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2006/7/24■月曜交流会から

自分の道は自分でつくる

@すべての現象に意味がある

私たちは日本の光を新しくつくり変えている存在たちです。皆さん方はスピリチュアルな学びを続ける中で時々自分たちがどこに向っているのか、自分はどこに向っているのか、皆はどこに向っているのか方向性について迷うことが時々あるものと思われます。光の方向、正しい方向、進化の方向、基本的にはその方向へ進んでいることが分かっていても実際に体験している現象面を見た時、いわゆる辛いこと、事件や事故、病気、そして他人との争い、いろんなものが現象化されている、それで本当に光の方向に向っているのだろうか、いろんな事件や事故によって命を落とす人が絶えず現れている、それで本当に光の方向に進んでいるのだろうか、そういう風に思うことが多々あるものと思われます。

ましてや光の道を進んでいると言いながら年々災害の規模が大きくなり、事件の規模も大きくなってくると、あたかも光の方向、進化の方向がより多くの災害を招くような流れにも思えてくる、進化の流れに向えば向うほど大きな災害が現象化される、そのように感じ取られる場合もあります。

では私たちは一体どこに向っているのか、もし光の方向に進むのを止めたときに災害が減るのか、自分が何もしないで停止をした時に災害や病で苦しむ人が減るのか、そういわれるとそうでないことは明らかだと思われます。たとえ自分自身の成長を止めたり、進化の方向に進むことを諦めたとしてもやはり同じように苦しみ、病、いろんなトラブルに巻き込まれることが減ることはないでしょう。

そうであるならば進化の流れに向って歩こうが、進化をしない方向へと選ぼうが目の前に現れる現象そのものは同じではないか、自分の体験する現実そのものは変わらないではないか、そういう風な意見も出てくるものと思われます。しかしやはりそこには大きな違いがあります。スピリチュアルな仕組み、宇宙の法則を理解して三次元を体験していくのとスピリチュアルな知識をまったく持たずして体験する人では現実の進み方がまったく違います。

しかしそれは見た目では分からない場合があります。単に現象面だけを捉えた時、次から次といろんな出来事がやってきてとても不快な現実ばかりを体験しているかのように思えてしまう、そういう風に見られる場合があるかもしれません。しかしそれを体験していてる本人の意識が本当にそう思っているかどうかは別問題となります。一見客観的に他の人から見た時に、いろんな苦しいことがあって大変だねと思ってしまうけれど、本人に聞いてみたら何一つそこには苦しみも悩みも入っておらず元気にごく普通に三次元を体験している、またある人の場合には見た目は同じ三次元の流れだとしても本人はまるで地獄に落ちたかのようにとても辛く我慢できない、毎日不平と愚痴ばかりを言っている現実を体験している、そういう場合があります。

他の人から見た時にはまったく同じような流れを感じたとしても体験している本人の意識レベルがまったく違っているのです。本人は何一つ苦しみを感ずることなく、むしろ喜びを持って三次元を体験している、またある人はいかにも地獄に落とされたかのようにすべてを否定的に捉え、文句と愚痴ばかりを繰り返している、体験している人の意識が違うだけであり、客観的な現実そのものはほとんど同じなのです。

ほとんど同じ現実を歩んでいる、しかし体験している人の意識がまるで違っている、その場合体験している人の意識の状態によって現れてくる現象が違ってきます。常に不平不満、愚痴や文句を口に出している人、そういう人はこれから起こる自分の現実の流れを不平や不満、愚痴や文句というエネルギーで未来をつくっていっております。しかし何一つ苦しみを感ずることなく喜びを持って希望を持って体験していると喜びや希望というエネルギーで未来をつくっていっております。

自分が口に出すこと、行動したこと、表現したことはすべて時の未来のために使われていきます。言葉の一つひとつ、動作の一つひとつがすべて未来に繋がっているのです。したがって、一見見た目の現象が同じであったとしても口から出る言葉がいかにも呪われているような言葉の連続であればその人の未来は呪われるエネルギーで満たされることになります。

しかしその人の口から出る言葉がすべて喜びと希望に満ちたものであればその人の未来は喜びと希望にあふれた未来となるでしょう。自分がどういう未来をつくっているのか、それは今自分がどういう波動を出しているのかに依存するのです。今でも一瞬、一瞬皆さん方はいろんなことを考えております。こうやって私が同じように言葉を出していたとしても一人ひとりの頭の中のエネルギーの出し方がすべて違っているために一人ひとりに現れてくる未来の流れもまったく違ったものになっていきます。

