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2005/12/19■月曜交流会から

愛してもらう愛から愛する愛へ

@愛を口にすることと愛することの違い

私たちは日本の世界において神々として役割を成している仲間たちです。今日は昼のセミナーでイエスキリスト意識というテーマでワークが行われておりました。皆さん方の多くがイエスの波動に直接繋がり、これからの日常生活に明らかにイエスからの光が降りてくることを伝えておきます。

基本的にいろんな存在を呼び、波動を繋げた時には必ず皆さん方の波動が一段階高くなるように仕組みがつくられ、そして皆さん方が少しでも波動を高くしていくことができるように導きがつくられていきます。皆さん方それぞれがイエスやキリスト意識の光をいかに使って、この現実に喜びを見出していくか、現実をしっかりと生きながらいかにイエスの波動を使っていくのか、そういったことの学びが続くものと思われます。

しかし今は日本の神々の波動で皆さん方を包んでおります。一般的にはイエスの波動と言うと西洋的、キリスト的という意識があり、多くの日本人から見た時ちょっと馴染みがないとか、西洋的という風に理解されてきました。

しかし実際の存在やエネルギーそのものには、日本とか西洋とかの区別はまったくついていません。いろんなマスターや存在、神々と皆さん方の意識を繋げる時、皆さん方がどういうエネルギーで繋がっていくのか、どういうやり方で繋がるのかという、そこにおいて一人ひとりの差が現れてきます。

そしてそこにおいて人によってはいわゆる聖書で学んだイエスという実像で繋がる人がいれば、あるいは他の人からで聞いた話で繋がる人もいる、また映画やテレビ、雑誌などで見た知識をベースでそれで繋がっていく、いろんな繋がり方があります。自分にとってどの繋がり方が一番自分に適しているのか、あくまでもその人の今の意識レベルよりも一段階高い意識レベルに移行するために必要な波動で繋がるように設定されていきます。

同じように日本の神々としても実際には日本の神々として特殊な状態をつくっているわけではなく、皆さん方の理解の仕方がそういう理解の仕方になっていると理解した方が分かりやすいかもしれません。マスターや天使、神というものたちは宗教とか国、人種という分類で生存しているわけではないために、人間の分類がそのまま彼らの世界に当てはまるわけではありません。

ただ神々の世界でも確かにいろんなグループに分かれており、常に行動を共にする仲間がいれば、ほとんど別行動という仲間もいます。ただそれは人間が考えるような仲の良いものたちだけが集まるとか、似たような姿形、生まれ育った環境などで別れているわけでもないのです。まったく違う分類で分かれており、それは極めてスピリチュアルな法則に基づいて分かれているものと理解しておいてください。

そのために皆さん方が本当にそのレベルのマスターや神々と交流をするのであれば、人間的な概念ではなく、元々そこに存在している本来の波動で繋がる必要があるのです。ただいろんなマスターや神々、天使たちの本来の姿というものが何であるのか、これにおいて明確な基準が成されていないと思っておいてください。

過去においていろんな分類をした人がたくさんおりました。天使をいろいろ区分分けしたり、マスターをいろんな風に分類したり、それぞれ国や宗教に応じていろんな区分けが行われていきました。しかしどれをとっても本当の状態を現わしているわけではありません。

一度つくられたとしてもまた時代が変わり、流れが変わるとそれぞれのマスターや天使たちの役割も変わってきて、結局違う構成に変化していくからです。何か一つのことを行うとしても常にいろんなやり方があり、いろんな方法が存在する、一般にそういう時にはそれぞれの違う方法毎にいろんな存在がやってきて、それぞれが同時に進行していく、そういったことがあったりします。

人間の理解とはまったく違う理解力が必要となるために、本当の光の世界、神々の世界の姿を言葉で現すことが極めて難しくなってくるのです。さてそういう状況の中で今日本に関与している神々たち、こういったものたちが皆さん方に何を残そうとしているでしょうか。

今日本において何が行なわれているのか、日本人の意識を進化させるためにここ数年いろんなことが行われてきました。日本に限らず他の国々、他の文明や他の宗教にも目を向け、いろんなことが理解できるように、いろんな世界のことが分かるようにと仕組みがつくられていきました。

