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2005/5/26■ニューヨーク交流会から

日本にこだわらない意識が必要

@日本以外で残る日本のエネルギーもある

私たちは日本で活動している仲間たちです。今日は日本から離れて活動している皆さん方に日本でのエネルギーや心についての話がありました。日本から離れて生活していると日本でのエネルギーがだんだん懐かしくなったり、どこまでが日本の波動だったのかおぼろげになったり、また自分は日本人なのかどうかすらも分からなくなる場合もあるでしょう。改めて日本人というのが何であるのか、海外に住むということがどういうことなのか、説明をしたいと思います。

あくまでも日本人とかそういう表現を取る場合には国籍からきている人がいるようです。生まれた国の国籍によって何々人である、どこどこ生まれである、したがって、日本人という表現を使う場合にはあくまでも生まれた国が日本である、そういう意味になります。しかし日本で生まれてすぐ海外に移った人、教えられた知識や文化が日本以外である、ではこういった人々はどういう風な表現を取るのか。

確かにDNA的に見ると日本人と表現できますが、その人それぞれがもっている心や生き方、自分の生活習慣は自分を育ててくれた国の文化に依存することになります。しかし生まれた時に身に付けてきたDNAそのものが強く影響していることも否定はできません。DNA的に見た時、国による程度の差は確かに生じております。

しかし今はもうそこにこだわったり、限定する時期ではなくなってきています。もう既に何々人とか、どこどこ生まれであるという表現が該当しなくなってきています。したがって、もう皆さん方の状況においてはいちいち日本人であるとか、日本のDNAとかいうことにこだわる必要はありません。しかし自分が身に付けているもの、生まれた時、生まれ育った所、今生きている所、それぞれにおいてとても重要なエネルギーを保持し、自分をつくり上げていきます。

そこにおいて日本で身に付けたもの、あるいは日本で手に入るものを身に付けてきた、それを今自分が使うことにはとても大きな意味があります。日本には他の国にない独特のエネルギーが備わっており、それはそれでとても重要な鍵を握っております。しかしだからといって日本のDNAが優秀とか、民族的に優れているという証にはなりません。

それぞれいろんな国々でいろいろな人種があり、人種それぞれ毎にとても重要な役割を担っているからです。日本は日本で担っているエネルギーがあり、それを維持しておくことはとても重要です。皆さん方の場合には日本人として生を受け、そしてそのエネルギーを海外で生かしていく、そこにはとても大切な働きがあります。

むしろ日本においては失われてしまいそうなエネルギーが海外で残ることもあります。現にそうやって既に日本では失われていても海外の日本人によって維持されているのもがたくさんあります。皆さん方はそういったことを考えた時、日本から離れることによって余計に日本のエネルギーを純粋なまま維持しているものもあるということを理解しておいてください。一人ひとりがそれぞれの場において奉仕すべきこと、やるべきことはまったく違っており、それを一言で言うのはとても難しい状況になります。


Fumieさんの場合、あなたのエネルギーの中に日本でないと獲得できないエネルギーが入っており、それをいかに他のいろんなところで活用するか、生かしていくか、それがポイントになっております。日本でしか手に入らないもの、それはあなた自身のこれまでの流れにおいていろんなものを組み合わせ新しいものをつくる時、新しいものの融合の仕方に日本でしか教わることのできない融合の仕方がありました。それぞれをうまく生かしながら残していく、相手のことを考えながらうまく合なしていく、うまくバランスを取りながら調和を保っていく、こういう合成の仕方、まとめ方に特徴があり、それを海外でうまく使いこなす必要があります。何か新しいものを組み上げる時、新しいものだけに意識を向けるのではなく、これまですでにあるもの、また必要となるもの、それらを巧妙に加味して新しいものをつくり上げていく、これまでなかったもの、これから必要となるもの、既に十分に成果の出ているもの、そういったものを組み合わせて新しいものをつくり上げていく、ここにとても特徴があり、それを生かす能力を身に付けています。自分が何か新しいことをする時、今までの経験をうまく生かしながら新しいことを行なっていく、自分の持っているものをうまく生かして新しいものをつくっていく、是非そういう観点で取り組むようにしてみてください。

