前へ戻る
2006/7/3■月曜交流会から

自分を信じるということ

@自分の価値観

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。私たちは皆さん方の今の社会において皆さん方がどういう価値観で人を見て、また自分のために役立たせているのか、人と自分との関係についてお話しをしてみます。よく言われるように他人は自分の鏡、自分を知るために他人を使って自分を見ている、こういう風に言われています、そしてそれは確かに真実であり、皆さん方は自分を知るために他人を見ているのです。

しかしそれを自分で理解するということはとても難しく、またその本当の意味を理解している人もおりません。普通は゜他人を見て嫌なところ、エネルギー、そういったものが自分の写しであり、自分の反映、自分の見たくないところを他人が現わしてくれている、そういう風に理解されております。また必ずしもそれは間違いではなく確かに皆さん方の見たくないところ、隠しておいたもの、そういったものが他人を通して現わされております。しかし本当に他人を見て自分を見るというのは、その人の奥深くに隠されている自分の秘密、到底自分の力では見つけることのできない自分自身についての真実が現れているのです。

皆さんは自分は何者であるのか、自分はどこに向っているのか、それを探ろうとしています、自分は何者でありどこに向うのか、それを探ろうとしていろんな学びを続けてきました。しかしいくら学びを続けても、いくら知識を蓄えても自分の本質が中々分かりません。そして宇宙を理解しようとし、神を理解しようとしていろんな学びを付け加えております。

しかしそういう学び方はいくら時間を掛けても、いくら知識を増やしても自分を知ることには繋がりません。自分の本質はあくまでも自分の中にあるものであり、知識の中にあるものではないからです。しかし自分の中にある自分の真実、自分の本当のものをどうやって見つけたら良いのか、自分の中の真実は自分の目では見ることはできませんが、他人の目では意外と見ることは可能なのです。

自分ではまったく気が付かなくても他人はいともたやすく見抜いたり、気付くことが多いのです。他人の言葉を借り、他人の目を使うことにより自分を見ることは可能です。しかし単純に他人が自分に対して言ったこと、自分に対してのことをそのまま信ずれば良いのか、そういう疑問を抱く人も多いでしょう。

仮にあなたは信用できないとか、もうあなたの言っていることは意味が分からない、いろんなことを自分に対して発せられた時、それが自分に対してのことなのか、つい迷ってしまうでしょう。自分に対しての発言がどこまで信用できるのか、どこまで自分の本質を言い当てているのか、基本的にはまずどのような言葉であろうともそれはすべて神が認めたことであり、神の許しの下で発せられた言葉です。

神はそういう表現を取るのを許しているということです。何故でしょう。もうあなたの言うことなんか信じられない、そういう発言でさえも神は許しているのです。それはその人が信用できないという意味でしょうか、そうではなくあくまでも信用できないという表現を取ることを許した、そこから何かを感じ取って欲しい、何かを見つけて欲しいという神の思いがあるからです。

信用できない、そういう言葉を発した、自分は信用できない人間なのか、自分はどうしたら信用できるようになるのだろう、いろんな考え方がそこに現れてきます。そこにいろんな自分が現れてきます、信用するということがどういうことなのか、信用されるということがどういうことか、いろんな思いが沸き起こってきます。それが自分自身です。

信用できないという言葉を発せられた時に自分の中のいろんなエネルギーが沸き起こってきました。怒る人も出てくるかもしれません、落ち込む人が出てくるかもしれません、自分で自分のことが分からなくなる人もいるかもしれません。とにかくその時に心の中に沸き起こってきたもの、心の中に浮き出てきたもの、それが自分なのです。今の自分の状態がどういう状態なのか、怒りのエネルギーが、不安のエネルギーが、あるいはそう言われたとしてもその人を許す愛がある、いろんなことが出てくるでしょう。

あくまでもその人が持っている本質を見せるために、あなたなんか信用できないという言葉を発したに過ぎないのです。そしてその時に心の中に沸き起こってくるすべてのもの、それが自分自身です。自分とはどういう存在なのか、言葉ではいろいろ言ったとしてもそれは本当のものではありません。しかし今心の中に沸き起こってくる思い、沸き起こってくる様々な感情、それは自分自身のものです。それは否定することはできません、自分のものだからです。

自分の中にあるいろんな思い、感情、こういったものを日々神はいろんな手段を使って皆さん方に教えているのです。ある時は他人の言葉を使い、ある時はいろんな情報を使い、ある時は自然を使って皆さん方にいろんな感情を起こさせたり、いろんな思いを沸き起こさせていくのです。

皆さん方はそれによって自分自身は何であるのかを常に見抜く必要があります。まだまだ自分にはこういう感情があるんだ、あ、自分はいつもこういう考え方をしているのか、あ、自分はこういう時にはこういう風に選んでしまうのか、そうやって自分自身に気付いていくのです、そういう気持ちがない限り自分自身を知ることはありません。多くの人は自分を知ろうとして他人にいろんな情報を得ようとします、私は何なのでしょう、私って何したら良いのでしょう。しかしそれに対する答えのほとんどは他人自身のことであり、自分のことではありません。

