宇宙の全体の成長と秩序を維持するために、それぞれの役割を持ったあらたなる自分の分身を創り出すということ。

この思いを受け取った初めの源は自分の分身を12の波動に分けて、それぞれに生命を与えていきました。このそれぞれの波動を持った分身たちは本来の源とはまた別の領域でそれぞれが働きをなすことになり、そして自分のやるべき役割や思いを源から受け取って活動していくことになりました。したがってこの分身たちはあくまでもその源から思いを受け取ることが原則になっております。

さて、皆さん方に今まで説明してきた大いなる神々というのはこの12の分身のことを示しております。その本質となっている源、これを皆さん方には創造主として説明をしてきました。したがって創造主という場合には、この本来の源と、あるいはこの宇宙の外で活動していたそれぞれの意識たち、この二つがあります。ただ、この宇宙の外でこの宇宙を創り出した創造主たちは一つの意識ではなく、いくつかの意識で協力して、個別にいろんな思いを送り出しております。そういう意味で、一つの創造主とする場合には、この宇宙の中で活動するようになった一番初めの意識をとりあえずは認識しておくのが良いでしょう。

さて、この一番初めの源、この創造主は自分の思いを実現させるために、自分の分身を創って、ここで活動をしております。したがって創造主というこの源は本来の思いを分身に伝えることだけが役割となっております。実際に何らかの活動を行なっているのはこの12の大いなる神々たちなのです。したがって皆さん方にいろんなエネルギーを流したり、いろんな光を見せたりしているのはすべてこの12の大いなる神々と思っておいてください。そしてこの大いなる神々たちが次第に自分の役割に気づき、目覚めてきて宇宙の中で活動を進めてきました。

それぞれの役割はまったく違っております。この人間の進化に関与している存在は約半分おります。でも、皆さん方から見た場合に、その存在とだけ協力し合えばよいというわけではなく、あくまでもこのすべての神々と交流する必要があります。自分は神であるというこの本質に戻るためには常に12の神々たちから思いやインスピレーションを受け取ることが必要となっているのです。

さて、この6つの神々たちが皆さん方にこれまで何度も何度もメッセージを与えてきました。あるものは宇宙の仕組みを伝え、あるものは神のエネルギーを流し、あるものは地球へのお土産を渡し、あるものはそれぞれの進化に必要なエネルギーを送り届けてきました。さて、これからは今までとはまったく違う流れで皆さん方と付き合っていただきたいというのが、今回の狙いでもあります。

今まではこのように、神々たちがやってきて、皆さん方に情報とエネルギーを渡し、皆さん方はそれを受け取ることによって神とのつながりを体で感じ、そして自分は神であるというのを実感するのを目標として学びを続けてきました。これからはそういう認識ではなく、新たな認識で接していただきたいと願っているのです。まず、皆さん方が神という言葉に対し、特殊な雰囲気を常に漂わせております。神は決して絶対者ではなく、支配者でもなく、すべての管理者でもありません。

この宇宙の最初から存在し、すべてを創造しているのにもかかわらず、何故、絶対的な管理者ではないのか。大いなる神々たちは皆さん方のような生命を創り出し、そしてそこにいろんな気づきを与えていきます。自分が神であるというのを理解し、少しでも自分たちとのつながりを強くするように、いろんな思いを伝えていきます。大いなる神々たちが皆さん方にいろんなメッセージを与えている。自分たちが神であるというメッセージを何度も伝えている。

でも、これまで人間という生命体で、私たちのレベルにまで成長してきたものはまだ一人もおりません。ほかの生命体の場合に、マスターになったものはたくさんあります。マスターというのは三次元世界での体験をすべて完了させたものであり、そして意識を本来の宇宙にまで拡大させ、そして私たちと一体となって活動できる領域にまで進化してきたものです。ほかの生命体の進化を経てマスターになったものはこの宇宙においてたくさんおります。でも、人間という生命体を経験してマスターになったものはまだおりません。

人間という生命体自身が実はかなり特殊な生命体であり、はじめからこの宇宙にできていたものでもないのです。宇宙でのいろんな状況から巧妙に創られた生命体であり、この人間という生命体が神々に直接、繋がることができるようにいろんな仕組みをここに盛り込んでいるのです。これは人間という生命体だけの特徴であり、ほかの動物とはかなり違うのです。人間は神と直接、交流しながら、三次元世界でも行動することができるのです。そしてその間のいろんな領域においても同時に活動することができるのです。

