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1999/4/12■月曜交流会から

自分の人生を生きているということを実感する

@役割を演じる前に現実を生きることの大切さを理解すること

私たちは皆さん方の魂の仲間としてお話をいたします。先ほどの話で、いくつか私たちの方からお話をしておきます。一人ひとりが成長し、意識を広げ、宇宙の中で活動している自分の存在に気づくことはとても大切なものであり、また今、多くの地球人が見失っているテーマでもあります。そういう意味で自分が宇宙の一員として行動している、宇宙の仲間と一つになって地球上で役割を演じる、それ自体はとても素晴らしいことといえます。

そして今まで多くの宗教や思想家たちがそれを普通の人々に説いたり、そのやり方を教えたりしてきました。しかし今、ここで問題となっているのは、一見、自分の成長や地球の癒しのために活動しているように見えている人たちが、実際には地球の思いとは別の行動をとっていたり、単に自分たちの自己満足のために行動している人がいるということが現実的に挙げられます。

それはどうしてそいう状況になっていくのか。自分が何らかの役割を演じているという証がほしい、自分が地球のために活動しているという証拠がほしい、ほかの人に認めてもらいたい、自分が普通の人よりは立派なことをしているというのが分かってほしい、そういう気持ちによって起こされたものがほとんどといえます。純粋に地球のため、自分の成長のためという意味で行動しているのではなく、自分が何か、立派なことをすることによって認めてもらいたい、ほかの人に知ってもらいたい、という気持ちの方が強いエネルギーを持っているのです。

したがってそういう人たちがたくさん集まって地球のために役割を演じたとしても、実際には地球にとっては好ましい状況にはなっていきません。でも多くの人は、せっかく宇宙とつながり、宇宙の一員として役割を演じているのであれば、自分の役割を理解して、それを自分が満足してやっていきたい、という気持ちを持つかもしれません。私たちがいちばん思っているのは、皆さん方が何か特別なことをするのではなく、今の現実をそのまま演じていっていただきたいということです。

新しい人に出会ったら、どんどん話してみる。何か問題を抱えている人や、言いたいことがある人がいたら、話を聞いてみる。自分が気に入らないと思っても、避けることなく接していく。そういう心が必要なのです。何か特別なところに行って、特別なことをするのに意味があるのではなく、今、目の前にいる人といかにうまく接していくか、自分の与えられた現実をいかにうまく体験していくか、これがいちばん大切なことといえます。でも多くの人は、与えられた現実が面白くない、その人はあまり自分が気に入らない、好きになれない、という思いがあって、自分を現実から逃避させるやり方として、何か特別なことをする、素晴らしい人たちと一緒にどこかに行って何か素晴らしいワークをしてくる。それで自分を満足させようとしているのです。

現実をうまくもっていけない人が、いくら特別なところでエネルギー的なワークをたくさんやったとしても、地球にはほとんど良い効果は出ておりません。それよりも今、与えられた現実をいかにうまくこなしていくか。体験していくか。それこそがいちばん大切なテーマといえます。

自分の与えられた現実、自分が経験すべきもの、それをうまく順番にこなしていけば、あえて何か特別なことをして目覚めるとか、優れた人間になるとか、人よりも悟った人間になるとかいうことはほとんど意味がありません。皆さん方が今、いちばん必要としているのは今の一瞬一瞬をうまくもっていかせるために自分はどういう心を身に着けていくのか。どういう生き方を行っていくのか。これがいちばん大切なテーマなのです。

現実がうまくいかない。現実が楽しくない。こういう人はいちばんのテーマをまだ自分が見つけておらず、自分のどこをどうすればよいのかも分かっておらず、別のところに意識が向いている証ともいえます。自分の現実の中から、自分のすべきこと、自分のやれることを的確に見つけ出して、それをただこなしていく、そういうやり方を身に着けるようにしておいてください。


A自分の人生は自分の自由意思で創り上げること

私たちはこれから皆さん方のやるべきことについて話をしてみます。今、私たちと繋がりを造ろうとしている人間が地球上にたくさん存在しております。皆さん方と同じように、私たちを理解できる者を中心にして集まりを造ってより明確な情報を引き出そうとしているもの、あるいは瞑想やエネルギーワークによって私たちとつながろうとしているものたち、また明確に私たちの存在を理解していなくても無意識のうちでどこかで特別なことをしたり特別な思いを出したりしている者たちもおります。

