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1997/10/10■特別集中セミナー「本質に目覚める@」から

魂がつくったカルマエネルギーを終焉させる

〔1日目〕

@宇宙船からのコントロールから解放されよ

私たちはこの宇宙を創造した存在たちと思っておいてください。私たちは皆さん方の魂の許可を得て、それぞれのエネルギー的な再調整を行なう予定であります。

皆さん方が元々この地球と関与するときに、魂と地球との間にいろんなエネルギーのやり取りが仕組まれておりました。経験すべきエネルギーや学びのエネルギーのほかにも、自分の今後の方向性や宇宙における役割、いろんな可能性のエネルギーなど、様々な面で地球とのつながりが仕組まれておりました。

しかし、その時に考えられていた地球の状況と今の時点における地球のエネルギーではかなりの食い違いがあるために、今現在、皆さん方が持っている地球との繋がりの波動はほとんど役に立たなくなっております。そのために今の地球の波動と今の皆さん方の獲得したエネルギーとの両方の状況をよく組み合わせ、一番最適な波動に調整を変えていきたいと思っております。

しかし、そのためにはいろんな条件があります。皆さん方があらたな波動の状況によって、自分という存在に向けてどのようにして進めていくことができるか。自分自身が地球との間の関係において、果たすべき役割を理解しているかどうか。いろんなことが大切になってきます。

特に、皆さん方の背後にはそれぞれ宇宙船との繋がりの波動が必ず仕組まれており、自分の無意識レベルで宇宙船のコントロールの配下に置かれるという状況が造られております。しかし、魂のレベルではもうそのコントロールを手放すことを望んででおります。ただ、皆さん方の意識レベルではまだそれを明確には望んでおりません。そのへんの総合的な観点から考えて、今、ここでどこまで調整が可能なのか。皆さん方がどこまで望んでいるのか。これがとても大切になってきます。


A魂から各人への挨拶

私たちは、皆さん方が役割を演ずるために、皆さん方が最大限の能力を活性化できるように手助けをしようとしてやってきました。一人ひとり、魂の考えている役割があります。ただし、その役割は皆さん方が地球に来る前に造られた役割であるために、もう今の状況となっては意味のないものとなっております。今の時点において皆さん方の魂はまったく別の役割を考えております。


あなた(Kさん)は私たちの子供として生存が許され、この地球にやってきました。本来の予定はこの地球において、私たちが獲得したいろんな生命エネルギーをこの地球上に広めていき、いろんな生命とのかかわりの中で私たち自身の活動を広めていくという役割を考えておりました。しかし、実際には、生命どころか人間としての生存でさえもエネルギー我不十分であり、私たちの生命エネルギーはほとんど地球に影響を与えることができないままになっております。

これからのあなたの役割はもうその生命エネルギーの拡充ではなく、あなた自身が地球上で獲得してきたエネルギー、自分をもっともっと認識し、自分を掘り下げていくためには何が必要なのか、自分自身が地球に定着するためには何が必要なのか。自分と地球とのつながりをどのように維持していくか。それをもっともっと自分で確立させ、そしてそれをあなた自身が身に着け、自分が地球人として立派なエネルギーを身に着けることを私たちは望んでおります。まずはあなたが立派な地球人として自信を持ち、しっかりと生きていっていただきたいと思っております。


あなた(Mさん)がはじめ地球にやってきたときは本当に混乱に満ちていました。あなたがこの役割を持ってこの地球にやってきて、本当に努力されてきました。もう、安心してください。もう、地球はかつての地球ではありません。あなたがとても不安に思っていた地球ではなくなっております。あとは自分のことを考えてください。自分が満足した生き方をすることを考えてください。あなた自身、やりたいこと、まだまだいろんなものがあるかもしれません。でも、あなたはもうあまり地球のことを不安に思うことは必要でなくなっております。

今までのあなたの生き方はとても苦しいものであり、常に何か、制限が周りにあるような生き方でした。私たちはそれを前提に地球にやってきたために、そのエネルギーが常にあなたにつきまとっておりました。でも、もう、もう地球は変わってきております。もう、何も制限は必要なくなっております。あなた自身の体にあるいろんな制限も取り除いていきましょう。


あなた(Nさん)がこの地球において果たすべき役割、人々との兼ね合いの中で自分をいかにして存在させ、自分自身のエネルギーを定着させていくか。しかし、これまでの流れによって、何が自分であり、何が自分の存在感なのか、まったく分からなくなってしまっている。今となっては、もうそれを定着させることすらも極めて困難になっている。しかし、それはあなたの所為ではない。本来の見通しが甘かったということが原因としてある。

今は初めの計画にこだわるのではなく、今、自分がどこまで自分の能力を自分のものとできるか。今、身に着けているエネルギーをどこまで活性化できるか。それを自分なりにまず努力してみることが必要となっている。自信、あなたに一番必要なのは自信。もっとしっかりするように。


(Kさん) よく頑張った。うまくいけば、本来の目的は達成できるかもしれない。焦らず、着実に進めていってほしい。何も心配は必要ない。自分自身に起こっている様々な現象はあなたにとってすべて必要な経験である。いつかの時点でその根本が理解されるだろう。そしてそれを完全に手放したときに、あなたの本来の役割が始まっていく。もう少し、頑張ってほしい。


