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1999/3/6■土曜瞑想会から

生命を愛し喜びを分かち合うのがブッダのエネルギー

@ブッダとクァンインのエネルギーの中で瞑想

私たちは今の瞑想の手助けをしていた仲間たちです。今日はブッダとクァンインのエネルギーを使って、体験をするという瞑想を行いました。ブッダと呼ばれている存在は、皆さん方には非常に複雑に影響を与えております。というのも、この地球においては国によって、文化によって、いろんな種類のブッダのエネルギーが造られており、皆さん方がどういう形でそのブッダとつながるのかがかなり人によって違う状況になっております。

日本人が抱いているイメージと、西洋人が抱くブッダのイメージ、チベットやインドで思われているブッダのイメージがすべて違い、それによってブッダとのつながり方も違ってきます。皆さん方の場合には、なるべく本来のブッダを体験していただきたいために、今日は地球上で造られたブッダではなく、宇宙のレベルで理解されているブッダのエネルギーをそのまま経験してもらう瞑想をやっていただきました。

したがって人によってはまったく初めて感じるエネルギーであったり、今まで馴染みのなかったエネルギーとして感じられたり、したかもしれません。ブッダは宇宙においては、生命をとても愛し、心を大切にし、人間の触れ合いや交流を通じて喜びを分かち合うというエネルギーをたくさん身に着けております。しかし一般に仏教の世界では、悟りを拓いたもの、すべてを理解しているもの、人間を超越したものというイメージでブッダが造られております。そのために本来のブッダとは程遠いブッダが地球のエネルギーで動かされております。

普通のチャネラーがブッダを呼んだときには、この地球上で動いているブッダのエネルギーがやってきて、難しい教えを説いたり、さらに悟ることの難しさを説いたりしていくでしょう。それは真のブッダではなく、人間が作り上げたブッダのイメージと思っておいてください。今日、皆さん方に体験してもらった、宇宙におけるブッダは、一人ひとりをこよなく愛し、たとえ争いや憎しみが沸き起こっても、それで相手を責めたり罵ったりすることなく、自分もその思いを何とか理解して、相手のためにうまく理解し合えるような環境を造り上げていき、それによってお互いの繋がりをより強く、喜びのあるものへと造っていく、という波動が満ちております。

また、クァンインにしても、日本や中国、アジアの国々において誤解されて伝わっているところがたくさんあるために、今日は、マスターとしてのクァンインのエネルギーで瞑想をしていただきました。クァンインは一人ひとりの成長のために、今、何が問題であり、何を引きずっており、何が自分を制限させているのか、を見つけ出せるような手伝いをし、そして自分の力でそれを乗り越えたものに新たなる祝福を与えるという役割を担っております。皆さん方が体験した、今日のクァンインとの繋がりにおいて、それなりに気づきが得られたり、自分をさらに成長させることができたかもしれません。

クァンインが願っているのは、皆さん方がいかに自分の力で自分の制限を克服し、さらに前に進んでいくのか。いつもそこに焦点が当てられております。したがって自分の力では何もできず、すぐ人に依存してしまうもの、頼ってしまうものはあまりクァンインのエネルギーを受けることはできません。自分に常に目を向けながらも、自分がいちばん、望んでいる方向へと進んでいく。常にその役割を演じております。


今日、クァンインとブッダの力を借りて、宇宙における新たなる波動を地球に降ろす手伝いをしていただきました。Mitsukoさんが鍵のようなものを受け取ったという話がありました。そしてそれはあなた自身の鍵であると同時に、この地球においても大切な意味を持つ鍵となっております。あなたの心の波動を変えるだけではなく、地球との結び付きにおいても、大きな働きを担っております。自分が造った制限を自分の手で取り除くためにも、その鍵を使うことができるでしょう。地球との繋がり。地球がほかの次元とつながるための鍵。自分なりに工夫をしながら、いろいろ繋がりを造るワークを続けてみてください。

Yukikoさんの場合は、ブッダとクァンインのエネルギーを本当にたくさん受け取り、自分の体の中に取り込んでいきました。特にブッダの波動の中のある高い波動があなたの中に入り込んできました。あなたはこれからの直感やインスピレーションにおいて、ブッダの力を借りることができるでしょう。自分の成長に必要なもの、自分が何かを為すときに必要なもの、そのアドバイスを受けることができます。

クァンインとのつながりにおいては、少し別の角度でエネルギーが流されました。それは必ずしも、成長という分野ではなく、まずは自分をしっかりと安定させる、今の自分が納得できる状態に置いておく、という思いが流されてきております。したがって常に何かを求めて不安定なままで歩き出すのではなく、今、納得したままゆっくりと歩いていく、という波動が届けられております。自分の歩き方が根本から変わってくるかもしれません。でも、その本当の思いを何とか感じて、ブッダやクァンインと共に一緒に歩んでいけるやり方を身に着けていってください。


Isaoさんの場合も同じように、ブッダとクァンインから素晴らしいエネルギーをいただいておりました。特に、ブッダの思いがとても強く、あなた自身の心の感情的なことをいろいろと手伝っておりました。人との分かち合いや交流によって心が和んでくるエネルギー、理解することによって自分が満足できるエネルギー、人との共感を促進させる波動などが起こり届けられておりました。まだまだ自分で造っている制限が多いために、それを少しでも取り外していき、ほかのいろんな人々と接しながら、自分もその喜びを感じるように、という働きが行われておりました。

自分がうまくできないのは、単に自分の思い込みであったり、自分の解釈で行われている場合があります。そういう先入観や思い込みを使わずに、純粋に人と触れ合って心で接していく、自分の魂で感じるというやり方を身に着けていってください。


A名前やエネルギーにこだわらないこと

さて、マスターのエネルギーというのは、必ずしも見えたり聞こえたりする表れをとるわけではありません。マスターによっては、まったく見ることも聞くこともできない存在もおります。したがってそういう存在たちと繋がりを造るために、あえて何かシンボルを造ったり、名前を付けたりすることは、必ずしも意味のない場合もあります。自分がブッダやクァンインとコミュニケーションをとりたい、というときには、必ずしもエネルギーや名前などを明確に覚えておくのではなく、ただ自分の思いを合わせていく。自分の思いをマスターたちに合わせていく。というやり方によって、つながるという工夫をしてみてください。

それによって本当にエネルギーレベルでつながることができます。自分の能力をもっともっと信じて、何度も何度も練習をして、そしてやり方を身に着けていく。それによって初めて成長が行われます。自分を成長させるためにも、いろんな試みをもって、学びを続けていってください。


私たちは、今日、一人ひとりのやり方を見て、本当に、まったく違うやり方が一人ひとりに行われているのがよく分かりました。したがって瞑想の仕方やエネルギーワークの仕方を単純に一つの方法だけを伝えて、それで皆にやりなさいといっても、実際には一人ひとりまったく違うやり方で進行することになります。

これからもそれを先に理解し、実際には一人ひとりまったく違うことをやってみる。でも自分にとっていちばん好ましい現実が造られている。常にそれを理解した上で、学びを続けるようにしてみてください。私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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