こういういろんな人たちが私たちに意識をむけ、そして地球のために、自分のために何らかのエネルギーや情報を感じようとしております。今、私たちはある意味ではいろんなテストも同時に行っております。宗教的な流れで私たちと結びつこうとしている者は、宗教的なエネルギーの中で私たちをとらえており、私たちが天使やマスターや神と呼ばれる存在であるかのようにイメージして、繋がりを造ろうとしております。

宗教とは関係のないグループの場合でも、宇宙の存在や光、あるいは自然のエネルギーとして私たちをとらえている者もおります。ここにおいては、私たちの正体をほとんど口に出すことはありませんでした。つまりそういう概念を伝えないようにして、いかに皆さんが私たちの本当のことを理解することができるのか。それをずっと見守ってきました。

そして私たちなりにいろいろ理解でき、皆さん方の意識の分かったところもあれば、まだまだ十分に理解できていないところもあります。宗教的な概念で私たちとつながろうとしている人たちは、いかにも私たちが全知全能の神から派遣されたものであり、地球のすべてを理解しており、人間のやるべきこともすべて分かっており、すべてを私たちがコントロールしているかのように感じております。したがって私たちの言葉の一つひとつがまるで神のお告げであるかのように受け取って、ただいかにそれに自分たちの意識を合わせていくのか、自分たちの考えをいかに私たちに合わせるのか、それを目標にしている人たちがおります。

そういう人たちにすれば、自分の考えを私たちに合わせることによって、自分が神に近づき、悟りを得るかのような感覚を持っております。そのためにいろいろ情報を手に入れ、私たちの知っていることを一つでも多く自分のものにして、それで悟りを拓いているかのような錯覚を身に着けていきます。

宗教とは関係のないところで活動している者たちでも、私たちを光の存在や愛のある存在、宇宙の仲間として解釈をして、私たちからいかに癒しのエネルギーや愛のエネルギーを受け取れるか、それを目標にして瞑想やエネルギーワークで頑張っている人がおります。そういう人たちにとっては、私たちの愛や光をいかに感ずることができるのか、いかに自分が理解できるのか、を目標にしております。私たちの姿を見ることができたら、それは優れた人。私たちのエネルギーを感ずることができたら、かなり勉強した人。そういう風に理解されております。

ではここで私たちの正体を何も明らかにせず、ただ話をずっと述べてきたときに、皆さん方は何を目標にして私たちと接触をしているのか。確かに時々、神のような存在から話を聞きたい、一度その正体を見て見たい、というつもりで入ってくる人も何人かおります。そして自分が何も確認できないときには、自分の能力のなさ、あるいはここでの状況に対して不信感を抱いたりして、ほとんどここに来なくなります。では、そういったこともあまり起こらずに、時々自分の思いでここにやってきている人たち、それは何を求めてやってきているのか。

皆さん方はある意味ではこの地球で大切な役割を演じて、活動しております。ただ、その場合に、役割というときには、皆さん方の本質や魂と呼ばれている人たち、それらの分身として働いているというイメージがあります。皆さん方の本当の自分、あるいは魂と呼ばれるものたちが地球に来るときにいろんな計画を造り、それをうまく持っていかせようとしてやってきました。今回の人生もそれに合わせて造られたものです。でも皆さん方のほとんどはそれをまったく覚えておりません。また思い出す必要もありません。

なぜならば、今の皆さん方の人生は皆さん方の固有のものだからです。肉体を持った自分が何を考え、どう行動していくのか。これがいちばん大切なところなのです。自分が見ることも感じることもできない本質や魂。にもかかわらずそれらを信じて、その言うとおりにしようとしている人たち。実は私たちはあまりそういう人間を好んではおりません。自分が確認することのできない存在たちをただ信じて、行動している人のほとんどの人は、実はまったく別のエネルギーにごまかされていたり、だまされたりしている人がほとんどといえます。

