前へ戻る
2007/10/22■月曜交流会から

愛の波動を次のステップへ

@感情とそのコントロール

私たちは愛の管理者としてお話をいたします。皆さん方のお話の中で人間同士の愛についての議論がなされておりました。人間がお互いに共同生活を営む、その時に浮き上がってくる個性、感情、こういった問題をどのように処理していくのか。皆さん方の今の進化のレベルにおいて感情を扱うということがとても大きな割合を占めております。

日常生活のかなりの部分が感情の問題に関係をしております。そして多くの人が自分の感情についてはこれは当然のことであり、自分そのものであり、これを否定することはほとんどありません。それに対し他人の感情についてはほとんどが自分とうまく合わなければ何とか相手に処理してもらいたい、コントロールしてもらいたいという発想が出てきます。

自分自身の感情に関してはほとんど抑えることができません。頭で理解していたとしても感情は頭で理解してコントロールできるものではなく、また頭で考えて出しているものでもありません。むしろ頭ではコントロールできないものを感情としてつくり出しています。頭でコントロールできるものはすべて知性の範囲内に含まれてくるからです。

したがって皆さん方自身は、知性のレベルではコントロールできない種類を感情として学んでいることになります。まず自分自身の沸き起こってくる感情、これを自分で処理できないうちは他人の感情に関してとやかく言うことは一切できません。自分の感情について自分で理解し自分と向き合わない限り他人の感情に関して論ずることはできないのです。

自分の心から沸き起こってくる感情、ただ単にもうそれは気に入らない、それは自分のやり方とは違う、自分のスタイルではない、そのように自分の生き方、自分のこれまで行ってきたスタイル、それと相手の行っているもの、そこに食い違いが出てくる。それは自分のやり方と違うと自分はそれに不快感を感ずる。この不快感、これを感情として理解していきます。

自分の持っている自分のスタイル、自分のやり方、この自分のスタイル、それにほとんどの人が執着しており、またそれこそが自分だと思い込んでいます。何故自分の感情をコントロールできないのか。むしろコントロールできないものを感情として先ほど説明しました。何故コントロールできない感情というものをつくり出したのか。

感情そのものがつくられた理由がそこにあります。感情はコントロールするものではなく、お互いの人間関係をつくり上げるためにつくられた仕組みです。どの感情にも必ずエネルギーの特性があり、それが別の感情と引き合うようにつくられています。優越感と劣等感、コントロールする側とされる側、必ず別の極性の感情があり、これがお互いに引き合っていきます。

そして自分と極性の違うエネルギーをもったもの同士が自分の周りに集まってきます。極性の違う感情がお互いに出会うと、この感情のエネルギーがお互いに結び合って、そこで感情がなくなるためのドラマが展開されていきます。こうやって自分は他の人と出会う、人間関係をつくるという現象がつくり上げられていきます。

つまり感情があることにより他の人との出会い、他の人との交流、他の人と一緒に何かを演ずるという場がつくられていくのです。もし感情がなければ他の人に興味を持つことはほとんどないでしょう。他の人といがみ合うことがなければ喜びを感ずることもないでしょう。他の人との不快感をまったく体験せずして喜びだけを体験するということは宇宙にはないのです。

人間関係、これを引き合うものとして感情がある、というのであればお互いに離れていく、お互いが反発する、そういうエネルギーも当然あります。必要なエネルギーを持っているもの同士が引き合い、そして学びが終わればエネルギーは消えていく。その間でお互いの人間関係をどのように味わっていくのか。それが感情の使い方になります。

感情はお互いの人間関係を進めるために、人間関係を味わうためにあるもの、しかし残念ながらほとんどの人は感情のエネルギーがお互いのプライドを傷付け合ったり、コントロールしようとしたり、お互いの嫌なところを見せ合ったりして、むしろ人間関係を悪化させる流れへと導いていきます。

これは感情の初歩の段階に起こるテーマであり、あくまでもまだその進化レベルにしか過ぎないということを理解しておいてください。これからさらに感情についてのエネルギーが変化していき、ただ単に不快感を出し合ったりするのではなく、本当に受け入れ、許し、むしろ味わっていく、楽しんでいくという方向へと変化していきます。