今日本は日本の中でいろんな問題を抱えています。まだまだ自立できない人々が多いために何か問題が起こると他の人に常に相談をしながら決めていく、自分一人ですべてを決めることができないために、他の人のアイデアを常に参考にする、こういう人がたくさんおります。

自分で決めることができない、自分で判断できない、だからその力をもらおうとする。結局いつまで経っても自分では判断できない状態になっていきます。今皆さん方に求められているのは一人ひとりがしっかりと考え、決断し、行動に移すこと、以前は誰かやることを見ていて、うまくいけばその真似をする、失敗すれば別のやり方をする、常に誰かが先にやるのを眺めていて、その人がうまくいくことを願ってそれの真似をしてきました。常に先に誰かにやらせる、他の人にやってもらう、こういう意識があまりにも強いために、自分で何かをする、自分から何かをするという波動がとても弱くなっているのです。

まず誰かにやってもらう、誰かがやるのを見ていく、日本人の生き方としてもうそれは変えなければなりません。他の人にやらせる、他の人にやってもらう、こういう波動ではなく、まず自分でやってみる、自分がちゃんとやる、そこに移していく必要があるのです。

日本はこれから大きく大きく変化していくでしょう。いろんな大きなできことが続き、社会的にも影響を与えるようになっていきます。小さな事件のつもりがなぜかどんどん拡大していく、すぐ終わりそうな事件が中々終わらない、一つひとつの事件がそういう事件になり、うまく解決できない事態へと進んでいきます。皆さん方はそういったものを目の当たりにしながらそういったものに惑わされず、自分は自分の道をしっかりと理解する、そういう自分を信頼する生き方が必要になっていきます。

今自分はどこまで自分を信頼し、自分をコントロールできているのか。一人ひとりが自分のことを考えた時、自分をどこまで理解しているでしょう。今までは困った時に助けてもらう、限界が来た時に手伝ってもらう、そうやって常に最後は誰かの力によって助けられるというのが用意されておりました。

しかしもうそういう生き方は出来なくなっていきます。自分のことは自分でしっかり面倒を見なくてはならず、自分で自分を救うのです。自分でしか自分を救うことはできません。そして新しい流れへと入っていく、自分の進むべき道、やるべきことについていろいろと考えをめぐらしておいてください。

では日本における神々から皆さん方にお話しをします。皆さん方一人ひとりが今後どういう流れの中でどういう生き方をすれば良いのか。

Akikoさんの流れを見た時、あなたの流れには力強さ、しっかりやるという思いが常に残されており、それによっていろんな世界へ未知の世界へと入っていくことができます。自分にとって興味のあるもの、面白いものに意識を向けその世界のエネルギーを吸収してくる、これはとても得意な分野になります。しかし自分にとってうまく考えがまとまっていないもの、うまく理解できていないもの、そういう波動がやってきた時自分でどう対応して良いか分からず、結局そのままにしておく場合があります。自分なりに対応できる時にはいろんな手を使って対応していくけれども、対応できなくなった時まったく何もせずに終わってしまう、自分を成長させるために自分のまったく合わない所、理解できない所でも積極的にどんどんやってみる、不思議な世界でもどんどん行ってみる、こういう行動力がまた求められてきます。それはこれまでとは違う行動力であり、分かったつもりとか理解できるはずという観点では繋がることはできません。もっと真剣に本質から本当に理解しようとする思い、これのみがそこに導いてくれます。自分の流れにおいて自分自身をしっかり保つためにも本来の自分の波動をしっかりと繋げることがてぎるようにしておいてください。

