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1999/12/27■月曜交流会から

準備ができるとアストラル界での仕事が与えられる

@アストラル界での役割も許可が必要

私たちはアストラルの世界について少し話をしていきましょう。今の皆さん方の話で、アストラルの世界に関するエネルギーがとても強く、そこの世界とのコミュニケーションがとりやすい状態になっております。しかしまだまだ皆さん方の概念では理解しにくいところがたくさんあります。基本的なこと、またこれからの学びとして必要なことを少し、お話いたします。

まずアストラルの世界と一言でいっても、実際にはいろんな世界が存在しており、それを総称してアストラルの世界と言っているように思われます。皆さん方が体験しているアストラルの世界も、人によってかなり違います。Kさんが体験したアストラルの世界はあなたに関与している存在たちにいちばん密接な関係を持つアストラルの世界を旅しております。そのアストラルの世界は、この地球に関するアストラルの世界のごくわずかであり、この地球に含まれるアストラルの世界のすべてを体験できるわけではありません。アストラルの世界といってもいろんな世界があり、どこでも自由にいけるとは限りません。まずは自分の仲間や自分に関与するスピリットが行ける範囲のところ、許可したところしか動くことはできません。普通の人間の場合はそのスピリットが関与しているアストラルの世界だけで地球から離れていきます。この地球で体験を重ね、自分のやるべきことを終了させ、地球から出る場合でも、自分の体験したアストラルの世界はホンのわずかなのです。したがってもっともっと地球のほかのアストラルを体験したいと思うときには、また別の体を使ってその別のアストラルの世界で体験できるエネルギーを創り出す必要があります。

したがって別の世界を体験しようと考えて、いろんな体を次々とつくったり、いろんなところから入ってこれるようにまた別のエネルギーを身に着けて入ってくるスピリットもおります。そして前に体験した地球とはまったく違う側面をそこで感じとる。今まで体験できなかった世界を改めて感ずる。そういう風な学びも行なわれております。

例えば、先ほどの話でも、Kさんの話されたアストラルとほかの人の話から出てきたアストラルの世界ではそれぞれかなり違い、皆さん方が同じアストラルの世界で出会うということはほとんど無理な状態にあります。皆さん方が同じようにアストラルの世界に行っても、会えるのは極めて難しいのです。そこで一つだけルール、あるいは例外的なものがあります。いわゆるホワイトブラザーフッドのイニシエーションを受け、カウンセルのメンバーになった人の場合には、そのアストラルの次元におけるカウンセルにおいて出会うことができます。

すなわちアデプトやティーチャーのイニシエーションを受けている人、ブラザーフッドの正式な許可を持っている人はアストラルの世界において一緒に出会うことができるのです。そういうイニシエーションや許可を得ていない人、アストラルの世界に行っても同じ場所で出会うということは極めて難しいのです。

ホワイトブラザーフッドからみれば、逆に同じ仲間として一堂に会する場をつくり、そこにやってこれるようにエネルギー的な操作をするということをイニシエーションを与えるという風に解釈しても良いでしょう。そういった意味で、イニシエーションというのはあくまでも同じアストラルの世界に皆さん方がこれるように皆さん方のエネルギーを変え、ガイドをつけている状態と理解をしておいてください。


アストラルの世界で成長を遂げ、その世界でいろんな学びをして、新しい気づき、能力を活性化させた場合に、特に今の肉体を持ちながらそういう成長を為したときには、魂やスピリットはとても大きな成長をしていきます。したがって肉体を持ちながら、そういう経験ができるようになった人は、魂やスピリットから大きな期待が寄せられます。そしてこれまでにない働きやこれまで以上のことを要求される場合があります。一般に、どの次元と、どの世界と繋がりをつくったかによって、新たな使命や役割が与えられていきます。普通の人の場合には、この地球に関するアストラルのほかの次元や、ほかの世界との繋がりをつくると、その世界と人間界との間のエネルギーの修復や調整、つくり直しのような仕事を与えられていきます。基本的に地球に関与するアストラルのどの次元やどの世界においても、人間との何らかのつながりがあります。でもそれは一般には好ましくない繋がり方の方が多い状態になっております。否定的な思いで繋がったり、欲や好ましくないエネルギーでつながっているからです。そのために欲や感情的なエネルギーを取り払い、純粋な光で繋がれるように、わざと働きが与えられる場合があります。