一人ひとり解釈の仕方が異なり、受け取り方が異なり、入ってくる言葉も異なっており、一人ひとりまったく違う側面を感じているのです。自分はどの程度自分の人生を自分の手で変えられるのか、これもよく聞かれる質問となります。すべては決まっているのか、あるいは何一つ決まっていなくて本当に全部自由意志なのか、決まっているのであれば自分がいつどのように死ぬのかを知りたいとか、自分が何が出来るのか何を行なっていくのかを知りたい、そういう質問もたくさんきます。

しかし実際に皆さん方が何を成すのか、何を地球に置いていくのか、それを私たちが教えることはまずありえません。言われたからその通りをやる、そういう生き方は好ましい生き方ではなく、むしろ皆さん方の自由意志に私たちが介入することになり、皆さん方が正しく自分で選択できなくなってしまいます。皆さん方が自由意志を発揮し本当に自分で考えて行動するためには、それらに関する情報は一切与えてはいけないルールになっています。

したがって、本当に皆さん方のことを考えている存在や天使やマスターは皆さん方の未来に関して一言も話すことはありえません。ほんのわずかでもそれを皆さん方に話したのであればもうその瞬間皆さん方はいろんなことを考えてしまいます。私はこれをするために生まれてきた、これだけやっておけば良い、これが私の役割だから他のことには興味がない、もうそういう風に思考が動いてしまうために、皆さん方の自由意志をかなり奪っていることになるのです。

皆さん方の自由意志を尊重し奪わないためには何一つ介入することは許されません。自分は何をやりたいのか、何をやるのか、それらに関してまったく情報を与えてはいけないルールです。しかし多かれ少なかれ皆さん方はいろんなヒーラーたちから自分の情報を聞き出してきたでしょう、自分が何の為に生まれてきたのか、何をすべきか、そしてハイヤーセルフから情報をもらったりマスターや天使から情報をもらってきたでしょう。

それはそれで問題はありません。皆さん方がそういったことを学び、自分ができること、やるべきことを聞いて意識を向け頑張ってみる、私の役割はこれだと思ってどんどん進めてみる、そういった意味で皆さん方をやる気を出させたり、とりあえず輝かせるためにはとても良い働きをしているのです。しかし実際そこで与えられた情報は普通はまったく違う状況と言えるでしょう。

あくまでも今の時点で見た時に必要なこと、今の段階において必要なことが言われたことであり、人生の役割、その人の契約についてふれることはほとんどありえないと思ってください。たとえそうであっても基本的に今自分のやるべきことに意識が集中しそれを一生懸命行なう、そしてしばらくして情報を確認したときにまったく違ったことを言ってくる、それがとても良いことなのです。

以前の情報とは違う情報が入ってきて自分では何を信じて良いのか分からなくなる、最終的には自分で考え、自分で断する、そのためにも言われた通りにやっておけば良いとか、言われたことだけをやるとかいう時代ではなく、常に自分で考え、自分に必要なことを自分で行っていく、ここに戻ってくると理解しておいてください。

自分の事を知るのは確かに難しいことでしょう。自分で自分の情報を引き出すのはとても難しく、また的確に言われるわけでもありません。それだけ皆さん方は広大なエネルギーを身につけており、一言二言で説明できる存在ではないのです。多くのメッセージがすべてを現わしているわけではなく本当に今必要なこと、今やるべきこと、今というところに焦点を当てて話をしていきます。

そうすることによって皆さんは今何をすべきなのか、今自分はどういう位置におかれているのかそれを理解することができます。自分にとって何が重要なのか、自分は何をすべきなのか、そういったことも段々分かるようになっていくでしょう。