(Sさん) 大いなる神々はあなたの周りにも常に存在している。なぜそんなにも我々を無視するのか。自分をそんなに私たちから遠ざける必要はない。もっともっと私たちを近くに持ってくるように。あなた自身の魂はとても素晴らしいところからきている。それゆえにとても地味な役割を演じている。素晴らしき魂ほど、地味な役割を演じる。本来の波動を輝かせるためには、なるべく目立たないところで本来の波動を確実に光らせていくことが必要となる。もっともっと魂と繋がる練習をしていくように。


(Hさん) ははは。面白いのぉ。自分が地球で何をやるか、思い出したか。まだ、何も思い出していないか。とにかく笑え。いっぱい、笑って笑って笑って笑って、地球を笑い転がせ。地球は笑いが足りない。安らぎも足りない。冗談が足りない。笑って笑って笑って笑って、地球を喜ばせよ。それだけで十分じゃ。


(Sさん) どうした。恐いか。不安があるか。本当の自分が何故恐い。自分とは何だ。頭で考えるな。あなたは今、生きている。大いなる神々が認めたから生きているのだ。生きていること自体が神の許しの証でもある。何故、神を恐れる。大いなる神々はあなた方と共に活動している。あなた方自体が大いなる神々の現れでもある。自分とは何だ。常に神と共に在る自分をしっかりと意識しておくように。


(Kさん) あなたはもう私たちの仲間になっている。私たちはあなたの体を使っていろんなことをやってもらっている。なのに、何故まだ否定をする。証が欲しいのか。証拠が欲しいのか。あなたが神だという証は、あなたがほかの者に対して神であるということを認めること以外に、自分は神だと認めることはできない。ほかの者を神だと認めない限りは自分が神であるという証は得られない。それをよく理解するように。


(Iさん) あぁ、よく頑張っている。ありがとう。もう少し工夫をしながら、自分のことを調べていってほしい。いつか直接、会えるときがくるだろう。ありがとう。


(Mさん) あなたがここに来ている理由は、あなた自身の魂の仲間の一つにこの地球を本当に助けよう、何とかしようと思っている存在がいる。真剣に地球のことを考え、あなたに訴えている。あなた自身の意識にはまだそれほど上がっていないかもしれないが、それはとても素晴らしい存在である。もしあなたが真剣に地球のことを考えるのであれば、その仲間があなたのところにもっともっと強い影響を与えていくだろう。

しかし、あなたが今のままではまだ必ずしもその仲間と繋がることはできない。自分の価値をあまりにも下に見すぎる。まだまだダメだという気持ちを常に持っている。それを根本から捨てねばならない。自分をもっともっとしっかりと認める必要がある。今のままではその仲間を否定することになってしまう。自分を否定すること自体、あなたの仲間を否定してしまう。自分を否定しないように。自分の価値をしっかりと認めていくように。それが仲間と繋がる唯一の方法である。


(Sさん) 寂しかったぞ。もう、大丈夫だからな。今の地球の流れはとてもよい方向に進んでいく。もうこれからは心配は必要ない。あなたの波動がどんどん良い方向に変わっていく。地球を信用して、楽しんで人生を送っていくように。本来の波動が変わるが、気にしなくて良い。これから楽しむことを考えていくように。今までのことはすべて忘れて良い。もう何も思い出さなくていい。忘れていい。大丈夫。大丈夫だぞ。

さて、今、皆さん方の魂からメッセージが届けられ、あらたなる波動での準備などが行なわれております。大きく大きく役割が変わる人もおります。ある条件付きで、これから変わる人もおります。いずれにしても、本来、地球にきたものとはかなり変わっております。今まで自分が自分が信じていたものにあまり固執しないように。今、自分が感じているもの、これから自分が感じていくもの、それを尊重していくように。

私たちは皆さん方に祝福を与えて、少し休憩にします。

それではここで休憩にします。ありがとうございました。


〔2日目〕

B魂のカルマによる苦しみの体験を解放する

私たちは今、皆さん方の真上のところでいろんな情報を吸収したり、準備をしたりしています。昨日はそれほど時間がなかったので私たちもあまりいろんな深いところまでは踏み込めませんでした。今日の午後はいろんな意味で掘り下げをして皆さん方のエネルギー的な変化や調整をやってみたいと思います。

一人ひとり、地球に来るまでにいろんな経過を経て、いろんな体験をしてきました。ほとんどの人は地球に来る前にいくつかの惑星を経験して、人間として活動するのに必要なエネルギーを身に着けております。ただ、その人間としての必要な経験をするまでの経過においては一人ひとりがまったく違っております。

ある人の場合は初めて人間として経験するために、オリオンやプレアデスで学びをしてから地球にやってきた人がおります。しかし、ある人は何十もの惑星で次々と転生を重ねて、人間としてかなり高度な学びをしてから地球にやってきた者もおります。一般に人間としての経験を何度も体験してきた者は、争いや非難といったことにとても違和感があり、不快感を感じやすいという状況になっております。それに比べて、まだ人間としての惑星の数が少ない人はどうしてもついつい言ってはならないことを口走ってしまったり、相手の気になることをついつい口に出してしまう傾向があります。