あくまでも自分のことは自分でしか見つけることはできないのです。皆さん方はまだまだ自分のことを自分で見つけるというやり方が身に付いておらず、つい他人から得てしまう、他人の情報によって自分を知ろうとする、そういうやり方を進めていきます。それは本当の自分には中々繋がらない為に、どうしても自分の姿を捉えることはできません。

自分自身の本質は今考えている自分、一瞬、一瞬いろんな思いの出てくる自分が自分そのものです。これをどのように表現していくのか、どのような言葉を使おうとも本当のことを現わすことは無理でしょう。それだけ偉大な自分がいるからです。とてつもない大きな大きな存在なのです。言葉で語り尽くすことはまずできないでしょう。

皆さん方はそういう大きな存在であることをまず気付く必要があります。いろんな思いが沸き起こってくる、いろんな価値観がある、いろんなエネルギーに通じている、それこそが自分なのです。この自分を知らせるために他人はいろんな手段を使って皆さんに教えています。いろんな言葉を発する人もいるでしょう、いろんなことを導いてくれる人もいるでしょう、一人ひとりがいろんな手段を使って皆さん方に新しい知恵を教えていきます。

自分自身の本質が何であるのか、自分の最高の部分が何であるのか、自分の本質を見抜くことは簡単ではありません。自分のことを本当に理解しなければならないからです。自分の本当のこと、本当のもの、それは言葉の世界ではなく心で感ずるもの、ハートで感ずるものです。私たちがどのように言葉を使おうともそれは皆さん方にとってはあまり意味のないものが多いのものです。

皆さん方の真実は皆さん方が自分で選んでいく、自分で決めていく、それが皆さん方のやるべき形態だからです。自分のために自分で力を注ぎ、自分で判断していく、是非それを身に付けるようにしていってください。


私たちはハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。自分が何者であるのかいろんな学びを続けてきました。今日は別の観点からの情報を皆さんに与えたいと思います。

Akikoさんの自分、今までいろんな情報をもらい、いろんな観点で自分のことを見つめても中々自分にピッタリという情報はなかったかもしれません。ある意味では捉えどころのない存在、明確に定義することのできない存在のように思われたかもしれません。しかしあなたの本来の波動はとても分かり易く、明快であり、単純であり、シンプルな形態をとっています。しかしそのシンプルさが地球のような特別なエネルギーの場の中に設定された時とても複雑に変化していきます。自分の姿を保ち続けることがとても難しく、地球の中の場に左右されやすい状態になっていきます。したがって、今あなた自身が持っている波動としては本来のシンプルさから離れてしまい、かなり地球の場の中で新しくつくり変えられたエネルギーとして存在しています。これはうまく地球のエネルギーに混ざりながらも自分の本来のものをしっかりと残しておき、他のどの人間にも影響を受けない、干渉を受けないという波動になっています。そのためにいろんな人からいろんなことを言われてもあなた自身はそんなに考えを変えたり、行動を変えるということはしません、常に自分のやり方で自分の姿で生きようとします。これがあなた自身の持っている強さであり、ゆるぎない自分の本質的な賜物と言えるでしょう。いろんな人があなたを変えようとしてもあなたは先ず変わることはないでしょう。自分が本質的に持っているものがいかに強いものか、自分自身のパワーがいかにしっかりしたものかを理解しておく必要があります。そしてそれをいかに他人のために使っていくか、他の人はすぐに不安に陥ったり、すぐに考えを変えてしまう、そういう人が結構います、そこにあなたがうまく流れをつくり、自分の本質的な波動を入れていくと、その人は少しずつ場に影響されず、言葉に左右されず、本質の世界で生きようという意志を強くしていきます。したがって、いろんな人間関係の中であなたはひたすら自分の強さを表現していく、それを行うだけで周りの人はいろんな効果を得ていく、そういうやり方を身に付けて自分自身のあるべき道を進むようにしていってください。