Jun-ichi.Mさんの波動を見た時、あなたの光と愛の波動は、今年の流れにおいて実にいろんな体験を通して新しい段階に入ってきております。いろんな流れにおいて実に多くのものを学んできました。人を使うということ、教わるということ、一つひとつのエネルギーの使い方についていろんな学びをしてきました。今改めて自分は何なのか、自分はどうすべきなのか、いろんな思いをめぐらしております。ただ言えるのは自分は自分のためにとても良いことをした、自分のために勉強にはなった、こういったことはあるでしょう。自分は自分のために何ができるのか、自分のためにできること、これをしっかりと考えておく必要があります。今まで自分のためと思っても本質的に自分のためにはならず、どうしても自分の良い方向に向っているかどうかも判断できない状態にありました。今はそれらが段々振り分けられてきた、本当に自分に必要なもの、本当の流れへと向っております。自分自身の今後の状態において基本は自分を大切にすること、大事にすること、それによって流れも変わってくること、それをしっかりと理解するようにしておいてください。

Namikoさんの光と愛の波動、今この場においてはまた違う側面から波動を感じています。日常のワークにおいて日常の生活において生きるということを一生懸命学んできました。生きるということがどういうことなのか。自分が自分に対して何が行なえるのか、生きるということの本質を学んできました。今改めて自分の流れを見た時、生きるというパワーがどこまで強く出来上がっているか、自分の中に生きるという根本的な波動がどこまで具現化されているか、これをよく理解しておく必要があります。自分が生きる、そのために何ができるのか。単に面白いことだけとかそういう単純なことだけでは中々自分のすべてに成長をもたらすことはできません。自分のすべての面において成長させる、生きている、そういう実感を得るために何が必要なのか、自分自身の本質的なレベルに戻って考えを進めてみてください。

Megumiさんの流れを見た時、あなたの光がとても強くなり、今年はいろんな意味において新たな波動があなたの所で学んでおりました。常にいろんなところに興味を持ちいろんな見識がある、いろんなことをやってみる、そういう波動があり、それはとても理解しやすい波動になっています。ただ今この場において日本において、それをどのように使っていくのか。自分自身の奉仕といろんな天界の存在たちの奉仕、そこに質的な差があり、必ずしもまったく対等に同じように行われているわけではありません。自分は自分の理解できる流れの中で自分をつくり上げている、自分の理解できない項目においてはスピリットの世界でうまく処理している、今の自分の意識におけるこの地球の波動とさらに高度なレベルで初めて理解される高度なもの、そういったことを丹念に理解していき、今は自分にとって何が一番必要なのか、今自分にとって必要なものをしっかりと理解する、そこへと意識を向けていく必要があります。自分がこれから望むことをやりたいこと、しっかり意識を向けそしてその波動と繋がるようにしていってください。

Gyoushinさんの波動を見た時、今年の一連の流れの中でとても良い学びを成されておりました。自分自身の個の部分と奉仕の活動における自分の部分、いろんな自分の個々をうまく管理し、全体をコントロールするやり方がとてもうまくなってきております。奉仕の活動を行いながらその中で自分の個人の活動をどうもっていくのか、そのバランスがとても良く取られてきております。したがって、今後さらに学びを深めてもそれによって混乱したり、惑わされることはほとんどないでしょう。ただこの学びを進めていった時、またどっかの段階で新たなるギャップにぶつかっていきます。自分のどこまでを本当に個人として使い、どっから自分のより大きな奉仕のレベルに持っていくのか、自分自身の個人の活動と奉仕の活動、これが新たなるテーマとして沸き起こってきます。自分自身の活動についていろんな観点から見直すようにしてみてください。

Minoruさんの波動を見た時、今年あなたのやりたいようにいろいろとペースがつくられ、学びの仕方もそれに合わさり、あなた自身の意識レベルではとても安定した意識レベルに入ってきていました。今後これがどのように展開していくのか、自分自身の成長を考えた時、今のやり方で順調に進んでいくのかどうか、今のやり方ではどうしても大きな飛躍というところで限界があり、自分自身の理解できる範囲で常に留まってしまいます。自分がいろんな活動をし、今の制約に捉われない観点で活動する、そう思った時必要なものが何であるのか、自分自身をしっかりと表現する、自分が何者であり自分は何であるのか、こういったことをしっかりと表現する練習が必要になります。そのためには自分が見つけた自分のこと、そういったことを多くの人が理解できるようにつくり上げていく必要があるのです。自分のことをまったく表に出さずにただ活動する、その場合では中々エネルギーが流れず、むしろ難しくなる場合があるのです。しっかりと自分を出していく、自分は何者でありどこに向っているのか、しっかりと表現した上で新しい流れを進んでいく、是非そういうやり方を身に付けてみてください。