Haruyaさんの波動を見た時、あなたの光の中に今とても輝き出している部分の波動があり、これは今までとは違う種類の光を放っております。これまで自分が身につけてきた光は、ある意味では限定された世界での光を使っておりました。ある枠内、ある一つの限定された世界においては今までも十分に学んだことが役に立ち、それで生活することもできたでしょう。しかし最近波動がどんどん急速に変化し、これまでの波動のままではうまく体験することができなくなってきております。そのために新しい価値観に移行していく、新しい考えを必要とする、そういう事態に入ってきています。自分が新しい波動のために何を行なっていくか、自分はどうすると新しい波動に結びつくのか、今までとは違うことをやってみる、考え方を根本から変えてみる、これが必要になります。今までと同じやり方で同じように考えてみる、今まではこういう考え方だったからこれからも同じように考えてみる、もしそういう意識を持っていたのであればそれらを完全に手放す必要があります。考え方そのものをまったく新しいものに変えていく、これまでのやり方を行おうとしても通用しなくなる、それがこれからのあなたの波動になっていきます。そのためには論理的に整然とした考え方、一つの流れの中で自分が理解できる考え方はもう通用しなくなっていきます。それはこれからの社会で通用する考えではないからです。自分には到底理解できないこと、自分の頭では到底分からないもの、それが初めからあるということを前提にしなくてはいけません。いずれ自分がすべて理解しようする、理解できる、分かる、そういう気持ちを持っていくとこれからの流れでは合わなくなっていきます。分からないものを素直に分からない物として認めていく、理解していなくても良いものは理解しないままにおいておく、自分にとって直接影響しないものは影響しないものとしておいておく、そういう意識の使い方が必要になっていきます。すべてを自分の頭の中で理解できるようにもっていく、そういう考え方は一切通用しなくなっていきます。自分の理解できるものだけを理解し、自分の理解できないものは理解できないものとしてただおいておく、そういうことをすることにより自分に必要なものだけが自分に流されていきます。いろんなところを理解しようとして世界を広げてしまうと自分に関係のないものまでが自分に影響してきて、結局理解しなくても良いものに意識を取られマインドを使い、エネルギーがごちゃごちゃになってしまうのです。もし自分がすっきりしたければ自分に必要なものだけを理解し必要な体験だけを行っていく、それを理解するようにしてみてください。

Sayokoさんの波動を見た時、あなた自身の光が今ある一定のレベルに達し、そこで次の段階に向って今少しずつエネルギーを確保している最中と言えます。次の段階のエネルギーの波動に合わせるためには、これまで身に付けてきた波動だけではなく、少し違うやり方で波動を取り入れる必要があります。これまでは自分のやり方で自分の好きなようにしてエネルギーを確保することができました。それが許されていた流れであり、またそれで十分であったとも言えるでしょう。しかしこれから先はそれが通用しなくなり、自分が馴染みのないもの、苦手なものもとりあえず体験をしてエネルギーを身に付けていく必要があります。自分には関係ないと思っておいておいたもの、自分は苦手だからといってそのままにしておいたもの、それが段々通用しなくなり、それでさえも消化し自分のものとして身に付けていく時期がやってきたのです。そうすると体験の仕方がこれまでと少し異なってきます。今までは自分のペースで自分の流れをしっかりとつくり歩むことができました。しかしこれからの流れにおいては自分に違和感があり、自分には関係ない流れだったとしてもでも現実にそこにいる限りにおいては今の現実を体験する必要があるのです。与えられたものはすべて体験していく、こういった意識が必要になっていきます。そうすると自分には必要でない、不要だと思っていた現実が実際には体験すべき現実として現れてきた、自分が身につけるエネルギーとして現象化されてきた、そういったことを理解していくのです。そうすることにより自分はこれからこれまでとは違う流れをコントロールできるようになっていきます。今まで自分ではまったく関係ないと思っていたもの、コントロールできないてと思っていた現実化、自分の手の中でコントロールできるように変わっていくのです。そのためにも自分にとって避けていたもの、苦手と思っていたもの、不得意と思っていたものにもしっかりと目を向け自分のものとして消化していく、取り入れてく、そういった流れに入っていきます。自分の流れにおいていろんな価値観が出てきながらも基本的にはすべてを受け入れていく、常にそういう意識で進むようにしていってください。

