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1997/10/08■水曜瞑想会から

日本人の意識の変化があって日本が変化する

瞑想は、神の領域においてエネルギーをもらい、地球に降りていってあらたな日本の領域に届けるもの

質問
−夢で、悪魔に抱かれたことの意味。冷たさを感じたが、恐れや不安はまったく感じなかった。
−仕事が、いつも夜か朝に偏っており、普通の時間帯の仕事に就けないのは何故。
−家族の中で、1年の間に盲腸炎を三度も起こした者がいるが、どういう意味か。
−家庭に居て、自分の場ができてきて、そこで甘んじてしまう傾向ができてきた。


@冷たさは馴染みのなさを表すシンボル

それでは先に質問の方からお答えをしていきます。

まず、今の悪魔の夢についてお話をしていきます。Kさんが体感した冷たさ、これは一般にエネルギー的な一つの側面を表しております。人間の感じる冷たいという感覚は、私たちからすれば、恐ろしいのか安心できるのか、そういう特質を体感できるように造られております。一般に冷たいという感覚は不安や恐れ、馴染みがないもの、自分と繋がっていないもの、そういうシンボルであり、暖かいというのはもう自分と繋がっており、親しみがあり、そして何か素晴らしいものという感覚が味わえるようになっております。

その中で、冷たいけれども特に不安はない、冷たいけれども何も心配はない、そういう感覚を受けるときがあります。これは冷たいという人間の本来的な感覚をある程度マスターし、特別な雰囲気で自分に冷たいという感覚が味わえるときに感じられる一つの現象です。つまり、もう自分にとって不安とか恐れ、あるいは親しいとか仲が良いという雰囲気はもう必要でなくなってきて、あらたなる感覚として冷たい・暖かいという感覚が自分に宿ってきている。そういうシンボルが与えられたという意味があります。

あなたの場合は冷たい・暖かいという感覚がほかの人とはかなり違ってきているという意味があります。今、あなたのエネルギー的な特徴の中には冷たいというのはまだ自分が経験していないもの、まだ自分がそこに触れようとしていないもの、自分がまだその中で体験をしようとしていないもの、こういうものが冷たいとして反応され、もう自分がすっかり体感したもの、もう必要としていないもの、これは暖かいとなって感ずるようになる、というようになっております。

したがって悪魔を冷たく感じながらも不安は持っていない。これは、まだ完全に悪魔のエネルギーを自分のものとはしていないというシンボルであり、それに対しての不安は持っていない。つまり、これからあなたは光と闇を完全にマスターする状況に入っているのです。まだ、完全に光と闇の両方の学びをあなたは終えてはおりません。なぜならば、悪魔の本当の世界に入り込んでいないからです。でも、それは恐怖からではなく、まだ単にその学びをあなたが望んでいなかったということ。そこからきた現象と思っておいてください。

さて、次はKさんの仕事が常に朝か夜に偏ってしまうという状況について説明をいたしましょう。自分がどういう仕事につき、そしてどういう学びをそこで行なっていくか。ほとんどの人はそれにかなり興味があるものと思われます。一般に、自分と仕事との関係はカルマ的なものと自分の願望との両方のエネルギーによって造られていきます。金銭に関することは往々にしてカルマ的な影響が強く、職種に関しては自分の願望とか家庭的なもの、その地域のエネルギーによって与えられていきます。

あなたの場合は、カルマ的なものがまず大枠を造り、そしてそれぞれの状況はあなた自身の波動によって造られていきます。まず、普通の人とは違う仕事についてしまう、こういうカルマのエネルギーが一つあります。これはあなた自身のこれまでのエネルギーによって造られたものであり、普通の人が行なっている仕事には中々つけないという状況になっております。そしてその制限の中であなた自身の好みのエネルギー、願望のエネルギーなどが実際の職業を選択しております。

