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2007/9/3■月曜交流会から

ライトワークと金銭

@お金儲け

私はお金儲けというエネルギーです。お金儲け、どんなエネルギーだと思いますか。もちろん人間がつくったエネルギーであり、でもとても巨大であたかも巨大な生命体のように動き出しております。このエネルギーはこの地球の至る所に現れることができ、お金儲けを少しでも考えるとすぐに繋がることができます。

この世界中のほとんどの人間に繋がることができます。繋がることができないのはまだお金を知らない小さな子供たち、もうお金とは縁のない生活をしている人、そういう一部のものは繋がることができません。ほとんどの人はすぐにでも繋がることができます。もちろん会社の経営者、販売関係、常に経済の動きを見ている人、私たちの大好きな人間たちです。

彼らは常にどうすればお金を儲けることができるか、これはお金儲けに使えるかどうか、お、これはいけそうだ、そういう気持ちを持っており、そこを少しくすぐると、すぐに進めていきます。私たちは人間が喜ぶのが大好きです。お金儲けをしようとして投資をする、投資した分見返りがあると人間はとても大きな喜びを感じます。その喜びのエネルギーを私たちはもらっているのです。

人間がお金を儲けて良かった、そういうエネルギーを私たちも共有しているのです。したがって、人間が儲ければ儲けるほど私たちもどんどん大きくなっていきます。しかし中には儲けようとして逆に失敗してしまうもの、損をしてしまうもの、破壊に繋がってしまったもの、そういうものたちもいます。

そういうエネルギーのものたちは、私たちと別の方向で活動しています。皆さん方に恐らく理解できないかもしれませんが、お金儲けをしようとして儲かる人、損をする人、どこで違ってくるか。私たちのグループ、つまりお金を儲けて嬉しいというエネルギー、私たちはそれをエネルギーとして生活しています。

したがって、私たちに繋がっているものはお金儲けをしようとしてお金を儲けることができます。別のグループに損をしてしまった、失敗した、やるんじゃなかった、そういうエネルギーを頻繁に出す人がいます。その失敗したというエネルギーをエネルギーとして食料にしている存在がいます。

私たちはお金を儲けて嬉しいというエネルギーをもらっていますが、損をした、失敗したというエネルギーをもらっているものもいるのです。この失敗をした、損をしたというエネルギーの集まり、そのエネルギーにしっかり繋がっているものはビジネスで頻繁に失敗を行なうことになります。

しかしどちらかのエネルギーで分かれるということはなく、ほとんどの人が両方のエネルギーを身に付けています。儲けて嬉しいというエネルギーと失敗して残念だというエネルギー、両方に繋がっています。しかし本質的にどっちがよく繋がっているか、自分がどっちのエネルギーをより支配的に受けているか、それによって傾向が変わってきます。

一般によく失敗をする人は初めから悲観的な考え方で物事を企画したり、進めていく場合があります。そういう人は初めから本質的に失敗した、損をした、そういうエネルギーの集まりたちに繋がっているために、わざと失敗させて失敗したというエネルギーをもらうことになります。

ではある人がビジネスを始める時、成功するのか失敗するのか、その人がしっかりと計画を立て準備を行ない、ちゃんとした手続きをとって進めていけば成功するはずではないか。しかし実際にはビジネスはやはりエネルギーであり、生き物であり、物質的なものだけでは解決することはありません。

失敗のエネルギーに繋がっている人はどれだけ用意周到に準備を進めても失敗の方に進んでいく場合があるのです。では常に楽観的にすべてうまくいくことを信じておけばビジネスはうまくいくのか。ここが難しいところであり、単にマインドのレベルや心のレベルで楽観視したからといってエネルギーが変わるわけではありません。

頭の中、考えの中だけがそうなっているだけであり、自分に繋がっている存在が変わるかどうかは別問題になります。では繋がっているこの金儲けのエネルギーは皆さんのどこに繋がっているのか、少なくともマインドではなく、単なる考えではありません。これは皆さん方の心の中に富の器があり、富の器の形態によって変わってきます。

