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1998/3/23■月曜交流会から

日本人は皆で分かち合うことができる

@現実からいかに気づきを得て成長するか

今日は私たちがいろいろと話を進めていきます。まず、先程の話の中からいくつか説明をしたいと思います。とても面白い話が続いておりました。やはり多くの人にとって、何故人間として生きているのか、何故今自分はここにいるのか、神様は何故こういう社会を創ったのか、という基本的な疑問がまだまだ解決されることなく、頭の中に残っていることと思われます。

そしてそれを解決に導く方法として、宗教やいろんな社会がつくられてきました。今、皆さん方にとって必要なのは、これからの価値観に向けて意識を変化を行なうことであり、そのために必要な現象が日常起こっているということ。したがって今、自分が経験していること、これ自体が今、自分が必要なことであり、またそれを経験することによって先程の疑問が解決されるということ。したがって本当にいろんな疑問を解決したければ、まずは日常生活の中で一つひとつ経験を積んでいくということが必要になります。

しかし、その経験というものが一人ひとり違っており、一見、お互いに同じ経験をしているように見えても、それぞれが必要とされるものはまったく違っております。例えば、今、この場で話を聞いていても、今日ここで学ぶべきものが一人ひとり違っております。ただそれをどの程度まで自分でものにし、何か新しいものを得ていくか、それは決まってはおりません。経験すべきことが決まっていても、そこから何を学ぶか、何に気づくは決まってはいないのです。

したがってここで同じ経験を全員がしたとしても、一人ひとりの気づきはまったく違っており、得られるものも全員が違います。そして本来、ここで気づきが必要な場合でも、何も気づくことができなかった人、そういう人に関してはまた別の場を造って気づきが得られるような現象が繰り返されていきます。

したがって現実の中から何かに気づこうという意思のある人はいろんなことに気づいていき、そしていわゆる成長が早いという現象が起こってきます。ほとんど現実の意味を理解することなく、何の気づきも得られないという人はいわゆる成長が遅いという評価を受けるかもしれません。

ただ、成長が速いとか遅いとかいうのはあくまでもそこの場における人間同士の相対的な評価であり、実際には私たちの目から見た場合にはそういう違いはありません。例えば、ここにいる人の約半分の人は来年のある段階においてはもうかなりのことが気づいているようにと仕組まれております。ただそこに至るまでの経験でどれだけの経験が必要なのかは一人ひとりまったく違います。

本当にたくさんの経験が必要な人もいれば、毎回ここに来るだけで成長できる人もおります。ただ、結果的に見て、来年のある段階においてかなりの意識のところまで成長しているということだけは決まっているのです。

したがって速いとか遅いとかいうのはその途中段階にある者同士が比較したり評価していることであり、私たちの観点から見た絶対的な評価ではないということをまず理解しておいてください。

さて、ではどうせそのように気づきが得られるのであれば、特に頑張ったり、一生懸命気づこうとすることもなしに、ただ黙って日常生活を送っていけば、それで良いのだろうか。そういう考えを持つ人がたくさんいることでしょう。しかしそういう風にはつくられておりません。

本当に何も気づくことなく、成長がほとんどない状況の時には、とんでもない大きな事件がその人にやってきます。そしてその大きな事故によって、いろんな人間と触れ合ったり、恥をかいたり、怒られたり、恥ずかしい経験をたくさんして気づくことになります。もっともそういう経験を望んでいる人はサボっても構いません。そしてそういった経験をすることによってある程度、気づくべきことに気づくように流れていきます。

ただ、時々、そういう大きな経験がやってきたときに、どうしても耐えられなくなって自分から生命を断つ者が時々おります。もうお金がまったくなくなってしまった、まったく人間も信じられなくなってしまった。実はこれさえもその仕組みによって造られたのにもかかわらず、自分で命を絶ってしまった場合には、もうそれはその人の選択となり、残念ながら私たちの計画でもなければ、またその後の埋め合わせができているわけでもありません。その人は自分の意思によって自分の成長をストップさせ、そして宇宙の流れからはみ出ていきます。

ですから、本当にどのような状況になろうとも、自ら命を断つということだけはしないようにしておいてください。また、そういう大きなテストをどうしても経験したくないという人は日常の中で必ず何らかの気づきや成長を得ていくということ。そういう気持ちを常に持っておいていただきたいと思います。


A古代の日本の神から

私はこれまで日本人の宗教の中ではかなり特殊な存在として扱われておりました。ただ、今、ここにやってきたのは日本という場のエネルギーが新たな波動に変化するのを求めており、日本人がその役割を受け持っているということを本当に理解していただきたいと思って、話をしに来ました。

