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2003/7/28■月曜交流会から

日本人の行動力を強くせよ

@ライトワーカーはとにかく行動に移すこと

私たちはアルテミスの仲間としてお話をいたします。私たちは以前から皆さん方と一緒に学びを重ね、この地球の新しい時代に向けてのワークを行なってきました。今この地球がどういう状況にあり、皆さん方がどういう立場にあるのか、改めてお伝えしたいと思います。

この地球は新たなる時代に向けて波動をどんどん高めており、本来の地球の役割をなすべく必要なエネルギーを活性化させ、人類の意識を成長させ、新たなる時代での働きが完全に成し遂げることができるように場を整えております。

皆さん方は単に自分がアセンションできるかどうか、自分が新しい時代に行けるかどうか、そういう意識で学びを進めているものが多いようですが、私たちの観点から見ると地球自身が新たなる時代に向けて大きな役割を持ち、地球がその時代において、なすべき役割を成し遂げることができるかどうか、地球のなすべき役割を実現させるのは地球上の人類であり、人類がその鍵を握っております。

新たなる時代に向けて地球が無事に波動を高め、パワーを身に付け、能力を活性化させたとしても地球の人類がそれに達することができず、能力が目覚めず、必要な数が揃わない時には、この地球は役割をまっとうすることができません。

新たなる時代において地球がなすべきこと、人類がなすべきこと、それを考えた時、今のこの時点において人類がどこまで成長し、自覚しているか、今自分たちのことをどういう風に理解しているのか、そこがとても大きなポイントになってきます。

本来の地球の流れを見た時、今の時点において地球人類の多くの人がすでに気付き、目覚め、協力し合い、愛を具現化している必要があります。今の時点においてすでにいくつかの拠点においてユートピアの原型が出来上がっている必要があります。ユートピアの原型らしいものがいくつかの拠点でつくられ、それをベースにして宇宙がいろいろ試したり、工夫をしたりして大きくしていき、さらに改善点やうまくいかないところを調べたりして、本当に使えそうなものを土台にしてさらに大きなユートピアのモデルをつくっていく、こうやって成長させていくことにより地球自身が然るべきときにシャンバラへと変わっていきます。

今この地球においてそのモデルにふさわしいところがあるかどうか、シャンバラのモデルどころか単なる平和でさえも見つけることが困難な状態になっています。シャンバラという場合には宇宙の法則に基づき、多くの人が光に目覚め、愛と慈悲を身に付け、内なる方向へと向っている必要があります。仮にそれが困難だったとしても、とりあえず方向性ははっきりと明確でなくても皆で愛をベースにして一つになる、愛が完全ではなかったとしても信頼関係で一つになる、いろんな具現化の仕方があるでしょう。

しかし今の時点においてそういう平和な社会ですらも見つけることが困難になっております。言うまでもなく、そのベースとして一番可能性のあるのが皆さん方一人ひとりになります。方向性を理解し、光を認識し、シャンバラのモデル、拠点をつくることができる、皆さん方一人ひとりにはその可能性が秘められております。

皆さん方一人ひとりが現実社会にシャンバラを具現化するためには、まず自らの心を完全にシャンバラにする必要があります。自らの心にシャンバラが築かれたとき、そこから出てくる言葉の一つひとつ、行動の一つひとつがシャンバラのものになり、自分の具現化する現実がシャンバラへと変わっていきます。

心の中にシャンバラを築く。多くの人が中々イメージできておりません。シャンバラってどういう社会なのか。確かに一見平和で、争いがなく、戦争もなく、皆で楽しくやっている、一番理解しやすいシャンバラと言えるでしょう。

皆さん方すでに理解しているように、宇宙の法則で必ず進化が前提になっています。シャンバラの世界でもそれは確実に現れており、進化が伴っていなければなりません。ただ仲が良く、ニコニコして毎日機嫌良く過ごす、一見理想の社会のように感じられますが、成長や進化が伴っていなければ、それはシャンバラとは言えません。

成長や進化が必要となる、成長や進化を必要とする、それはどういうことでしょう。すでに皆さん方理解しているように、成長を止めること、成長しないこと、進化を留めているものを悪と言います。成長しないということは悪になり、光の働きではない状態になります。

常に光の方向に向かい、愛を具現化するためには、正しい方向に、確実に進化する方向へと進まねばなりません。もし進化を止めるものがある場合、それは悪になります。ということであれば、シャンバラというのは常に悪との戦いで善なる方向へ進むことを意味します。それによって成長し、愛と光が増えることになります。