しかし今の皆さん方の普通の進化レベルにおいては確かに難しいでしょう。それは知性、あるいは知識でつくられた判断が支配しているからであり、つまりお互いの人間において相手をコントロールする、相手を自分のものにする、自分の言う通りにさせる、このエネルギーが強いために感情は相手を征服した喜び、あるいは征服される喜び、言う通りにするとか、そういう支配欲から起こされてくる感情があまりにも多いからです。

しかしこの判断がどんどん変化していき、知性よりも本当に生きることの喜びを身に付けてくる、人間関係を楽しんでいく、生きている毎日を喜びと感じていく、こういう働きが増えるに従い、感情を喜びとして受け入れることができるようになります。そしてまさしく今それに向っている段階であり、いわゆる皆さん方がインディゴと読んでいるものたちは、そこに向うための鍵を持っております。

いわゆるこれまで知性で人間を判断していた生き方から、もっと心から喜びを感ずる人間関係、お互いで喜びをつくり上げる流れへと変わっていく段階なのです。これまでの人間関係、どちらかというと支配のエネルギーの中で、階層構造の中で家庭があり、親戚があり、あるいは政府にしても、それぞれの市町村の仕組みにしてもすべて権力をベースにした階層構造で成り立っていました。

そのために人間関係そのものが階層構造の支配のエネルギーの中でつくられているために、どうしても複数の人が集まると誰かが誰かをコントロールするというエネルギーで流れていきます。そのためにコントロールされる側がとても不快に感じ、人間関係そのものが辛くなり維持できなくなっていくのです。

しかしその時代はもう終わりを告げようとしており、社会そのものに支配関係のエネルギーがどんどん薄くなってきています。以前のように権力を中心とした階層構造の組織がどんどん消えていき、あくまでも別のエネルギーから個々の集まりの状態へと変化を進めております。そうすると人間関係は支配する、支配されるというコントロールのエネルギーではない別のものとして動き出していきます。

そうすると人間関係は支配関係ではなく全然別のエネルギーからつくられていき、人間関係を楽しんでいく、喜びをクリエーションしていく、そういう流れへと進んでいきます。今皆さん方がこういう学びをしているということは、当然そこへ向う学びを進めている段階であり、これまでの価値観から新たなる価値観へと変えていく必要があります。

複数の人間がいた時これまでは誰か権力のあるもの、あるいは力のあるもの、中心的な人、そういった人を中心にして場をつくることができました。それはそれでうまく機能し全体がまとまるという役割もあったでしょう。でもこれからの流れは必ずしもそうではなく、お互いが対等に喜びを分かち合う、どちらかが中心というわけではなくお互いに同じ役割を演じていく、そういう人間関係になった時に本当に相手がいなくては自分も前に進まない、協力し合うことによってお互いが前に進む、そういったことが分かるようになっていきます。

またそうしなければならない理由がはっきりと分かっていきます。そういう時代においては他者をコントロールすることはむしろ自分にとっても逆効果であり、自分自身が進化できなくなるということがはっきり分かっていきます。他を自分の言う通りにさせること自身が自分が進化ができなくなってしまう、それが分かってきた時お互いに協力をし合うようになっていきます。皆さん方もそこに向けて意識を少しずつ変化させ、お互いに協力し合うこと、お互いに愛し合うことの本当の意味を理解し、身に付けるようにしていってください。それではアドバイスをしてみます。