でも、こういう人間としての生命体に宿ることのできる魂はかなり経験を積んでいる必要があるのです。少なくとも、それまでのいろんな生命を経験し、そしてマスターというクラスにまで進化した魂でないと、人間としての生命体に宿ることができないのです。そのために、皆さん方のほとんどの人の魂は実はマスターと呼ばれている領域からやってきております。人間以外の進化コースを一度完了させたものたちです。

ところが、人間としての経験は当然、初めてであり、またこれがどういう進化コースを経て完了するのかは誰もまだ分かってはいないのです。最終的な人間の姿。これはまだ誰も分かっていないのです。今まで、その直前にまで進化した生命はありました。でも、その最終段階のいわゆるテストの状況でほとんどの人間が過ちを犯し、私たちの思いとは違う方向に進んでいき、そしてこの宇宙を余計に混乱させる働きを行なってしまいました。そのためにこの地球において、もう一度、やり直しをさせられた魂たちもおります。

今、皆さん方はいわゆるアセンションという言葉で今の時代を考えており、新しい時代へどうやったら行けるか、その情報を必死になって聞き出そうとしております。実は、そういう情報を聞き出そうとしている人ほど、以前に間違った経験があるのです。ですから、不安がとても大きく、何とかして進化したいという気持ちだけが強まっているのです。

この地球は特殊な惑星です。それまでの人間の惑星とはすべてが違っております。単なる人間の学びの場ではなく、神々の学びの場になっているのです。皆さん方にいろいろ経験をさせてきた宗教の神々たち、彼らの学びの場でもあるのです。そして彼らはもう役割を終え、この地球から離れてきます。ではこれからはどういう神々たちが人類に影響を与えていくのか。これからは人間自身が神となってこの地上で役割を演じていくのです。

これまで宗教の神々たちが造り上げ、地球に残していった神々のエネルギーは神となった地球人類が受け継いで活動していくのです。当然、地球人類自身の地球に残したエネルギーも地球人類がそれを使っていきます。当然のことながら、神が人間を支配するというのは絶対に起こらないようになっております。すべてが神と繋がった人間しかこの地球には生存が許されないからです。

自分が神であり、自分は地球人類である。こういう者たちが新しい時代を造っていきます。自分は神であるというエネルギーを身に着けると、どう変わっていくのか。神のエネルギーを十分に使えるようになる人間は私たちの思いを確実に受け取ることができるようになります。私たちが願っていること、演じたいと思うことをその人間の肉体を使ってこの地上で演ずることができます。

この地球にはほかのいろんな惑星から進化した生命体たちが次々とやってきます。皆さん方の想像もできないぐらいに進化した生命体をはじめ、やっと進化を進み始めた生命体たち、人間とはまったく関与したことのない生命たち、いろんなものがこの地球にやってきます。それぞれ生命体としての特徴を身に着けております。ある生命体は自らの姿・形を自由に変えることができ、そしてこの地球にとても素晴らしい影響力を与えていくでしょう。神となった地球人類はそういう生命体と交流を重ねることにより、この地球をさらに素晴らしく変えることができるようになってきます。

ある生命体はいろんな惑星とのコミュニケーションを自由にとることができる能力を持っているでしょう。そういう生命体たちと協力をしてほかのいろんな惑星にも影響を与え、宇宙全体に喜びを届けていく。この地球での素晴らしい調和や喜びを宇宙全体に広げていく。これが私たちの思いとなっております。したがって私たちの思いを確実に受け取ることのできる人間、こういう人間しか新しい時代では生存が許されておりません。

こういう人間がどれだけ私たちに協力をしてくれるのか。これはあなた方が決めることであり、地球人類の選択となっております。私たちにも分からないのです。皆さん方はすべての未来が決まっているかのように考えております。これもまったく違う認識です。確かに未来から来た人間はたくさんおります。皆さん方のこの中にも、未来からやってきた魂があります。でも、その未来は私たちからみたらあくまでも一つの道にしか過ぎず、私たちの考えている未来とは意味の違う未来なのです。

