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1998/9/16■水曜瞑想会から

待っていないで自分の方から動くように

@挨拶

今日は瞑想の中でも特にエネルギーを重点的に感じていただくのをやっていただきました。エネルギー的な場を造るためには、私たち自身がいろんな仕組みを創り、そしてエネルギーを本当にここに集めて一人ひとりに感じていただきます。そのためには本当にいろんな存在たちが役割を持ち、エネルギーを創り上げて皆さん方が感じられるように場を創っていきます。

今日のような瞑想の場でも、実際には非常に多くの存在たちが協力をしており、それによって皆さん方がエネルギーを十分に受け入れ、そして肉体を癒し、ハートを開き、ほかのさまざまなエネルギーと一緒になって交流をしていたというのを覚えておいてください。


A自分の方から他人のことを考えていくように

僕たちはイルカの仲間としてお話をします。昔はここでもよく話をしたのですが、最近はあまり呼ばれていなかったので、今日はとても楽しみにしていました。皆は毎日の生活で、いつもつらい思いを出したり、悲しい思いを出したりして、どうして自分がこんな経験をするんだろう、どうして私のことを分かってくれないんだろう、といつも考えています。

一人でも良いから、自分の気持ちを本当に分かってくれる人がいたら、どんなに人生が楽しくなるんだろう。そう思って、自分に一番適した相手を探そうとしています。でも、皆がそういう風に思っていて、自分の方から相手に優しくしてあげようとか、分かってあげようとする人はあまりいません。

誰かから優しくしてもらおうとか、分かってほしいという思いは皆が持っていますが、自分から分かってあげようとか、その人を楽しくさせようという思いを持っている人はそんなにいません。僕たちの仲間はもうお互いに楽しくすることが普通であるために、そばに誰かが来るだけで喜びが湧いてきて、楽しくて楽しくて仕方がありません。

僕たちの仲間にはいろんなのがいて、発見することが大好きな仲間や、自分をもっともっと良くしようとするのに一生懸命な仲間や、少しでも多くの仲間と友達になるのを楽しみにしている仲間や、いろんな仲間がいます。そんな僕たちの仲間でも、時々、争いや問題が起こることもあります。

でもそれは相手を否定したり、無視して起こる問題ではなく、単なる方向性の違いや解釈の違いから起こるものです。したがってお互いにいろいろと交流を深め、相手の言おうとしていることを分かろうとすると、それが分かってきます。そうやって少しずつ相手のことを理解し、相手がどういうことを楽しみにしているのか、何を求めているのかを分かろうとしていきます。

でも人間の場合は、まず自分のことを知ってほしい、自分の考えを理解してほしい、これを先に考えて、自分のことを分かってくれない人は愛がないとか、冷たい人と言って、自分から切り捨てていきます。結局は自分が一人になってしまいます。人間たちはわざと自分で一人になって、そして独りぼっち、誰も分かってくれない、愛してくれないと言っていろんな文句を言ってきます。

自分についてどんどん理解を深めていくと、すべてが自分で造り出した現実であるということが分かってきて、寂しい自分やつらい自分も自分が造り出したものであるというのがだんだん分かってきます。でも、それが分かって、どうやって現実を変えていくのか。そこで多くの人がまた悩んでいます。

自分の所為でこうなったのは分かった。でもどうして良いのか分からない。これも結局は自分は何もしないで、ただ黙っているのです。自分の方から相手を理解してあげよう、相手に喜びを与えてあげようという気持ちがまだできていないのです。皆さん方もいつまでも待っていないで、自分の方から喜びを与えてあげる、分かってあげる、という動きをして、自分からどんどん変わっていくように行動していってください。

自分から変われば、周りも変わっていきます。自分が待っているから、周りの人も待っているのです。自分の方からどんどん動くと、周りの人もどんどん動いていきます。自分の動きによって、現実がどんどん変わっていきます。今、皆さん方が一番必要なのは、そこのところであり、ただ勉強して分かるのではなく、とにかくまず行動してみる、やってみるということをどんどん進めてください。

僕たちは早く人間と一緒に交流を深めながら、そして皆が本当に仲良く、楽しく住めるような環境を造っていきたいと思っています。確かに人間さんたちもいろんな体験をしていて、中には余裕がないという人もいるでしょう。でも僕たちだって同じです。僕たちはただ遊んでいるわけではありません。

少しでも地球が順調に変われるように、なるべく破壊が起こらないで変われるように、いろんなことをやっているのです。中には人間が経験すべきエネルギーをわざわざ僕たちが受け取って、僕たちが代わりに殺されたり、犠牲になってエネルギーを解消している仲間もいます。少しでも人間が苦しむのを減らすために、僕たちの仲間でそれを引き受けているものがいるのです。

ですから決して独りぼっちと思わないで、僕たちと一緒に力を合わせて新しい波動を地球に持ってきましょう。今日はこれで終わりにするそうです。それではありがとうございました。


(c)1998 CentralSun
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