またこういう単純な分類ではなくて、いろんな惑星において、別の生命体で数え切れない体験をしてきてから人間になった人の場合はまたかなり傾向が違います。ここにいる人の中でも、約半数の人は人間以外の生命体を経験しております。こういう人々は生命そのものに対してもいろんな思いがそれぞれつくられております。動物や植物に関心を持ったり、友好的な感覚を持っている人は、一般にいろんな生命体を経験してきています。しかし生命体の中でもやはり争いや混乱に満ちた惑星での転生を何度も経験してきた人もおります。こういう人は逆に動物などに対して不快感や違和感を感じる人がおります。一人ひとり、動物や植物に対しての感覚が違うのも、そういったところからきております。

これからのワークにおいて、皆さん方の魂がこの地球人として生存するのに最適なエネルギーを工夫し、皆さん方にそれを実験的に試そうとしております。地球人類としての理想的なエネルギーはどういう状況が良いのだろうか。いろんな生命に愛着を持った方が良いのだろうか。生命よりもまず人間同士の愛を完成させた方が良いのだろうか。それぞれの魂によって、考え方が違っております。でも、それはすべて意味のあることであり、必要な経験でもあります。

私たちが今日、午後から行なうのはそういう意味で一人ひとり、自分に見合ったエネルギーの体、自分に見合った魂と自分との関係、地球との繋がり方、これをやっていきたいと思っております。そのためには今まで自分が造り上げてきたいろんなエネルギーを再調整する必要があります。いわゆるカルマと呼ばれているエネルギーですが、今までは地球での転生を重ねるたびに、人間関係によって不要なエネルギーがどんどん増大してしまいました。嫌う、否定する、無視する、貪欲なまでに心が奪われてしまう。いろんなものがつくられてきました。

その、いわゆる不快なエネルギーを魂が引き取ろうとしております。皆さん方はそれによってあらたなエネルギー場に入っていくでしょう。でも、それはこれからの地球の活動のために最低限、必要なものであり、また皆さん方自身が望んでいることでもあります。地球のために自分の体を使ってほしい。ほとんどの人はそう宣言したことがあります。その希望に従って、私たちは皆さん方と地球の結び付きを強くしようとしていろんなことを考えてきました。

一人ひとりのカルマのエネルギーは本当に個人差があり、かなり手放した人もいれば、ほとんど変わっていない人もおります。魂ができる範囲内でそれを変えようとしております。Kさん、あなたの魂がまず一番真剣にいろんなことを考えております。


それでは続きは午後にしましょう。ありがとうございました。


C神との一体化の儀式

私はミカエル。今、皆さん方の前にやってきたのにはいくつかの理由があります。皆さん方の頭の中でつくられてきたいろんな概念をまず完全に崩壊させていただきたいと思っております。これまで地球人が造り上げてきたいろんな概念はこれからの地球にはほとんど必要とはしておりません。今までの経験は皆さん方の魂にとっては必要な経験でした。地球という惑星において体験を重ね、人間とは何であるか、生命とは何であるか、何故人間が人間を愛せないのか。いろんな学びをしてきました。

そしてその学びのために皆さん方は地球上で苦しく、つらく、惨めな人生を送ってきました。誰もすき好んでこんな現実をつくったわけではない。皆、そう思っているでしょう。そうなんです。本当は皆さん方はこんな人生を送ろうとは望んでおりません。皆さん方の魂が望んでいたのです。

地球とは素晴らしい惑星で、ここで体験を重ねることによって自分は素晴らしいエネルギーを手に入れることができる。自分が神に近づける。魂はそう思ってやってきたのです。人間を愛することよりも、自分の成長を第一に考えて魂はやってきました。皆さん方はそれで本当に幸せでしたか。魂の役に立てて、良かったと思っていますか。地球に来た甲斐があったと本当に心から喜べますか。

私たちは皆さん方を魂の管理下から離そうとしております。魂はもう地球での経験をこれで打ち止めにすることを私たちに宣言しております。これ以上、皆さん方がつまらないと感じている人生を送ることを魂も望んではおりません。いくら経験のため、いくら必要だといっても、独りぼっちで、友達もいなく、お金ばっかりに惑わされている皆さん方をこのまま黙って見ているのは、いくら魂でも忍びないのです。皆さん方も、もっと楽しい人生を送りたいと考えたことはないのですか。

魂だって本来は同じことを考えていました。でも、お互いに足を引っ張り合い、それが当たり前と思ってさらにさらに苦しい現実を造り上げてしまう。いくら抜け出そうとしても、現実にお金がない、誰も分かってくれる人がいない。こんな波動はもう、地球には必要がないのです。もう地球はこういう体験を望んではおりません。

