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1999/11/22■月曜交流会から

自分の情報を自分で手に入れる

@自分の波動をみつけていく

私たちは大いなる仲間としてお話をいたします。今までのいろんな学びによって一人ひとりの意識が高まり、自分の生きている理由、これから何を為すべきか、自分は何をやると満足するか、そういった方向に目を向ける人が多くなってきました。自分について理解を深め、自分の情報を自分で手にするようになると、改めて自分とは何者であり、どこに向かうのか、それをすると自分はどうなるのか、そういう観点から自分を見つめることが普通になってきます。自分のエゴを満足させたり、欲求を満たすのではなく、自分はどこに向かうのか、自分はどうするのか、それをかなり本質的なところから得ることができるようになってきます。

しかしまだ多くの人は自分について意識を向けておらず、日常の現実の中に流されてしまう人がほとんどです。多くの人は、毎日を不安で抱えたり、自分の欲望を満たすことを考えて、生活をしたりしております。しかし学びがどんどん進むに連れ、欲求が少しずつ変化していき、自分はただそこにいるだけで良いということ。それが分かるときがやってきます。自分についてもっと意識を向け、自分は何者であり、どこに向かうのか。そもそも自分とは何であり、今、行動している自分はどういう意味があるのか。それも気づいていない人がほとんどでしょう。

Aさんはここに至るまでに、いろんな学びをしてきました。そして自分なりに正しいと思うこと、信用できるものを常々求め、自分の心の中にその自分なりの真実を入れてきました。でもあなた自身の波動は今のあなたの現れそのものにかなり影響を与えております。あなた自身の本質的な波動の中に今までの地球上には存在しなかったとても珍しい波動があります。普通の人間の持つ波動には、調和やバランス、進化などといった部分を成長させる波動が多く、それによってお互いに成長し合う状況がつくられております。

しかしAさんの場合の波動は、そういう種類ではなく、自分自身のこれからの流れに向けて一番自分の特徴となっている波動をいつ、どのようにして出していくか、まずはこれが大きなテーマになっております。自分で信じているもの、信じていないものがあるとき、自分のエネルギーをどう使っていくか。今までの流れからすると、あなたが特徴的な能力を身に着けたとしても、それを活性化させるのにとても時間がかかります。ましてや地球というところで活動をすると、いろんな影響が出てしまい、表に出すことのつらさを感ずることになるでしょう。

したがって今のあなたの状況でみたときに、あなたの特別な波動をいつ、どのようにして表現していくか。これが大きな鍵になってきます。あなた自身がそれをどこまで信じているか。どこまで本当に向かおうとしているのか。

まずあなた自身の波動の中に、あなたが何かを求め、徹底的にそれを追い求め、それでも見つからないとき、いろんな材料を手にしても見つからないときに、あなたは特殊なエネルギーを放出して、自分自身のために、自分の流れをうまく造り変えることができるのです。どうしても先に進めない。どうして良いのか分からない。そういう思いを持ったときに、その思いをうまく現実化させ、そしてうまくいくように、流れが変わるように、現実を変えることができるのです。

これはあなたにとってとても面白い状況を生み出していきます。あなたがこれまでに身に着けたエネルギーの中にそのヒントが隠されているからです。この能力をあなたがどうやって活性化させ、身に着けていくか。自分なりに良いと思うもの、やりたいと思うものを選び出し、そしてそのエネルギーを完全に自分のものにしていく必要があります。

この能力を肉体の中に実現させ、そしてそれを普通に活動していくためには、あなた自身が自分の現実とどう関わっているのかが大きな影響を与えていきます。自分の現実の中に、自分が入って、どういう自分を作り上げていくか。今の段階では、あなた自身が本当にそれを願い、行動に移したときに、とても現れやすい状況になります。今までは考えて考えて、それから判断していたものが、今、自分の直観とインスピレーションを大切にし、そこから判断する場合が増えてきております。そしてあなたはその中で自分だけの特徴を活かす状態を造り出していくでしょう。

さらにあなたの場合には、特殊な能力がいくつか隠されており、そのほとんどは自分でも意識しておりません。その特殊なもののうちのいくつかは、次第にあなたに明らかにされることになるでしょう。そしてその能力一つひとつに意識を向け、目覚めさせると、改めて自分がどういう人生の流れを考えていたのか、自分についてのいろんな思いがいろいろと沸き起こってきます。いろんな自分があり、それぞれが自分の本質なるものに戻ろうとしております。自分のこれからの能力、これからの行動範囲、それらをスッキリとさせ、理解していくためには、自分がどこに向かうのかを常に考える癖をつけるよう、しておいてください。