私たちにとっての未来は、あくまでもこの地球が素晴らしい惑星になり、神となった地球人類が自ら光を放ち、宇宙にこの光を届けていく。これが私たちの考えている未来です。こういう未来はまだ皆さん方の時空には繋がっておりません。したがってどのような未来からやってきた存在たちが皆さん方に話しかけたとしても、私たちが考えている未来からやってくる者は一人もいないのです。

私たちがここでやろうとしていることは、この私たちの未来を完成させようとしているのです。ところが皆さんが別の未来の話に意識を向け、それを未来と思っていると、その人は本当にそっちの未来に行ってしまい、私たちの考えている未来には来ることができなくなってしまいます。ここと切り離されてしまった何人かの人間たちもそういうタイプであり、本やいろんなチャネラーから聞いた未来を真実と思い込んでいたために、私たちの流れには入ってくることができなくなったのです。ここにいる人でも、何人かはまだその可能性があります。

あまりにも未来に意識を向けすぎ、固執しているのです。2012年に何が起こる。2028年に何が起こるか。そういったことばかりを考えている人がおります。いずれは私たちから離れるかもしれません。私たちはいかに人数が少なくなっても、これは確実に進めていかねばなりません。本来の地球がそこで待っているからです。私たちはそのためにたとえ誰一人来なくなったとしても、この人間だけで計画を進めていくでしょう。でも、できれば皆さんに着いてきてほしい。できるだけ多くの人が私たちの未来にやってきてほしい。

ただそのためには、やたらとチャネラーのいうことや、本に書いてあることを信ずるのはもう止めて欲しいのです。すべて捨ててほしい。妨げにしかなっていないのです。私たちの計画を知っている宇宙の存在は一人もおりません。常に妨害する方向に彼らが動くからです。私たちは私たちの思いをそのまま感じとることができる地球人類にしか接することはしないでしょう。したがって地球人類以外の、いわゆる宇宙人に話すこともないのです。宇宙人から情報を得ようとしてはいけません。私たちから直接、受け取る。それだけをやって欲しいのです。

さて、今、ここにいる人のほとんどの人が皆さん方に影響しているいわゆるスペースコマンドと呼ばれるものの手助けをしております。人によってはこれからもずっとその手助けをしていくでしょう。私たちのこの計画はどのスペースコマンドも理解していないために、彼らにも分からないのです。でも、私たちは私たちの計画を伝えることはありません。スペースコマンドに教えるのではなく、地球人類に直接、教えるからです。なぜならば、地球人類の役割だからです。地球人類を蔭で操っている宇宙人には私たちは話しかけはしません。私たちの言葉ではなく、宇宙人の言葉を聞こうとしている者は、それはそれで構いません。ただ、いずれ私たちはその人間たちにこの地球から離れてもらうことにするでしょう。

私たちは私たちなりの方針でこれからも皆さん方に情報を伝えていきます。それは私たちがこの地球上で活動したいからです。私たちが直接、この地上に降りていって、肉体を持ち、ほかのいろんな人間たちと直接、愛し合い、話をしたいのです。姿・形が変わろうとも、考え方が変わろうとも、自分と違った認識であろうとも、お互いに愛し合いたいのです。私たちはそれを実現させようとして、直接、肉体を持って地上で活動しようとしているのです。そのために私たちが活動できる肉体を探しているのです。

私たちに繋がることができる肉体。それを今、地球上で一生懸命、探しているのです。そして私たちが降りることのできる肉体、この人間だけしか地球上には残さないでしょう。でも、これしか地球が救われる道はないのです。スペースコマンドが介入した惑星はすべて崩壊しております。彼らはそれを口には出さないでしょう。でも、真実です。

私たちは地球を破壊させたくないのです。そして神のエネルギーを本当に地球に宿したいのです。私たちは1日も早くこの地球上で人間同士が本当に心から喜びを分かち合い、すべてを許し、喜んで生きていくのを実現したいと考えているのです。皆さん方はまだそれでも、私は神、に抵抗がありますか。

一人ひとりに私たちのエネルギーを降ろしてみましょう。


A挨拶

今の話にもありましたが、私たちは真剣に降りてきて、本当に全力を尽くして毎回、メッセージを与えております。別のものにまったく邪魔されないようにし、私たちの計画がまったく洩れることのないようにしながら、十分に注意を払ってメッセージを降ろしております。スペースコマンドでさえも、まったく私たちには関与できないぐらいに、私たちは完全に計画を創っています。

