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2003/10/1■水曜瞑想会から

自分の魂の世界の富のエネルギー

@心の豊かさと三次元的な豊かさ

私たちは今の瞑想において、一緒にワークをしていた仲間たちです。今日は皆さん方の魂の波動における豊かさのエネルギーを見るというワークが行なわれておりました。Yokoさんのワークにおいて、Yokoさんの場において自分の豊かさの領域を探検に行き、自分の波動を直接、感じておりました。動物たちや自然、島として理解されたあなたの波動は、本来の人間の心のレベルで接し、エネルギーの交換によって豊かさがあふれてくるという意味が現れております。あなたにとっての富の法則は、心をいかに豊かにさせることか。自分がまず、心を豊かにし、その豊かさをほかの人と共有していく。ほかの人のすさんだ心を豊かにさせてあげる。それによって豊かさのエネルギーが流れ、自分自身が富にあふれた状況になっていきます。ここで、ではただ瞑想で自分の世界を豊かにすれば、自分はやはりそうではなく、現実に人間関係を通して、肉体的な交流を通して相手が豊かにならない限り、豊かさのエネルギー自身は流れていきません。したがってまず人間と向き合い、当事者の心を豊かにさせること、それが原則になります。そういう点で、3次元的な行動を通さないと、豊かさのエネルギーは流れていきません。それを理解した上で自分の真のエネルギーをつかむようにしていってください。

Aさんのワークにおいて、あなたの感じた道、貧富、ほかのいろんなシンボルはあなた自身が日常生活で直接、取り組んでいる問題とかなり類似点があります。3次元の世界における富は魂の世界における富の現われではありますが、そのまま魂の富が完全に現れているのではありません。人間がそのエネルギーをどのように人間世界に引き出しているのか、自分と魂のつながりがどの程度、スムーズになっているか。それによって変化していきます。魂自身がいかに裕福に、十分なパワーを持っているのか、人間の概念や思い、意識をしていないときにある三次元の世界まで波動が流れてきていない場合があります。あなたの場合も同じように、魂の世界そのままでは十分にエネルギーが満ち溢れていても、あなたの考え方によって、ほとんどがストップされてしまい、三次元のせかいまでエネルギーが流れてきていない段階にあります。したがって自分の考え方、思い込み、こういったことにいかに自分の考えで流れを止めている部分を、流れがスムーズに行く方向へと変えていく。三次元に対してもっと前向きに、積極的に、喜びを持って生きていく。こういう意識が必要になっていきます。三次元の世界の様相は自分が創りだしていく。自分が責任を持つということ。それを理解した上で、三次元のエネルギーをひっぱってきてください。

Bさんのワークにおいて、あなた自身が体験した思いも、まさに今のシンボルそのものが現れており、自分自身が抱いている富のイメージ、今、現実に対して思っていること、それがそのまま現れてきております。自分の理解している富、裕福さ、豊かさ、それを自分でどう理解して取り組んでいくのか、豊かさを否定したり、無視したりしていると、三次元の生活において、現実にそれが無視された状況になっていきます。しかし三次元の世界で豊かさばかりを求めても、やはり自分のものにはなりません。心の豊かさが三次元の豊かさをつくるために、心の領域において豊かさが発揮されていない三次元の世界は豊かにはなりません。日常生活において自分の心がどれだけ豊かな思いを抱いているのか。自分の人生そのものに対して、豊かさの思いをどの程度強く理解しているのか。これが今の三次元の世界の豊かさを作り上げてます。自分の心と向き合って、その中に秘められている豊かさをしっかりと三次元の世界に引っ張ってきてください。

