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2008/4/21 月曜交流会

新たなサイクルに向けて

@成長とサイクルを制御する

私たちはこの地球において人々の意識の成長を管理しているマスターの集まりです。人々の意識の成長、いわゆる皆さん方のスピリチュアルな成長とも関係してきます。成長するということがどういうことか、皆さん方は時間という概念を通して経験を積み、経験を積むことを成長するという風に理解していきます。

一般には経験を積めば積む程、たくさんのことを身に付け、理解し、人よりも多く成長しているように感じられていきます。しかしそれがそのままスピリチュアルな観点から見て、成長に繋がっているかどうか、人間的な感覚から見て成長するということは、他の人よりも優れている、他の人よりも高いところにいる、誰から見ても素晴らしい働きをしている、これが皆さん方の世界から見る成長の証となります。

しかしスピリチュアルな観点から見た時の成長はあくまでも強い光を放ち、明確な意志を持ち、そして大きな愛を身に付けている、これがスピリチュアルな世界から見た成長の証になります。しかし皆さん方の世界から見て自分がどの程度成長したのかを理解するのはとても難しい現実のように思えるでしょう。

しかし宇宙の仕組みとして皆さん方が成長すれば成長したということが分かる現実がつくられているのです。もし皆さん方が何も成長しなかった時、強い愛を身に付けず、光や意志もそれほど大きくなっていなかった時、いろんな経験をしているように見えてもそういう成長がなかった時には必ず現実にひずみが現れてきます。

というのは、ある程度成長すると次のサイクルに行く、成長すると次のサイクルに行くという流れになっているために、もし成長が伴っていなければ次のサイクルに行くことができなくなります。次のサイクルに行くことができないと自分は同じサイクルを繰り返すことになります。同じサイクルを繰り返している時、これまで中途半端にしてきたエネルギー、完了しなかったエネルギーも同時に体験することになります。

それまで後延ばしにしていたものや無視していたもの、放っておいたもの、こういったエネルギーもまとめて体験することになります。つまりその人にとって不幸なことばかりが起こる、嫌なことばかりが起こる、一見そういう流れに入っていきます。この一見嫌なことばかりを経験するというサイクルも、ある意味では初めから用意されているサイクルと言えます。

いわゆるいろんな占いや運命学の世界で下積みの時代とか、苦労する時代とか、我慢する時代とか、辛抱する時代、そういうサイクルに入っている時にそういう現実がつくられていきます。もし自分が一切後に延ばしたり、ごまかしたりせずに確実に成長を行なった場合にはそういう我慢するサイクルに入ったとしても、ほとんど何も体験せずに過ごす場合があります。

そうするとそういうサイクルを経験したとしても、自分にはほとんど何も影響しなかった、何も問題なかったという風に感じられていくでしょう。したがって一般にほとんど成長を行なわずにただ自分の好き勝手に過ごしていると、嫌が応にも辛抱するサイクルや無理矢理体験させられるサイクルへと入ることになるのです。

ある程度自分で成長を行なっていくと、自分でコントロールできるサイクルだけでうまく進んでいく場合があります。いわゆるひどいことが何度も重なるとか、次々とやってくるという現実ではなく、程良いペースで自分で落ち着きを取戻せたり、一呼吸おけるタイミングでいろんなことが起こってくる、こういうサイクルがやってくることになります。

この程度のサイクルではむしろかなり良い方、あるいは普通のサイクルであり、自分のコントロールできる範囲内で我慢することや、楽しいことがいろいろやってくる、このサイクルに入っていると自分のエネルギーの使い方もとても良くなり、人に奉仕をしたり、人を愛することもとても自然に行なえるようになっていくでしょう。

しかし一度苦しいサイクルに入ってしまうと、自分の思いが否定的な思いばかりになってしまい、自分を客観的に見ることもできず、中々立ち直ることが難しくなってしまいます。自分のサイクルを理解することにより自分の進化のレベルがどの程度進み、どの程度つまずいているのかがよく分かるようになっていきます。