しかしそれには非常に難しいこともあり、確実に行なえる行動力、判断力、認識力がとても重要になってきます。なぜならば、一歩間違えば、逆のことをしてしまったり、その世界を壊してしまったり、人間に大きな影響を与えたりする場合があるからです。そのためにその世界での役割を為せるかどうか。いろんなテストが行なわれていきます。そしてその世界と人間の世界を繋げる役割が本当にできるかどうか。本当にその人が間違いなく行動していけるかどうか。そういうテストを何度も何度も行なわせ、確実に大丈夫だと理解された時点で役割が与えられていきます。

皆さん方の中でも、こういう役割を持っている人がおります。そしてこれからどんどん意識が目覚め、アストラルの世界でいろいろ行動できるようになっていくと、テストが始まり、そして無事にテストを終了させると、意識を持ったままアストラルの世界とここの世界の間での役割を演ずることになるのです。これはこれからの地球にとってとても大切な役割になります。これまでの人間は、感情のエネルギー、欲望のエネルギーを無雑作に出してしまい、ほかのいろんな世界に悪影響を与えております。人間の出した思いやエネルギーがほかの世界にとんでもない影響を与えているのです。それを改善させるのは人間の役割なのです。人間が自らそれを修正せねばなりません。したがって人間が自分の意思でほかの世界や次元との修復を行なっていく。これが必要なのです。

しかしそのためにはそれを行動できる人間が必要となります。それを身に着けている人間はあまりにも少なく、今までの数多くの人間が出してきた膨大なエネルギーを修復するには、まったく何もできない状態といえるでしょう。したがって今の段階でホンのわずかでもその能力がある人、可能性のある人には、いろんな存在たちがやってきて、次から次とテストをさせ、何ができるのか、今の段階で大丈夫かどうか、頻繁に調べているのです。皆さん方もこれからそういう機会が与えられた場合に、自分なりにできること、できないことをよく見極めた上で、そういう役割を為してみることをやってみてください。


A甘やかすことなく相手を認めていく

私たちは新たなる世界に向けて、これからの流れをつくっている仲間たちです。これから日本や世界が変わるとき、一人ひとりがどう動いていくのか、私たちは今、それを調べている最中です。予言的なものに左右されてとまどう人間たち、宗教的なエネルギーでおかしな行動を取り続ける人間たち、すべてを科学的な側面だけでとらえ解明できないものはいっさい信じない人間の行動、いろんな人間がいる中で、世の中がどんどん変わっていったときに、地球全体がどういう方向に進んでいくのか。今、それを一生懸命、調べております。

私たちが今、求めているレベルでは、どのような考え方の人間がいたとしても、それは認めてあげ、自分自身は自分の生き方を進めていく。ほかの人が何を選択しようとも、それはその人の自由であり、そこに自分が介入することはしない。まずはこれをいちばん根本にしていただきたいと思います。

確かに真理を理解し、自分が神であること、人間は皆、一つであること、それを教えるのは必ずしも否定はしません。でも実際にはそれを無理矢理ほかの人に教えようとしたり、教え込もうとすると、好ましくないエネルギーの方が多く出てしまうのです。今の地球人のレベルでは、教えてあげたい、分かってほしいというエネルギーがとても強く、これはかえって不快なエネルギーを造り出していきます。そうすると、地球自身の進化がとても遅くなってしまうのです。

したがって教えてあげるとか、分かってほしいというエネルギーをいっさい出さないやり方としては、とりあえずはその人のすべてを認めておく。その人のやりたいことはその人の自由として理解しておく。ただ自分は自分にとっていちばん満足することを常にやっていく。これが根本になります。ただそのまま相手を認める場合でも、自分を甘やかす人間、楽な道ばかりを考え出そうとする人間にはあまり通用しません。その人間は堕落する一方であり、成長する方向には進まないのです。したがって堕落する人間が多いときには、自分はどう行動していくのか。これで悩む人がたくさん出てくるでしょう。