皆さん方の富の器をどのように日頃使いこなしているか、その使い方により富の器の形式が変化していき、それによってお金儲けのエネルギーの繋がり方が変化していきます。富のエネルギー、これは他人を豊かにさせるエネルギーであり、あくまでも自分から他の人の富の器に流れていく、あるいは他の人が富の器に富のエネルギーが入りやすいようにしていく、これが富のエネルギーの使い方であり、あくまでも他の人が豊かに、喜びに満ちた心に変わっていくように自分が活動する、そうすれば自分の富の器は光輝いていき、自分も豊かなエネルギーに繋がっていきます。

逆に他人の富を奪い取って自分の中に持ってくる、他人の富をうらやましがったり、嫉妬をしたりして自分も手に入れたいと思う、こういう思いは富の器を歪ませることになり、自分は正常なエネルギーに繋がることはなく、それにより損をする、失敗をするというエネルギーに繋がりやすくなります。

いわゆる借金の多い人、お金がとにかく出ていく人、これは他人の富の器を壊したり、歪めさせている結果自分の富の器が歪んできた為と言えます。自分の富の器をどのように素晴らしいものにしていくか。本当に他の富を願い、他の人が豊かに、他の人がより大きな喜びに入っていくように自分が行動すると、結果的に自分の富の器が美しくなり、自分が富に繋がるようになっていく。他人の富に対してうらやましがったり、あるいは盗もうとしたり、自分のものにしようとしたりすると、たちまち自分の富の器は歪んでいき、自らを落とし入れることになります。

他の人の幸せを常に願う、他の人の富を常に願う、これが皆さん方の富を豊かにする方法と言えます。今皆さん方は金銭を使う社会で生活をしています。何をするにも金銭がなければ進むことができません。毎日の生活にしても毎日の学びにしても金銭が必要となる、そういう社会で生活していると金銭を得ることが当たり前であり、金銭を得るための方法を皆で考える、より多くの金銭を手に入れようとする、こういう意識になっていきます。

しかし金銭を前提にした意識を身に付けていると、逆に金銭に自分の生活が束縛されることになってしまいまいす。自分がすべてを金銭で考えてしまうために、現実にすべてが金銭を伴う生活になってしまうのです。金銭に束縛されない意識を持っていると、現実に生活は金銭に束縛されない生活に変化していきます。

金銭に束縛されない生活、つまり必要な時に必要なものがやってくる、必要な時に必要なものが与えられる、こういう生き方になるのです。皆さん方はまず金銭を獲得し、獲得した金銭の中で物質や他のものに転換させる、こういう発想を持って生きています。そのためにまず金銭を獲得する、逆に金銭がないと不安で不安でしょうがない、毎日の生活が不安になってしまう、そう思えば思う程金銭が中々入ってこなくなります。

不安そのものがエネルギーの流れを留めてしまい、富の器への流れそのものも止める働きをしてしまうのです。不安や恐れ、心配、これらはすべてのエネルギーを止めてしまうために、どのような場合においてもエネルギーが流れなくなってしまうのです。もし金銭のエネルギーを流したければエネルギーが流れる意識のあり方、前向きで肯定的で他人が喜びを持つこと、他人が光に近づいていくこと、それを思っていくとエネルギーが流れるようになり、結果的に金銭のエネルギーも自分の富の器の中に流れることになります。

一般に金銭の無い人ほど不安や恐れを強くするために、余計に金銭が入らなくなっていきます。金銭を手にしているもの程考えが肯定的になり、余裕ができて、余計に金銭が流れやすくなっていきます。そのために金銭を手にするものは余計に金銭が手に入り、金銭を失うものは余計に金銭が離れていきます。

今の社会は富めるものと富めないものの両極に分かれつつあり、日本もこれからどんどんそのように分かれることになるでしょう。金銭を手に出来るものはどんどん手にし、金銭を手に出来ないものはどんどん失われていく。社会自身が不安になればなる程、否定的に思うこと自身が普通になり、普通の状態で金銭のエネルギーも流れなくなってしまう。もし皆さん方が豊かに金銭のエネルギーを流せるようになりたいうと思うのであれば、どのような状況にあっても自分自身の体のエネルギーを流すようにしておくこと、常に前向きで肯定的に他人の喜びを願う意識のあり方、他人が成長する意識のあり方を身に付けることです。