Satsukoさんの波動を見た時、あなたの波動の中にあなたを真剣に導き、真剣に一人立ちさせようとしている波動があります。あなたは自立し完全に一人で自分でできるというエネルギーを確保する必要があるのです。これからの流れにおいて自分が自分であるために自分で自分のエネルギーをつくり、自立していく、どうしてもこれを身につけなければなりません。自立というエネルギーがどのようにどうやってつくられていくのか、自立するといっても精神的な自立があれば経済的な自立もあるでしょう。まずスピリチュアル的に自立すること、いろんな存在たちのエネルギーに関与されることなく自分は自分のスピリットのエネルギーで自分自身を守っていく、自分はスピリチュアル的にしっかりと自立する、そのためにはスピリチュアル的に見て自分で主導権を握る必要があります。他のスピリットの影響を受けるのではなく自分が命令をしてスピリットを使い分けていく、自分がコントロールしてスピリットのリーダーとして使い分けていく、他のスピリットの影響を受けるのではなく自分が命令していくこと、それを身に付けていく必要があるのです。そのためには自分のスピリットの強さを理解すること、自分自身が自分の力でスピリットとして生きていく、そういったことを学んでいくのです。そこに導くための存在があなたの中で動き出しており、それに向けていろんな現実をつくり出しております。現実の中で現実に埋没することなくスピリットとして自立していく、そのためにも自分はまず精神面での自立を完成させ、エネルギー的に自分がすべて主導権を握りコントロールしていく、そういったことを学んでいくのです。いろんな人々の中にあっていろんな人があなたにいろんなことを言ってくるでしょう。それぞれいろんなアドバイスを持ってくるでしょう。しかしあなたは心の中で感じているはずです。所詮はそれぞれが勝手に自由に言っているに過ぎないということ、本当のあなたのことを理解できる人は誰もいません。自分のことは自分でしか理解できないでしょう。実際自分が何を行なうのかどこへ向っていくのか、他の人の言葉ではなく自分で見つけること、自分で進む、それを完全に自分のものにしていってください。

Akikoさんの波動を見た時、あなたの波動にこれまでここでずっと言いとおしてきた波動と、今少しずつ変化しつつある波動の二種類の波動が表に出てきています。これまでの波動はあなた自身の本質的に個性に関るものであり、あなた自身がいろんな人々の中でいかに自分を維持し自分の場をキープしながらも柔軟性のある波動でいろんな人の中でうまく流れをつくっていくか、こういった基本的な波動と今少しずつ表に出てきている波動、それはこれまでの波動と相反する波動でもあり、強さをどのようにしてつくり出していくかを常に見ている波動と言えます。これまで自分の強さをどうやって現してきたか、自分なりの信念、自分の感ずるもの、自分が自分と思っているものをひたすら大事にすることを強さと理解してきました。しかしそれは真の強さではなく一度否定されると瞬く間に自信がなくなりすぐに弱さとなって現れてしまいます。つまり強さを保とうとするばかりに弱さもつくり出してしまうのです。常に何か言われた時の恐れや不安、そういったものが同居して絶対的な強さを身に付けることができませんでした。今あなたに現れてきている強さは絶対的な強さであり、弱さを内在したものではありません。常に自分の強さをどのうよに表現していくか、自分の持っている特性はいろんな人々やいろんな環境、いろんなところにいても自分を見失うことなくその場の中で自由に姿形を変えていく、これがあなたの持っている波動でした。そこに絶対的な強さをどうやって現わしていくか、絶対的な強さは姿形にとらわれず常に自分が自分であることを見失わないこと、どのような場にいっても自分は自分であり続けること、これが絶対的な強さになります。そのためには自分がしっかりとしていること、自分が何者でありどこから来てどこに向うのか、これをしっかりと理解していることです。今自分は何を現わそうとしているのか、自分の本質はどういう輝きを持っているのか、今そこに向ってとても重要な流れが出来上がっているのです。これからしばらくいろんなことを体験していくでしょう。それによって自分が何者であり、どこから来てどこに向うのかをはっきりと分かるようになっていきます。自分の役割、流れ、それを見る時に単純にただ面白いこと、やりたいこと、やってみたいことという発想ではなく、むしろ自分がしなければならないもの、自分は本質的にどう維持していたいのか、何を守りたいのか、本質的なことを考えるようにしてみてください。感情的に好きなこと、やりたいことは本質的な波動とはまったく違う場合があります。ただやってみたい、面白そうというエネルギーは本質的なものと一致しないことが多いのです。一般に面白いこと楽しいことは人間の世界で後天的につくられた波動が多く、本質的なものとは違うことが多いのです。自分は本質的に何をしたいのか、どうありたいのか、そこにもっと目を向けていく必要があるでしょう。そのためにもいろんなものに惑わされず自分の感情そのものにも惑わされず常に自分は本質的なレベルで今何をすべきなのか、どうすべきなのか、それをしっかりと考えるようにしてみてください。