何故、普通の人と同じ仕事に就けないのか。これについてはいろんな状況から造られたものであり、何らかの一つの現象によって生み出されたとか、ある時代においての何かがそうさせたとか、そういうわけではありません。ただ単に、ごく普通の人々が行なっている仕事に対しては、あなたは中々そこに入り込めないというエネルギーが本質的に備わっており、なるべく多くの人とは相入れないような別の領域において自分の特性を発揮できるような現象が造られております。したがってあまりそれにこだわらずに、自分の本来のエネルギーを活かすためには、今の仕事が一番適しているという感覚でこれからを進めていってください。

さて、Mさんの質問にあった、虫垂炎が何度も起こってしまうという現象について。確かに今の人間の肉体的な働きからして、いわゆる虫垂炎というのはかなり不都合な現象と見られております。この器官は確かに、人間には一見、何の働きもしていないように思えるかもしれません。でも、実際にはこれは働きを行なっております。人間がただ勝手に何も働きをしていないかのように決めつけているだけであり、本来はすべての器官がそれなりに役割を担っております。

この器官は腸の中でもまた特殊な働きを持っており、それぞれの消化器官の繋がりやお互いの関係の調整をその部分がとりながらも、いろんなエネルギー的な組み合わせや一つの流れをつくったり、あるいは消化に必要なエネルギーのコントロールをしたりする大切な役割を担っております。大腸がいろんな水分などを吸収したり、小腸が栄養を吸収したりする場合に、その吸収する調和を考えたり、ある一部のエネルギーだけが特別に吸収されすぎないようにしたり、あるいは必要でないものが無理に吸収されたりすることのないようなバランスをとったり、全体のこういった調整をとったりする役割を担ったりもしております。

このように、いわゆる盲腸と呼ばれて何もしていないかのような名前を付けられておりますが、実際にはそれなりに役割を担っております。この部分が炎症を起こすということは消化器官全体のバランスや気配りが欠如しているという意味であり、ただ単に何でもかんでも吸収してしまったり、消化器官それぞれの働きをうまく考えていなかったりしているときに起こりやすい状況となっております。

もし、これらの炎症を避けたいのであれば、ただ単にものをたくさん吸収しようとする思いではなく、必要なものを必要なときに吸収していく、必要なときに必要なものだけを吸収する、こういう思いを確立することが必要となります。自分自身が何を吸収していくのか。今、必要としているものは何であるのか。こういったことを常に意識化しておくことが必要となります。自分なりの吸収という意識のつくり方、そういったことにもっともっと気配りをしていく必要があるでしょう。


さて、Mさんの自分のエネルギー的な場における状況ですが、今のあなたの家庭においてはそれぞれが自分の領域を造りつつあります。あなたが自分の領域を感じているように、ほかの人たちも自分の領域を造り出しております。それぞれが自分の領域を造り、そしてそこで自分らしさを完成させていくでしょう。それ自体は何も問題はありません。

それぞれが自分の領域を造り、そこで自分が居着いてしまった場合に、どのような状況が起こるか。それぞれが自分の領域で留まってしまい、相手の領域に入り込みづらくなっていくでしょう。あなたの家庭においてそういう状況が進んでいった場合に、どういう状況が起こるのか。実はそのテストも行なわれております。ですから、どうなるのかはある意味では宇宙の皆が知りたいために、わざとあなたの家を使って実験をしていると思っておいてください。

ただ、それによっておかしくなるとか、家庭が崩壊するということは絶対にありません。常にその家庭が維持されるように、何らかの反応が起こるように造られております。おかしくなり始めると、それを修復させるような現象が自動的に起こるようになっております。それがいつ、どのようにして起こっていくのか。それは分かりませんが、その時々にとてもよい状況が起こるようになっております。

したがって自分は自分の領域を完成させながら、それぞれが自分の領域を完成させるようにあなたが思いを持つだけでかなり全体の成長が変わっていきます。それぞれがどういう思いを放って相手の領域に入っていくのか。お互いの領域が強くなっていくと、家庭がどのような場になっていくのか。これはとても興味のあることです。

一人ひとりがしっかりと自分を保ちながら、相手を尊重し認めていくためには何が必要なのか。それを学ぶためにも、是非ともあなたの家庭を参考にさせていただきたいと思っております。ですから、不安を抱かず、これからも今のペースで家庭においての生活を続けていってください。


