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2003/12/17■水曜瞑想会から

自分の原点を知るのは容易ではない

@自分の本来を垣間見る

私たちは光の仲間としてお話をいたします。今日は自分の意志を知りたいという要望によって瞑想が行なわれていきました。宇宙の空間の中で自分の原点ともなる存在の中心、意志に触れ合う、その誘導が行なわれていきました。

Keikoさんのワークにおいて、自分の感じた光がとても厳しく感じたという話がありました。自分の目の前の火は自分の存在の原点であると同時に、神が創り出したあなたの出発点でもあります。それは神の持っている資質を分け与えたものであり、またそれが今の自分にかかわりをもたらしています。厳しく感じたというのはあなたの人間的な意識から見た評価であり、その存在そのものは厳しくはありません。あなたの今の肉体の意識が自分のかかわわり合うスピリットをすべて、何か自分を評価したり、罰したり厳しくさせるかのような意識が働き、それによって厳しい存在であるかのように感じられております。それは見方を変えれば自分が自分を厳しく見ている証でもあります。今の自分ではいけない、このままではいけない、ちゃんとやらないといけない、そういう自分が心の中にあり、自分で自分を見ている姿が、自分が見た厳しさとなって現れております。もっと人生を楽に、余裕を持って生きる心が必要でしょう。神はあなたを罰するために存在しているわけではなく、あなたと厳しく接するために現れているのでもありません。あなたが何を創造しようとも、どのような現実を創ろうとも神は一切厳しく罰することはありません。あなたの創り出した現実であり、あなただけのものだからです。もう少し神や光に対して楽に、余裕を持って接する心を身につけていってください。

Yoshimiさんのワークにおいて、いろんな星の光の中で自分を感じたという話がありました。あなたの感じた宇宙は自分自身の心の中の宇宙そのものであり、宇宙に対して抱いている感覚、思いがそのまま現れております。宇宙は広大で、無限で、また神秘的である、そういう感覚がそのまま現れております。しかしこの宇宙は実際にはあなたの体よりははるかに小さく、自分の方がはるかに大きな存在であること、自分はそれらのすべての星星をすべて含む、より大きな存在であることにいつか気が付く時期が来るでしょう。広大、無限と思っていた宇宙が自分の中にある、自分はそれを超越した存在であり、そこにまで意識を高めていく必要があります。自分は宇宙に対して小さな存在ではなく、非力な存在でもなく、はるかに超越した存在であること、自分のこの宇宙をつくることができること、宇宙をすべて自分の中に取り込むことができること、それに目覚め、気付く学びが始まっていきます。宇宙と自分を決して別のものとせず、宇宙を予想もつかないくらい大きなものと考えずに、自分との関連で宇宙を眺めていく、そういう意識で宇宙を知るようにしていってください。


今日のワークにおいて宇宙を感じながら自分の本来の宇宙を見るという学びが行なわれました。確かにいずれも難しいワークであり、実感は得られないかもしれません。しかし何度も、何度も繰り返すことにより、一つひとつ身近なものになり、自分のコントロールできる内容へと変化していきます。

一度で終わらせずに何度も、何度も試して自分の宇宙を感ずるようにしてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2003 CentralSun
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