Atsukoさんの波動を見た時、あなたの波動は今年いろんな変化があるように見えてもこれまでの毎年の変化に比べれば比較的安定したあまり変化の動きがない状態で学びを進むことができました。自分にとって大きな変化とは何であるのか、実際には変化と思っても宇宙から見たら変化でも何でもなく、ごく普通の流れの場合があります。ごく普通の変化の流れを何か特殊な変化の流れであるかのように受け取ってしまう、こういうケースが何度かあります。しかし基本は自分にしっかりと向き合い、自分にとって必要なものが行われていく、常にそこに戻る必要があります。自分ができること、自分の行動の範囲、常にそれを理解してその範囲内で確実に行っていく、そういう練習を進めるようにしてみてください。

Hirokoさんの波動を見た時、これまでの流れから自分の意識で感じられる新しい流れへと進んできております。これまで自分の感じていた世界、理解していた世界とは違う側面が現れてきて、とても良い学びになっているでしょう。しかし今後さらにいろんな学びを進めることによりこれまで身に付けてきたもの、理解してきたものがもう自分には役に立たない、もう新しいレベルに移行する、そうやってどんどん新しく切り替わっていくケースがあります。したがって、自分が何かを学んだり身に付ける時、それは本当にどこまで自分に関与するのか、全面的に関与するのか、わずかなのか、まったく関与しないのか、いろんなことを見つけていく必要があります。そしてその中で本当に自分に必要なもの、自分にとって絶対手放せないもの、そこに意識を向け最低それだけは確実に自分にものにする、そういう意気込みで活動を進めるようにしてみてください。

Yokoさんの波動を見た時、あなたの今年の流れにおいてもいろんな変化があり、そして今ある意味ではまた落ち着いた波動に終息しつつあります。しかしこの変化はまだしばらく続くことになるでしょう。何らかの変化を通して新しい波動が入ってきて、新しい波動との間でバランスを取り一つの安定した場をつくっていく、安定した場が感じられた頃にまた新たなる波動の変化が感じられ、また大きな波動を体験し、そしてまた安定した状態になっていく、こういうことを何回か繰り返していくうちに新しい波動との取り入れ方が自分で意識できるようになり、またそれをコントロールできるようになってきて、いちいち新しい波動の影響を強く受けることが減るようになっていくでしょう。そうするとある一定段階に達すると新しい波動を受け入れてもほとんど今と同じ生活だけで変化をしていく、あまり大きなショックを伴わないレベルで変化をしていく、そういう風に変化していきます。したがって、いろんな出来事において否定的に思わずにすべて自分の変化のために行われていること、それによって自分の波動が大きく成長すること、それを信じて取り組んでいくようにしていってください。

Motokoさんの波動を見ていった時、あなた自身自分が信じていたもの、理解していたもの、そこにどんどん変化が起こり、本当に自分が信用すべきもの、本当に信ずべきものが少しずつ表に出てきています。今はその部分をしっかりと理解し自分が本当に従うものは何であるのか、自分が本当へに信ずべきものは何であるのか、それを理解する時期にきています。概念的なものではなく人間のつくり上げたものでもない、本当にあるものの中で一番必要なものが何であるのか、今それを学ぶ直前にきているのです。そして自分はそこに向けて具体的に何をするのか、何をやることが自分の成長に繋がっていくのか、これが学びになっていきます。自分自身のまだまだ開発されていない、将来性のあるもの、まだまだ目覚めるべきもの、そういったところに意識が向けられ、新たなる挑戦を行っております。是非自分の新しい側面を活性化させ新しい自分の波動をコントロールできるようにしていってください。


皆さん方の今の波動を観察しながら今自分はどこに向っているのかをお話ししてみました。今年から来年にかけ波動的にも人間的にもいろんな変化が訪れてくるでしょう。ただ来年は社会的にももっと早いペースでいろんなことが現象化されていきます。今年何か一つの大きな一つの事件が起こると必ず類似した犯罪や事件が起こり、そこの背後にある巨大なエネルギーを消化するまでは関連した事件が常に現れてくるということを皆さん方は感ずることができたものと思われます。