Megumiさんの愛の波動について見てみます。これからの進化の流れにおいて先ほどのようにお互いが協力し合うことにより、お互いが喜びを感ずる愛を身に付けるために、自分の意識をどのように変えていったら良いか。今はいかにも今までの人間の社会のつくり上げたエネルギーが支配的であるために、やはり複数の人間がいる時に何となく自分のエネルギーが邪魔されたり、あるいは思い通りにいかない感覚が感じられているでしょう。これはごく普通の人が感じ取っているものであり、特別にあなただけのエネルギーというわけではありません。こういうエネルギーから新たなる愛へと変わるためには、自分一人ではできないエネルギーがたくさんあるということをまず理解していく必要があります。何らかのエネルギーをうまく処理する場合、自分一人でそれをなくそうとしたり、自分一人で解決しようとしても心の中のエネルギーは一人では消すことはできないのです。しかし他の人とそれこそ話し合ったり、打ち解けあったり、何らかのやり取りをするだけでこのエネルギーが消えていくことがあります。心の中のエネルギーは自分一人で変えることはできませんが、他の人とのやり取りによって消えることができる、それをはっきりと自覚できた時、自分の心の波動を変えるためには他人が必要であるということ、他人との関りによって自分の心のエネルギーが変化するということ、これが分かった時にお互いに愛し合うということが最終的に必要であるということに気が付いていくでしょう。自分なりの意識を心の波動に向けた時自分ではっきりと分かっていきます。そこに意識を向けて見て自分の流れを見ていってください。 

Namikoさんの愛の波動について見た時、あなた自身の愛の波動はあなたの心の中でもいろんな特性を持って人々に現れていきます。あなたの意図しているものとはまったく違う波動として心から出ていく場合があります。時には自分の思っていることとはまったく違う波動で、その波動が周りに広がっていくことがあります。したがって、周りの人はあなたの言っていることとは全然別のレベルであなたの波動を感じたりしていきます。これはあなた自身の持っている特徴であり、頭で考えていることと実際にハートから出ている愛の波動はまったく別のことがほとんどです。したがって、あなた自身が自分から出ている愛の波動を自分の頭で理解することはほとんどできないと思ってください。ほとんど頭で理解しているように見えてもそれは自分の愛の波動はまったく理解していないレベルと思っておいてください。したがって、自分の愛の波動すらも理解できていないために、他の人の愛の波動もほとんど自分では理解に至っておりません。元々愛は理解するためではないということも理解しているために、本質のレベルで愛を理解しようとする思いがまったく沸いていないのです。単に愛はお互いに感ずるもの、感じていることそのものが愛であり、理屈は必要でないこと、それを本質的に理解しているのです。そこにおいてあなた自身は理屈抜きにいろんな愛の波動をただ流していく、しかし多くの人はそれを理屈で理解しようとして、あなたの解釈した理屈と他の人の解釈した理屈が違ってきて、そこでお互いに議論で勝とうとしてぶつかってしまう、相手に納得させようとしてぶつかってしまう、そういう現象が起こっていきます。基本的にどの理屈もすべて本来の波動と違うために、ほとんど議論にはなっていません。もう議論すること自体諦め、ただ単純にハートで感じていく、そういう生き方を身に付けるようにしてみてください。

Kokoさんの愛の波動を見た時、あなたの今の波動のレベルをどのように新しい波動に変えていくか。今のあなたの愛の波動にどこかにどうしても許せないという波動がつくられています。やはり自分と違う波動、自分のやり方や思っていることと違う波動があると、どこかで許せないという波動が出てきて、その波動が相手に何らかの制限を加えていきます。その制限を相手が感じた時にあなたから何か自分が何かをされているような感覚を受けていきます。したがって、自分自身は何も意識的に行っていないにも関らず、相手は何らかの制限を感じているのです。その許せないという波動をまず自分で理解し、それを許すという波動に変えた時にそれは他を生かす方向へと変化していきます。許せないという相手を束縛するエネルギーから、許すという相手を生かすエネルギーへと変化させていく、そうするとあなた自身の波動が次のステップへと移行していきます。この許せないというのを許すという風にどう変化させていくのか。それは自分自身を許すことから始まります。まず自分をよく見つめ、自分の中のすべてを自分で許すということ、自分のすべてを自分で許す、そうすると他人を許せるようになっていきます。まず自分としっかり向き合うようにしていってください。