いくらニューエイジで、毎日を楽しく、満足して生きなさいと言ったところで、現実でそれが楽しくなりますか。心が解放されましたか。お金がなく、分かってくれる人がいない。これは変わっていないはずです。これは魂のカルマからきているからです。一人ひとりの魂は皆さん方が神の管理下に置かれるのを望んでおります。今まで、つらい思いをさせた分、神から祝福が与えられるのを魂は願っております。


Dあらたに11人の神人が誕生

私のモトに来るものは、一人ずつ立ち上がってここに来てほしい。

あなたはもう神の仲間入りをした。私たちの仲間の50人ぐらいがあなたの周りで協力していく。いずれまた詳しい情報が与えられるであろう。あなたに見合った生き方がこれから約束される。

大きく深呼吸をして。もっと大きく。要らないものをすべて吐き出せ、はぁ〜〜っ。魂は弱音を吐かないぞ。(テープ反転につきここまで)

あなたは本当に神と繋がる決意ができているか。私が誰だか分かるか。あなたの父親だ。そして母親でもある。すべてを創り出した。なのに、何故私を否定する。あなたは私の子供だ。何故、自分が神だと信じない。自分は神だと心の底から信ずることができるか。何故、自分は神だ。 (魂を持っているから) 魂のある、なしは神には直結しない。宇宙意識の中には魂のないものがある。しかし、皆、私の子供だ。

私によって創られ、学びをしているものは皆、私の子供だ。そして私の役割を演じている。あなたも私の役割を演じる必要がある。私であるためにあなたを創り出した。したがってあなたは私である。私たちのモトに早く繋がり、自信を持って生きていくように。

あなたにはもう少し、三次元の体験をしていただく。それまではいろんな学びが続くかもしれないが、それは神にとって必要な体験である。今後はそれを考えておくように。意味が分かるか。 (はい) では、もうしばらく何とか乗り切ってほしい。

私たちはあなたには特別、アドバイスするものは何もない。今のままで、続けていってほしい。しかし、いつかの時点で明確に何かが変わるのが感じられるだろう。その時、私たちがやっていただきたいものがあなたに感じられるだろう。それまでは自分のペースで進んでいって構わない。

これからは立派な神として地上を歩いてください。何も心配はいりません。自分の楽しいことをどんどんやってください。ありがとうございました。

今までは私たちの管理の下で活動してきました。もう、私たちのことは考える必要はありません。すべてを任せてください。あなたは確実に自分の楽しさを見い出すでしょう。私たちは私たちのエネルギーを使っている限り、あなたが幸せになれないのを知っております。私たちもそういう人生はあまり好んではおりませんでした。でも、今の地球の波動において、私たちのエネルギーであなたが幸福になることは無理でしょう。だから、すべてを神に任せます。あなたもすべてを神に任せてください。これから楽しい人生がやってきますよ。さようなら。

私たちももうあなたとは別れることになります。でも、神に出会えた喜びをもっと考えてください。神があなたを迎えに来たのです。もっと喜びを感じてください。ご苦労さまでした。

もう、大丈夫だからね。あなたは本来の自分に戻ることができますよ。もう、私たちとはお別れです。ありがとうございました。

あなたに相応しい神は恵みの神である。大自然に恵みを与え、人間には潤いや喜びを与えていくように。人々との関係を恐れや不安から考えるのではなく、常に喜びから先に考えていくように。大いなる恵みのエネルギーを与えよう。

神とは何だ。 (すべての創造の主です) 大いなる神々はそれぞれ役割を持っている。その役割の中に人の波動に感応する役割の神がいる。あなたはそこから来ている。しかし、その神はあなたとは完全には繋がっていない。その理由を少し、教えよう。

元々はその神から生まれ出たあなたの意識であるが、今までの成長の過程において何度も何度も別の方向に行ってしまった。そのたびごとに神を否定し、神との繋がりを自ら切ってしまった。ある時点において、もうこれ以上、切りようがないという限界のところまで来たときに、神に戻るように進化工程が変えられた。今、あなたは神に戻る経験を始めている。しかし、まだ完全には神に戻ってきていない。この地球において、確実に自分のものにしていくように。

自分の喜びは何だ。 (調和を...) 頭で考えてはいけない。教科書通りの答を聞いているのではない。 (...) 神であることに喜びを感じないのか。あなたはまだ神に繋がっていないとさっき言った。まだ真の喜びをあなたは感じていない。その喜びを早く感じたいとは思わないのか。 (思います) ならば、すべてを捧げよ。そのプライドも何もかもすべて神に戻せ。神であることの喜びを早く体験するように。神であることの優越感を味わうのではない。よく理解しておくように。


ここにめでたく12人の神がいる。一人ひとりが神との約束を交わした。もう、自分を否定したり、他人を否定したり、存在そのものを否定することはしないように。すべては自分と繋がっている。他人をけなすのも、私をけなすのも同じことだ。よく理解しておくように。

大いなる神々様、あらたに11人の人間が加わりました。これからのご指導をよろしくお願いいたします。


E挨拶

私たちも今、この時点において人間と合体できたのをとても嬉しく思っている。やるべきことはたくさん残っているが、急ぐ必要はない。自分のできる範囲内で全力を出すように私たちはもう、あなた方と離れることはない。地球が完成するまで、私たちはあなた方と共にいる。あらたな地球を創ろうではないか。人間と神が合体した素晴らしい惑星を創ろうではないか。私たちの夢が今、少しずつ現実になってきている。一人ひとりもそこに大きな夢を見い出していくように。