自分の流れを自分で理解することができた時、その流れを利用するという生き方がとても大事になってきます。流れが見えてきた時、流れをうまく活用する、流れに乗るという生き方がとても大事になってきます。この流れに乗るというやり方が身に付いてきた時に皆さん方は現実との関係が一段階変化していきます。

今多くの皆さん方が自分に見合った現実をつくろうとか、望み通りの現実にしたいという思いを持っています。こういう思いを持っているうちは今の現実の流れはほとんど変わることはないでしょう。そういう思いを完全に払拭する必要があり、完全にある一定レベルを理解した時、つまりこの流れを理解し、サイクルを理解した時に、結局いろんな現実が流れで、サイクルでやってきている、今はどの流れでどのサイクルなのでこれは甘んじて受ける、今やるべきではない、今はこれをやるべき、こういったことが見えてくるようになります。そしてこの流れが見えてくると、今度は現実の流れを優先させ、現実の流れに自分の思いを乗せるという生き方ができるようになります。流れに自分の思いを乗せる、そうすると自分の思いをことごとく流れに流すことができ、結果的に自分の思い通りの現実が進むようになっていきます。

現実に流れのサイクルを合わせようとするから難しいのであり、それは絶対に有り得ません。先に流れがあり流れが動いている、この流れに自分を合わせる、流れに乗っていく、これが分かると逆に自分の思いを流れのサイクルに合わせて流していく、自分の望みや願望を流れのサイクルに合わせて降ろしていく、そうするとすべてが自分の望み通りに流れていきます。

流れに思いをうまく合わせていく、流れに自分を合わせていく、これを体で覚えてもらうために、まず自分の体のサイクルを理解しなくてはいけません。自分の体のサイクルがどういうサイクルなのか、一般に自分の調子が良い時、自分の波動が喜びで満たされており、すべてに肯定的で楽しい波動を出している時、これはサイクルがとても高い良いサイクルで流れていることになります。

しかし何か憂鬱で負担があり、気乗りしないという思いの時はサイクルは自動的に遅くなり、自分はそれに合わせることができず、常にサイクルに合わない自分の流れが進められていきます。それぞれを職場や家庭、友人関係、趣味、いろんな世界に分けての自分を見た時に、それぞれの世界でサイクルの速さが違うことが分かってきます。

職場におけるサイクルと家庭におけるサイクル、友人との間のサイクル、つまり職場における流れと家庭における流れは進み具合が違ってくるのです。波動が高い時、楽しい時や満足している時には速いサイクルで進むために、逆にいろんなことを短時間で経験することができます。それ故にもっと楽しいことが次から次とやってきて、逆に一通りの体験が終わってしまうと、あっという間に終わってしまう感覚があり、もっといろんなことを体験したい、もっといろんなことをやりたいと思っても、短い時間で消化してしまったりする場合があります。

また家庭とかに戻ってきて辛いという思いを出している時には流れが急に遅くなり、体験する速さがとても遅くなっていきます。そのために本当は楽しい波動で経験すれば、わずか数ヶ月、数年で済むことが辛い波動を出しているために、数年、数十年と掛かってしまう場合があります。

辛いとか嫌だと思っている感情があると、サイクルがどんどん遅くなり、少しずつしか体験できなくなっていくのです。現実から目を背けたり現実に意識を合わせないと、体験するエネルギーがどんどん減っていき、少しずつ少しずつしか流れなくなっていきます。そうすると体験すべきエネルギーが完了するまでにかなり長い時間を要することになるのです。

つまり自分が不快とか辛い、苦しいと思っている時ほど、本当は楽しく陽気にやった方が短い時間で済むことになるのです。では楽しいという時間を長く経験するために、わざわざ辛い思いを出す必要はありません。やはり楽しい思いをたくさん出して短い時間でもそれを満喫することが必要です。そうすると次のサイクルにも影響を与え、次のサイクルも楽しいサイクルをベースにしたサイクルで次の経験がやってくるために、次も楽しいという思いをそのまま利用することができます。