では平和な社会というのはどういう社会でしょう。皆さん方は争いがないこと、戦争や喧嘩がないことを平和と理解しております。対立がない、不幸な出来事がない、それが平和である、シャンバラは平和な社会、シャンバラに戦争や争いは存在せず、皆が喜びを具現化している。もし本当にそういう争いがない、戦争がないという状態がシャンバラであるならば、皆さん方はどうやって成長していくでしょう。どうやって進化していくでしょう。

争いや戦い、戦争がないエネルギーで進化をする、成長するということを考えた時、どういう現実によって成長することになるでしょうか。言うまでもなく、成長し、進化するということは悪に打ち勝ち、常に善なる方向へ、光の多い方向へと常に進んでいく、常に愛と光を分け与え、自らが愛と光をどんどん発揮していく、内なる方向へと進んでいく、仮にこれを進化の方向性とするのであれば、争いや戦い、戦争なくして進むということがあるでしょうか。シャンバラの世界において争いや戦い、戦争は存在していないのでしょうか。

いつも皆さん方の今の現実においては戦争というと、国や宗教同士で兵器を使って傷つけ合い、殺し合うことを戦争と思っています。これは皆さん方の社会で具現化された戦争であり、他の社会、他の次元に行けば、必ずしも兵器を使ったり、武器を使って相手の命を奪うということが戦争にはなりません。

それぞれの次元社会や現実においていろんな現象が現れてきます。ある社会においては物質的にはまったく何の影響を与えることはなく、しかし確実に相手の精神を歪ませていく、ある社会においては、物質や精神も何も影響を与えることなく、スピリットの世界そのものに影響を与えていく、ある社会においては、現象面には一切影響を与えず、そこに影響している宇宙の法則そのものを歪ませていく、いろんな争いがあるのです。

いろんな落し穴、誘惑、騙し合いがあるのです。今皆さん方のイメージしている戦争が争いのすべてではありません。今皆さん方は物質的に自分の権利を手にしたり、相手のものを自分のものにしたり、自分の欲しいものを手に入れようとするのを戦争や争いと理解しています。

精神的なレベル、スピリットのレベル、また他のいろんなレベルにおける争いの状況を皆さん方はまた理解することもできません。実際にはあらゆる次元世界において、いろんな種類の戦いが行なわれております。皆さん方は今物質レベルにおいて相手を傷付け、自分が傷付けられるという学びをしているに過ぎません。これを戦争や争いと称しているのです。

シャンバラにおいて戦争がない、争いがないというのは物質的に相手を傷付けたり、物質的に相手の所有物を自分の所有物にすることがないという状態だけを意味しています。しかし三次元的に何も影響することがなくても、相手の持っている素晴らしいスピりチアリティを何とかして自分のものにしたい、相手の持っている特別なDNAを何とかして自分も手にしたい、こういったことも戦争を引き起こしているのです。

したがって、皆さん方の創るシャンバラにおいても皆さん方の概念によっていろんな争いが演じられていきます。確かに物質的な苦痛は伴わないかもしれません。しかし、魂やスピリットのレベルで苦しみがあったり、歪んだりする現象も起こりえるのです。当然それらはあってはならないことであり、そういった争いが一切ないように地球は考えていきます。そしてそれにふさわしい人間が新しい時代に来れるように地球と宇宙は人々を選び、選抜し、素晴らしい役割を成すことができるような人間を求めております。

今のこの地球で六十億の人間が生存し、学びを重ねております。この六十億という人間の中で今述べたような争いの波動、三次元に限らずエネルギー的にも精神的にも危害を加えたり、自分のエゴを一切出さないという人間がどれほど存在しているでしょう。

仮に六十億のたった一パーセントとしても六千万。六千万人の人がそれだけの素晴らしい光の持ち主になっているでしょうか。日本の約半分になります。日本の約半分がまったく物質的にも精神的にも霊的にも、エゴを出すことなく、争う波動がない、こういったことが可能でしょうか。

しかし現実に私たちや地球自身が求めているのは、できればいくら少なくても六十億の半分はそういう人間であって欲しいのです。六十億の半分以上がそういう意識の持ち主でないと新しい地球において本来の地球の役割が実施されないのです。