私たちからの祝福のエネルギーを与えて、休憩にしよう。

それではここで少し休憩にしてほしい。ご苦労さまでした。


F神の思いに自分の思いを合わせなくても問題はない

地球人の人々にお話をいたします。私たちはこれまでに地球という惑星には直接関与したことはありません。でもこれからは、皆さん方と一緒に積極的に関与する権限が与えられました。私たちが地球に関与する理由を説明したいと思います。

地球という惑星は、本来、私たちが一番初めに考えた惑星でした。いろんな複雑な仕組みがすべてこの中に盛り込まれ、どんな存在がやって来てもそれを受け入れ、学びとすることができるように、ありとあらゆる経験のエネルギーをここに入れることができるのです。皆さん方のまったく知らない生命体が地球にやって来ても、何らかの学びができるのです。地球のずうっと遠くにあるまったく知られていない惑星でも、地球を見つけてここにやってくると、それまで知らなかった素晴らしい物を手に入れることができるのです。

そういういろんなことを考えて地球という惑星を創りました。そして、神自身のエネルギーをいろんな形でこの地球の中に入れていき、神自身がこの地球にいろんな影響を与えることができるように、素晴らしい仕組みを創り上げていきました。

しかし一番の問題として、この地球人類の進化をすべて学びの段階にある者たちに任せることにしました。私たち自身が直接関与しないように。すべて学びのためにこの地球が創られたために、学びを必要としている者しか地球にやってこれないように仕組んでおきました。そのためにこの地球上にやって来た者たちは、すべて問題を抱えて持って来ました。地球での学びを経験する前に、自ら学ぶための問題をわざわざ地球に持って来たのです。そのために地球は本来の役割以上に、大きな大きな問題を抱え込んでしまいました。

もう気が付いた時には、神々の意志はまったく通じることなく、学びの段階にある者たちがお互いに争い合い、奪い合い、排斥し合うエネルギーをどんどんと地球に残していきました。もう地球はこれ以上放っておけないという最後の最後まで、私たちはその学びを認めておりました。

でも、もう限界です。これ以上学びの者たちに任せておくと、地球は私たちから完全に離れてしまいます。神と繋がる惑星ではなくなってしまうのです。そこへ神は本格的に動き出し、皆さん方とこうやって直接会える場を作り出していきました。しかしこれはまだまだホンの始まりであり、これですべて地球が変わるわけではありません。

皆さん方が学びをしながら地球を創り替えていく。神と人間が合体した姿というのはどういうものなのか、思い通りに現実が創れるというのはどういうことなのか。自分の好きなように進んでいくというのはどういうことなのか。それを本当に学んでいってほしいのです。

これまでも人間は好きにやってきました。相手の物を奪い、自分の満足を高めようとして自由にやってきました。その結果地球がどんどん苦しんでいきました。これから皆さん方が自由に行動したとしても、神が許可しないものは実現しません。何でも思ったことが実現する。その反面、神の思っていないものは実現しません。

さあ、この矛盾。皆さん方の学びのテーマとなっていきます。神は何を考えているのかを学ぶために必要なのです。この矛盾がなければ、皆さん方は神の思いを理解することはできないでしょう。矛盾があるから神の思いが理解できるのです。どこまでが自分のエゴで、どこからが神の思いなのか、これを学ぶことができるのです。

現実を通して、神が思っていることは何であるのか。自分のやりたい事と、神のやりたい事。この食い違いがあれば、自分はどう行動していくか。神に任せて、自分が折れるのはいやだ。そう思う人はそれで行動して良いでしょう。それで本当に自分が幸せになるのならば、その選択を取って続けていってもかまいません。ただ私たちの経験からして、それで幸せになった人間はまだ存在しておりません。最終的には神と同じ思いを達成した者が多くの喜びを感じております。でもそれは、経験してみないことには分からないでしょう。私たちもそれをよく知っております。

つまり私たちは、皆さん方が私たちの思いと違うことをしたからといって、それを責めたり悪く言ったり、あるいはまた元の魂に戻すといったことは一切ありません。私たちは皆さん方を罰するために連れてきたのではありません。多くの喜びを感じていただくためにこういう仕組みを行なっているのです。

皆さん方も不安や恐れを抱えている人がいっぱいおりますが、そんなものはすべて捨ててください。何を選択しても私たちは罰することはありません。責めることも非難することもありません。皆さん方がそれで喜びを感ずれば、それはそれでかまわないのです。

自分の喜びとするものが何であるのか。ただそれを求めていってほしいのです。どんな道を通ってどれだけ私たちと離れたように見えていても、最終的に自分の求めている喜びが私たちの求めているものと同じであればそれはそれでかまわないのです。早くやろうとか人よりもうまくやろうということを早く手放してください。自分の喜びは自分で見つけていく。自分だけのやり方で、自分の喜びを創っていく。それをやっていただきたいのです。