そのために自分がどういう思いで現実を過ごすのか、どういう思いで体験してくいかという思いはサイクルの速さに直接影響を与えていきます。そしてサイクルが遅くなれば遅くなる程、消化する時間が長くなり、中々変わりたくても変われないとか、移りたくても移れないという現実がでてくるのです。

それぞれの場においてもサイクルの流れの速さが異なっている、これを理解した時にこれをいかに自分なりに理解し、使い分けていくか、自分の持っているエネルギーをそれぞれのサイクルでどのようにうまく消化していくか、それを自分なりに見つけ、使い分ける方法があります。

例えば自分のいろんなケースの流れにおいて、取り分けスピードが遅いと感ずる場、流れが遅いと感じている場に、少しでも楽しい思いや良い思いをもたらすことにより、そのサイクルが速くなり短い期間で済むようになる、ではその楽しいという思いをどのようにして持ってくるか、ただ考えたり、思ったりするだけでできる人は、それはそれで構いません。

しかし普通は相手の顔を見た途端に波動が下がったり、やる気がなくなってしまうのが人間の心というものです。いくら明日はニコニコ笑いながらこの人とうまくやろうと思っても、やはり顔を見ると嫌な気になったり、落ち込んでしまう、これをほとんど毎日繰り返しているものと思われます。ではそういう人のところでどのようにして楽しい波動、良い波動を引っ張ってくるか、ある意味では考え方を変えてみる必要があります。

中々スピードが進まないというサイクルにおいて、いかにもこのサイクルが自分にとって今重要なテーマであり、やるべきことの重要なものが入っていて、これを抜きでは自分の存在が成り立たない、そういう重要さをまず意識する必要があります。どのように遅いサイクル、我慢するサイクルであったとしてもこれが今自分にとってとても重要であるということ、つまり意識を向けることが必要です。

普通はそこから逃げようとしたり、忘れようとしたり、無視しようとするのです。しかしそうすると逆にそれは残ったままになり、いつまで経っても変化していかないのです。むしろ意識することにより光が当たり、そのエネルギーが変化していくのです。嫌だというエネルギー、辛いというエネルギーほど光を当てて、そして変化させていく必要があるのです。

嫌だと思うと実際に自分の光がそれを嫌だと思い、光が届かなくなるのです。行きたくないと思うと光がそこに行きたくなくなってくるのです。まさしく光は自分の思い通りに動いている、自分の思いのすべてが光となって現れる、そう思った時、自分が不快感を持つということは一切光が流れず、結局重いままになってしまう、そのために変化が遅くなるという現象になります。

自分が辛いと思っていること、苦しいと思っているものこそしっかり目を向け光を当てる、そこの良いところや役割をしっかりと理解し、今これを経験することがとても大事であるということをしっかりと認識する、その現象をしっかりと理解することだけでそこに光が届き、自然と光で動き出していきます。

意識するということで光を入れていく、理解することによって光を入れていく、まずそういう方法で光を入れ、自らの光で変化していくのをただ体験していく、そうやって自分の苦手なところ、自分の望んでいないところをあえて意識して光を入れていく、ぜひそういうやり方を使って自分の流れをうまく変えるようにしてみてください。ではアドバイスをしてみます。

Keikoさんのサイクルを見た時、あなたのサイクルにおいて自分の中で遅いと思われているサイクル、それは人間関係の中に存在し、自分の不得意なところ、嫌なところが前面に出るような場の時に、どうしてもサイクルが遅くなっていきます。自分が苦手なところを前面に出さなくてはいけない、あえて望んでいないことを正面からやらなくてはいけない、そういう場の時に自分のサイクルが急に遅くなってしまいます。自分の能力をしっかりと信じてください。そしてうまくいくかどうかを考える必要はありません。うまくいくうまくいかないは、人間の勝手な解釈であり、宇宙から見た正しさとは何の関係もありません。宇宙から見た時には人々がどう判断しようが、今自分の目の前にある現実が自分の成すべきことであり、それを全力でこなすことが必要なのです。したがってどのような状態でどのような自分の役割が与えられたとしても、それを自分にとって必要なものとして、良い悪いは抜きにしてとにかくそれを行なうことが必要という意識を持って、自分の目の前のものに積極的に取り組むようにしてみてください。