あきらかにその人が楽すると思われるときには、自分なりの意見を言うことは構いません。しかし無理矢理にコントロールしたり、強制的にどこかの方向に持っていくのは許されておりません。あくまでもその人の行動はその人の自由意思によります。明らかに堕落する方向と見えても、本人が望んでいる場合にはどうしようもできないのです。

今の地球上の人間を見ていると、自分を甘やかし、自分を堕落させる道を進んでいる人がたくさんおります。確かに警告を出し、注意する場合もあるでしょう。でもそれで気づくものはほとんどおりません。自分を甘やかすものはどんな注意を聞いても、聞く耳を持たないのです。一度、堕落の方向に進んだものはほとんど戻ってくることが難しいでしょう。しかしだからといって見捨てたり、切り捨てる必要はありません。可能性が低くても、戻ってくることを願い、それを信じていること自体は問題はないのです。

ただ、問題は自分自身です。自分が正しく自分の道を歩き、自分を成長させるように進んでいくと、自分が正しい道をちゃんと進んでいるというエネルギーは地球人全体に影響を与えるのです。自分がしっかりしている限り、しっかりした分だけ地球人に届くのです。これは無理にコントロールしたり、無理矢理押し付ける方法とはまったく違うのです。自分がしっかりした方法をとると、そのエネルギーが地球人全体に流れていく。こういう方法でほかの人間に影響を与えることが可能なのです。

したがってほかの人にも分かってほしい、知ってほしいと感じた場合、言葉や態度でコントロールするのではなく、自分が実践することによって相手に影響を与えていく。自分が行動することによって、相手にエネルギーを流していく。そういうやり方を本当に理解しておいてください。口で説明するのではなく、押し付けるのではなく、自分が行動に移す。自分が完成させる。それによって相手に影響を与えるのです。今の時点において、皆さん方ができることはこれしかないのです。無理に教えようとしたり、無理に引きずり込むのではなく、自分が満足した生き方を続けていく。自分が楽しい生き方を進めていく。それによってこのエネルギーをほかの地球人に広めていくのです。

皆さん方のこれからの学びはとても大切になります。ほかの人にも教えようとか、無理に引っ張ってこようと考えるのではなく、自分は宇宙の生き方をそのまま実践する。自分は神としての生き方をそのまま進めていく。これで十分なのです。来年はそういう生き方が本当に大切になります。神として生きる。これが唯一の、ほかの人への教え方なのです。自分が神として生きる。是非とも、これを実践し、それを実践することが唯一のほかの人への知らせる方法であるというのを理解しておいてください。


今年も、いろんな学びをすることができました。皆さん方の中にも、大きく成長した人がおります。ただ私たちは必ずしも一人ひとりを比較したり、それによっていろんな差をつけることはほとんどありません。皆が私たちの仲間であり、同じ人間としてみております。したがって仮にかなり自分の方が優れていると思ったり、素晴らしい能力があるかのように見えたとしても、実際にはそんな差はほとんどありません。ただ単に自分が今、そこに意識を向けている。ただそれを感じている。それだけのことなのです。

自分という全体のエネルギーが、そういうことで判断できるものではありません。素晴らしいエネルギーや能力をたくさん身に着けているのです。これからそういう能力の活性化が人によってだんだん差がでてくるでしょう。その人だけの能力がどんどん目覚めてくると、自分にはできないことを平気で行なう人があちこちに出てきます。でもそれで良いのです。自分は自分の生き方、自分だけにできるものを探していく。それで十分なのです。ほかの人が何か身に着けたとき、それを素直に認めてあげましょう。

皆が真似する必要はありません。自分は自分のものを、自分の宝を磨いていってください。一人ひとりがそうやってうまく自分の能力の活性の仕方を身に着け、それを実践することによってほかの人にも伝えていく。そういうやり方で来年はそれぞれ自分の能力を活性化させるようにしていってください。