皆さん方の本質や魂は皆さん方に付きっきりで指導しているわけではありません。皆さん方の人生は皆さん方が自分で造るものだからです。魂や本質が関与しているのは、彼らのやるべきことに関係しているところだけであり、それと関係ないときにはほとんど皆さん方に任せております。皆さん方が現実の中で何をしようと、どういう問題を引き起こそうとも、それは皆さん方固有の問題となります。しかし自分が何となくやってみたいことがある。気になることがある。それで調べてみたり、行動を起こしてみたりする。そういう場合にはほとんどが本質や魂からの思いを受け取って、その役割を演じている場合があります。

でも、その場合にいちいちそれは自分の魂のやるべきこととか、自分の本質がやるべきことだといって考えたり、理解する必要はほとんどありません。皆さん方がどう考えようとも、魂レベルで必要なことはすべて確実に行われるからです。皆さん方の行動によって魂のやるべきことが違ってしまったり、おかしくなるということは基本的にはあまりありません。ただ、別の理由としてうまくいかないことがあります。皆さん方のエゴが強すぎて、魂の思いとは反対の行動をとってしまったり、本来期待した結果とは違う状況に進んだりする場合もあります。

その大部分は、魂からの思いよりも皆さん方自身の欲望の方が強かった場合に起こります。でもそれでも魂や本質はいちいち皆さんを責めたり、文句を言うことはほとんどありません。皆さん方の自由意思であり、皆さん方が選択したことに関しては、いちいち介入することはできないのです。皆さん方が自分で考え、自分で行動することは皆さん方の自由であり、それは許されていることです。

では魂の思いとまったく違うことを自分が感じて、自分のエゴで自分の好きなことをやってみた場合、自分はどういった責任がどうかかわってくるのだろう。実際にその場合でも、間違いとか、失敗とかいうことは何一つ存在しません。魂の思惑が外れたとしても、魂から見てそれは失敗という風には理解されません。単に皆さん方の自由意思の方が強く、皆さん方が別の行動をとった、という現実に過ぎないのです。したがっていちいち魂に合わせるとか、本質の考え方に合わせるとかいう必要も本当はあり得ないのです。

ただ、魂や本質の思いと違うことをずっとやり続けて、自分の人生のほとんどが自分のエゴで進んで、何一つ魂の思いが為されなかった場合、魂から見てその人の人生は確かに良い効果はでなかったということになります。でもその人を責めたり、ましてや自由意思を奪うということはあり得ません。その人の大切な人生として理解しておき、その人も自分の仲間としてずっと一緒に居続けます。ただ魂のやるべきことができなかったために、魂は別の手段を使ってそれを続けようとします。

ほかの仲間の体を借りたり、別の人間を使ったり、あるいはまた新しい肉体を造り出して人生を造ったりして、とにかくその計画を成し遂げようとして魂は働き続けます。それを皆さん方がいちいち考える必要もありません。皆さん方は自分のことをうまくもっていけるようにただ考えておけば、それで十分なのです。したがって魂や本質の思いを早く理解したい、一緒になって働きたいと思っている人でも、実際にいちいち魂や本質から、あれをしなさいとか、こうしなさいとかいう情報が来ることはほとんどありません。自分がどれだけつながろうとも、あくまでも自分は自分の自由意思で動いていきます。何に喜びを感じ、自分をどう成長させていくかは自分の問題となります。

皆さん方は単純に自分の意識が高まり、宇宙に近づいていけば、いろんな宇宙の存在たちの気持ちが分かり、一体となって行動できる。そう思っている人がいるかもしれません。でももしそうなっていたら、地球に争いや戦争は何一つ起こらなかったでしょう。現実は、この地球を見て見たら分かるように、あちこちでいろんな問題が起こっております。すべて宇宙の仲間や存在たちが関与していることです。宇宙の仲間同士でも考えは分からないのです。自分が何をしたらよいのか、どうすればよいのか、それは宇宙の仲間自体でも分かっていないのです。だから皆さん方も分からないのです。