Keikoさんの愛の波動を見た時、あなた自身の愛の波動を次のレベルへ引き上げるために、今あなたの持っている愛の波動はかなり神聖なレベルでうまく機能しております。高いレベルにおいて相手を信頼し、認め、許すという波動がしっかりと出来上がっています。高いレベルでそれができているために、普通の人間の心のレベルではそれを無視ししても何ともない場合と、つい人間的な心を下のように見てしまう傾向があります。まだそこに至っていない人間を少し下に感じてしまったり、まだそのレベルに達してないものを無視してしまったりするところが出てきます。自分の神聖なる波動が出来上がっているために、そこに至っていなければまだ分からない人、しかし現実には多くの人がまだそのレベルには至っていません。したがってそれが普通の状態であり、むしろ神聖なる高い波動で維持できる人がほとんどいないということ、それを素直に認め、自分自身はすべての人をただそのまま愛していく、そのまま許していく、そういったことを身に付けていく必要があります。あるがままを受け入れていく、あるがままにさせておく、ぜひそういうやり方で自分の次の愛を身に付けていってください。

Hitoeさんの愛の波動を見た時、あなたの今の波動から次の波動へと向う時、今の波動のレベルにおいて自分と他人との違いよりは、むしろお互いの共通点、あるいは理解できる点を探し出そうとし、そこに向かおうとする気持ちがとても強くあります。そのために相手は理解されていると感じ、分かってくれているという感じを得ていきます。これは今の多くの人にとってとても受け入れやすい波動であり、また本当に愛を感じていくでしょう。しかしこれは場合によっては相手の成長を止めてしまう場合があるのです。多くの人は依存してしまったり、自分で自分を強くすることに中々抵抗を感ずるために、安易に楽な道を選んでいきます。そうすると自分の愛を高めることができなくなってしまうのです。優しくすればするほど相手は自分の愛の成長を止めてしまうのです。本当の愛は相手の愛の波動を高めるところにあります。相手の愛の波動をどうやって高めていくか、やはり時には突き放したり無視したり厳しくすることも必要になってくるのです。お互いが気持ち良い段階では中々愛の波動は高まっていきません。自分自身を高めるためには相手を高める必要がある、そういう関係を理解しておいてください。

Yukikoさんの愛の波動を見た時、あなたの今の波動を次のレベルへ引き上げるためには、今自分が身に付けているこの愛、これは多くの人にやはり前に進ませるために、しっかりと自分の足で自立させ、自分で歩けるように導いていく、こういう強さを伴っています。一人ひとりが自分で歩けるようにもっていく。したがって、相手をコントロールしようとするよりはむしろ突き放して自分で歩けるようにもっていく、こういう愛を身に付けています。あなた自身が次の段階にいくためには、自分自身の愛を新しい愛に変化させる必要があります。いろいろ違うタイプの人、つまり厳しくされてそれで強くなる人がいれば、厳しくされ反発してむしろ逆効果になる人もいます。その違いを自分がどう吸収していくか、一人ひとりの違いを一人ひとりに合わせた愛にどう変化させていくのか、すべての人に同じように対応しても、反応が一人ひとり違ってくる、一人ひとりに合わせた対応の仕方をしていく、これが次の段階になっていきます。一見複数の人を同時に目の前にいたとしても、一人ひとりの対応の仕方は一人ひとり異なってくる、そういう愛の現れを身に付けていってください。

Minekoさんの愛を次の波動に高めるためには、あなたは人間そのものにとても興味があり、関心があり、また理解したい、分かち合いたい、何とかその人のためにしっかりとやってもらいたい、いろんな心のこもった愛があります。そしてこれは時には厳しく、時には気持ち良く、巧妙にバランスの取れた表現形態を取っていきます。そのためにあなたがしっかりと面倒を見ている時には相手は確実に成長をしていくでしょう。しかしその波動に合う人は限られた人に限定されているために、すべての人がそのやり方で通用するわけではありません。したがって、すべての人に同じように接しようとしても基本的にはすべての人には対応できなく、そのシステムに合う人しかうまく適応できなくなっていきます。したがって、その愛に対しては特定の人に対してうまく機能し、他の多くの人に対しては他の愛し方が必要になってくる、ほとんどそれに合わない不特定多数の人に対してはその人に対応した愛の仕方が必要になってくる。ではそこまで理解できない人、もう面倒臭くなっている人、もうあまり自分の深いところに入ってきてもらいたくない人、そういう普通の人に対してどのように接していくか、多くの人の心にどううまく入り込んでいくか、そういうレベルの愛を身に付けるようにしてみてください。

