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2000/5/3■水曜瞑想会から

真の神に繋がるまでの試練

@黒いものは必ずしもすべてが悪ではない

私たちは一人ひとりの思いの世界から話をいたします。私たちはこれから新たなる世界に向け、皆さん方の思いを一つにするべく、ワークを進めていきたいと思っております。今日は、皆さん方の大いなる大元の世界との繋がりを強くし、一人ひとりが確実に神の世界と交流できるように、仕組みをつくりました。一人ひとりに与えられた試練は神の世界と皆さん方の世界の出入口にある障害を取り除くのが主な目的でした。

Reikoさんの場合は、今までの創り上げた神の概念とあなたの実際の心の故郷である神の世界との認識の違いを埋めることが中心でした。神の世界は必ずしも三次元的なものではなく、またそれぞれが空想していた世界でもありません。したがって三次元的な常識が通用しない、三次元的な思いが当てはまらないという状況を創り出し、それを体験していただきました。したがって神とコミュニケーションをとる場合に、三次元的な方法ではなく、まったく違う方法を自分で見つける必要があります。三次元的な方法で神と接しようとしても、接することはできません。そういう一連の学びが行なわれておりました。

Izumiさんの場合は、神の波動がそれぞれ異なっており、あなたに理解できる神、まだ理解できない神があります。今日はあなたがいちばん親しくしており、あなたとのつながりを強くしたいという神とあなたの世界を繋げていきました。そこにおける試練は、あなたが感じたとおり、すべてを任せる、あるがままを認める、といったこととの兼ね合いが目的になっていました。すべてを任せるのは三次元に世界においてはとても難しくなります。三次元の現実をすべて受け容れるのは大変なことでしょう。でもそれが本当に必要であり、あなたが三次元レベルで神を体験し具現化するためには三次元の現象すべてをそのまま受け容れる必要があるのです。

今日のいちばんの狙いは、この三次元でいかにあなたがすべてを受け容れ、信頼することができるか、ということに焦点が当たっております。神の世界においては神を見るのは難しくありません。三次元の世界において神を見るのはとても難しいのです。あなたがこれから三次元の世界で神を体験できるまで、練習が続いていくでしょう。私たちはそれを本当に喜ばしいことと感じております。これからもその姿勢を常に保ちながら、学びを進めていってください。

Yukikoさんの場合は、私たちの観点からすれば、あなたが感じた白いものは、私たちの見える範囲では真実や信頼、純粋、といったものを感じることができます。それはあなたが本当に神と繋がるために必要なものであり、いかに自分の心を純粋に、素直にしているか、いかにピュアなエネルギーで神と繋がるか、それがテーマのように感じられます。あなたがそれを飛び越えたというのは、私たちからすればまだ完全な学びには入っていない感じがします。飛び越えるのではなく、その純粋なエネルギーを自分で感じ、自分の心を純粋に、素直に、ピュアにして本来の神と繋がることができます。そういった意味において、まだ完全に本来の神とは繋がっていない状況が見受けられます。でもそれは失敗とか間違いではなく、あくまでも理解していただくことが目的であるために、自分のその時の感じ、思い、雰囲気をもう一度良く思い出し、自分はどういう行動をとるためにはどういう意識状態であればよいのか、どのようにしていけばもっと正確に情報が感じられるのか、その練習をもっともっとしていただければと願っております。

Keikoさんの場合は、あなたはもう何度も神との繋がりの練習をしているために、皆さんと同じような試練を経験する必要はなくなってきております。確かにあなたはもう自分は神であり、神として行動しているという意識はつくられております。それ自体には何も問題はありません。あらためて、今、課題を言うとすれば、あなたが理解している神とあなたを本当に送り出した存在の神がまだ一致していないために、あなたが神と感じているものは本当にあなたを送り出した神と同じではありません。ただそれは間違いとか違うという意味ではなく、あくまでもまだ途中であり、完全ではないという段階を意味します。したがってこれからもよりいっそう、自分が本当にやってきたいちばんはじめの神に辿り着くための練習を続けていただきたいと思っております。

Izumiさんの質問で、いろんな光を合わせると黒に近づいていったという話がありました。これはIzumiさんに限らず、ほかの人にも是非とも学んでいただきたいテーマになっております。一般に、黒いものは否定的なもので、光がなく、恐ろしいものという概念がつくられております。皆さん方が本当に神になるためには、この概念を早く取り除くことが必要です。黒は不吉で、否定的で、避けるべきものという思いを持っている限り、真の神に繋がることはできません。真の神は黒い光を操ることができれば、光のない光を操ることもできます。まだまだ皆さん方の知らない神秘がたくさん隠されており、それは今の皆さん方の人間の概念をはるかに超えているところにあります。そして神と繋がるためには、人間の概念を超えた世界で繋がる必要があります。そのためには一人ひとりが身に着けている価値観や概念を本当に壊していく必要があります。

黒の光が仮に自分自身の全体像であったとしても、それを否定する必要はありません。確かに美しい光、金色の光は心を優しくし、活性化させ、周りに愛を振りまくことができるでしょう。でも地球を創り直し、建て直すためにはそれだけではダメなのです。闇の人間を悟らせるためには、やはり同じ波動で、同じレベルでコミュニケーションをとる必要があります。地球人はお互いにそれを演じ合っており、一人ひとりが皆、黒い波動を持っております。それは人間としての特権でもあります。神になると本当の創造のものしか身に着けることができず、人間が造ったものを身に着けることができなくなってしまいます。人間である限り、人間の造ったものと神の創ったものをうまく使い分けることができます。人間の造ったものを否定するのではなく、いかにそれをうまく使い分けていくか。それをいかに道具として使っていくか。そういう意識を持つようにしてみてください。

ちなみに、Izumiさんの場合は、先ほどの黒いネットをつくるために必要であったエネルギーが黒の光です。あなたはそれを創造することができたのです。ただ単純にそういう風に理解しておいてください。皆さん方の神としての活動にはとても感謝をしております。今日一日でもいろんなエネルギーが周りに流れ、やすらぎが感じられ、波動が変わっていきました。五月はとても良い月になるでしょう。皆さん方の活躍にとても感謝をしております。ありがとうございました。


(c)2000 CentralSun
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