これまで日本の、いわゆる神と呼ばれていた存在たちは必ずしも真の宇宙とは同じではなく、ある意味では特殊な役割を持って日本を導いてきました。この地球においては、いわゆる西洋の国々でつくられた宗教的な概念がかなり蔓延っており、それによって人間という種族がいろんな争いごとを経験する状況になってしまいました。

しかし、地球自身の本来の波動はとても美しく、優しく、そしていろんな人々に対して思いを向けてあげることができる素晴らしいエネルギーなのです。そのエネルギーがほとんど活性化されることなく、競争や差別、争いによって意識が進化するという流れを経験することになります。

そのために、ある特別な存在たちが集まってこの地球を少しでも破壊から防ぎ、人間が自らの手で気づくことができるような仕組みをいろいろと創ることにしました。自然の中にいろんなヒントがあり、自然と交わることによって自分たちの役割が理解でき、そして生命の貴さを理解できるように仕組みを創っておりました。

そして、かなり太古の時に特別な役割を持った存在たちがこの地球の上で密かに新たなる人種を導き出し、そしてあまり地球の混乱のエネルギーを身に着けないようにと入念に管理されながら、その進化を担当してきました。ところどころでいろんな状況に陥りながらも、その人種は進化を重ねていき、そして文明を造り上げていきました。

ところがその人間たちでさえも、いわゆるアトランティスとかエジプトの時代のころにはもう本来の教えを見失ってしまい、ほかの種族の価値観に惑わされたり、ごまかされたりするような状況に変わっていきました。そのころの人間はごくわずかの非常に智慧のある年寄りを中心にして、若い者や体力のある者が肉体的な活動を為し、美しさを求める者は調和や美を追い求め、常に皆で分かち合うというエネルギーを保っておりました。

しかし、外来から流れてきた人間たちが入り込むにつれ、武器とか文字とかを使い始め、本来の心の繋がりが次第に薄くなっていきました。あなた方の言葉でいう弥生のころにはもうすでに本来の繋がりがほとんどといって良いくらいなくなってしまい、自分をただ美しく、自分はただ強く、愚かな者をけなし、鈍い者を切り捨てていくという社会に変わっていきました。この土地において計画されていた予定がほとんど実現できなくなり、本来の目的とは違う方向へこの国が進化してきました。

今、改めてこの土地が宇宙から見て光を放つようになってきました。この土地が宇宙から見てとても大切な位置に入っており、この土地の人間の意識の変化がこれからの地球の流れに影響を与えるぐらいの場に今、入っております。今、日本人の意識の状況に応じてこの地球が光を受け取り、地球全体に流していくという状況とでも思っておいてください。

したがってこの国の人間が今、新しい価値観で心から人々を愛し、一体感を持った行動をとっていけば、そのエネルギーがそのまま地球に流されていきます。しかし、自己中心的な考えや排他的な考えを持つ者はそのエネルギーでさえも増幅されて地球に入っていきます。あなた方の置かれている立場がどういうものであるのか。

今、この時期にこの土地の人間がそういう位置に来るということは約束されていたわけではありません。今までのここでのいろんなワークを通して流れが変わり、今、そういう場に属していると理解しておいてください。しかし、あなた方が何を為すかによって変わるのであり、ただ黙っていて変わるわけではないということ。誰かにやらせて変わるわけではないということ。ここにいる一人ひとりが自分の行動によって変わるということを本当に理解しておいてください。

一人ひとりの心の中は本当はとても優しく、少しでもほかの人の役に立って皆で楽しくやりたいという気持ちがあります。ただ、それと同じぐらいに、やはり自分が目立ちたいとか、良く評価されたいとか、少しでも見返してやりたいという気持ちがあります。当然、今、地球が望んでいるのは、ただ楽しく、相手を許し、自分を認めていく純粋なエネルギーです。

多くの人が毎日の現実の中で、このエネルギーの中で葛藤が起こり、自分を責めたり、相手の所為にしたりして経験を進めていきます。まず今一番必要なのは、気づくということが本当に必要であるということ。自分にこういうエネルギーがあった。こういう人間を見るといつも、こう反応してしまう。自分を少しずつ分析しながら、それを新しいものに変えていく。

相手を許そうとは思っていても、どうしても心が許せない。こういう人は相手が本当に悪気を持ってそういう行動をとっているのかどうか、相手の本当の気持ちを少しでも理解する練習をしていってください。どの人も、心の奥底では楽しく、一緒にやりたいという気持ちが必ずあります。ただその歪んだ現れとして、自分が中心になって皆と一緒にやりたい、自分が率先して皆と一緒にやりたい、という気持ちを持っていることがほとんどです。