基本的にビジネスをしようとする時、お金を支払う側とお金を受け取る側、二つに分かれてきます。そして支払う、受け取る、そのエネルギー交換の中で様々な変化が起こっていきます。お金を支払うにしても受け取るにしても、そのお金そのものが光で満たされ、喜びで満たされそのエネルギー交換によってお互いが喜びになること、お互いの流れが光の方向へと行くこと、それを信じていればその取引はとても良い現象として光を放つことになります。

しかし少しでも自分に利益が多いように、自分が得になるように、そういう意識を持っていると、その取引は正常ではなく、不公平な取引として場がつくられてしまい、それは必ずいつか自分に戻ってくることになります。わずかでも自分が得をしようと思った取引において、それが戻ってくる時、自分が損をするという経験を感ずることになります。

したがって、常に相手が喜びを感ずるように、取引そのものがお互いに良い結果をもたらすように、そう願っておくだけで、それは自分に変に戻ってくることはなくなります。金銭のエネルギーについては多くの人が自分なりの信念を持ち、自分なりの哲学で使っております。しかしほとんどは自分でつくり上げた理論であり、自分にしか当てはまらない理論でもあります。

自分にしか当てはまらないものは必ずしもいつの時点においても当てはまるというわけではなく、段々時期が過ぎると自分にも当てはまらなくなっていきます。いわゆるサイクルがあり、そのサイクルの範囲内においてはうまくいくかもしれませんが、サイクルが変わり、エネルギーが変わると、もうそのルールが当てはまらなくなったりします。皆さん方の生活の中で何かサイクルが変わった、波動が変わったと感じた時、必ずそういうエネルギーの種類の変化も起こされてきます。

これまで通用していたルールが急に当てはまらなくなったり、これまでのやり方が通用しなくなってくるのです。そしてそれは自分にしか分かりません。自分だけのルールであり、自分で体系化していたルールが自分に当てはまらなくなる、そういう変化となって現れていきます。

この金銭、お金儲けのエネルギーに関しても一人ひとりとの繋がり方がまったく異なっているために、一人ひとりいろんな側面のお金儲けの波動を学んでいることになります。そして最終的に自分の利益だけを考えていては、破壊にしか結びつかない、他人の喜び、他人の利益を考えてあげると自分が大きく成長していく、自分の富の器が大きくなっていく、それに気が付いてきます。

したがって、金銭というエネルギーそのものは他人を喜ばせる道具であり、他人の心を豊かにする道具なのです。自分を豊かにしたり、自分の欲しいものを手に入れるためのツールではありません。他人のために用意されているのが富の器であり、また金銭のエネルギーなのです。したがって、他人を意識していない限り金銭のエネルギーはコントロールすることはできません。常に他人の喜びを、他人の幸せのために金銭がある、富の器がある、それをしっかりと理解しておくようにしておいてください。


Aビジネスと富の器

私はビジネスという世界でいろいろ活動しているエネルギーです。ビジネスという世界において様々なエネルギーが関与しています。基本的には取引というエネルギーが先にあり、お互いがエネルギー交換をする、これがまず根本にあります。お互いに必要なものを交換し、自ら望むものを受け取る、お互いが必要なものを交換する、これがまず初めにありました。

しかし金銭の制度が出来上がってから、お互いの必要なものを交換するというのが金銭というエネルギーを媒介することによって行なう、こういう風に変化してきました。つまり初まりはお互いの必要なものを交換するというエネルギーであり、お互いが交換して大丈夫というものを納得してエネルギー交換を行っておりました。

金銭が出来て以来、同じ金銭のもの同士を交換するという波動になり、お互いの交換する物を金銭というもので計ることになりました。その時点で物を金銭と照らし合わせる、物を金銭という単位で考えていく、そういうエネルギーがやってきて、すべてを金銭で照らし合わせるという世界が出来上がってきました。

今そういう意味で身に付けているものや、そこにあるもの、すべて金銭というものに変換させる意識になっていて、いわゆる高価なものを身に付けている人、普通のものを身に付けている人、いろんな価値観がそこに現れてきています。人々の心は少しでも豊かなものを身に付けよう、少しでもいわゆる裕福で、高い意識レベルの生き方にしよう、そういう風な傾向に向っております。