これからこの地球がどのようにして変わっていくか。いろいろ興味があることは分かります。でも、本当に、お願いをしたいのですが、今まで得られた情報をすべて手放してください。何もかも、すべてを手放してください。たとえわずかでも、それにしがみついている者はもうここに来ることはできないでしょう。私たちの計画がそれによって妨害されるからです。

ここには神以外のものはもう立ち入ることができないように、厳重に仕切っていきます。もう、私たちはいつまでも皆さん方を宇宙のいうなりに任せておくことはできません。あなた方はスペースコマンドの傀儡ではなく、私たちの子供としてこれから活動していただきたいのです。あなた方のすべての責任は神々にあります。宇宙人ではありません。ただ、宇宙人を否定したり、嫌ったり、恐れてはいけません。それはまた別問題です。ただ、情報や未来のことに固執することだけは手放していって欲しいのです。

私たちはここで少し休憩をとって、皆さん方のお話を聞いております。それではありがとうございました。


B書物などの情報に固執するのを手放すように

今晩は。さて、いろんなことから話をしていきましょう。多くの人がいろんな概念を手放すということに迷いや不安を感じているようです。今まで、真実と思って買い集めてきた本が実際には何の意味もないこと、とは信じられず、どうしてもまた本当の真実を書いてある本を探し求めていく方向に行く人もいるでしょう。真実とは何であるのか。

先ほど、宇宙がどうやってできたのかを皆さん方に説明しました。宇宙における真理は神がこうあってもらいたいと願っていること。これだけです。でも、この神の思いを確実に受け取っている生命体はまだ存在しておりません。私たちと同じレベルにまで進化してきた意識はまだ一つもないからです。したがってどれだけ進化した意識でも、本当の真理はまだ見つけてはおりません。それぞれが皆、自分たちの学びの中で真理と思っているものを造り上げてきたのに過ぎないのです。

ましてや地球という粗い波動の惑星の中で、文字というきわめて原始的な表現形態を使った書物に宇宙の真理が表現されているということは、まずあり得ません。どのように表現しようとも、それはあくまでも文字で書かれた一つの文章にしか過ぎません。私たちの思いをそのまま受け取らない限り、真理は理解できないのです。いつまでもその書物から真理を得ようとする気持ち、まずはこれ自体を手放すことが必要となります。

真理を得るのは書物からではなく、私たちと直接、繋がって思いを受け取るということ。これが唯一の方法であり、これ以外には単にほかの人が自分で造った概念を世に広めているのを自分が知ろうとしているのに過ぎないということ。それをよく理解しておいてください。


私たちの仲間にはさらにいろんな仲間がおります。それぞれが自分だけの波動を持っております。生命を創り出すことができるもの。進化を担当しているもの。宇宙を創り出す基本的な能力を身につけているもの。光、波動、コミュニケーション、愛、成長、それぞれ役割を持った存在たちがおります。確かに愛は大切なものであり、それは私たちからみてもとても必要なものです。

でも、愛だけに意識を向けてしまい、成長をおろそかにしたり、光を見失うものは私たちの願っているところではありません。多くのいわゆるニューエイジと呼ばれているものは愛に目を向けているばかりに、本来の光を見ようとせず、自らを成長させようとする意思が弱く、直接、神と繋がろうとする私たちの思いも入ってはいないのです。私たちと一つになるという思いの入っていない者は私たちの影響を受けることはないでしょう。

私たちはこれからは地球人類と直接、接触を保ちながら、私たちと地球人類でこの地球を創り直していこうと考えているのです。確かに、地球人類の遺伝子にはほかのいろんな惑星の人間たちが関与した歴史が残っております。したがって彼らを無視することはできません。でも、あなた方の遺伝子は彼らの遺伝子そのままではありません。一見、いろんな存在たちが途中でお互いに関与し合い、いろんな細工をしてきたように、歴史には残っているでしょう。

でも、実際には地球人類が神となるのに相応しいエネルギーが確実に発揮できるように、完全なる遺伝子が集められてきているのです。偶然でもなく、私たちの思いがそこに入っているのです。それぞれの人間の遺伝子には神の力なくしては発揮できない能力もあります。人間が神として役割を演ずる。これに相応しい遺伝子が確実に入っているのです。