皆さん方のこれからの流れに向けて今どのように意識を向けていくかを話してみました。人それぞれ流れが異なり、アドバイスの仕方も変わってきます。しかしだからといってお互いにまったく無関係というわけではなく、むしろそれぞれ複雑に、巧妙に関係し合っています。お互いにいろんな意味で体験し合うことにより成長していくようにつくられているものもあります。必ずいろんな人がお互いに関与していること、身近な人がお互いに関与していること、そして相手の成長と自分の成長、両方がそこに入っていること、それを理解しいろんな人との関係の中できっちりと自分を成長させていく、常にそういう意識を持つようにしてみてください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


A目に見える現象よりも心の平和を

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。皆さん方のこれからの流れにおいて今一瞬、一瞬の思いが未来をつくっていく、今に生きるということは今一瞬、一瞬を楽しく、豊かに、そして幸福に生きることが、そのままこれからの流れも幸福に導いていく、すべては今にかかっているということが話されております。日本において今いろんな事件が起こっている、自然災害、また人的な事件、これらが毎日のように目から耳から情報として入ってくる、社会がいかに住みにくくなっていくのか、自分たちの環境がどんどんおかしくなっていく、そういう風に理解するやり方もあるでしょう。しかしあまりそこに意識を向けすぎると今が楽しくなく、満足できるものではない、結果的に未来が楽しくなく満足できない未来がつくられていく。そういったことを考えるといかに事件や災害が多く耳に入ってきたとしても心の中は常に豊かであり、平和であり愛に満ちた状態を保っておく、たとえいろんな事件や事故が多発したとしても心の中では常に平和な状態を維持している、これが一番のポイントになっていきます。

したがって、ニュースそのものが否定的であるかどうかはその人それぞれの心での受け方によって変わってきます。仮に事件が多発し今よりも悲惨な事件が一杯出てきたとしても日本に住んでいる人全員が心の中が平和であり、誰一人不快感を抱くものがなく、誰一人否定的なエネルギーを出すものがいなければ未来はとても明るい未来をつくり出していくでしょう。

したがって、今自分たちが目にしている事件や事故が自分に何を教えようとしているのか、そういった不幸な事件が一見多発して現象化してきたとしても自分自身が否定的な思いを抱かなければそれ以上否定的な未来は起こりえない。ではそこで不幸な目に合っている人、事故に遭っている人、事件に巻き込まれた人がいたとしても自分は無視してただ単に楽しいこと、喜びを考えていれば良いのか、またそういう問題が起こることになります。

どんなに不幸な人、幼い子や女性達が悲惨な目に遭ったとしても自分は何も感じず、ただ楽しい波動を出していけばそれで救われるのか、やはりそれだけでは救われないという現実が起こってきます。いろんな苦痛に満ちた人がいたとしても誰一人助けるものがなくそのまま命を失っていった、こういった現実がつくられていくからです。

したがって、困っている人、悩んでいる人、災いに遭っている人がいたらやはり心から助けてあげる、何とかして命を救おうとする、光を与えてあげようとする、こういう気持ちは必要なのです。しかしその時に可哀想だからとか、不幸だからとか、困ったからとかいう思いではなく、単純に困っている人がいるから助けてあげる、光が必要だから光を流していく、純粋にそういう気持ちで活動していく必要があるのです。

心の中を平和にするということ、それは苦しんでいる人がいたとしても見過ごしてただ自分だけが喜びの波動に浸っていれば良いという問題ではありません。 やはり困っている人、悩んでいる人がいたら助けてあげる、救ってあげる、これが必要なのです。ただしそこに否定的な思い、困っているとか、まずいとか悪いとか、そういう思いを一切出すことなくただその人のために光や愛や癒しを与えていく、こういったことが必要になります。その辺のコントロールをいかに自分でできるように持っていくか、それが一人ひとり今をちゃんと生きているかどうかの基準になっていきます。今自分は楽しい現実をつくっているか、何でもかんでもただ楽しければ良いとして世の中にいろんな事件が起こっても無視して自分だけ楽しい思いを維持していく、それでうまくいくわけではないのです。やはりいろんな悩んでいる人、困っている人がいたらその人のために何かしてあげる、そういったことが必要なのです。

それらの関係の中で自分は今何ができるのか、自分はどういう未来をつくり出しているのか、自分の心は平和で愛に満ちているのか、そういったことを考えながら一瞬、一瞬をつくり出していってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2006 CentralSun
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