新しい地球において、新しい地球の役割を行なうのは地球人類なのです。他の宇宙から来た人間たちが行なうことはできません。地球の役割は地球人自らが行なうものであり、また地球人自らしか行なうことができないのです。

三十億以上の人間、是非ともこの数は今後の地球のために確保したい数になっております。三十億以上の人間を新たなる社会に導く、そう考えた時、皆さん方一人ひとりがどれだけの人間にアクティベーションをし、イニシエーションし、光を与えれば良いでしょう。

私は何をして良いのか分らない、私はまだ何もできない、私はまだ分かっていないから。そういう声を何度も、何度も聞きました。まだ準備ができていない、もうそういうことを言っている余裕がないのです。どの人なら分かってくれる、こういう人なら良いかもしれない、そういう選んでいる時間もないのです。

基本的に皆さん方と会う人はすべて皆さん方が奉仕できる人です。皆さん方のところにやってくる人はすべて皆さん方の光を必要としている人です。皆さん方のところにやってきている人で私にはまだ早いとか、私ではないとかいう人は、存在していません。

皆さん方に必要な人は必ず皆さん方のところにやってきているのです。したがって、私が良いかどうかとか、選んでいる時間はなく、自分のところに来た人すべてに奉仕をする必要があります。ライトワーカーとして宣言をし、奉仕をしたい、地球のために何かしたい、多くの人がそう宣言して、行動し、学びを重ねてきました。

でも実際に皆さん方を見ていると奉仕をしたいのではなく、奉仕をするための勉強をしたい、奉仕について何なのかをただ勉強したい、基本的に人のための奉仕ではなく、自分が勉強したい、自分の勉強のために他の人を奉仕として練習してみたい、こういう雰囲気が感じられます。

もうそんな余裕はほとんどありません。自分が勉強してから奉仕をするとか、自分が分ってからやってみるという余裕もないのです。皆さん方はほんのわずかであろうとも、自分の進むべき方向性、地球の進むべき方向性、ライトワーカーとしての意識を身に付けております。

しかしほとんど大多数の人々はまったく何も分っていないのです。自分がどこに向うのか、地球がどうなるのか、まったく分っていないのです。ほんのわずかでも皆さん方は知っている以上、まったく分っていないものに対して面倒を見るのは法則であり、また当然のことであり、むしろやらねばならないことになります。

まだまだ日本人はそういう自覚がとても少なく、どうしても自分がある一定レベルまで達してから奉仕をする、完全に満足できるようになってから奉仕するという気持ちが強く感じられます。ある段階にきてから奉仕をするとか、分ってから奉仕をするという考えは完全に捨ててください。

今自分の目の前にいる人が奉仕する人であり、もう自分はライトワーカーとして歩いている以上、すべての人が自分の奉仕すべき対象であること、自分が選ぶ余裕はなく、選ばれた人が目の前にいること、それを本当に理解して毎日出会う人一人ひとり、光を流し、愛を流し、そして少しでも真実の光が広がっていくように意識を向けていってください。


Aできないことを必死に正当化する日本人

私たちは光の仲間としてお話をいたします。光の仲間として今話されたこと、とてもよく私たちも感じておりました。日本人の人はどうしても自分のできないことを正当化するのにとても長けている民族と言えそうです。

自分のできたことを主張するという、そういう傾向がほとんど見えませんが、逆にできないことを正当化する、このエネルギーはとても強いのです。皆さん方から見た時、欧米人はやたらと自己主張し、自分が少しできたことを誇張し、過大評価して自分自身を褒め称える、自分のことをとても素晴らしい人間であるように吹聴しまくる、そうとらえているかもしれません。

でも私たちから見たら、日本の人々は確かに自分のできることを口に出しませんが、できないことを一生懸命自己弁護し、正当化し、誤魔化していきます。これはほとんど欧米人と同じエネルギーにしか見えません。同じエネルギーなのです。

どちらが生意気だとか、どちらが自分のことばかり言っているとかいう問題ではなく、まったく同じエネルギーなのです。それぞれの良い面をむしろうまくバランスを取っていただければと思っております。

日本人はもっともっと自分のできること、自分のできたことを主張して問題ありません。自分はライトワーカーとして人のために良いことをしている、それを口に出しても実際にはそんなに大きな問題にはなりません。皆さん方はあまりにもまだ自分はライトワーカーとしてふさわしくない、分かっていない、力がない、光が少ない、あまりにもそこに捕らわれすぎて、できることをわざわざできなくさせてしまっています。