Yukari.KMさんの愛の波動を次のレベルへ引き上げるためには、今の愛のレベルはあなたのバイタリティが現れており、相手に対してとても強い波動として感じられる愛を持っております。これは相手にとってとてもそれを受け入れてくれる人と、逆に反発してしまうタイプと二つに分かれていきます。本当にその言葉が自分の成長のために役立ち、困難を克服し自分のために自立できる方向へと行く人と、逆にそのパワーによって押しつぶされてしまう人の二つに分かれていきます。したがって、あなたの次の波動へと向うためには、この両方を生かすやり方を自分がどのように身に付けていくのか。つまりその言葉にパワーに向けてしまう人々に対して、どのような愛の現れ方を出していくか、これがあなたのテーマになってきます。すべての人間が同じように強いわけではなく、むしろ多くの人の心はとても弱いものです。たった一言で落ち込んでしまったり、たった一言で離れてしまったりする。したがって、言葉の一つひとつに意識を向け、その人が本当に立ち直るためにどのような言葉を使っていくのか、そういう意識を持っていくとすべての人が救われるような言葉使いができるようになっていくでしょう。今後の流れに向けてぜひそれを自分のものにしていってください。

Madokaさんの愛の波動を次のレベルへと引き上げるために、あなた自身の波動はとても穏やかでありながらも、時々大きく動き出し、特定の目標に向って急激に動いていくという波動があります。目標を定めるまでは静かに静かに時期を待ちながらも、目標が見えてきた時に一気にパワーを集め、急激に動き出す、こういう力を身に付けております。そしてそのまま愛として現れる時、自分の本当に愛すべきもの、本当に残しておきたいもの、成し遂げたいもの、達成したいもの、そういったものが見えてきた時、急激にそこにパワーをつくり出していきます。これを次のレベルへと引き上げるためには、自分のこのパワーをいかに人間関係の中につくり出し、お互いが喜びを感ずるようにもっていけるか。今は自分の心の中の動きに留まっていて、自分だけの世界になっているからです。これを他の人の間でつくり上げていく、むしろ他の人のパワーを借りてそのパワーを自分のものにしていく、他の人のパワーを使って自分の成し遂げたいことに向って進んでいく、こういうやり方を学ぶと、他の人のエネルギーをうまく使って、お互いで良いものをつくり上げていく、お互いで大きなことを成し遂げていく、これが可能になっていきます。ぜひお互いのエネルギーを自分のためにもうまく使っていく、そういうやり方を身に付けるようにしていってください。

Atsukoさんの愛の波動を次のレベルへと引き上げるためには、あなた自身の本質的な波動、底辺のレベルではすべてを同じように理解し、認識し、扱い、揺れることなく心から感じ取っております。しかし論理的にいろいろ人から判断されたり、言われたり指図をされると心の中の本質的な愛が変化していき、言葉によって愛がどんどん波動が下がっていきます。本質的な愛がどの状態でも絶対に変化しないように、言葉やいろんな状態によって本質的な愛の波動が動かないような揺ぎないものにする、そういう強さが必要とされております。所詮人間関係は喜びを感じようとする流れであり、自分の愛の波動そのものには本質的な影響を与えることはありません。それを変化させているのは自分の意識であり、自分の好みで自分の波動を変化させていきます。したがって、言葉や周りの現象に左右されることなく、自分の愛の波動の本質的なものをそのままでい続ける、そのままで他を愛していく、常にそれを意識し、底辺のレベルではすべてを愛している、ぜひそれを確固たるものにしていってください。