一般にどうしても許せないという人の場合、その内面をずっと調べていくと、そのように自分が常に一番上でありたいとか、一番初めでありたいという気持ちがある場合があります。そしてそれを見つけたときには、それは自分の心の現れであると理解をしてください。まず自分ができてから、それからほかの人を許していくとか、まず自分が分かってからほかの人に教えてあげる、これはすべてそのエゴからきています。

言葉では皆一緒とか、皆一つといっておきながらも、心の底ではまず自分が、まず私が、というエネルギーをしっかりと造っております。今のこの国がおかしくなった出発点もそこにありました。はじめは皆で助け合い、お互いに協力し合っていたものが、いつの間にか自分だけが少しでもよく見られるように、自分を中心に考えるようになっていきました。

でも、本来は皆、一緒に同じレベルで考えることができたのです。あなた方も、はじめはそれが可能だったのです。ですから、今、ここにいることが許され、この土地で学ぶことができるのです。この土地で学んでいるものは必ずそこに戻ることができるのです。そしてこの土地を通して地球にそのエネルギーを流すことができるのです。あなた方がやらなくて、誰ができるか。自分の心の中にある、己(おのれ)だけ、この己だけという根強いものをとにかくしっかりと見つめた上で、自らの手で燃やしていってください。


B門は常に開いている

私たちはこれからはかなり本格的に作業を進めることになる。本当に地球を愛し、人間を愛する者を私たちは導いていく。私たちはそろそろ真実を伝える時期に入ってきている。己が一番だと自惚れる者、己だけが正しいと偉ぶっている者、もう私たちは容赦なくその者から去っていくかもしれない。

これから必要なのは本当にこれからの地球に相応しい人間だけであり、本当に共に活動していける人間だけを導いていくことにする。しかしだからといって、自分はまだ分かっていないからとか、愛がないからとか、難しいからとかいう理屈を付けて自ら去ることをしないようにしてほしい。ここに来ることを望み、成長したい者には必ず門が開いている。たとえ過ちを犯そうとも、闇で混乱しようとも、門は常に開いている。自分を責めることなく、地球を愛したい者は常に、いつでもここに来るように。


C地球のために自分は何はできるか

これから社会にもいろんな混乱が起きたり、情報が飛び交うかもしれません。でも、自分にとって一番必要な情報は何であるのか。今、一番自分が必要なものは何であるのか。常にそれに意識を向けてほしいと思います。一人ひとりが必要な情報はすでに十分に与えられており、これからあえて知るべき情報というのはそんなに多くはありません。

地球も生きている。私たちは地球に生かされている。今、地球が混乱している。それを救えるのは私たちである。今、皆が必要な情報はこれがすべてです。あとは自分で考え、自分で判断し、自分で行動していってください。


私たちはここで休憩をとります。ありがとうございました。


D自分で考え自分で責任をとること

私たちはこれからの話をしていきたいと思います。今年、いろんな展開が予想されております。そのそれぞれは日本人の意識的な変化をどこまで高めていくか、どこまで世界に目を向けることができるようになるか、そして自分自身がどこまでいろんな人々のことを思いやれるようになるのか、という体験がそれぞれにやってくることでしょう。

ただ、それをどのようにして自分のものとし、意識的な成長に結びつけていくか。これはかなり差がでてきます。今の日本人の多くの人は、誰かに考えさせ、その結果を聞いて自分の考えにしようとしています。自分でまずはじめに考え、自分で結論を出すということがとても苦手な民族であり、先に誰かに答を出してもらう、誰かに先に経験してもらう、それによって自分の行動を決めようとする人がおります。

こういう人はいつまでたっても自分で考え、自分の行動に責任を取るということができないまま経験だけを重ねることになります。今まではそういう人間であっても、周りの人とうまくやっていけたり人間的な素晴らしさを持っていれば、周りから評価されたり良い人間といわれたりして、普通に過ごすことができたでしょう。

でも、これからの時代においてはこういう人間はほとんど生きることができなくなってしまいます。一人ひとり、学ぶべきテーマが違い、経験が違ってくると、ほかの人の話を聞いても自分には何の役にも立ちません。同じような現象や同じような状況であったとしても、そこで必要とされる学びがまったく違うために、ほかの人と違う行動をとっても、自分には適さないことが普通になってきます。

自分のことは自分で考えないと、自分が生きていけない。そういう状況になっていきます。そして自分の為に、自分が自分であるために、自分のことは自分で考え、これが最低限必要な生きる条件になってきます。したがって自分のことを自分で考えることのできない者はもう生きることができなくなってしまいます。