金銭の対応において高いレベルの生活をする、それを目標に行動している人がおります。そうすると物事の本当の価値観が金銭をベースにして考えるようになり、自分にとって本当に必要なもの、自分にとって大事なものが分からなくなってきているのです。ましてや金銭に交換できないものは取引そのものができなくなり、お互いのエネルギー交換が不可能になってきています。

こういうビジネスの世界において皆さん方の意識がどうこれから変化していくか、金銭をベースにした世界から金銭に束縛されない世界へと切り替わる、そのためにはどのような変化が望ましいか。今のようにすべてを金銭で考えている時代においては、まず金銭を前提としてそことの交換で物質を手に入れることになります。

しかし金銭がどんどん変化していき、これから世界中の国々がもっともっと繋がりを深くし、世界が一つになる頃には、国毎の貨幣制度の違いが吸収されていき、もっともっと金銭の感覚が共通のものに変化していきます。当然、人によって必要性が異なるために、同じものでも交換する金銭が人によって違うという仕組みが出来上がってきます。

今は単純に一つのものに対して金銭は一つという形態になっていますが、世界が一つに進めば進む程、その物の金銭の価値観が相手によって変化するという状態になっていきます。相手というのは民族や国、年代、男性か女性か、専門職か一般の人か、それぞれによって金銭の感覚が異なるために、いわゆる金銭の交換そのものも変わってくるのです。

そこでお金儲けを考えようとする人はできるだけ効率の良い儲けをしようとするでしょう。安く買って高く売れるようなことを考えていく、当然そういう人も増えてきます。しかし先ほど述べたように、富の器は相手を喜ばせる波動と一致している為、自分が儲けようとすると実際には自分の富の器が歪んでいき、自分から富がもれることになります。

したがって、これからの時代において相手によって金銭の交換が異なってくる、そういう時に自分がどれだけ儲けるかとか、得するかということを考えずに、ただ相手の平和のために相手の幸せのために金銭との交換を行なう、それに徹していくと自分も相手も幸福に満ちた生活をすることができます。皆さん方がこれからの流れにおいて少しでも金銭のエネルギーと良い関係をつくり、そして富の器が素晴らしいものになるようにしていただければと願っております。


Madokaさんの富のエネルギーを見た時、あなたの富の器は、あなたのこれまでの長い歴史においてつくられており、今の自分の感覚だけではすべてをコントロールすることができません。しかし基本的には他人の幸せを常に考えているために、富の器が歪んで富がもれるということはまず起こらないでしょう。しかし今の富の器の場合は、まだまだ一気に富が増えるという器でもなく、ある程度自分が意識してもっともっと他の人のために他の人の幸せのために何かを行なう、あるいは自分の富のエネルギーを使う、そう意識することによって他の人の富の器を刺激し、そしてその刺激した分だけ自分に戻ってくるという段階にあります。したがって、今の段階においてはできるだけ他の人の富の器が大きくなること、他の人の心が幸せになることを願って行動する時、自分の富の器も同じように大きくなっていく、そういう時期と理解しておいてください。

Fumiyaさんの富の器を見た時、あなたの富の器は、あなたの意識とかなり繋がっており、あなたの意識に応じて非常に変化しやすい状態になっています。この富の器はあなたの意識において変化しやすい部分と、本来の富の器のままであなたの意識に左右されない部分からなっており、あなたは自分の意識で変化できる部分を自分の富の領域と考えているようです。しかしまだあなたの意識ではコントロールできない富の器があり、それをあなたにはまだ理解されていない現象をつくり上げていきます。あなた自身の理解している富の器はあなたが日常生活で意識している部分と理解して良いでしょう。しかしまだ理解されていない富の器の部分、これはあなたが本質的なところから富の原理、金銭の原理の意識を変えない限り、この部分に変化を起こすことができないと言えるでしょう。基本的に富のエネルギー、金銭のエネルギーは他人を幸せにするために、他人の富を大きくするためにあること、他人の富と繋がらない限り自分の富の器も変わらないのです。他人の富の器に刺激を与えることができた時、初めて自分の富の器が変化していきます。今のあなたはまだ自分の富の器だけに意識を向けているために、他人の富の器が自分に戻ってくるという回路が出来上がっていません。今後の自分のやり方において他人の器と自分の器の共通点、及び繋がりの部分、エネルギー的な仕組み、そこに意識を向けるようにしてみてください。