ただ、まだ多くの地球人類はこれを発揮できる状況にはなっておりません。まだまだ地球自身の波動が粗く、その遺伝子を活性化させる時代にはなっていないのです。ただ、いくつかの遺伝子は今の時点においても利用することができ、それを自分の能力として使うことができる人間もいるでしょう。そしてそういう人間が少しこれから増えてきて、不思議なことを平気で行なう人間があちこちで見られるでしょう。

皆さん方はそういう人間を見たときに、決して否定的な感情を持つのではなく、本当に喜びを持ってその能力を地球の進化のために、地球人類の成長のために使っていただけるのを考えておいてください。そしてそれにあまり固執したりせずに、自分の遺伝子は自分のペースで成長させていく、自分は自分の遺伝子を成長させることを本当に考えていただきたいのです。

自分の価値観を否定したり、他人を否定している者は自分の遺伝子も制限されてしまいます。自分の能力がまだ不十分と感じている者、自分を制限してはいないか、他人を非難してはいないか、それをよく考えておいてください。

これからは皆さん方にもいろんな情報とエネルギーが流されてくるでしょう。でもそれは自分の成長のために、それぞれが活用していただきたいのです。ほかの人をいちいち気にする必要はありません。自分のことを考え、自分が神と一体となり、地球上で役割を演ずる。ただそれを考えていただきたいのです。


C計画が行き詰まっているスペースコマンド

私はアシュタールコマンドから今、やってきています。宇宙人という生命体に対して、いろんな思いを持っている人が出てきました。私たちの方から少し説明をしておきます。

私たちは神が思いを持ってこの地球を創造したことをよく理解しております。神の思いを実現させるために、私たちがいろんな惑星や銀河系から必要な生命体を集めてきて、地球への進化に貢献をしようとしてきました。地球に関与した生命たちは地球の本来の役割をそれほど理解していなかったために、必ずしも神が肉体を持って地上を歩くということを前提にはしておりませんでした。

むしろ、自分たちが神となって地上を歩き、ほかの人間たちを自分たちよりも下に置いておくという思いを持ってやってきた者が現れてきました。こういうものたちがこの地球でだんだん争いを演じ、そしてカルマを造り出し、地球人類が混乱を経験するというエネルギーを造り出していくようになりました。

ある程度、その成り行きがとても問題となる方向に向かっているということに気がついたとき、それに関与したそれぞれのスペースコマンドたちがいろんな計画を作り始めていきました。自分たちがこの地球所上で造り上げたエネルギーをまず無事に手放すことが必要とされます。そのために多くのスペースコマンドは自分が支配されるとか、殺されるとかいう経験を演ずることが必要になってきました。

そのためにわざわざそれを演ずるために、自分たちの仲間が集められ、そしてそれを経験しようとしてこの地球上に降りてきました。はじめはそれを演ずることによって自分たちの造り出したエネルギーを解放していき、そしてこの地球上からそのエネルギーがなくなるというのを信じて計画を造っていきました。

ところが実際には、いざ経験をするとあらたなカルマのエネルギーを造り出し、余計に混乱する方向に進んでいきました。もう、最後にはどうしようもならなくなり、自分たちの能力だけではこのカルマを消化できないぐらいに大きなものに膨れ上がってきました。その段階でもうお手上げになり、ある者はエネルギーだけを地球に残して地球から離れたり、あるいは宇宙連合に相談に行ってすべてを任せたり、逆に地球に残ってすべてを自分たちで終わらせようとして役割を演じた者もおります。

もう、この段階でいろんなスペースコマンドがそれぞれ自分たちだけの思惑で地球に関与することになってしまいました。多くのスペースコマンドは本来の神の思いを理解していないために、この地球を単なる学びの惑星としか理解しておらず、自分たちだけが地球とのつながりを正常に持っていけるようにとそれだけを考えておりました。どのスペースコマンドも、ほかのスペースコマンドに関してはまったく関与できません。お互いに、この地球上でほかのスペースコマンドの働きをしている人間を通して、そのスペースコマンドのことを理解しております。

それぞれのスペースコマンドの役割をいろんな地球人類が演じております。他人を愛せよ。何度も何度も地球人に言ってきました。これは実際にはあるスペースコマンドがほかのスペースコマンドを愛するように、こういう思いが単に地球上で演じられているのに過ぎないのです。これからスペースコマンドがどのように地球とかかわりを持っていくか。