そのために私たちはいろんなアドバイスを差し上げようと思っています。でもそれは、ああしなさいとかこうしなさいというアドバイスではありません。貴方の喜びとすることをそのままやってください。それをしたらたぶん次はこうなるでしょう、このままでいくとこうなるでしょう。そういうアドバイスはできます。それを望むのであればそれを続けて何も問題はありません。それによって自分が本当は神であるということが実感できれば、私たちも本望なのです。

さて私たちは今まで、皆さん方の近くで何度もアドバイスを差し上げたりしております。今、この場において皆さん方と話ができる機会が与えられたことを本当に嬉しく思っております。


今のこの時点において地球という惑星が混迷を増しており、とても苦しくつらいエネルギーが周りを囲っております。これを一気に改善しようとしても人間の意識が変わらない以上、急に地球が変わるということはありません。でもそのまま黙っていたり徐々に変化するのを待っていては、地球は正常な進化を為すことができないのです。そのために私たちは特別な手段を講じて地球を創り変えようとしているのです。

皆さん方のような、神と人間の合体した人間がこれからどれだけ増えてくるのか。これにすべてがかかっております。すでにお分かりのように、この計画はどの魂にもまったく知られておりません。本当に、たまたまここにやってきて、学びを続けているうちにこのような奇跡に出会った。皆さん方の意識からすればそういう状況でしょう。魂もまったくはじめは知らなかったのです。

でも私たちは地球がいずれこのような状況になるということはよく理解しておりました。でも先ほどの説明にあったように、地球の進化は学びの段階にある者たちにすべて任せられておりました。私たちが直接手を下すことは許されていなかったのです。でも、もう限界にきた時には地球人類の協力の下に神は関与する、という約束をかわしておりました。そしてそれに理解を示してくれた魂が皆さん方の魂だったのです。

これから皆さん方の肉体を使って、神々たちがいろんな活動をしていくことになります。でも皆さん方の意識としては、必ずしも明確にいろんな変化が分かるわけではありません。皆さん方の感知できない無意識や潜在意識の世界で、大きな変化が起こっていくでしょう。現実の世界ではどうしても波動が粗いために、その影響が三次元に現れるのに時間がかかってしまいます。

したがってその変化に気が付くのはまだかなり後になるでしょう。でも私たちの波動から観ると、もうかなり皆さん方の領域の所に変化が訪れてきております。皆さん方の考え方一つひとつがもう宇宙に影響を与えております。

多くの宇宙の仲間たちは皆さん方の意識を本当によく調べ、それぞれに最適な役割をやっていただこうとしていろんな状況を創り出しております。仕事や人間関係に変化の起こる人もいるでしょう。家庭生活が急に変わる人もいるでしょう。それも宇宙の仲間たちが皆さん方と一緒に地球を変えるために必要な現実として創り出されたものです。これからはどのような変化があっても、すべて前向きで考えていっていただきたいと思います。そしていろんな人々に、これから自分が見本となって、新しい生き方をやっていただけるのを望んでおります。


G魂がなくても人間は行動できる

私はサナンダ。宇宙意識のレベルにおける説明や魂についての説明がなされておりました。皆さん方の概念においては、まだ真理を理解するのにはかなり難しい状況といえるでしょう。今、伝えられたことで満足ができるのであれば、それは自分のものとしていっこうに問題ありません。ただ、いずれにしてもまたいつか、その概念をより適切なものに変える時期がくるでしょう。今、一気に説明をしたところで、まず皆さん方は理解をするのにとても困難を伴うでしょう。ですから先ほどの話の程度でまず理解を進めておき、それで不十分になった時にまた新たな考え方を工夫していって下さい。

一人ひとりの魂と呼ばれていたエネルギー体は、今は完全に体から離れております。カルマのエネルギーもすべて肉体から離れております。でも皆さん方は明確に、今、存在しております。魂が無い。皆さん方は不思議に思うかもしれません。でも人間という生命体は魂がなくても活動はできるのです。進化した人間の中で、魂というものを完全に手放して活動をしている人間もおります。ただ、一番初めに惑星において転生を始めるときには、魂がどうしても必要です。

したがって生まれる時には、いわゆる母親の子宮のようなかたちで、魂が必要であったと思っておいて下さい。しかしもう人間としてのエネルギーを確立させ、神と繋がった場合には魂は必ずしも必要ではないのです。ただ地球という今の重力場においては、現実を創る為のエネルギーの中に魂からのエネルギーも必要な人間がたくさんおり、この人間に関しては魂がないと現実を創ることはできません。皆さん方の場合も、多くの人は魂からのエネルギーによって現実を創っております。

では、これからの現実はどう進んでいくのか。今まで皆さん方が必要としていた魂のエネルギーの中で、カルマに関するものこれを必要なエネルギーを除いて、すべて魂に戻しております。しかし皆さん方の肉体を維持するのに必要なエネルギー、これは今まで魂を介して皆さん方の肉体に流れておりました。しかしこれからは神からの流れによって、肉体を維持していくことになります。