Kimioさんの富の器を見た時、あなたの富の器は、これまでにも何度か述べたことがあるかもしれませんが、あなたの意識の段階においてかなり変化してきており、今は自分の意識のレベルでかなり扱えるようになってきています。しかし自分の奉仕ということと富の器との関係において悩んでいるところがあり、純粋なビジネスとしての富の器をつくるのか、奉仕としての富の器をつくるのかで少し混乱している状況が見られます。奉仕ということをどう考えるか、ビジネスと奉仕を両立できるかどうか、ビジネスとしての富の器と奉仕としての富の器は同じものかどうか、ここのところの悩みがあるようです。もちろんあなた自身の富の器は両方含めたものであり、あなた自身の解決策や答えが用意されているでしょう。今の段階においてはあなたが自分の力でそれを解決し、そして整理できた時、奉仕とビジネスというものの関係を理解することができた時に初めて本当の自分の富の器が完成することになります。今はまず富の器にしても、ビジネスとしての器、奉仕としての器それぞれ極めることが必要です。ビジネスに徹した場合どこまで自分の信念が通用するかどうか、奉仕としてみた時、どこまで奉仕だけでやっていけるか、そして富とビジネスと奉仕がどのように結びつくのか、それを自分なりに答えを見つけ出すようにしてみてください。

Akikoさんの富の器を見た時、あなたの富の器、あなた自身の富、あなたはいろんなところに富を感ずる波動を持っており、あえて富という意識を他の人程強くは持っておりません。そのために富に執着する波動はそれ程近づいてはおりません。しかし逆に富という意識が弱い時富はやってきません。日本的には執着がなければ富がやってくる、意識しなければ富がやってくるという思いを持っている人が多いようですが、やはり富は意識しないと入ってきません。しかしその意識の向け方が他人の幸せを願う、他人が富に溢れることを願う、それによって自分の富の器が刺激される、この他人の富の器を刺激させることが必要なのです。あなたはその意識がないために自分自身の富の器も刺激させていないだけのことなのです。何でも欲がなければ良いというわけではなく、他人を幸せにするという思いがない時は自分も幸せになれない場合があるのです。その関係も少し理解するようにしてみてください。

Atsukoさんの富の器、あなたの富の器、あなたはとてもしっかりとした富の器を形成しています。この富の器は信念が入っており、自分の信念に沿って富が動いていきます。ある意味ではビジネス的な富の器であり、交換する、お互いのやり取りでエネルギーが交換されていく、そういうルールが成り立っています。その面においてはしっかりとつくられているために、いわゆる大損をしたり、失敗するということはないでしょう。しかしやはり奉仕、他人の器をどこまで大きくできるか、他人の器のために自分の器をどう使うか、そこの部分が少し弱くなっているのです。もしそれがしっかりと備わってくれば、あなたの富の器はもっともっと柔軟性に富み、相手に応じて富の器自身が変化するという状態をつくることができるでしょう。自分自身の富の器の意識、他人の富の意識、そこに意識を向けるようにしてみてください。

今日はビジネス、お金儲けについてのお話しをしていただきました。皆さん方が学びを重ね、社会で活動する時、やはり金銭が付きまとい、日常生活において場合によっては大きくかぶさってきて身動きできない場合もあるでしょう。しかし人々それぞれ富の器があり、また自分で器を変えることができる、その原理を理解すれば自分の意識でいくらでも乗り切ることができます。

神は皆さん方にいろんなツールを与え、皆さん方が不幸になるためだけの仕組みを与えたわけではありません。必ずそれを解決できるツールが与えられています。ただほとんどの人はそれに気がついていないだけなのです。金銭に関しても実際には多くの人、ほとんどすべての人が金銭的に豊かになることは可能なのです。ただ一部のものが自分だけ大儲けしたい、自分だけ良い目に遭いたいという思いを出しているために、結果的にそのエネルギーが現実化し、一部のものだけが富を得るという状態になっているのです。