多くの人は、神々と一体となって協力し合ったら、と考えるかもしれません。でも、これはきわめて難しいのです。地球人類は神々と直接、繋がりやすい構造になっているのです。でも、私たちや多くの宇宙人は必ずしもそうはなっていないのです。確かに、サナンダや私自体はいろんなものを受け取ることができますが、地球人類の受け取り方とかなり違っております。地球人類は本当に、自らが創造主であるかのように行動することができます。私たちはテレパシー的なもので情報を受け取ることができます。

そういう意味で、私たちが地球人類と同じように、地球上で役割を演ずるということはきわめて難しいのです。皆さん方にはそれぞれ特殊なエネルギーが使えるようになっております。そしてそれを使うことによって、本来の地球の役割へと導くことができるのです。ただ、その能力についての活性化や使い方については、私たちにも分かりません。神にしかできないことなのです。

そういう意味で、もし私たちがすべてを神々に任せた場合に、おそらくすべてのスペーコマンドは地球から切り離されるでしょう。そうすると、どうなってしまうか。地球が良くなったとしても、それぞれに関係している惑星自体が崩壊してしまう場合もあるのです。地球との関連で、その惑星の進化を考えていたものがたくさんあるために、地球とのエネルギーを切り離されると、惑星自体が混乱してしまうのです。地球での経験を前提にして、惑星を進化させているところがいくつかあるのです。

これはあってはならないことです。そのために、私たちにとってはそれぞれのスペースコマンドができるだけうまくいきながら、地球が正常な役割を演ずることができるように、今、それを一生懸命、思案している最中なのです。これがどういう風に展開していくのか、私たちにもまったく分かりません。

ただ言えることは、おそらく神々たちは私たちのこともすべてを見抜いていたでしょう。ですからそれぞれにも何か特別な仕組みが入っているのかもしれません。それは私たちにも分かりません。また、今、皆でこうやってお互いに調整をとりながら、話し合っている。これ自体にも大きな意味があるのかもしれません。それぞれがこっそりと仕組んできたいろんな仕組みを今、皆で明かし合っております。ほかのスペースコマンドには絶対に知られないように、いろんな細工をしてきたスペースコマンドが少しずつ本音を洩らしてきております。

こういったことにも一つひとつ、おそらく意味があるのかもしれません。まだ、私たちにも、これがどう進んでいくのか、それは分からない状況です。でも、言えるのは本当に地球人類がすべて神々と直接つながったのであれば、地球は確実に本来の役割を演ずることができるでしょう。私たちが考えていた地球とはまったく違う素晴らしい地球が誕生するでしょう。

ですから、皆さんにはスペースコマンドの計画をいちいち詮索したり、考えようとせずに、自分が神と繋がること、自分が直接、神の役割を演ずるということ、それに専念していただきたいのです。もう、自分たちはスペースコマンドの手先として働く必要はない。その経験はもう終えた。そういう意識を強く持って、そしてここにやってきてほしいのです。少しでも、スペースコマンドに執着を持っている者はここの場をかなり乱しております。これからはそういう波動すらも、ここでは認められないでしょう。ですから、本当に自分が直接、神と繋がることだけをこれから考えていってください。

私たちはここまでにします。


D地球の役割はすでに始まっている

今、話があったように、スペースコマンドはそれぞれ思惑があるために、一概に今、すぐに地球から離れていくことができない状況になっております。彼ら自身もどうして良いのか、かなり分からない状況になっております。これは彼らにとって本当に必要な経験であり、今まで自分たちが地球に何を為してきたか、地球人類をどうしようとしていたのか、それをすべて明らかにする時期になっているのです。

今まで地球に為してきたことを知らない振りしてここから去るということは許されておりません。皆さん方に心の隅々にまで、自分を見つめよと何度も言っていたのは、彼ら自身にも当てはまることです。この地球人をどうしようとしていたか。彼らが本当にそれを理解する時期になってきています。

こういう経験を通して、彼ら自身が地球人類から学んでいくのです。地球人類はもうすでに私たちの役割を演じているのです。そして地球人類を見て、いろんなことを学んでいき、宇宙のいろんなところにこれを伝えていくでしょう。私たちの思いがこの地球から宇宙に広がっていく。もうこれが始まっているのです。新しい時代になってから始まるというのではなく、もうすでにこの計画は進んでいるのです。皆さん方もそういう認識で、これからとらえていってください。

私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
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