Michikoさんのワークにおいて、あなたの感じたシンボル、そしてその世界の雰囲気、それもまさにあなたの今の豊かさの波動を表しております。ただあなたの場合は、豊かさの観点に関して、いろんな取り組みができる学びの仕方を経験しております。何か一つのことで豊かさが手に入るとか、何かをすれば豊かになるという単純なものではなく、自分の姿を使っていろんな形を変えたりさせて体験することができる、それぞれが信じている豊かさのそれぞれの側面がつくられていく、豊かさと思っているもののいろんな現われをいろんなやり方で体験することができる。そういった学びを行なっております。したがって豊かさを単純に一つの基準や解釈で理解すると、豊かさの世界全体が見えなくなってしまいます。一つの方向だけで考えるのではなく、全体的な、完璧な観点から豊かさを呼ぶ。一つのアプローチではなく、いろんな側面からのアプローチで豊かさに取り組んでいく。そういった意識を持って学びを進めてみてください。

Jun-ichiさんのワークにおいて、あなたの感じた思い、そこから得られるもの、それも同じように、今の自分自身のもっている豊かさへに対する概念や思い、信じていることが現れておりました。日本人は一般に豊かになることに対して、否定的な思いを持つ場合があります。ほかの人よりも多くの富を手にするのはよくないこと、せめて普通の人と同じぐらいのレベルで満足している、より多くの富は自分をむしろ堕落させてしまう、こういった感覚をもっている人がいます。あなたの魂においても、今までそういう学びをしたことが多かったために、あなた自身がその影響を強く受けております。この日本人の思い、特に豊かさに関しての思いは、日本人自身が今、大きな学びの時期を迎えております。確かに自分ひとりが豊かになる、ましてやほかの人の豊かなエネルギーを独り占めにしたり、自分だけのものにしようとすると、それは流れとしてはよくない流れになり、結果的に身を滅ぼす状況も起こりうるでしょう。しかし自分ひとりのためではなく、多くの人にとって豊かになるように、多くの人々がそれによって明るく、積極的に前向きに生きていくことができる、多くの人が豊かになって、自分と同じように分かち合っていく、そういう気持ちが入っているのであれば、自分が富をいくら手にしようと、それは悪いことにはいっさいつながりません。自分がその富をさらに使うことによって、多くの人が恩恵を受けることができる、自分が手にした富を多くの人で分かち合う、これ自身が悪いことではけっしてないのです。ただどうしても、自分自身が豊かになっていない、自分自身が満足していないという思いが多くの人間に共通に存在しております。自分が満足できている、そういう意識を持ったままで多くの富を手にしようとすると、どうしても自分に多くが流れやすい現実を作ろうとします。これは流れからみると、必ずしも好ましい流れにはなりません。あくまでも流れを見たとき、必要としている人にエネルギーが流れていく、一番必要なところにエネルギーが流れていく。そのために自分がいろんなエネルギーを使って、うまく流していく。これがいちばん大事な考えになります。まず自分が裕福になってから、ほかの人を裕福にさせる、こういうことが平気で言われておりますが、やはりまずいちばん必要な人に流れていく。これが宇宙から見ての自然な流れになります。ただその場合も、自分自身に何か、満足しない気持ち、満たされていない気持ちがあるのであれば、いくらほかの人に流そうとも、自分が満足していない、自分が満たされていないという思いが流れていくために、正しい富のエネルギーにはなりません。逆に自分が満たされている、自分は十分に富んでいる、その意識を流すことが必要な条件になってきます。まず自分自身が十分に満たされ、満足している。こういった思いを作り上げ、そういうエネルギーの中でいちばん必要な人に流していく。常にそういう姿勢を身につけるようにしてみてください。


今日は豊かさというテーマにおいて、いろんな話がなされておりました。豊かさに関しては、現代人にとって学ぶべき重要なテーマがあります。また本質的に理解していただきたいテーマもたくさん含まれております。しかし単純に、答えがこうだとか、こうすればいいという状況が得られるわけではありません。一人ひとりが何をどう考えているのか。一人ひとりの考え方にかなり左右される可能性が高いのです。自分自身の富のエネルギー、他人との関係におけるエネルギーの流れ、総合的に自分は何をすればよいのか、常にそれをみつけるようにしていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2003 CentralSun
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