皆さん方はやはり多くの人が幸せになるように、自分の周りの人が皆幸せになるように常にそれを信じて富の器を使い、富のエネルギーを使えるようにしていってください。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。


Bライトワーカーと金銭

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。スピリチュアルな世界におけるビジネスという展開を考えた時、日本人の中にはよく混乱を起こす人がたくさんいます。いわゆる神聖な神という領域において金銭を受け取ることは、これは野蛮ではないか、あるいは道徳的に反するのではないか、こういう考えが古代からあり、また実際古代の日本においては金銭のやり取りを行なうことはほとんどありませんでした。

しかし社会はその時々の時代のエネルギーで動くために、今の社会において金銭を経由してエネルギー交換を行なうという行為そのものは悪いことではありません。ただ神のような神聖なるエネルギーを金銭に置き換える時、果たして置き換えられるかどうか、神聖なる波動を金銭に変換する時正しく変換されるかどうか、こちらの方が大きな問題となります。

いわゆるヒーラーとして一人立ちをする時、基本的には同じテクニックであれば、誰から教わっても、誰から受けても同じ波動である、そのためにセッションの料金は一律に統一価格にする、これが今の皆さん方のビジネスの世界で行われているやり方になります。しかしではそこで流されるエネルギーは皆同じなのかどうか。実際には一人ひとりやはり能力の差があり、器も違い、エネルギーのコントロールの仕方も異なるために、やはり流れるエネルギーも違うというのが皆さん方、経験的に理解されていることでしょう。

エネルギーが異なるのであれば、本来、神のエネルギーは金銭では統一に計れないことになります。では金銭とは何であるのか。エネルギー交換を金銭で行なう時、ヒーリングのエネルギーや効果そのもので金銭と交換するという考えを捨ててしまった方が良いでしょう。あくまでもヒーラー、あるいはセッションするライトワーカーが一時間なり、一時間半なり、二時間という時間と空間をクライアントに提供する、その与えられた時間と空間をクライアントがそれに対応する金銭を支払う、単にそういう時間に対して金銭を払っているという意識の方がお互いにすっきりするものと思われます。

つまりライトワーカーであろうが、神のエネルギーを使おうが本来関係なしに、自分がクライアントに対してどれだけ奉仕の時間を割いたか、どれだけ空間を割いたか、それを金銭と交換している、そう思うのであれば一定の時間に対して一定料金を行なう、それをある程度お互いに納得できる考え方と言えます。

しかし当然そこで行われるセッションそのものが極めて高度なもので、実際にそれを行える人がわずかしかいない、極めて高度で的確に効果のあるエネルギーを降ろし、クライアントが確実に良くなるテクニックを身に付けている、そういう場合には統一の金銭ではなく、やはりそれなりの少し上乗せした金額を付け加えたとしても誰からも非難されることはないでしょう。

そういった意味でライトワーカーがセッションを行なう、ビジネスを行なう、セッションしたことに対して金銭を受け取る、それ自体は基本的に悪いことではありません。自分なりに信念を持ち、その信念の範囲内で受け取りを行なう、エネルギー交換を行なう、そして基本的にクライアントのために、相手のために奉仕をし、自分は時間と空間をクライアントに捧げている、そういう意識がしっかりともたれているのであれば、それは正式なエネルギー交換として十分に機能していきます。

ここで先ほど述べたように少しでも儲けてやろうとか、得をしよう、効率良くやろう、いろんなことを考え、自分だけが儲けようとか、クライアントよりも少しでも得しようという意識を持った時には、それはたちまちにしてエネルギー交換がうまく交換されず、器にゆがみが出てきて、結局自分から金銭がもれることになってしまいます。

あくまでも相手の富の器が大きくなるように、相手の体が健康になるために、相手が豊かなエネルギーになっていくように、それを願うことによって初めてエネルギーが流れ、お互いの富の器が美しくなっていく、その原理はすべて同じであり、またそれだけをしっかりと守っておけば対象が物質であろうが、スピリチュアルなエネルギーであろうが、結果はまったく同じであるということを理解しておいてください。それでは今日はここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2007 CentralSun
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