自分が今、何をして良いのか、分からない。どうしたらよいのか、分からない。それは皆さん方を指導している宇宙の存在たち自身がどうして良いのか、分からないのです。確かに宇宙の仲間たちがやりたいと思ったことを皆さん方が感じて、その通りにやった場合には、うまく進んでいくかもしれません。でもそれで皆さん方は楽しいでしょうか。皆さん方の自由意思はどこにあるのでしょうか。ただ宇宙の存在のロボットのようになって、いわれたとおりに行動していく。それで楽しいのでしょうか。私たちは皆さん方の自由意思を大切にしております。

たとえ天使や神の思いと違うことをしたとしても、私たちはそれをすべて認めております。ましてや違うからといってそれを責めたり、罪をかぶせるようなことは何一つありません。単に皆さん方が自分で自分の行った行動に責任をとるだけです。自分が他人に為したことは他人が自分に為すように戻ってくるだけです。人の悪口を言う者は自分も人から悪口を言われるでしょう。人に危害を加えた者は、自分も人から危害を加えられるでしょう。単にそれだけです。私たちが皆さん方に罪や罰を与えたわけではありません。

したがって自由意思でどんなことを皆さん方が為そうとも、私たちはいちいち一人ひとりに責めたり、悪くいうこともいっさいありません。今までのこういう学びにおいて、多くの人が間違いとか、神と違うということに対してとても神経質になっております。行動の一つひとつがまるで正しい正解があるかのように理解してしまって、違うことをしたらどういう罪がやってくるのだろう。ましてや神に刃向かったら自分はどうなるのだろう。そんなことまで考える人がおります。

私たちはこれからも私たち自身について語ることはほとんどないでしょう。なぜならば、何も皆さん方が私たちの真似をしたり、言うとおりに動いたり、ましてや私たちの号令に合わせて動けとか言うことはいっさい考えていないからです。皆さん方の自由意思でいかに自分が満足する人生を造り上げていくのか。自分たちの力で地球を変えていくのか。私たちは常にそれを見ているからです。

ではなぜ、私たちはここにやってくるのでしょう。それは皆さん方の手には負えない世界がたくさんあり、そこでは私たちも一生懸命、頑張る必要があるのです。しかし皆さん方の目に見えない世界というのはほとんどが皆さん方の感情や思考によって造られた世界です。皆さん方が一瞬一瞬吐き出していく感情や思考によって、いろんな世界が展開していきます。不快に思った者、人の悪口を思った者、それがその世界では現実に演じられていくのです。それは私たちがいくら頑張っても、どうしようもできないものもあります。

皆さん方が造り出したものは皆さん方の力でしか戻せないものがたくさんあるからです。そのために私たちは皆さん方に、人と接すること、人と楽しくやること、人と分かち合うこと、これをいつも教えているのです。そうすることにより、見えない世界においての否定的なエネルギーが少しずつ緩和され、浄化され、そして人間の心の清らかさと同時にその世界も浄化されていきます。私たちはそのために皆さん方にアドバイスをあげ、心や魂の浄化を説いているのです。

でも皆さん方自身は皆さん方の現実の中で生きています。それは現実をよくすることがいちばんのテーマだからです。でもその現実をよくするためには、自分の心をまず、スッキリさせ、楽しい状態にもっていくことが必要です。自分の心をどういう風にして明るく、楽しいものにもっていくのか。そこで一人ひとり、テーマが違ってきます。一人ひとりの心の状態が違い、テーマが違い、進むべき方向性が違うからです。一人ひとりが自分の心に意識をむけ、自分は自分のやり方で自分の心を綺麗にしていく。それによって現実が豊かになっていく。それによって地球が回復していく。皆さん方はそういうやり方で地球に貢献することができます。

もし地球のために何かしたいと考えている者がいれば、何も特別なことを考える必要はありません。自分に与えられた現実をいかにうまく、楽しくもっていくのか。いかにその中で自分が多くの喜びを見つけ出していくのか。そこに意識を向けるようにしてみてください。



私たちはいろんなことを皆さん方に伝えにきました。でも私たち自身についてはこれからも話すことはほとんどないでしょう。私たちはそれを目的にしているからではないからです。むしろ皆さん方の、自分は何であるのか、自分はどういう風にして自分の現実を造っていくのか、そこに意識を向けるようにしていただきたいと思います。それではここで少し、休憩をとります。ありがとうございました。