一人ひとりは十分に歩き出し、そして確実に成長を続けております。今までの話にもあったように、Aさん自身の波動がかなり変化してきて、それによって周りにも影響を与えてきております。あなたはそれをどこまで受け入れ、どこまでを自分のエネルギーに、そういったことをよく考えて、行動の一つひとつをうまくとっていく必要があります。

今、自分は何故、ここにいるのか。これからどこに向かうのか。それは一人ひとり答が違うために、一人ひとり、自分は自分で見出さねばなりません。でも、そんなに難しくはなく、自分を知るという練習を重ねれば、自分の世界に容易に入り込むことが可能になります。自分の能力の使い方、エネルギーの出し方をよく工夫して、自分だけのエネルギー場をほかのところにもそのまま持っていかせるように、いろんな工夫をしてみてください。


A自分はどこへ向かうのか

今までも何度も話をしてきましたが、自分に戻る、本当の自分に出会う、これはとても大きな影響を与えていきます。本当の自分、自分が向かおうとしているもの。他人の喜びや幸せを見たときに、それを素直に喜ぶことができるかどうか。他人がどんどん目覚め、先へと進み出した。自分は十分に満足し、自分の道を歩いていく。いろんなところからそういう話がくるかもしれません。でも自分にとって必要なのか、あくまでも今、引き出した情報です。その情報を見て、自分がどこに向かうのか。そういったことをよく考えて、行動をとっていく時期に入っていきます。自分のやっていること、周りでやっていること、それらをうまく眺めながら、バランスのとれたやり方をするようにしてみてください。


自分についてもっともっと理解を深めたいと思う人は、自分についてのいろんな情報、自分とスピリットとの関わり、と言ったことに対して、もう少し話をしてみてください。それではここで少し休憩をいたします。ありがとうございました。


B大きなワークは流れを替える

私たちは新たなる神々としてお話をいたします。今までの学び、一人ひとりの成長がとても速くなり、地球自身の変化も急速に進んでおります。今、皆さん方が歩んでいるこの時空は、皆さん方がそれまでに歩んできた時空とはかなり違う時空を歩いていることになります。そしてこの時空はさらに何度かの切り替えの時期にうまく遭遇することができ、その切り替えの時期に別の時空にうまく入り込むと、さらにまた素晴らしい時空へと替わることができます。したがってそれぞれ時空の替わり目の時に、皆さん方がうまくそれを乗り越えることができるかどうか。それが私たち自身のテーマにもなります。

そしてその時空の切り替えというときに、皆さん方の方で、大きなワークを行なったり、皆で何か協力して大きなことをやるというときに、その時空の切り替えとうまくタイミングを合わせることにより、時空の切り替えのエネルギーが強力になり、そして時空が替わることになります。したがって大きなワークはそれを行なう機会が多ければ多いほど、私たちにとってもとてもやりやすくなっていくのです。

したがってもし、人数が集まる機会があったり、皆で何かしたいという思いがあるときには、なるべくそれを積極的に、肯定的に考え、そして楽しくやってみる、何か皆で集まってワークをやる、という機会をつくっていただければ、私たちはそれを有効に活用することができます。これからもそういう意味において、何か、皆で集まってやってみたい、皆で楽しいことをしたい、と思ったときには、どんどん自分たちで企画を進めるようにしてみてください。


先ほどの話で、地方にいる人の学び方や、光の広げ方についての話がありました。地方にいるとなかなかワークの機会がなく、情報も入ってこないということで、そういう勉強についてもどかしさやジレンマを感ずる人がおります。確かに地方にいる人にとっては、新しい情報がなかなか手に入らなかったり、ほしいときにすぐに情報が手に入らないということがあり、自分たちの思いが実現されないことにいらだちを感ずる人がたくさんおります。

しかし私たちの観点から見たときには、実際にはそういう違いはほとんど感じておりません。また逆に、東京にいるからといって、必ずしも新しい情報ばかりが手に入るとか、条件が特に優れているということもありません。なぜならば、東京にいようと、地方にいようと、一人ひとりの条件は皆、同じに作られております。基本的に、自分のエネルギーに応じて情報やものが流れてくるようになっているのです。したがって本当にその人に必要な情報がある場合には、それはどこにいようとも、その人に届くようになっております。

したがって実際にはその人の手にする情報が今、その時期ではない、まだそんなに慌てる必要がない、という人は自動的に東京から離れているところに住むようになっていきます。ただそれでも全員がそうなってしまうと、その部分の成長が遅れてしまうために、ところどころに光を持った人間を配置することになります。地方にいるからといって、全員がタイミングを遅らせたり、まだ時期が来ていないという風に創るのではなく、その中で目覚めている人、分かっている人を常に要所要所に置いておく必要があるのです。したがって地方の人の場合には、条件がなかなか合わないにも関わらず、何人かの人はその中で意識的に目覚め、光をもたらす役割が与えられていきます。