Mamiさんの波動を見た時、あなたの波動にとても面白い波動があり、それは周りの人に大きな影響を与えていきます。あなた自身恐らくまったく気付くことのできない波動となっています。いろんな人があなたの周りにやってきてあなたに話し掛けたり相談をする時、それぞれいろんな思惑を持ってあなたに近づいてきて話をしていきます。そしてその思惑をうまく成功させようとしたり、思惑通りに持っていかせようとして表現をし、言葉を選んでいきます。あなたは普通にそれらの人々に対応し接していきますが、しかしあなたはそういったものには絶対に騙されないという信念を心の中に持っています。したがって、どのような人があなたの所にやってきても心の中では絶対に騙されることはない、絶対に自分は相手に負けないという信念があり、それによって自分の世界を明確につくっております。あなたはそれによって今まで自分を維持し、生き残ることができました。そしてそれはあなたにとってある意味ではとても強い武器にもなっています。いろんな人があなたを責めようとしてもあなたはそれに負けることはありません。これを今後の活動でどのように生かしていくのか、まず他のものたちがあなたを芯の部分でコントロールしようとしてもコントロールすることはできません。あなたはそれを自然として受け入れ自分のやりたいことをいかになしていくか、自分の希望をいかに実現させていくのか、まずそれをしっかりと理解した上で確実に具現化することが必要です。いかに無理なこととか不可能なことと思えてもあなたと話していくうち相手は絶対にあなたに勝てないということが明らかになってきてそこを去るか、あるいはあなたに任せるかどちらかを選択することになります。したがって、自分がそれを体験していった時どのようにしてそれを自分がうまく成功の方向へ導いていくか、どのように表現したら自分がうまく進んでいくのか、そういったことが分かるようになっていくでしょう。自分の思っていることを具現化させていく、それをうまくなし遂げていく、その方向へ行くためのやり方を身に付けるようにしていってください。

Mayumiさんの波動を見た時、あなたの心の中にとても悲しいものがありながらそれを自分で何とか立ち向かおうとする波動があり、それがいろんな現象を引き起こしていきます。あなたの中の寂しさや悲しさ、これはあなた自身が自分で身に付けたものではなく、ある意味では持って生まれてきた波動と言えます。そしてそこにはとても大きな意味があります。いろんな世界で生き抜くことをあなたは選んできました。いろんな世界でいろんな体験をしていき抜いていく、あなたはそれを選びその道を進む時、自分に何らかの制約を付ける必要がありました。それを打ち勝つことによってそこに必要とするエネルギーを身に付けていく、いろんな場所において必要なエネルギーを身に付けるためにそれを必要となる強さを身に付ける波動を付けておく、そういう風に自分をつくったためにいろんな所において何かに打ち勝つ、何かを自分のものにする、そういう生き方を身に付けるようになっております。いろんな所であなたはそれを身に付けるように自分でつくったために、常にそこでは完璧ではなく何か物足りない、何かまだ残っている、こういう思いが常に押し寄せてくるのです。それによって自分としては常に満足せず、何かをしなくてはいけない、このままではなく何か手にしたい、そういった自分を駆り立てるエネルギーが入っていきます。それによってあなたは新しいものを身に付け、新しいところに行って又さらに新しいものを身に付けていく、これを自分のものとして続けることにより強くなる必要なものを手に入れそして最終的には完璧になる、この流れをつくっております。あなたが自分自身をどのように位置付けていくか、あくまでもいろんなものを求めながらも日本的な波動を核心に持っているために、何か他の人と一緒にやるという連帯感、協調性、そういったものを心の中に持っています。何かをなし遂げる、手に入れる、自分だけをそのようにつくっていてもどこかで連帯感を持って調和を取りながら和を持って行なっていく、こういう波動も伴っています。したがって、皆と連携していかにうまく新しい波動を身に付けていくのか、日本的な波動をいかにうまく使って新しい環境での波動を手にしていくか、それをうまく理解し行なえるようにしていくと日常の生活はもっと楽になり、自分にとってとても良い流れをつくることができるようになるでしょう。自分の心の中の良い面をもっともっと引き出すととても良い流れに入っていけるようになります。これからをうまく活用してみてください。