Madokaさんのサイクルを見た時、あなたのサイクルにおいて一番流れを遅くさせているサイクルは、自分自身の持てる能力とそれの現実化との間のギャップのところでサイクルが遅くなっていきます。自分自身の思いのところはとても速いペースでサイクルが動き、現実は現実で速いペースで動いていきますが、この自分の思いと現実の間の繋ぎのところのサイクルがそれにつり合わず、遅いままのサイクルになっていきます。この部分を速くするためには、自分自身がその世界をしっかりと理解する必要があるのです。つまり自分の思いがどのように変換し、どういう人々にどういう影響を与え、最終的に一番最後の人々に現象化されていくか、この一連のサイクルをしっかり理解し、それを体の中にエネルギーとして持ってくると、そのエネルギーも自分の思いのエネルギーのサイクルと同じペースで動き出していきます。自分の発信源となっている思いから最終的なところまでのエネルギーを、そこに至るまでの途中のエネルギーもすべて自分の速いサイクルで満たしていく、そうすることにより現象化までが一環したものとなって進むことになります。ぜひその一連の流れを自分のものにしていってください。

Kokoさんのサイクルを見た時、あなたのサイクルにおいて、自分にとって一番遅いと感ずるサイクル、これは自分自身が何か新しいものに目を向け、やろうとしても何か止まってしまう部分、良いと思ってもどこかで踏み止まってしまう自分があり、それが流れを止めていきます。いろいろ考えているうちにもう流れが動き出し、自分だけが乗り遅れてしまったり、自分が良いと思っていたことが実際には流れに入っていなかったりする場があるのです。これは流れに入るその一番大事な時に自分が常に躊躇する、ためらう、まごつくというエネルギーがあり、これが何度も何度も繰り返されてきます。意を決して取り組む、すべてを任せてやってみる、こういうエネルギーを何度も何度もつくる必要があるでしょう。そのためには失敗を恐れないこと、失敗を恐れて安全策を取ろうとすると、いつも乗り遅れてしまうのです。安全策を取るのではなく今信じたことをまずやってみる、失敗しても良いからこれが真実だと思ったら飛び乗ってみる、こういう決断力、踏ん切りの良さが育っていません。これからの生活においてそういうことを実際にどんどんやってみる必要であるでしょう。いろんな場合において、いっそのこと思いっきり何かをやってみる、踏ん切りをつけて自分から率先してやってみる、自分から飛び込んでみる、そういう体験を何度も繰り返し、そしていざという時に自分から一生懸命やるというサイクルを自分のものにしていってください。

Keikoさんのサイクルを見た時、あなたのいろんなサイクルの中で自分を止まらせているサイクルは、自分を表現するのが中々うまくできず、結局周りの人に合わせたり、周りの流れに合わせてしまい、自分のサイクルが動かない場合があります。自分のサイクルで行こうという思いを強くするあまりに、結局自分で何をして良いか分からず、周りのエネルギーで動かされてしまう、自分のサイクルをコントロールできないままそのまま流されていく、こういうことにより自分のサイクルそのものが活性化しにくい状態になっています。自分のサイクルを自分の力で動かすようにするために、自分のエネルギーそのものをしっかりと信ずる必要があります。自分の中にあるいろんなエネルギー、自分の体にあるいろんなエネルギーをすべて必要なものであり、大事なものであり、それが人生であるということを完全に信じきる必要があります。今のあなたにはそれを信じることができずに、まだ他にエネルギーを求めているのです。自分の体以外に必要なエネルギーを求め、それをもらおうとしたり、受け取ろうとしたり、持ってこようとしているのです。あなたに必要なエネルギーはすでに今あなたの中にあって、他から持ってくるものではないのです。自分が足りないと思っているから足りない自分が出来上がり、それによってサイクルが遅くなっていくのです。すべて自分の中に用意されている、今自分の中にあるものだけですべてがうまく動いていく、それを心から信ずるようにしていってください。