確かに欧米人はあまりにも自分のできることばかりを前面に出して、皆さん方から見たらまるで自己中心のように思えるかもしれません。でも実際には欧米人から見ると、むしろ日本人がすぐ屁理屈を言ったり、いろんな理屈を言ってきて、自分がなるべく行動せず、何もしないまま過ごしてしまうという傾向の人間にしか映っていません。

お互いに良いところを取ってそれぞれできることはしっかりと表現しながらも、できないことはできないでしっかりと述べる、このバランスの取れた意識を早く身に付け、ライトワーカーとしてふさわしい生き方ができるようにしていただければと願っております。

それでは私たちの方からアドバイスをしてみます。


Kenjiさんの光の働きを見た時、あなたの光に対する思いはとても強く、またある意味では中庸的な立場で光を見ております。そのため多くの人を見ても常にバランスの取れた感覚で一人ひとりの光を見ることができます。これを今後の新たなる地球に向けて多くの人がそこへ向うために、あなたのできることを見た時、あなたはもっと、もっと自分の体験や経験談、自分の正直なことを表現する必要があります。多くの人もあなたと同じように自分についていろんな戦いを演じ、答えが分らず、やり場がなく、悶々とした時期を過ごした人がおります。結局そのまま何をどうして良いか分からず、ただ迷っているものもおります。あなたはそういう人々に対して、ヒントを与えるものをたくさん持っております。たくさんのヒントを手にしております。あなたの何気ない言葉によって多くの人が気が付き、理解することができるのです。悩める多くの人に是非ともあなたのこれまでの体験を話していってあげていただきたいと思っております。

Sachikoさんの光の働きを見た時、今のあなたの状態はある意味では大きな、大きな変化の時期とあなた自身の意識の変化、これらが重なり合って、あなた自身にとって自分でどう整理して良いか分からない状況かもしれません。でも実際にはいずれあなたに大きな光が完全に根付き、新しい意識で人生を進むことができるようになります。これまでいろいろ学び、理解し、考えてきたこと、それはその時、その時に分かり、納得したつもりでも、次の瞬間にはまた分らなくなったり、また次の日に分からなくなることが何度かありました。そういった混乱がほとんどなくなり、すべてが繋がり、すべてに繋がっている共通のものが見えてきます。そしてそれによって自分が改めて何故いろんなことをしてきたのか、それぞれの学びが何であったのかがより分かるようになっていくでしょう。それに気づいた時、新しい環境や、新しい状況に出会った時、自分は何をすべきなのか、自分はどういう風に考え、行動すべきなのか、それが分かるようになっていきます。今そこに向けての大きなシフトの時期であり、是非ともこれをうまく完成させ、新しい発想での生き方ができるようにしていってください。

Yukiさんの光の働きを見た時、あなたの光の本質的なエッセンスの中に今あなた自身が本当に目覚めなければならないところ、活性化させなければならないところに焦点を当て、それを人間レベルに到達させようと頑張っております。今あなた自身がその本質の部分と繋がり、本質の光を肉体レベルで感ずることにより、今までとはまったく違う意識で人生を進むことができるようになります。今まで人生に対して思っていたいろんな思い、楽しさや面白さの反面、信じられないところや、分かりにくいところがいくつかありました。それらを根本から覆す新しい発想のエッセンスがそこに隠されております。あなたそれと繋がることにより、すべてを理解することができます。今何故自分がこういう生き方なのか、今何故自分の環境がこうなのか、それらがすべてが分ってくるのです。ただその本質に繋がるためにはあなた自身に高い波動を引き寄せるトレーニング、高い意識と繋がる練習が必要になります。それは今までの考えとはかなり違う発想で行なわねばなりません。これまで繋がったことのない高い波動と繋がる必要があるからです。今までの延長ではなく、まったく違う観点から高い波動を引っ張ってくる、高い波動と繋がる、そういう意識でトレーニングを進めていってください。