来年はその変化がさらに大きくなり、次々と新しいものが新しいトラブルが社会的に顕わになる、解決しないまままた次のトラブルが起こる、そういったことが繰り返されていくでしょう。その中で惑わされることなく自分のエネルギー、場をしっかりと維持したままただ普通に人間関係をつくり上げていく、これがとても大事になってきます。

周りに振り回されず、目の前の人に振り回されることなく自分のペースでしっかりと進んでいく、是非それをマスターするようにしておいてください。それでは少し休憩を取ります。ありがとうございました。


A行動を伴った愛の実践

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。2005年も終わりに近づいてきて来年2006年、そして2012年へと時間が進み、皆さん方が新たなサイクルへ入っていく大切な時期になってきております。

今のサイクルから新たなるサイクルへと切り替わっていく、それはどういう意味を持ち、一人ひとりの人生にどう影響するのか、まだ実感を得ていない人がたくさんいるでしょう。しかし宇宙の観点から見た時、本当に極めて重要な時期であり、地球の歴史、皆さん方の流れそのものをも大きく変える時期なのです。

これまでの地球の流れにおいていろんなものたちがこの地球に関与し、地球が神々たちの思いとは必ずしも連動しないエネルギーで動かされてきました。そして今人間が進化を少しずつなしてきて神々と連動したワークができるようになってくると、それによって本当の神の思いがこの地上世界を現実化しようとしている、しかし最終的に本当の神の思惑で現実化が進むのか、それともやはりこれまでと同じように大事なところで人間が神を裏切り、人間が別のものの支配下になって、結局はまた神から遠ざかってしまうのか、この地球はどちらの流れに向うのか、今とっても重要な時期にきています。

これまでも何度も何度も神の思いを達成させようとしていろんな仕組みをつくってきました。それはそれは神は安全を用意して人間にいろんなエネルギーを与え、いろんな仕組みをつくり、そしていろんな神々たちを従え、実行に移しながらも、最終的に人間は自らの意志で神から遠ざかり、神と袂を分かち、別のものたちの支配下に入っていきました。

そしてまたそれを戻そうとして神々の計画が新たにつくられ実行に移され、そしてまた神々が降りてきて、人間と一緒に活動しながらも、また最後の段階で人間が神を裏切り、また遠ざかり、また別のものの支配下になる、こういったことの繰り返し、その都度地球の波動が荒くなり、泣き叫ぶものがどんどん増え、今となってはこの地球上どこを見ても毎日苦しんでいるものばかりです。

お金がない、住む所がない、子供はどこへ行ったのか、毎日毎日叫びばかりが神に到達してきます。しかしそれを選択したのは人間自身であり、神がつくったわけではありません。神はそういう状況を打破しようとして何度も何度も新たなる計画をつくり実行に移しながらも直前で人間が裏切り、最後の段階で人間が別のものの支配下になり、いつもこれが繰り返されております。

今回はどうなるのか、今回もまた同じように直前で人間が神を裏切るのか、それとも最後の最後まで神を見つめて上がってくるのか、今行われている毎日の出来事一つひとつがすべてを暗示しています。結局皆さん方は安易な道を選ぶのか、それとも本当のものを求めてたった一人でも進んでいくのか、一瞬、一瞬がそれをテストされております。そして今の流れで見るとまた今まで通り人間は早々と神から遠ざかるかもしれません。

口ではきれいなこと、良いことをたくさん出していても、結局一人ぼっちになれば寂しくなり皆のいる所へと向ってしまう、たとえ皆のいるところが神からまったく違う波動の世界だったとしても皆がいるからと言ってそこに向ってしまう、明らかに神がいる世界が目の前にあったとしても行き先を変えてしまう、今まで何度も何度も繰り返されてきました。