Akiraさんのサイクルを見た時、あなたのサイクルの中で一番遅いサイクルは、やはり何度も言われているように人間関係や、目上の人や、多くのいろんな人々の中での自分のエネルギー、この自分のエネルギーが思った通りにコントロールできない、自分の意志で自分の流れをつくることができない、こういうところから自分の流れが乱れてきています。自分のサイクルをうまく動かすためには、自分のサイクルが他の人の前では動きにくい、他の人の中では自分のペースで動けない、こういう思いを取り除くことから始まります。いろんな人の中に入った時に一人ひとりのサイクルを簡単に感じてみる必要があるでしょう。そうするとどの人もあなたと同じように、ここは自分のサイクルがうまく発揮できない、自分のペースでできない、そう思っている人がほとんどであることに気が付きます。ほとんどの人が皆そう感じているために、自分もそこに行くとそういうエネルギーになってしまうのです。したがって実際には全体的に自分の望み通りに動いている、細かいことを抜きにしても大きな観点で見ると、思い通りに動いている、これを完全に信ずることから始まります。自分がそれを確信していると他の人もその思いを感ずるようになり、他の人も自分のペースでうまく流れているという感覚を得ていくのです。そうすると他の人も自分のペースでうまくいく感覚があるために、あえて他をコントロールしようとか言い聞かせようとする言動がなくなり、そのままで動けるようになっていくのです。いろんな人の前にいった時に自分が思っているエネルギーは他の人も同じように思っている、それに気が付くとそれぞれの場において人の所為にするのではなく、すべての発信源が自分であるということに気が付き、自分が変わると他の人が変わるという現実を体験することができます。ぜひ自分から変わることで他が自然と変わっていくというやり方をマスターしていってください。

Akikoさんのサイクルで一番遅いものは、いろんな現実の流れの中でいろんな人と会う時のそれぞれの速度がすべて異なるために、自分のペースが見つからない、人によってペースが違うために自分はどれに合わせて良いのか分からないという思いがあります。そしてそれによっていろんな人に合わせているとどれが本当の自分なのか、自分の本当のサイクルはどれなのかが分からなくなってきます。特にあなたの場合にはいろんな人に合わせられるという側面があるために、それぞれの人に合わせているうちにどれが自分だか分からなくなってしまう、こういった現象が起こっております。自分のいろんな波動の中でいろんな人との関わりの中でどうしても自分がうまく合わせられない、どうしても自分がいくら頑張っても核心にまでは触れることができない、こういうことによって自分のサイクルが少しずつブレーキがかかってきます。核心まで理解しようとかすべて理解しようとする思いを持つ必要はありません。人間においてそれはまず難しく、完全に相手を理解することは前提にしない方が良いでしょう。したがって理解するとか理解してもらう、分かってもらうという思いは一切不要であり、そこには何の意味もありません。相手がどう思うか、どう感ずるかは相手の自由に任せる必要があります。同じように自分がどう感ずるかも自分の自由となります。したがって理解する、分かるという思いをあまり気にせずに、ただしっかりと表現し、相手の自由な表現を妨げないで許していく。確かに相手の言っていることが理解できないと自分もあまり良い気持ちはしないかもしれません。しかし理解したように見えても普通本当に理解している人はほとんどいません。お互いに勘違いしていたり、都合の良いように解釈している状態なのです。したがって誤解されたり、理解されなかったりしたとしても元々人間すべてがそういう状態であり、あなただけの問題ではないということ、多くの人が分かったつもりで何も理解していないということ、それに気が付いた時、自分は何も問題はなく、ごく普通だということに気が付いてくるでしょう。したがってあまりそこに意識を向けずに、ただ単にいろんな人がいろんな考えを表現できるようにただ見ていく、いろんな表現の手法を楽しんでいく、そういう思いでいろんな人と接していってください。