Seikoさんの光の活動を見た時、あなたの大いなる光の仲間たちが今少しすづあなたの活性化のために波動を再調整し、切り替えていっております。あなたにとって光の仕事とは何であるのか、自分は人のために何ができるのか、いつもこういう思いがありました。自分にできること、自分がやるべきこと、それを考えていながらも実感が得られない日々を過ごしてきました。しかし実際あなたはとても素晴らしい能力を手にしているのです。まだ自分でそれを認めていないだけであり、あなたにはとても素晴らしい能力が隠されております。ただこの能力はすぐに開花するというよりは、そのベースにかなり時間をかけて身に付けていくように仕組まれております。あまりにも素晴らしい能力であるためにすぐに目覚めるとどうしてもエゴが働き、また周りのものもそれを利用しようとします。そういう弊害を経験しないように、先ず始めの段階であなたが一生懸命練習し、自分に目覚め、自分のために自分が努力する、自分で自分自身を活性化させる、これが必要になるのです。自分を信じ、自分の能力を信じ、ひたすら練習する、この気持ちがどうしても必要なのです。自分は信ずる、自分の能力を信ずる、その積み重ねによって本当に自分が目覚め、自分にしかできない能力が開花されていきます。そしてあなたが開花させたその能力は多くの人に喜びを与え、癒しを与えていくでしょう。是非ともそこに意識を向け、自分の能力を開花させるように意識を向けていってください。

Ritsukoさんの光の働きを見た時、あなたの光が今微妙な波動を持って振動しております。今まで自分が感じてきたこと、やってきたこと、自分が信じていたこと、いろんなものが今これまでとは違う方向に移ろうとしています。今まで学んできたのはある意味では自分を知るきっかけであり、導入部でした。今まで自分を知ろうとしても本当の自分が中々見えず、おぼろげながら感ずる程度でした。これからは本当の自分の一つひとつを具体的に感じていく時期に入っていきます。これまでは自分の全体像を先ず理解することが目的でした。これからは自分の一つひとつの能力を具体的に磨き、活性化させ、肉体レベルで使えるように持っていく段階に入っていきます。そのためにこれまでとは違うトレーニングが行なわれていきます。自分という全体像に意識を向けるよりはこれからは自分の個々の能力、一つひとつの能力に意識を向け、その能力を完全に活性化させるトレーニングが進むことになります。したがって、その個々の能力に意識を向けてしまい、全体を見失わないように常に自分をコントロールする必要があります。また個々の能力も単に一つの能力にしか過ぎず、それが自分のすべての能力と勘違いしないようにする意識も必要です。数々ある個々の能力を一つひとつ活性化させ、自分のものにしていく、個々の能力の活性化がまったく違うためにまったく違う状況が何度かやってくるでしょう。それに惑わされず、全体を見失うことなく、しっかりと自分自身の本来の姿に向けて学びを重ねるようにしていってください。

Mitsukoさんの光の働きを見た時、あなたの心の中にある真実、自分が追い求め確信してきたもの、こういったものが心の中だけで留まり、具現化していない状況がありました。自分は自分の心の中で感じ、信じ、大事に育てていたもの、それが心の中だけで留まってしまい、現実には現れてこなかったのです。そのために自分の心の中で信じていたものが現実では現れて来ず、心の中で大切にしていたものが現実では具現化しないという段階にありました。そのために自分の心と現実が一致せず、心の中では自分の思いがうまく進んでも、現実を見ると自分の思いとはまったく違う現実になっておりました。あなたの心の中にある自分の信じているもの、自分の輝きが現実でも現れてくるようにつくり変える必要があります。それをどうやって具現化していくのか、まず現実を信ずるところから始まります。今のあなたにとって現実は信じられないもの、自分の心とは違うもの、別のものがつくった現実という意識になっています。そのために自分の心と現実に接点がなく、自分の心以外の人間がつくった現実という流れになっています。これを根本からつくり変え、現実は自分がつくり出したもの、自分の心の現れが現実であること、これを素直に認めるところから始まります。これを認めない限り現実は自分のものになりません。そうやって自分の心と現実を繋げていく、自分の心と現実が同じものであるということに気が付くこと、まずこれをはじめ、そして自分の心の中にある、輝きを現実の中に持ってくるようにしていってください。

