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1999/7/3■土曜瞑想会から

新しい地球は自分の心で引き寄せる

@ほかの領域の意識とのつながり

私たちは今の瞑想の準備をしていたものです。今の瞑想において、皆さん方を別の領域に導き、仲間との出会いや体のエネルギーの調整を行っておりました。ほとんど記憶にないという話がありました。今の場合は、少し、状況が複雑になっております。

Nさんの場合には、意識的な活動がまだいろいろ磨かれていないところがあり、今日向かった領域における意識の成長があまり活性化されていないという状態にありました。そのために、経験したこととしてはあまり記憶に残らない状態になりました。一応、その世界においてはあなたを地球に導いたものやこれからの時代に合わせた波動の変化が行われておりました。ただあなた自身のテーマとして、ぜひとも体験せねばならないもの、自分で理解せねばならないものがあるために、それに向けてのいろんな調整が行われておりました。

自分自身の成長ということに関して、まだ自分でもよく見えていないところがあります。何を持って成長するか、自分の成長をどういう風に理解していくか。それの理解できていないところがありました。今日、行われた変化はあなたがいかにその本質的なところに気がつくか。自分で自分の成長をどういう風にとらえていけるか。それに向けて、自分が分かるようないろんな仕組みを考えておりました。これはすぐに現実に影響が出てくるものではなく、長い目で見たときに分かるものかもしれません。認識の仕方、理解の仕方といったところで、変化が出てくるでしょう。


Tさんに関しての意識は、かなり今とは別の仕方になっておりました。あなたの場合にはむしろ、ほかの次元との繋がりの部分はかなり発達している状態にあります。ただ自分の意識の世界がかなりある領域に限定したままになっております。そのためにあなたのやりやすいパターン、自分の理解しやすい世界に留まっており、そこから別の領域や別の世界に入ることやできにくい状態にありました。

今日、体験した世界も、今までとは違う世界で学んでもらおうと計画をしておりました。しかしあなたの方で、やはり自分の世界でやろうという思いが強いために、あなたの世界をうまく使いながら、こちらの考えて世界に持っていこうとしておりました。しかしその整合がなかなかうまく進まず、結果的にあなたの世界においていろんな調整や出会いを仕組むという状態になりました。

ほとんど記憶には残っていないかもしれません。でもあなたはそこであなたを導くものと出会い、これからに向けての調整も行われておりました。やはりこの新しい存在や新しいエネルギーとの繋がりが弱いために、体感できず、記憶にも残りませんでした。したがってこれからのあなたの成長を考えた場合に、今まで自分が理解してきた世界とは別の世界にいかに通じるか。別のエネルギーや波動にいかに自分を感じるように持っていくか。そういった展開が必要になるものと思われます。これからの学びの方向性もそういった観点から調べるようにしてみてください。


A未来の地球は一人ひとりの心によってつくられる

新しい地球に向けての説明をしてほしいという話がありました。私たち自身はアセンションとか次元上昇という言葉はあまり好んでおりません。どのように表現しようとも、人間が勝手に都合の良いように解釈してしまい、正しい状況を理解することが困難な状態にあります。そもそも次元というものがどういうものであり、波動が何であるのか。それを理解していないものたちが勝手に次元を造り上げて、ほかの人に説得したりしております。

自分が理解していないときにはほかの人には説明しない。これは基本的な原則になります。しかし自分が理解していないものほど、知っているような振りをしてほかの人に伝えていきます。これが今の混乱を招く大きな原因になっております。今の皆さん方は、そういった情報に振り回されないで、いかに自分は自分の人生を歩んでいくのか。自分のために自分はどうあるべきか。まずはそれを一生懸命、やっていただきたいと思います。


地球の変化は、決まっていたり、自然になるものではありません。皆さん方が引き寄せるものです。皆さん方が望み、それを実行したければ、地球はそういう風に変わっていきます。しかし否定的なものとして考えたり、好ましくないエネルギーをもって呼ぼうとすると、それは好ましくない現実を造り出していきます。したがってできればこれからの変化に向けても、否定的な思いを持つのではなく、すべてを肯定的に受け入れ、地球は確実にうに良くなるということをまず理解する必要があります。

地球が良くなるというのは、地球が本来の役割を為すというように変わっていくことです。そのためには、一人ひとりが愛に満ち溢れ、他人を思いやり、生命をいたわり合う。いろんな生命が共に喜びを分かり合う。そういう社会の実現となります。したがって自分の心の中に他を思う気持ち、生命を思う気持ちがなければ、新しい地球と共に学ぶことはできません。

自分の心が新しい地球を造り上げていきます。しかし自分の心が愛を持っていないときには、新しい地球の中に入ることはできません。あくまでも自分の心の愛が新しい地球を造り上げるということ。自分が新しい地球を導くということ。あくまでも自分の心を中心にして、自分の心で地球は変わっていくというのを理解するようにしておいてください。


地球はこれからも確実に変化していくでしょう。でもそれは皆さん方の一人ひとりの意識の現れでもあります。皆さん方が望んでいなければ、地球は変わることはできません。皆さん方が自らを成長させ、地球と共に成長しようという思いによって地球は変化していきます。自然に地球はどうなるのかを考えるのではなく、自分は自分をどうしたいのか。自分は地球とどうあるべきか。そういう観点で、まず自分から変えるようにしていってください。


B避けられない現実は素直に受け入れるように

私たちが少し、話をして終わりにいたします。一人ひとり、自分の心を見ようとしていろんなことを工夫してみたり、勉強したりしてみました。でもなかなか思った方向に進まなかったり、自分の考えたこととは別の現実が与えられたりしました。一人ひとりは本当に良いことを考え、うまく持っていこうとしながらも、現実がうまくいかない。これは実際にはその現実が必要なものであり、どうしてもそれを演じていただく状況にあるということ。それを避けることはできないということを理解しておいてください。

自分がいくら努力してもどうしようもならないものは、それは初めから経験する必要のあるものです。それを避けようとしたり、なくそうとする考えは、その現実を否定したり、その現実を無視することになります。現実をしっかりと受け入れ、それをどう考え方で変えていけるか。自分なりのやり方をしっかりと身に着けると同時に、自分は自分のやり方で自分をしっかりと導いていく、現実の明確な送り方を自分なりに体験できるように、自分でコントロールできるように意識を変えていってください。

私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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