Aikoさんの波動を見た時、あなたの波動の中にあなた自身が確固として求めているもの、自分自身をしっかりと見つめようとしているもの、とても強い波動があります。自分に対して真剣に考えている波動があり、それが自分を常に考えさせ、どこに向うのかを決めてくるようになっていました。自分が何をしたいのか、どこへ向うのか、常にこの意識があるためにあなたにはそれに対応する答えが何らかの形でやってきています。それを自分でキャッチし理解していく、それがしっかりとできていれば自分の流れはもっとスムーズになっていくでしょう。しかし今はいろんな答えが与えられてもそれが中々自分でキャッチできず、答なのかどうかが判別できない状態になっています。あなたに送られているいろんなメッセージ、いろんなアドバイス、それをどのようにして受け入れていくのか、あなたに与えられているいろんなメッセージは主に他人の言葉を使って与えられております。何気ない一言があなたに与えられる場合、ふいに出てきた他人の言葉、たまたま耳に入ってきた言葉、こういったことがあなたに対するメッセージになっているのです。あなたはそれを真剣に受け入れ考え意識を向けた時、自分のことがもっと詳しく分かるようになるでしょう。何気ない一言、ふいの一言、そう言ったことが重要なメッセージである、そういったことがわかってくると他の人の言葉をもっともっと注意深く聞くようになり、そしてそれは他人を理解することにも繋がっていきます。是非意識をそのように変えてみて自分の流れを見つけるようにしていってください。

Hatsueさんの波動を見た時、あなたの波動の中にあなた自身を真剣に導く波動が感じられております。あなた自身を真剣に導くもの、それは大いなる光の世界から投じられている光であり、あなたは確実にある方向へと持っていかせようとしております。あなたに確実に役割を成させようとしています。どういう役割であるのか、あなたはここの世界においてとても大きな約束をしております。自分がこの世界においていろんな掛け橋となり、役割をなしていく、しかしその場合にいろんな条件があり、いろんな波動を身に付けるべき人、手にすべき人、まず特別な人に出会ってそこの人同士をうまく掛け橋をつくっていく、まず鍵となる人、重要な人、ポイントとなる人と出会って橋をかけていく、そういう役割があります。したがって、あなたが出会うべき人はエネルギー的に見てかなりポイントを握っている人、鍵を握っている人であり、そういう人同士をうまく繋げていく、そういう波動なのです。自分としてはごく普通に何気なく行動していても今接している人がとても重要な鍵を握っている場合があります。したがって、あなたは接する人すべてに自分との繋がり、他の人との繋がり、そういったことをよく理解し意識しておくといろんな人同士を繋げることができるようになります。それぞれの繋がり、それぞれの持っている重要なもの、そういったことを意識していろんな人々を繋げるようにしていってください。

Reimiさんの波動を見たとき、あなたの波動の素晴らしさはあなたの波動の中に本当に自分を大切にしながらも常に他の人のことを考えるという波動があります。自分を常に大切にしながら他の人のことを考えていく、これは何気ない波動かもしれませんが、実際にこれを維持するのはとても難しいエネルギーと言えます。得てして自分に意識を向けると他人のことがまったくおざなりになってしまったり、他人のことを思うと自分が犠牲になってしまう場合があるのです。ライトワーカーといっても自分を犠牲にしている人が結構たくさんおります。でも自分を犠牲にしてしまうと真のライトワーカーには中々なれなくなってしまいます。自分に対する罪悪感、つまらなさ、あるいは自分が楽しくないという思いが流れてしまい、他の人に対して奉仕ができなくなってしまうのです。他の人に奉仕するためには自分自身が良い状態を保っていなければなりません。しかし自分自身を良い状態にしようと思うとつい他人への意識がおろそかになってしまうのです。あなたはこのエネルギーをとてもバランスよく備えているために自分をうまく生かしながら他人を奉仕していく、この仕組みがとてもうまく流れるようになっています。今後の流れにおいて自分の流れと他人の流れをいかにうまくバランスを取っていくのか、自分のことを考えてばかりいても中々うまく奉仕にはなりません。しかし他人の奉仕ばかりを意識していても自分の生活は始まりません。これらをうまくバランスを取るためには他人と自分という垣根をいかに取り除いていくのか、他人と自分という境目をどこに設定するか、これが大きな鍵になるのです。とごまでか自分でどこまでが他人なのか、これを悩んでいるうちはいろんな問題が起こるでしょう。しかしその境目がなくなった時、元々境目がないということに気づいた時、本当の奉仕が始まります。それは自分を奉仕することが他人の奉仕であり、他人の奉仕が自分の奉仕であること、それがはっきりと体で分かるようになっていきます。それを自分の体験を通して身に付けるようにしてみてください。


皆さんに対して簡単なアドバイスをしてみました。今のエネルギーについて判断したアドバイスであり、絶対的なものではありません。また皆さん方が成長し波動が変わるとアドバイスも変わっていくでしょう。今の段階において必要なものと思っておいてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2005 CentralSun
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