Yuichiさんの光の流れを見た時、あなたの輝きが少しずつ、少しずつ大きくなり、また自分の信念や思い、強さなどと相まって大きな可能性を秘めながら成長しております。この光はあなたの心の中でとても素晴らしく輝き、そして他へ、他へと流れようとしております。今あなたにとって光の方向が確実に見えてきて、自分の進むべき道、歩くべき道が感じられております。一番輝いている状態とも言えるでしょう。現実を生きる時、うまくいく時と、うまくいかない時があります。自分が考え思ったことが相手に通じない、当然当たり前だと思ったことが当たり前ではない、そういう状態を経験することにより、自分の思っていることが相手には通じないといううまくいかないという状態が起こされていきます。あなたの場合もいずれそういう思いを持つ時期がやってくるでしょう。今まで今信じていることを行動に移していって、うまくいっていたことが突然うまくいかなくなってしまう、これまでスムーズにいっていたことが途端に反対になってしまう、そういう現実が何度かやってくるかもしれません。その時に相手を否定するか、自分を否定するのか、あるいは現実を否定するのか、どういう風に切り抜けていくか、そこがとても大きな鍵を握ってきます。うまくいかないということがどういう状況で、どうしてそうなったのか、その答えのあり方で次のサイクルが変化していきます。あなたがどこまで本当に光のことを理解したのか、どこまで本当に現実のことを理解したのか、それによって変化していくのです。したがって、今自分が理解している光、理解している現実、それを本当に真実の方向に合わせているのであれば、次のサイクルも真実の方向へと進んでいくでしょう。しかし自分が一人でただそう感じ、ただそう思っていたのであれば、それは自分一人の勘違いであるという状況が分かるような現実がつくられていきます。今光について現実について、改めて整理し、またその中から真なるものを見つけ出していってください。

Motokoさんの光の流れを見た時、あなたは今とても強い思いで毎日を過ごしております。これまでのいろんな経験の中で今一番確かなものを感じ、確実なものを感じ、自分なりに納得できるものを手にした状態にあります。そしてそれが今の自分にとって掛け替えのないものであり、また、真実の証にもなっています。宇宙の法則は常にその人を成長させる方向へと働いていきます。その人がこれこそが真実、これこそが正しいもの、これが唯一素晴らしいもの、そう感じた場合、もう次の段階としてそれは真実ではなく、よりもっと本当の真実が手に入るような流れが創られていきます。その流れに入ると今自分が真実と思ったものが真実でなくなり、これこそがすべてと思ったものがすべてでなくなり、この人が一番信頼できると思った人が信頼できなくなる流れに入っていきます。それによってさらなる真実に向い、更なる光に向っていくのです。したがって、今これこそがすべて、これが最高という思いは持続することはなく、常に変化していく、常にサイクルを通っていく、そういう軽い気持ちでいた方が次のサイクルもうまく切り抜けれる場合があります。自分の意識の持ち方一つでいろんな学びができます。自分に一番適するもの、一番すっきりするものを選んで自分なりの学びを進めていってください。

Norioさんの光の流れを見た時、あなたの光はとても面白い輝きでいろんな人に影響を与えております。あなた自身の持っている特殊な波動とこの光がうまく噛み合って、とても自然に他の人に刺激を与えていきます。あなた自身の特徴として新しいものや面白いもの、気になるもの、そういったものに意識を向けやすい波動になっており、相手のそういう波動にうまく働き掛けながら光を流せるようになっております。他の人と話をする場合、そういう新しいものやめずらしいもの、不思議なもの、そういう話題をすると相手のその部分に繋がり、その部分を通して光が入っていきます。したがって、あなたのそういう能力をうまく使いながら相手に光を自然に流していく、相手が抵抗を感ずることなく受け入れていく、そういう流れを常に意識しておく必要があります。そうすると自分の特徴を最大限に使いながら相手にとってもとても良い光が流れていく、相手に応じて一番良い光が流れていく、そういう場を創ることができます。自分の特徴をうまく利用し、最大限に活用しながら光をうまく流していってください。

Shogoさんの光の働きを見た時、あなた自身の輝ける光は、とても精密な流れでつくられ、そしてあなた自身がそれによって動いております。波動の一つひとつが巧妙につくられ、うまく流れていき、機能し、完璧なサイクルであなたが動いております。あなたの何気ない言動一つひとつが完璧なサイクルで機能し、他の人にも影響を与えていきます。あなたがそこに存在するだけで他の人はその波動を受け取ることができます。他の人の一人ひとりのサイクルで流れが乱れていた時、来るべきサイクルがまだ来ていなかった時、あなたはそういった人々に自然に影響を与えることができます。それによって乱れていたサイクルが元に戻ったり、忘れかけていたサイクルが現れてきたりするのです。あなたはそういう働きを何気なく自然に行なっており、また、自分はそういったことには何も気が付いてはいないでしょう。でもあなたがいるだけで他の多くのものたちが乱れたサイクルを取り戻し、バランスの崩れたサイクルがバランスを取り戻し、速度が弱まっていたサイクルがしっかり機能していく、そういう働きを行なっていくのです。自分自身の特殊な能力を何か自分が特別にしなければならないことという風に理解するのではなく、あなたがいるだけで奉仕をしていること、あなたが存在するだけで十分にライトワーカーとして機能していること、それを心から理解するようにしておいてください。