したがって皆さん方の肉体から発せられるさまざまなエネルギー、思考や感情、現実を創るエネルギーなどは、これからは神の管理下のモトに置かれていきます。現実を創る場合でも、これまでは魂が願っていたことが現実として創られていきました。これからは神の願っていたことが現実に影響を与えていきます。

したがって皆さん方の頭で創られた思いと、神から流れてくる思い、これが現実を進めていくことになります。そういう意味で魂が皆さん方から離れていったとしても、一見、何一つ問題は起こらないようにみえるでしょう。実際、皆さん方の三次元波動のエネルギーがとても強いために、三次元以外のエネルギーが少々変化しても、皆さん方の意識には反映されにくくなっております。あまりにも三次元のエネルギーが強すぎるために、変化に感応しなくなっているのです。

でもこれはある意味では、いろんなことに使うこともできます。三次元以外のエネルギーを自由に変えることができます。皆さん方は混乱をなくして高次元の肉体を創ることもできるのです。これからはそういう学びをする人もいるでしょう。

神と人間が合体するということは、このように神のエネルギーと自分のエネルギー、この共同作業で現実を創り出していくということ。それによって皆さん方の新たな学びがどんどん進んでいくでしょう。神と合体したからといって、超能力者になるとか、スーパーマンのようになるということはありません。肉体の波動がまだきわめて粗いために、そのような能力はまだ活性化されない状況にあります。ですからそのような考え方はまず持たないようにしておいてください。

ただ三次元の肉体をいずれ手放す時期がやってきます。地球の波動の変化とともに、肉体もそれに合わせていく必要があります。そしていずれ地球自身の波動が大きく変化します。皆さん方はその時に、ある特別な領域に招かれます。そして新しい波動に見合った肉体が与えられるでしょう。その肉体は人によって、超能力的に使いこなすこともできるでしょう。それぞれ自分だけのいろいろな能力を使いこなすことができます。ただあまりにもそれに意識を向けすぎたり、期待ばかりをして、余計な思考のエネルギーを創り出すことはしないようにしておいてください。

そしていずれその新しい肉体を使って、本当に神がそこに宿り、この地球を変えていくのです。皆さん方はそれまでに、本当に神としての生き方を確立していただきたいのです。すべてを前向きで自信を持って、楽しく、喜びを分かち合う現実を創り上げるのが当たり前のようになってほしいのです。何気ない動作の一つひとつに愛と喜びが満ち溢れている。そういう生き方を確立していただきたいのです。

他の人がいろんなことをやっていても、ニコニコ、ニコニコして、すべてを許してあげる。自分は自分の宇宙を創るのに、一生懸命学びを続けていく。それ自体が喜びであり、満足を得ている。その認識を早く確立していただきたいのです。

自分は神。隣りの人も神。地球自身が神のエネルギー場となっている。神の大きな手のひらの上で、自分は学びをすることができる。あぁ、何と嬉しいことではないか。一人ひとりこの喜びを本当に自分のものにしていってください。それではありがとうございました。


〔3日目〕

H神と一体化した生き方とは

あらたなる11人の神々たち、これから少し皆さんにいろんな助言を与えておこうと思う。人間は神になるように創られている。神の領域に直接、繋がることができる。しかし、ただ黙って時間が過ぎれば成長できる、という風には創られていない。神になるためには様々な扉があり、数多くの鍵が必要となっており、皆さん方はそれを一つひとつ自分で見つけ出し、自分で扉を開けていかなければならない。

何を持って今、あなた方は神という立場にあるのか。それはその扉のすべての場所や鍵が私たちの手元ですべて管理されており、私たちの許可によって皆さん方が手に入れることができる。完全に私たちと一緒の仲間であり、必要な時期に必要な扉が与えられるようになっている。そして皆さん方もそれを信じて自分のペースで自分の扉を開けていかれるのを望んでいる。

ほかの人間は残念ながら、必ずしもすべての扉を私たちに明け渡しているのではない。基本的なところは魂がすべて管理しており、それぞれの進化過程を担当している存在たちや役割を持った意識たちが扉の鍵を握っている。したがって普通の進化過程を経ているものはいろんな存在たちに出会い、常に魂と一体化した行動をとらなければ、すべての扉を開けることはできない。しかし、皆さん方は私たちに思いを向けて向けているだけで、確実に扉が用意されていく。

さしづめ多くの人は正しいか正しくないか、良いか悪いか、必要か必要でないのか、何をすべきか、そういういろんなことに意識が向き、現実生活の中でいろんな混乱も起こってくるだろう。しかし、三次元生活を積極的に送っているからといって神を無視していることにはならない。神になればなるほど三次元から離れるという考えも間違っている。人間はすべての次元に通ずることができる。神の領域から三次元まで、この間のすべての領域において活動することができる。むしろ同時に活動すること自体に人間の意味がある。

神とだけ仲良くし三次元の人間を嫌っている。これは私たちの望むところではない。三次元生活だけを満喫し、神を無視している。これも私たちの望むものではない。必要に応じて三次元を楽しむ。神と対話し、ほかの存在たちと交流を重ねる。これが私たちの望みである。