B神や宇宙に頼むのではなく、自分の力で自分を変えるように

私たちは少し別の話をして、終わりにしたいと思います。今、日本においていろんな現象が起こってきております。政治や経済、社会、家庭において、不安を抱かせるような現象が次々と現れてきております。そして宗教によっては、これらを否定的な現象ととらえて、地球がますます混乱の中に入っていくかのように説明をしている人もおります。

しかしあくまでも地球自身は全体のバランスを保ちながら、新しい波動の中へ徐々に徐々に入っていっております。地球が新しい波動に向かっているのに、なぜ否定的な出来事が目立ってくるのか。あくまでも地球のエネルギーは皆さん方と共有しております。人間が創ったエネルギー、人間が産み出したエネルギーを地球は持っており、そして地球が新しい光に変わるためには地球人の皆さん方が新しい波動に変わっていく必要があります。

では皆さん方一人ひとりが新しい波動に変わるためには、どういうやり方があるのか。ある人は目覚めて、地球を愛し、自然を愛することによって、自分の光が強まっていくと考え、それを実践している人がおります。ある人は一生懸命、悟りを拓いて、自分がすべてを理解し、自分が肉体から離れることによって光が自分のものになると考えている人もおります。ある人は、宇宙の仲間たちに助けてもらって、彼らの力によって自分の体を変えてもらおうと考えている人もおります。

中には、神や天使という存在を呼んで、その奇跡の力によって自分の体を変えようと考えている者がおります。でも、そういうやり方で今まで、新しい波動を身に着けようとして、一生懸命、やってきた者がどれだけいて、そしてその中で本当にそれを実現できた者がどれだけいるのか。ホンの一握りの成功者のために、ほかの人々が皆、惑わされて、自分も同じことをすれば光につながり、光になると信じて、その真似をしている人がたくさんおります。

皆さん方一人ひとりが新しい波動のエネルギーに変わるのは、皆さん方一人ひとりの問題となります。誰かに従って得られるとか、宇宙人や神の力によって変わるのではありません。自分は自分でしか変えることはできないのです。では、自分の今の状態から新しい波動の光に変わるのには、何が必要なのか。言うまでもなく、今、与えられた現実がすべてです。今の現実の中で、いかに自分の光を見つけ出し、自分のテーマを見つけ出して自分がそれを光に変えていくか。現実にすべてが入っております。したがって現実を否定して他人の現実を参考にしたり、別の世界を夢見たとしても、それは何の意味ももたらしません。今の現実の中で、自分は何を学んでいくのか。何を身に着けていくのか。それを理解しない限り、先には進んでいきません。

したがって現実を素直に見て、現実を受け入れ、それを楽しく持っていこうとしている人は、それだけで十分に光ってきます。その人はそれだけで宇宙や神から愛され、光をますます強くしていくでしょう。しかし現実から目をそらし、もっと楽な方法、もっと簡単な方法を探して、より力のある人間を探したり、素晴らしい指導者を探している者は、いつまで経っても自分の現実に戻ることができず、したがって自分は自分の光に気づくこともないでしょう。自分を変えることができるのは、自分の意思だけです。自分で自分を変えようとする意思のないものは、自分を変えることはできません。

現実がいかに大切なものであり、現実こそが皆さんの唯一のテーマであり、また今の状態であるかということ。この現実から何を引き出して、どう解釈し、どう造り変えていくのか。常に現実に意識を向けて、現実を自分のやすらぎの場と変えられるように、学びを重ねていってください。


皆さん方の現実はそれぞれうまく造られており、自分がどのような選択をしようとも、学ぶべきテーマは確実に得られるように造られております。したがって何一つ、不安や心配を抱くことなく、現実をうまく進めていけるか、自分のものにしていけるか。常にそれを考えて、一瞬一瞬を楽しむようにしていってください。


私たちは少しずつ、新しい流れに沿ったやり方をしていこうと思っております。もう少し、調整をしてから、ここでのやり方も少し、工夫をしてみたいと思います。皆さん方も、私たちに何か、希望があったり、意見があれば、どんどん話してみていただきたいと思います。私たちもいろいろ参考にして、できるだけ皆さん方が楽しくここの場を学びの場として使えるようにしていただけるように、工夫をしていきたいと思っております。私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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