今日は皆さん方の意識や光の働きについて話をしてみました。一人ひとりまだまだ自分には能力がないとか、何もできない、分っていないという意識があるかもしれません。でもそれは日本人を封印させる魔の働きであり、本来の日本の波動ではありません。もうそういう魔に打ち勝ち、自分でその殻を壊し、本来の光の中で自分自身を積極的に動かす活動をするように意識を変えていってください。それでは少し休憩をとります。ありがとうございました。


B楽したい、という気持ちは魔の囁き

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。私たちは今の皆さん方の波動を観察しながら、今後の流れに向けていろんな修正を行なっておりました。皆さん方の心の中にいろんな思いがあり、自分の現実と照らし合わせて自分がどういう働きが可能なのか、どういう風にして奉仕をしていくのか、いろんな思いを持っておりました。自分にできること、できないこと、やりたいこと、いろんな思いの中で、でも本当に自分が望んでいるものが何であるのか、自分が本当にしたいことが何であるのか、それを見つけた人も何人かおりました。

単なる願望ではなく、私はこれをするためにやってきたのだ、私は絶対これを心からなしたい、それを見つけた人がおりました。そしてそれを見つけた人には確実にその流れに向うことができるように、エネルギーがつくられておりました。

これからいろんなトラブルや衝突、困難な点があったとしても確実に自分の求める方向へと進むことができます。いろんな困難がやってきても確実に進むことができる、これは黙っていたら何か解決できるとか、何もしなくても進むという意味ではありません。問題を解決しなければそこを乗り越えることをできない、何かに気が付かなければ前に進まない、自分でやらなければゲートを開けてくれない、そういう状況に達した時、それに向けてのヒントやアドバイス、いろんな人間を介し、自分のスピリットを介し、確実にそこに気づき、ドアを開けることができるようにいろんな仕組みがつくられたということです。

普通の人の場合にはそこに至るヒントがほとんどなかったり、あったとしても一つや二つであることが多く、それに気づかない人はドアがあることすらも気づかないまま通り過ぎていきました。でも確実に流れがつくられたということはドアがあるという標識があちこちにあったり、ドアがあるということを教えてくれる人が何度も現れたり、ドアの開け方やドアを開ける際のいろんなヒントを一生懸命ハイヤーセルフやガイドが教えてくれる、そういう仕組みがつくられたということです。

したがって、まったく何も努力しなくても進めるとか、自動的に進めるという意味ではありません。やはり最低限ガイドやハイヤーセルフを理解し、見抜き、気づく必要があります。そして三次元の世界において人々の言葉をよく聞く、現実をよく見る、現実の流れを理解する、こういったことにより確実に進めるようになるのです。

多くの人は何もせずに自動的にうまく展開していくのを良いことである、ハイヤーセルフがうまくやってくれている、神様が働いてくれた、そう理解しております。残念ながら自動的にうまくいくという現象はハイヤーセルフやマスター、神は一切行なってはおりません。

それはいわゆる光に反対するものたちであり、自動的に進むということは皆さん方のパワーを弱くさせ、知恵を取り除き、自分の持っている愛や光を流れないようにしてしまう闇の働きなのです。自動的にうまくいくことが必ずしも良いわけではないのです。常に自分は愛と光が発揮できるように仕組まれていく、これこそが神やマスターの働きであり、愛や光が発揮できない場があるということはそれは闇の働きにしかならないのです。

どういう時に愛や光が発揮できるのか、それは言うまでもなく、目の前に自分の奉仕すべき人がいる時、困難な時、自分自身が自分で自分の力で前に進まねばならない時、そういう時にこそ愛と光が必要なのです。

ただ楽して前に進める、これこそが闇であり、それを求めることも闇の心なのです。愛と光が発揮されるということがどういうことなのか、奉仕するということがどういうことなのか、もっと、もっと本質的なレベルから考えるようにしてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2003 CentralSun
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