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2004/7/25■大阪セミナーAから

脳の活性化

@まだまだ秘められた働きがある

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今日は脳の活性化について話がなされておりました。皆さん方の脳といっても恐らくどういう働きを脳で行ない、自分の意識のどの分野にどう関りがあるのか中々実感が沸かないものと思われます。脳といってもほとんどの人は、ある意味では無意識的に使われており、自分の日常の流れの中で思ったこと、感じたこと、行動したいこと、ただそれに合わせて付随している働きのように思われております。

脳を活性化し、意識化するということは、 脳をツールとして使いこなすという意味があります。ただ単にいつのまにか脳を使うのではなく、脳を素晴らしいツールとして意識的に使っていく、つまり何かクリエーションを行いたい時、脳のクリエイティブな部分の働きを刺激させ、そこから何か良いアイデアを使ってくる、人間関係を重視したい時、感情に関する脳の働きを豊かにさせ、そのホルモンやエネルギー的な流れを通じて人間関係に良い表現を工夫していく、運動したい時、運動機能に関係する脳を刺激させ自分の満足のいく結果が得られるような働きをつくっていく、脳を具体的に意識的に使うということが大きなポイントになってきます。

多くの人の場合、その脳のツールの使い方、脳の価値を理解していないために、ただ漠然と考えたり、ただ漠然と生きることに専念している状態にあります。結果的に脳が活性化されないで、いつまでたっても付随的に動いている状態になります。脳を意識的にツールとして使いこなしていく、脳を自分の人生のために役立つツールとして意識し、働きを行なわせ、自分のためにつくっていく、こう意識することによって脳を自分のものの最大のツールとして利用することができます。

それぞれどのようにツールを使っていくのか、先ほど皆さん方が行なったいろんなテストや練習、それである程度自分の脳の傾向が分かると思われます。日常使っていないところが反応し、苦手と思われたり、不得意と思われる状況をつくり出していきます。

したがって、今日行なわれたテストで論理的な解明が苦手と思う人はむしろその部分を活性化させていく、肉体的な動きが不十分と感じる人はその部分を活性化させていく、抽象的な考えが苦手な人はその部分を活性化させていく、苦手と思うところに意識を向け、その部分を使いこなせるようにしてみてください。

そしてバランスの取れた脳の使い方、全体的に常に柔軟性のある脳の使い方、これができるようになるとネットワークも十分に活性化し、いつまでたっても衰えることのない能の働きが維持されることになります。

一人ひとりまだまだ十分に脳の能力が残っており、秘められており、また使いこなせる状態にあります。何もせずにおいておくのと意識化して使うのとではかなりの差が出てきます。これからの生活においても十分にうまくツールを使いこなす、そういう意識で脳と接するようにしてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2004 CentralSun
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