A日本を変えるには日本人の意識を変えること

さて、さきほどの瞑想で一人ひとりにそれぞれの役割を演じていただきました。この地球が新しく生まれ変わるためにも人間一人ひとりが神と直接繋がり、自分なりのエネルギーを発揮して地球上で役割を演じていく。とても大切な働きとなっております。この地球においてそれぞれが何を為しうるか。必ずしも言葉で理解する必要はありません。また、何かをせねばならないという義務感や強制的な雰囲気を感ずる必要もありません。ある意味ではただ単に自分のやりたいことをやっていく。それだけで十分な場合もあります。

ただ、今一番大切なのは日本というエネルギー場をいかにして新しいエネルギーに変えていくか。これもかなり大きなテーマとなっております。まだ多くの日本人の意識が目覚めておらず、目覚めようともせず、今の楽で面白い三次元場を継続させようとしております。しかし、宇宙の流れはもうそれを見過ごすことができず、いずれ日本に大きな変化が訪れるでしょう。

その時にそれぞれがどういう役割を演じていくのか。一人ひとりがどのようなエネルギーを日本に放っていくか。これが大きな意味を持ってきます。日本という国を特別に思う必要はありません。単に皆さん方が日本人として生まれ、日本という国を新しいエネルギーに変えるために今、役割を演じている。それは覚えておいていただきたいと思います。

日本人として生まれているということは、古来から伝えられてきた日本の本来の遺伝子を身に着けており、それを今、発揮すべき段階にきているということを思い出す必要があります。日本人にしかできないエネルギーの使い方、日本人だけができる地球への奉仕の仕方があります。皆さん方にはそれを演じていただく必要があります。

古来から日本は特殊なエネルギー場で保護されており、最後の最後までこの特殊なエネルギー場を日本に残しておく必要があります。しかし、その多くは眠ってしまった日本人のために活性化されず、むしろ日本を破壊させようとするエネルギーがこの日本の中にどんどんと入り込んできております。それらのエネルギーが強くなれば、日本の大切なエネルギーが次から次へと失われてしまう可能性があります。ですから、なるべく大切な日本の本来のエネルギーだけは決して失われることがないように、皆さん方もこれからの日本に対しての働きをしっかりと演じていっていただきたいと思っております。

日本が新しい日本に変わるということは皆さん方の意識が新しい意識に変わるということも意味します。日本人が何一つ変わらなければ、日本も変わりません。一人ひとりが人間であること、神であることに目覚め、自分一人でもイキイキとして活動していく。お互いにそれを尊重し合う。自然と喜びがそこに満ちている。お互いに成長しあえるような学びを続けていく。そういう場を早く確立していただきたいと願っております。日本人を必ずしも特殊に見たり、優れた民族と考える必要はありません。ただ、自分が日本人として生まれている以上、日本の役割を演じていただく。それをまず考えていただきたいと願っております。


B自分の心の中の創造主を信ずる限り混乱はない

私はサナンダ。今までのいろんな学びの中でも、日本に関してのエネルギーワークはいつも特殊な状況にありました。宇宙の存在たちが行なおうとしても、まったく行なえないことが常に存在しておりました。日本については常に創造主がすべての計画を創っており、宇宙の存在たちがまったく何も関与できない状況にあります。日本人として生まれている皆さん方はこれからがとても大切な時期になっていきます。

今、いろんな意味で皆さん方は混乱をしているかもしれません。今まで私たちが与えてきた宇宙の情報と、最近皆さん方に与えられている神からの情報がだいぶ食い違っており、皆さん方に余計に不安や心配を与えているかもしれません。でも、ただ一ついえることは、皆さん方が常に自分の心の中の自分の創造主を信じている限り、問題は何一つありません。自分の心以外の宇宙の情報や書物をあてにすると、混乱しかやってこないでしょう。常に自分の心の中にある創造主。そこからすべての情報とエネルギーを引き出せるように、学びを続けていってください。

それでは今日はご苦労さまでした。



(c)1997 CentralSun
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