Mamiさんの波動を見た時、あなたの自身の本質的な波動、それはある意味ではこの地球に近い波動とも言えますが、この地球の中で洗練されてつくられたとてもある意味では上品で、洗練された波動、これを本質的な部分として身に付けています。これはあなたの中のある進化過程の中でつくられてきた波動であり、自分自身がそれを好んで身に付けてきました。洗練され、上品でうまくつくり上げられたそういう波動があなたにとっての特性と言えます。その為あなたにとっては、いい加減さとか、その場限りとか、誤魔化すといったことがとても苦手であり、ある流れの中でしっかりとした念入りにつくられた本当に上品に入念につくられたという波動が馴染みが合うようになっています。これはあなた自身の人生の中で今の現代社会においてはある意味では難しい流れかもしれません。いわゆるステイタスが重んじられた社会においてはとても良い価値が感じられたのですが、今はそういった価値が日本人の中で重く感じられない状態になってきており、多くの人はあまり価値を感じなくなっているのです。しかしそれはあなた自身に価値がないという意味ではなく、あなた自身からにじみ出てくるその波動には多くの人は何かの違いを感じていくでしょう。何かが違う、何か特別な匂いがする、常にそういう感覚を得られることになります。それをあなた自身が自分の人生でどのように生かしていくか、自分の学んだ知識や自分の得たものをしっかりと根拠のあるものとして口から発していくと、その持っている上品さやエレガントさ、そこに知識の確かさが加わると、とても信頼を得るという人間関係をつくり上げていきます。そしてそれはいつの間にか周りの人に浸透していく良い関係をつくり上げていきます。そしてそれを維持するためには自分は常にそれに見合った表現をしていく必要があります。いい加減ではなく、又出任せでもなく、しっかりとした根拠のあるもの、人間関係においてもその場だけとか、その場しのぎの表現ではなく、長い目で見て本当にその人の為になる言い方、その人が本当に信頼できる言い方を常に口に出していくことになります。そうすると多くの人から信頼を得、そして自分自身の人生もゆるぎない基盤をつくることができます。しかしその為にはそういったことを理解できる人間でなくてはなりません。結局そういったことに価値を見出してない人、そういったことの波動を全然理解できない人にとっては、あなたのことを理解できる人もいないでしょう。したがって、ある程度自分の波動を理解できる人と常に接していく必要があります。しかしそれで他人を切り捨てたり、差別することはできません。あくまでも自分のところに近づいてくるいろんな人の中で本当に自分の価値観が理解できるかどうか、理解できない人は別の意味であなたに近づいてくるでしょう。単に利用しようとしたり、うまく誤魔化して良いところだけを取っていこうとする人々です。あなたはそれらを区別できるようにならねばなりません。単に自分を利用しようとして近づいてきたのか、本当にあなたの価値を認めて近づいてきたのか、それを理解できるだけで人生がかなりうまく進むようになっていくでしょう。基本的に他人を見るということはとても難しいものです。つい見かけに騙されてその人の真実を見失ってしまうからです。他人を見る時、外見ではなく中身を見る、言葉を聞く時も言葉に捉われずに、言おうとしている真意を理解しようとすること、そういった対応の仕方が必要です。ついつい見るもの、聞くものに気を取られてしまうと勘違いしたり、先入観を持ったり自分の空想でつくられた相手を理解してしまうことになります。見かけや表現に捉われない本当の中身について自分が理解していく、常にそういう意識を持っていくだけでかなりその人の見方が変わっていきます。今後はそういったことに注意してお互いを感じ取るようにしてみてください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


A自分に歩んだあとがシャンバラへの道となる

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。皆さん方は今新しいシャンバラに向けて協力し合い、励まし合って先へ進んでいる最中です。しかし具体的に何をどうして良いのか分からない、自分が歩んでいる道がどこに向っているのか分からない、そういう人がたくさんいるでしょう。新しいシャンバラへの道というのは、一見決まっているように見えながらも実際は何一つ決まっておりません。

何故ならば皆さん方がつくり上げるものであり、皆さん方が歩いた道を他の人々が歩いてくるからです。皆さん方はとにかく一歩一歩、初めての道を歩んでいる。そして多くの人々が後に付いてくる、単純にそれだけです。たとえそれがどのような状態になろうとも皆さん方が歩んだ道はシャンバラの道になります。

一見、問題が起こったり、いろんな妨害にあったり、中々前に進まない時もあるかもしれません、だからといってその道が間違っているとか、違う道だということは何一つないのです。それはそれでシャンバラへの道なのです。したがって、今歩いている道を不安を抱かず信頼してまっすぐただ歩くこと、これが必要とされています。

シャンバラの道を教えてくれているサナトクマラを始め、光のハイアラーキーやマスター、天使たちの情報を信じているかどうか、彼らの言う通りに進んでいるかどうか、単純にそこだけです、そしてそれは一人ひとりの心の葛藤となって現れてくるでしょう。

ちゃんとした道を歩んでいるように見えても毎日のようにやってくる妨害、中々前に進まない自分の状況、そういったことからいろんな不安を感ずることになります。でもそれ自体がシャンバラの道であること、それをずっと進めることによってシャンバラに辿り着くこと、それを本当に信ずることです。

また信じようが信じまいがシャンバラへと辿り着きます。しかしその間にもし自分が不安を抱いて逆戻りしたり、立ち止まったりすれば、後に続く者も逆戻りしたり、立ち止まってしまうでしょう。皆さん方が道をつくっている限りにおいて確実に一歩一歩前に進む必要があります。不安を持つことなく、恐れを抱くことなくしっかりと前に進む、それこそがシャンバラに辿り着く唯一の方法です。

自分を信じ、自分の力を発揮して確実に進んでいってください、それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2006 CentralSun
前へ戻る