皆さん方のサイクルについて述べてみました。自分の中で一番速度が遅いサイクルに目を向けることはとても重要です。というのもいわゆる人生の一大転機、運命が変わる転機という時期というのはこの一番遅いサイクルに合わせられていることが多く、遅いサイクルがいつまで経っても進まないと、人生の流れそのものが遅くなってしまうのです。したがって一番遅いサイクルに目を向け、これを変えるということは、人生の速度そのものを変えることができます。

そういった意味において一番遅いサイクル、そこにぜひ意識を向け、光を入れ、光のサイクルで動いていくように意識を持っていってください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


A世の中の現象を受け入れる

今日は皆さん方のサイクル、流れについて説明をいたしました。今このサイクルはとても大事な時期になっています。というのもいずれ大きな地球のサイクルの変わり目が訪れ、それと共に日本人自身の流れが新しくなり、皆さん方自身の流れも変わるからです。理想的にいえば地球が新しいサイクルに入る時に、日本のエネルギーも日本人自身のエネルギーも新しい波動に合わせたサイクルになっていれば良いのですが、今は日本人の意識の変化がそれに間に合わず、とても新しいサイクルには追い付いていけない状態になっています。

そのために日本人の意識の波動を、変化を速くさせるために、これから世の中の社会現象としてさらに急ピッチでいろんな現象が起こることになります。それは皆さん方から見た時、いわゆる理解できない事件、意味不明な言動、自分には何もできない現象、そういったことがたくさん現れることを意味します。

そういうこれまでの自分の理解では到底解明できない現象が次々と起こってきます。その時に自分はどういう風にしてこのサイクルを乗り切っていくのか、そのためには世の中に起こる現象すべてをまず受け入れる必要があります。否定したり、嫌な事件、有り得ない事件と思うと、そこに光が入らなくなり、そういう現象が遅くなり、結局長い間を通して現象化することになるからです。

むしろ受け入れ光を入れることにより、そのサイクルは早く進み、また次のものが現れてくる、それもさらに自分にとっては受け入れがたい現実になるでしょう。でもそれも否定していると又遅くなり光が入らなくなるために、それもまた受け入れ光を入れていく、そうやって次々と起こってくるいろんな現象のすべてをただひたすら受け入れ、ただ光を入れていく、そうすることにより経験すべき波動が次々と早く訪れ、そして地球が新しいサイクルに入る時に日本人も、皆さん方自身も、新しいサイクルで体験することができるようになります。

もしこれがうまくいかずに遅いサイクルのままで先まで進んでいくと、地球が新しい波動になっても結局一人ひとりはそのサイクルに間に合わないために、人によっては新しい波動で生活することができなくなったり、又新しい世界に行ったとしても自分だけ古いサイクルのままで生活するために、周りの人からやっかい者扱いされたり、周りの人から差別されたりするような感覚を受けることになっていきます。つまりやはり最終的には自分自身の問題となるために、今のうち自分で克服しておいた方が後にとってとても良い状態になると理解しておいてください。

つまり最終的にはやはり自分の意識を変えるということ、それによって自分自身が光を集め、自分が光になっていく、また自分以外のものに対しても否定すると光が入らなくなり、遅くなり、結果的に自分のサイクルが合わなくなっていく、身の回りにあるサイクルの遅いものに対してまず受け入れ、認め、意識することにより光を入れていく、どのような現実が起ころうとも一切否定せず、避けることなく、まず光を入れて受け入れていく、ぜひそうやってこれからの日本や地球に起こることすべてに光を入れていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。


(c)2008 CentralSun
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