私たちも皆さん方の能力活性化のために、いろんな協力をしていきます。夜、寝ているとき、瞑想しているとき、いろんな手伝いをしていきます。自分にはそんな能力はないとか、私はダメとか決めつけないで、希望を持っていろんなことに挑戦してみてください。私たちもできるだけ協力し、能力が目覚めるように手伝いをしていきます。それでは少し、休憩をとります。ありがとうございました。


B来年は思いが現実化しやすくなる

私たちは大いなる世界から特殊な通路を使って話をしております。私たちの世界から直接、言葉を伝えたり、エネルギーを送る方法として、いろんな方法が試みられております。毎回、いろんなことをここで試してみて、どのやり方が一番正しく伝わるのか、そういうやり方がはっきりと皆に感じられるのか、それを調べながら、いちばん良い方法を常に考えております。皆さん方が一生懸命、学びを重ね、楽しく気楽にやってきて、私たちと交流できたことを本当に嬉しく思っております。

皆さん方のお蔭で、私たちもいろんなことをすることができました。皆さん方の知らない世界で皆さん方がビックリするようなことも何度も行なわれました。そしてさらにこれからもいろんなことをここで試して行きたいと思います。一人ひとりの持っている能力をいかに早く、うまく活性化させ、地球のために開発していくか、いつもその観点で、いろんなことを試みております。

一人ひとりは自覚していなくても、エネルギー的にかなり変化する場合があります。あるいは本人はまったく感じてなくても、魂やスピリットのレベルでかなり変わっている場合があります。皆さん方がここに来たときには、必ず何らかの大きな変化が行なわれているのです。私たちはそういう機会を選べて、とても嬉しく思います。まだまだこれから皆さん方がやるべきこと、皆さん方にやっていただくことがたくさんあります。でも私たちはここに集まってくる人すべてに仲間と常に話し合い、最善のやり方を作っていちばんよい成長の仕方をつくっていきます。

来年、どういう流れになるのか、とても楽しみでしょう。私たちも皆さん方以上に楽しみにしております。一人ひとり、どういう方向でどうすれば、どういう風に展開していくのか。かなり分かってきました。そして皆さん方が体験したいと思うもの、皆さん方が望んでいないものもだいぶ分かるようになってきました。来年はそういった点をかなり考慮しようと思っております。皆さん方が心から望んでいる方向へどんどん進み、あまり心から望んでいないものは現実化しない。そういう傾向が強くなっていくでしょう。

皆さん方が私たちと強い繋がりをつくれば作るほど、皆さん方の現実は思うように展開していきます。ただ私たちはあくまでも皆さん方が成長する方向で現実を創っていきます。堕落を望んだり、甘えを期待している人には、残念ながら私たちの現実は進んでいきません。場合によっては、厳しく、つらいものもあるかもしれません。でもその部分、それを乗り越えたときの喜びはそれ以上のものを考えております。今までの自分を振り返ってみても、おそらく満足できるぐらいの喜びが得られていることでしょう。これからもそういう思いで私たちとの繋がりを強くし、新しい年に向けて一緒になって頑張っていきたいと望んでおります。

2000年という年は本来はイエスの生まれた年とはあまり関係しておりません。でもほとんどの人間がそれを区切りとして理解しているために、来年で大きく変わるという思いがあちこちにあります。そういうときに、私たちはその波動をわざと使って変化を創る場合があります。本当はわざわざそれに同期させる必要はないのですが、たまたまそれに合わせた方がうまく進む場合もあります。したがって2000年だから何かが起こるとかいうことは本当はありません。でも、私たちがそれに合わせて何かをわざわざ仕組む。それによっていろんなことが起こることはあります。

皆さん方はもうそれを知った以上、来年、いろんなことが起きたとしても、2000年だから起こったのではなく、皆さん方が期待している2000年というエネルギーにわざわざあわせて私たちが現象化を仕組んだということ。それを理解して、来年も楽しい2000年を造り上げるようにしていってください。私たちは皆さん方と楽しいひとときを過ごせたことをとても喜びとしております。

来年、再来年、さらに成長した皆さん方と共に学べることを喜びとしております。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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