今の日本という土地において、一見、皆で仲良く、温厚で、真面目に生活できたのは、誰かほかの人がやったことをほかの全員が真似をし、言うとおりにすることによって調和が保たれ、皆同じという安心感を得ることができたのに過ぎません。これは私たちが望んでいる本当の調和とはかなり違います。

本当の調和とは、一人ひとりがまったく違う行動をとり、それぞれが自分の価値観で行動をとっても、全体としてあるべき姿を保っている。これが本当の調和といえます。これからの日本という社会において、一人ひとりが自分で考え、自分で行動をとる、という生き方が必要になっている以上、ほかの人のやり方を真似するとか言うなりになるという生き方がもう自分にはまったく合わないものであり、この地球自身も必要とはしていないということを本当に理解しておいてください。


E地球の思いを感じるように

私たちは日本について、少し説明をしておきます。今、日本という観点で話が進められ、それぞれの行動の基準も示されました。日本という国が今、テーマになっているのは、あくまでも私たちの計画を進める上において必要な状況であるために、説明をしているに過ぎません。

私たちの計画というのは、新たなる地球に向けて人間の意識を本来の地球が必要としている意識に変換させ、人間と宇宙のいろんな生命体が和を保ちながらこの地球を新たなる惑星に変えていくということです。この計画は宇宙の中のある特別なマスターたちによって創られたものであり、今、地球に生存している多くの人間はこの計画には何の関与もしていません。

したがって私たちの計画がうまくいくかどうかは、実は何の保証もありません。それにもかかわらず、ここでずっと協力しているのは、ほかのマスターたちの創り上げた計画はこの地球では何一つ成功しないということが明らかになっているからです。今のこの地球の磁場において、ほかのマスターたちが創り上げた計画はほとんど達成されない状況になっております。

しかし、今さら計画を変えることもできないために、それぞれのマスターたちは自分の計画を進めていきます。しかし、私たちの存在に気がつき、可能性のある者は私たちのところで修正を加えていっております。そういう状況であるために、いわゆるいろんな本やほかからの情報として手にいれたものと、ここで私たちが明らかにしたものとではかなりの食い違いがあります。そのどれが正しく、どれが誤れるかをいちいち考える必要はまったくありません。

皆さん方は自分が一番、納得する場で自分を成長させてください。ほとんどの多くの地球上の人は、すでに自らの計画の中で活動しております。私たちは、私たちの計画で活動している人間はあなた方しかおりません。前もって決められた計画ではないために、はじめから約束してきた人間はほとんどいないのです。したがって私たちからすれば、私たちに気がつき、そしてマスターの許可を得て、私たちと活動する者しか一緒に協力することはできません。

昨年、多くの人がここから去りました。それはその背後にいるものたちが私たちを理解できなかったためです。私たちの計画は本当に極秘に進められているために、どの存在にも明らかにはされておりません。皆さん方にさえも明らかにすることはできません。でも、地球が確実に変わるためには、これしかできないという唯一の方法で私たちは進めております。

これによってどこまで協力者が増え、地球が本当に変わっていくか。私たち自身の活動によってもかなり変化していきます。ただすでに理解されているように、私たちはただ単に、アセンションしたいからとか、早く地球から出たいからとか、人よりも先に新しい体験をしたいからとかいう意識でやってくるものにはほとんど興味はありません。本当に地球を愛し、宇宙と一つになり、そして自分を成長させることを望む人間だけを私たちは協力者として仲間に入れていきます。

これまでのいろんな学びにおいて、あなた方の考え方の傾向や意識の向け方、テーマや課題、いろんなものが理解されてきました。これを考えながら、私たちの計画を成功させるためには、よほどの厳しい厳しい積み重ねが必要となります。でも、これを無視して地球が正常に、本来の状態に変わることはできないのです。

地球が今、どういう状態で皆さん方と共に生活しているか、誰も考えたことはないでしょう。私たちは地球の思いを確実に受け取り、そして今までの何万年という忍耐を喜びに変えようとして、最大限の努力をしております。地球が、本当に地球人類と活動できて良かった、地球人類と共に経験できて良かった、と喜びを得ることができるように、最大限の工夫をしております。

一人ひとりが今、どういう立場であり、どういう生き方が必要なのか。本当に考えた上で、活動をしていっていただきたいと思います。今日はこれからの学びの第一歩であり、これからさらにいろんな真実が明かされていくでしょう。でも、常に自分が成長していくということ、地球に意識を向け、世界に目を向けていくということ、これを忘れないように、学びを続けていっていただきたいと思います。

それでは今日はありがとうございました。



(c)1998 CentralSun
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