Akiraさんの愛の波動を次のレベルへと引き上げるためには、あなたの愛の本質的なところは、協調性や和、喜び、そこに意識が向いているために、とにかく気持ち良く和みがあり、和がある、これを最終的なものに見据えております。そのために傷付け合う、差が出てくる、乱される、こういったことに敏感になっており、和を乱すものに対して特別な感情が動いていきます。この感情、これそのものが愛の波動を下げていきます。したがって、和を乱すもの、そういったものがあったとしてもそれ自身を許していく、どのような乱す要素がやってきたとしても、それ自体を喜びとして感じていく、この意識を身に付けた時、どのような状態でもすべて和として受け入れる波動が出来上がっていきます。 つまり自分にとって気持ちの良い物だけでつくられるものが和ではなく、むしろ和を乱すものや破壊するものもすべて和の中に入れてしまう、そういう和を理解するようにしてみてください。

Sayokoさんの愛の波動を次のレベルへと引き上げるために、あなた自身の今の愛の波動を新たなる波動に持っていくためには、心の中に抱えている自分自身の思い、感情、本質的に持っているもの、これを自分でしっかりと見つめ、自分自身でその感情を認める必要があります。自分の心の中にどういう感情があり、どういう反発があるのか、どういう思いがあるのか、それをしっかりと理解し、自分の中のすべてを自分で理解することです。今はそれを自分でも見なかったふりをしたり、なかったかのような感じで人間関係を進めております。そうすると自分が見えていない流れでの他人を見ることになっているために、他人の心が見えなくなってきて、自分で自分を見ていないところが他人を見えなくさせてきます。あなたが他の人と思っているところは実際には本当のところを見ているわけではなく、表面の他人しか見ていません。したがって、次のレベルへと引き上げるために、自分のすべてを自分で見ていく、そうすると初めて他人のすべてを見ることができるようになります。まず自分の中の心をしっかりと把握する、そうやって他人を把握していく、そのやり方を身に付けるようにしてみてください。

Hiromiさんの愛の波動を次のレベルへと引き上げるためには、あなたの今の愛の表現の仕方はまだまだ言葉による捉われがとても多く、言葉で表現できる愛の中であり、言葉で現わせる愛に留まっております。愛という現象そのものが言葉で表現できる愛になっているために、言葉で表現できない愛についての観点が中々通じにくい状態になっています。つまり論理で言葉ですべてを解決しようとしているために、人間関係が言葉で出来上がっていきます。その言葉の制約を自分の心から追い出さない限り、言葉による制約がずっと付きまとってくるでしょう。言葉で説明しなくても言葉で解釈しなくても、そこに存在している愛、また言葉を抜きにした感情の世界、それをはっきりと理解し、そこだけで人間関係を続けることができるような仕組み、それを確立する必要があります。言葉に捉われている限りはどうしても常に言葉で邪魔が入り、言葉で成長を留めていきます。言葉を取り除いた感情や愛、その世界での人間関係を構築できるようにしていってください。

Akikoさんの愛の波動を次のレベルへと引き上げるためには、あなた自身の愛はあなたの思っている以上に実際にはまだ自分を理解しておらず、自分の良さそのものも自分で理解はしていません。あなたが自分で良いと思っているところは実際にはあなたの欠点になっており、あなたが欠点と思っているところがあなたの良さになっています。自分ではすべての人を受け入れていると理解していますが、実際には必ずしもそういう言動にはなっていません。やはり自分自身の痛いところをつかれた時に反抗してしまう、抵抗してしまう、こういう心が動いていきます。それはある意味では無意識で、ある意味では不快感として、ある意味では屁理屈として言葉から出ていきます。しかしそのほとんどが自分では意識されておりません。自分としてはごく普通の何でもない感情、したがって、自分としてはそれを感情的な行動とか、自分で反発しているという意識はまったく持っていないのです。でも実際には心の中のわずかな抵抗、反発が言動となって現れていきます。つまりまず自分をもっともっと知ることが必要です。自分の心の中でどういうことが起こっているのか、自分は何に反発しているのか、それをしっかりと自分で理解する必要があります。自分で理解した時初めて他人が理解できるようになります。今あなたが他人を理解できないと思っているところは自分を理解していないところから始まっております。自分を理解できない限り他人を理解することはできません。まず自分から常にそれを理解するようにしておいてください。