その度に人間は強くなったのか、人間は強くなって前以上に意志を働かせ行動できるようになったのか、そう思うと必ずしもそうでない現実が今感じられております。確かに口から出る言葉は神を味方にする位の言葉の魔力はあるでしょう。私は神と一つだ、私は神である、愛と光を使って奉仕する、巧みに言葉を使っております。

でもその言葉には真実の光が中々伴っておらず、ただそう言っておけば安心、それを口に出しておけば本当に神が助けてくれるだろう、そういう安心感ばかりが感じられ、自分の光を本当に使っているのかどうか、自分の愛はここまで育っているのかどうか、一人ひとりの光と愛を見るとまだまだ難しい感じを受けております。

皆さん方一人ひとりは早く新たなる神の世界に行きたい、早くシャンバラを実現したいと思うでしょう、しかし中々進まないのは口で言っていることと行動していることがかなり違うからです。もし今の皆さんをそのままシャンバラに連れていった時何が起こるでしょう。シャンバラを支えるだけの光と愛の持ち主がほとんどまだ育っていない段階であり、シャンバラそのものが破壊されてしまうでしょう。

一人ぼっちになっても戦う強さを持っているかどうか、たった一人でも闇から遠ざかり光に向う判断力、行動力が伴っているかどうか、迷っているもの一人ひとりを勇気付ける知恵のある言葉を身に付けているかどうか、今にも死にそうな子供たちを救う余裕があるかどうか、まだまだシャンバラを支えるパワーにはほど遠いのです。心の中で早くシャンバラを実現したい、そういう思いはどこからくるのでしょう。

いつまで経っても自分が裕福にならないから面倒臭いから早くシャンバラにして欲しい、もう疲れたから早くシャンバラになって欲しい、そういう投げやりでシャンバラを求めているとしか見えないのです。本当に自分の力で、自分の愛と光でシャンバラを実現しようとするパワーがあるのかどうか、本当に実現しようという強さを持っているかどうか、来年、再来年、それは本当に確かめられていくでしょう、一人ひとり今年軽々しく口に出した言葉、それが本当に自分に戻ってくる時期がやってきます。

今年はとりあえず奇麗事を言ってライトワーカーになる、奉仕をする、愛と光を求める、いくらでも口に出して構わない時期でした。しかし来年以降は言ったからにはそれは確実に現実に現れてくる現象が次々とやってきます。私の光が、そう口に出した途端、光を使わないと対応できない現実がやってきます。私には愛がある、そう思うと同時に愛のない人間がいろんな誘惑をかけてくるでしょう。自分の愛を本当に他人に仕向けることができるかどうか、家族や兄弟の間でもそういうやり取りが頻繁に行なわれていくでしょう。

皆さん方の真の愛と真の光を確かめさせられる現実が次々とやってきます。今までは単なる勉強で、現実に起こることとは別の世界のこと、としてシャンバラを考えることができました。しかし来年以降は現実的に考えなければ生きていけない状態に入っていきます。いつまでも空想の話ではなく、現実の話として愛と光とシャンバラを口にせざるを得ない状態になります。

改めて今自分は何ができるのか、自分はどう生きるのか、それをしっかりと一人ひとりが考えていただければと願っております。いろんなマスターや天使、神々たちは日ごとに厳しさを増していくかもしれません。それは彼らは本当に分かっているからです。今の人間の意識レベルだとまたかつてのように皆さん方に直前で裏切られてしまうのではないか、結局人間は自分の都合の良い方向へと鞍替えしてしまうのではないか。

そういう思いがあるからこそ口調も厳しくなり、皆さん方を待たされる要求もどんどん強くなっていくでしょう。皆さん方も最終的には自分一人ひとりが問題であること、皆がとか、他の人がとか、この国がとかいう問題ではなく自分一人ひとりが問題であることに気がつくでしょう。自分の身は自分でしか守ることができない、自分のみが自分を救うことができる、皆さん方一人ひとりを救うのは皆さん方自身なのです。

皆さん方自身の中にあるキリスト意識で自分を救うのです。他の誰をも皆さん方を救うことはできません。自らのキリスト意識で自分を救い、そして自分をシャンバラへと導いていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2005 CentralSun
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