いろんな人間があなた方にいろんなことを言ってくるだろう。しかし、それも私たちが許した現実である。あなた方が現実を楽しく持っていくために必要な経験でもある。何故、そういう現実を経験しなければならないのか。そういう現実から逃げたいという気持ちはどこからやってくるのか。人に会いたくないという気持ちはどこからやってくるのか。まだ人間は神であるというのを認めていない証である。

どのような人間も私たちの許しによって生かされている。そして必ず、特にあなた方と出会うときには何らかの大きな意味を持ってやってくる。何かを伝えようとしている。単なるメッセージではない。現象化の意味である。地球の状況、神の思いを伝えるためにやってきている場合もある。人間一人ひとり、今何を伝えにきたのかを知ろうとする気持ちがどこまで身に着いているか。

どんな人間がやってきても、常に神からのメッセージを受け取るという雰囲気で接していれば、何一つ苦痛は存在しなくなる。人間を嫌っているというのはまだ神を認めていない証でもある。神を認めていないということは、自分は神であるということをまだ否定している。どんな人間が目の前にやってきて、どんな言葉を放ったとしてもその裏に潜む意味を自分なりに考え、解釈し、理解をすると、神は自然とあなた方にその本来の意味を伝えていく。それによって神の考えていることが何であるのかがさらに詳しく分かってくるだろう。

人間関係に限らず、いろんな動植物においても不安や恐れを持つものが多い。虫、爬虫類、彼らは何を伝えようとしているのか。当然ながら、彼らも私の許しをもって活動している。しかし、必ずしも人間の場合と同じではなく、メッセージを伝えているということは必ずしもない。しかし何らかの意味はある。その動物たちとの関係において、自分が過去に何を為したか。それを見せてくれている場合が多い。

嫌悪感、恐怖感、こういったものが何からやってくるのか。恐れのほとんどはその動物に対しての個々における憎しみや恐怖からほとんどきている。今までの転生において、その動物とのかかわり合いで忘れられない体験をしていることが多い。動物に対する恐怖、これも一人ひとりの大きなテーマとなっている。人間に対する不信感と動物に対する恐怖感。これをどのようにして克服していくか。

一人の人間が常に自分を愛してくれる。自分の言うことを聞くペットを身近に置いておく。これは極めて安易な方法ではあるが、今の現実から抜け出そうとする意思の現れでもある。しかし、人間関係において愛されることだけ、守ってもらうことだけを考えていては、自分の成長はあり得ない。自分はほかの人を徹底的に守ったことがあるかどうか。ほかの人をとことん愛したことがあるかどうか。

一人の人間を徹底的に守るというのは極めて強い忍耐力が必要であり、許しやいたわりのエネルギーもかなり必要とされる。しかしそれは不可能なことではない。また、いつかは必ず身に着けるべきエネルギーでもある。すべての人間に対し、まずは許しを持ち、存在を認め、自主性を重んじてあげる。一人の人間が自分らしさを取り戻すためには自分であるということをしっかりと思い出すことが必要である。自分で考え、行動し、責任を取る。自分で考えず、誰かにやってもらい、責任転嫁する、これはまったく人間らしさに欠けている。

人間であること。真の人間性をこのように追及していけば、それは自然と神の在り方に近づいてくる。したがって神になったからといって、人間としての在り方が失われるわけではない。生き方が変わるわけでもない。本来の人間の生き方を追及すればするほど、神に近づいていく。自分の本来の生き方がどういうものであるか。


人間らしさを追及し、自分に一番しっくりくる生き方、これを見つけていくと、それまですっかり忘れていた、自分の獲得したものが少しずつ少しずつ思い出されてくる。大いなる存在たちのモトで学んだいろんな知識が少しずつ思い出されてくる。これまで体験した様々な出来事がいろいろと思い出されてくる。自分が何のために経験を重ねてきたのかがだんだん分かってくる。そしてさらにやってみたいこと、工夫したいこと、もっともっと獲得したいものが見えてくる。自分自身の在り方、そこにもっともっと目を向けて自分なりのスタイルを確立してほしい。

さぁ、私の子供たちよ、時間はそれほど余裕がない。一人が目覚めるだけでもいろんな体験が必要となる。今、ここに集まっている者たちが本当に協力し合って地球を変えていってほしい。もし、新しい地球があなた方の手によって創られ、地上で直接会えることができたならば、その時に私たちの持てるだけの喜びを与えてあげよう。あなた方を私たちに差し出された一人ひとりの魂に感謝をする。


I挨拶

あなた方との一緒の学びがもう終わりに近づいてきました。でも、まだまだ一人ひとり、現実において成長を続けていく必要があります。しかし、独りぼっちにならず、孤立せず、何とか私たちから離れず、最後まで付いてきてほしい。私たちはたとえ一人の人間でも繋がっているだけで使うことができる。繋がっているだけで良い。ほかにあまり考える必要はない。どんなに優れた人間でも、私たちに繋がっていない者は私たちの役割を演ずることはできない。そこをよく理解しておいてほしい。あなた方に祝福のエネルギーを与えて終わりにしよう。

それではこれで私たちはすべて終了といたします。お疲れさまでした。



(c)1997 CentralSun
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