Masayoshiさんの愛の波動を次のレベルへと引き上げるために、あなたの愛の波動は今まさしく新たなる波動へと切り替わろうとしている段階になります。これまでの人間関係の中で養われてきた相手に対する思い、優しく、お互いが気持ち良く、仲の良い関係をつくる、そういう愛はほとんど意味がなくなり、あくまでも高い波動へと進化させる愛、次のレベルへと進化させる愛へと変わっていきます。そのためには愛そのものが進化していくこと、愛を身に付けることが目標とか最終的なものではなく、途中経過に過ぎないということ。したがって、自分がこれから身に付けようとすべき愛もすべて途中経過に過ぎないということ、そういう中で今自分の愛のレベルをどの方向へと変化させていくか。今は自分の愛に夢中になっているために、他人の愛が見えなくなっています。一人ひとりの愛の波動の違い、一人ひとりの愛の特性の違い、一人ひとりの愛し方、一人ひとりの表現の仕方、すべてが異なっております。一人ひとりの違いということをどまこで理解できるか。それによって自分の愛の表現の仕方が変わってきます。頭で勉強した画一的な愛ではなく、一人ひとりに接し方の異なる愛、それを身に付けた時に新たなる波動へと変化していくでしょう。

Tsutomuさんの愛の波動を次のレベルへと引き上げるためには、今のあなたの愛はある意味では人類愛にかなり近いレベルの愛になっております。これはこれで本質のレベルで多くの人に感じられる愛であり、多くの人に共感が得られる愛となって現れてくるでしょう。これはとても良い波動であり、多くの人から共感を得ることができます。次のレベルへと引き上げるためには、多くの人が実際には何を求めているのか、多くの人が心から求めているものは何であるのか。多くの人は表面的な愛ではなく、核心から自分と本当に同調し合う愛を求めております。核心のレベルで自分と一つになれる愛を多くの人は求めております。そういった意味においてあなたの愛は多くの人に共感は受け入れられますが、核心のところにあなたと同調する人がどれだけ近づいてくるか、興味を持ってくるか、そこのレベルであなた自身が何らかの寂しさや不快感、あるいは多くの人に対しての思いが沸き起こってきます。ここがあなた自身のテーマになってきます。多くの人に共感を得られながらも、どこかで核心となった満足感が得られないというところがあるのです。これをどうやって克服していくのか。すべての人に核心から同調することはできません。できないというよりもとても時間が掛かるでしょう。では自分はどのレベルでどういう人に核心からの波動を身に付けていくのか。それを自分なりのやり方で自分なりの流れの中でつくり上げていく、これがあなたの次のステップへの課題となってくるでしょう。これは可能な流れであり、不可能なことではありません。ですからぜひそこに向って自分自身の意識を変えるようにしてみてください。

Kimioさんの愛の波動を次のレベルへと引き上げるためには、あなたの愛はやはり同じようにある程度人類愛にかなり根ざした愛を身に付けております。しかしこの人類愛も自分の理解できる範囲の人類愛になっているために、自分の理解できない人たちがやってきた時に人類愛が発揮できなくなっていきます。自分の理解できる範囲内においては十分に人類愛を表現できますが、理解できなくなると自分の世界から離れてしまう。したがって、次の波動へと向うためには自分が理解できない人々に対してもどこまで人類愛を発揮できるか、自分の意識からまったく外れている人や興味のない人、むしろ敵となっている人にどれだけ人類愛を表現できるか、これが次のステップの学びになっていきます。あなたにやってくるいろんな人々はすべてそこに向けての学びであるために、初めからそういう意識を持っておいた方が良い方向へと進んでいくでしょう。ぜひ自分自身の大きな器に向けてこれを成し遂げるようにしてみてください。


皆さん方の愛の次のステップへのテーマをお話させていただきました。すべての人が必ず愛のテーマを身に付けています。一人ひとり違うテーマではありますが、皆さん方がそれぞれ次のステップへと学びを進めております。お互いにそれを理解し合い、皆さん方自身がお互いに助け合いながら皆で上に上がっていく、ぜひそうやって協力し合う愛というのも身に付けるようにしてみてください。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。


(c)2007 CentralSun
前へ戻る