こういう風にして、実際にはどの場所にいようともそこに必要な人間たち、波動の合う人間たちがおり、そしてその中でその光をもたらす人間がある程度、良い場所のところに集まるようになっているのです。そういう意味において、Aさんの場合にも、今の場所が不便とかいうのではなく、ここからここの光を地元に持って帰る。ここの光を送り届ける。そういう役割を持って活動していることになります。そしてその活動こそ、私たちから見た場合にはとても素晴らしい活動になっております。ここの光が広がっていき、まだ興味を持っていない人に興味を持たせるような波動が流れていきます。

したがって今、自分が与えられている環境、自分の行動している環境は、今の自分の能力を発揮するのに一番良い条件がそろっているということ。それによって自分自身のエネルギーがさらに高まり、地球とほかの人々がどんどん成長しやすい場所に変わっていく。そういう活動をしているのです。今の自分の活動の本当の意味を理解するときがいずれやってくるでしょう。そうすると、今の場所に住んでいること、そしていろいろと自分が行動していること、その一つひとつが素晴らしいものであり、うまくそれが自分でつくってその通りに進んでいるということに気がついてきます。自分のこれからの活動においても、それを信じて行なうだけで、何から何までが自分にとって楽しいものに変わっていきます。これからもそういったことを理解した上で、活動を続けるようにしてみてください。


C大元、源、ソース(source)

さて、先ほどのセミナーにおいて、大元やソース(source)についての話が何度かありました。少し、誤解されない範囲内で説明をしておきます。確かにソースというのは日本語にすると源とか大元という言葉になってしまいます。しかし私たちがたびたび言葉にしていた大元というのと、先ほど説明された源は同じものではありません。私たちが述べていた大元はどちらかというと皆さん方自身を創り出した一番初めの存在、皆さん方のすべてを送り出し、創り出した存在という意味を大元という風に呼んでおります。

この大元はある意味ではこの宇宙を創った存在の仲間でもあります。この宇宙を創った存在の一部が大元のように行動し、皆さん方を創ったという風に理解することができます。したがってこの宇宙を創った存在がどこからやってきたのか、それを私たちが説明するときには、本当のいちばん初めにある大いなる源からやってきたという風に説明をすることがあります。この大いなる源、この大いなる源は実際にはそういう言葉で表現することは不可能であり、言葉にならず、表現できず、伝えることができない状態のものです。

したがって実際には大いなる源として言葉を発することはほとんどありません。そういう表現をすることが不可能な状態だからです。ただ、もし大いなる源という言葉を使う場合があるとすれば、それがソースに近いイメージを現しているものと理解をしておいてください。そして新たなる神々、大いなる存在はこの宇宙の中で活動している集まりたちです。したがって基本的には、この宇宙を創った存在たちと常に行動を共にしていることになります。

この宇宙を創った存在たちはいろんな名前で呼ばれておりました。でも基本的にはそういう名前を付けた段階で、実際の波動とはかなり違うものになってしまいます。したがって必ずしも固有名詞的な名前で呼ぶことはあまり好ましくはありません。でも皆さん方がこの宇宙の中で活動している限り、この宇宙を創った存在たちの許可のモトで活動していることになります。まずはそれだけを理解しておけば、十分に物事がうまく進むようになるでしょう。

一人ひとりの大いなる仲間、大いなる存在というのが現されました。そして一人ひとりと明確に繋がりをつくっているということ、これはとても良い働きといえます。したがってこれまで皆さん方と関係していた神々という流れの繋がりと、そういう宗教的なエネルギーを纏わない大いなる仲間たちとの流れ、この切り替えが行なわれたということは、それはそれでとてもよい意味があります。

ただそれによって成長の仕方が変わることがあっても、成長が早くなるとか、光り輝くということはまったくありません。どの経路を選択したとしても、一人ひとりが行うべき活動ややるべきことは同じといえます。ただ宗教的な波動を身に着けていない分だけ、宗教的な争いやゲームに介入されないということはあります。そして宗教的な波動の中で、同じことを何度も何度も繰り返し間違ってしまう。そういう経験をするということがなくなるということはあります。自分が何を望み、どう成長していくか。それによって自分の進むべき道を決めるようにしていってください。

これからも一人ひとりが確実に成長し、大元に戻り、そしてさらにその大いなる源にまで戻ってくるのを私たちは喜びとして待っております。私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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