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2009/8/10 月曜交流会

心に平和を築くには

@平和

私たちは平和というキーワードでつくられたエネルギーの集まりです。地球の皆さん方が平和という言葉をつくり、平和という思いを入れ、平和に向けて活動していく、その平和という波動に繋がっている波動を私たちの集まりと思ってください。

人間が平和という言葉をつくり出した時、争い事がなく、一人ひとりが幸せで何の問題もなく毎日がとても裕福に過ごすことができる、こういう状態を平和と呼んでおりました。しかし人間がどのような心であろうとも地球自身も生命を持って生きており、地球は地球の進化の流れによって新たなる生命の元へと進んでいきます。

春が来て、夏が来て、秋が来たあと冬がやってくる、この繰り返しで季節が動いていきます。収穫が多い秋の時期は人間も喜びをもって平和な感覚になるでしょう。しかし冬が来て耐え忍ぶ時期が来たり、春が来て種を蒔く時期が来ると人間は生活のために働かなければなりません。

これがはっきり分かると自分の心の中が本当にいろんな人々に生かされ、神に生かされ、地球に生かされている、これが分かってきます。これが自分の心の平和であり、あえて平和にしようとか平和と思い込むのではなく、本当にこの平和が心の底から沸き起こってくるのです。

そしていろんな人がこういう心の底からの平和が感じられてくると、お互いにただただ自然に感謝し神に感謝する、その時に仮に病気のような現象や理解できない現象があったとしても、それすら感謝と喜びを感じて受け入れていきます。皆さん方が今後の地球の平和に向けて、本当の平和の担い手となり平和を実現するための大事な大事な働き手として活動なされていくことを望んでおります。

今皆さんに他の惑星において、平和を実現し多くの人間がその平和を手に入れた時の素晴らしい平和のエネルギーを皆さん方に流していきます。自分の体で平和を感じてみてください。

皆さん方の心に私たちの星の平和が流れ、そしてこれから地球全体に広がっていくことを望んでおります。ぜひこの地球全体をこの本当の平和の波動で覆い尽くすように皆さん方から広げていってください。


A穏やか

私たちは天津神々の世界で穏やかという波動でつくられた集まりです。穏やかという言葉がつくられた時、穏やかを天津神々の世界で丁寧に丁寧につくり上げ、どのような事態にあっても常に穏やかであるように、周りに見える現象がどういう状態であっても穏やかのエネルギーが損なわれないようにつくられていきました。

穏やかという波動は一人ひとりの心に住むことができます。この波動を心に定着させると他のものの言動がどうであろうと、見えるもの、聞こえるものがどうであろうとも、常に心は穏やかである、目に見える現象は単なる幻であり、その幻の中から何を自分が感じていくか、幻の中から神のエッセンスをどう感じ引き出してきたか、そこに皆さんの真の目的があるのです。

肉体で見えるもの聞こえるもの感ずるものは、一つひとつは幻であっても、その幻の中に巧妙に隠れている神の仕組み、神の御技、それを見つけ紐解いていくと、自分が何者であり、どこから来てどこに進むのか、自分はどういう神なのか、それが分かるようになるのです。

見えるもの聞こえるものを幻と思わず、本当のものだと思い込み、そこに平和を見つけようとする、そこには平和はありません。平和は穏やかさと共にあるからです。穏やかさは見えるもの聞こえるものが仮に雨あられ、火事大嵐であったとしてもそこにあります。

その穏やかさの中に平和があり、またその中から神の御業をしっかりと見抜くヒントが隠されています。目に見えるもろもろの現象の中で穏やかさの心をもってしっかりと神の御技を見つけていってください。皆さんの心に穏やかの波動を入れていってください。

穏やかさの波動から皆さん方の波動を見てみます。

Kenjiさんの波動を見た時、あなたの心の六割くらいは穏やかさの波動と合わすことができます。残りの波動はその時々の感情により穏やかさには結び付かない所があります。それぞれが持っているプライドや自分を愛する思い、自分を大切にする思いがあり、やはりそれを指摘されたり、そこにまっすぐ波動が繋がると穏やかさが消えてしまいます。その波動をどのようにコントロールしていくか、自分の心が揺れ動いた時、心の揺れ動くのをただ自分で感じてみる、反論したりむきにならずにただ感じてみる、それによって穏やかな波動に繋がり、少しずつ自分の本来のものを見ることができます。自分の心の苦手なところ、不得手なところをしっかりと見て、穏やかな波動で満たしていってください。

Sayokoさんの波動を私たちから見ると、穏やかさの波動があなたの心の六割から七割くらいで捉えられていきます。残りの部分はあなたの思いが激しく燃えている時、何かに完全に意識が向いてしまった時に、穏やかさの波動がまったく切れてしまい、あなたの世界のエネルギーで動いていきます。一度穏やかさから離れてしまうと、ここに戻るのにかなりのプロセスが必要になります。単純に穏やかの波動に戻ることさえも自分でできなくなり、ある意味ではそのまま突っ走ってしまうところもあります。穏やかの波動に適宜戻すためには、自分が、あ、行き過ぎたとか、あ、変わったと感じた時、穏やかさの波動を常に心で感じ、穏やかに穏やかに単に冷静になるだけではなく、本来相手も穏やかになろうとしている、地球も穏やかになろうとしている、周りのすべてに穏やかさを感じ、すべてが穏やかという波動に繋がった時、あなたは穏やかの力を使うことができます。穏やかさの波動で常に多くの人と喜びを分かち合ってください。

Natsukoさんの波動を見た時、穏やかの波動からあなたとの繋がりを見ると、あなたは一人でいる時にこの穏やかの波動をとてもよく使いこなすことができます。そして自分自身を完全にコントロールでき、自分の穏やかな波動で自分を動かすことができます。他人との関りが動き始め、自分の心の中に一度自分の思いとは違う思いが押し寄せてくると、この穏やかさが急にかき消されてしまい、たちまちにして自分自身も分からなくなるような思いに入っていきます。他の人といる時のこの心の使い方がまだ完全にうまくできていないために、一人でいる時と他の人といる時との心の使い方がまったくうまくいかず、それによって毎日自分でも困っております。他の人といる時、他の人からやってくるいろんな思い、感情、感ずるもの、それに捉われすぎないようにしてください。他の人がどのような思いや感情であろうとも、あなたの心を変えることはできません。あなたの心はあなただけのものであり、あなたの心を変えることはできないのです。しかしまだ自分でも心をどう扱って良いか分からないために、何か自分には馴染めない思いがあると、自分が攻撃されるかのように、自分がやられてしまうかのような思いになって、自分の心が急に閉じたり小さくなってしまいます。自分を守るために必死になっているのです。他の人からどのような思いを感じようとも、それはただその思いがあるだけであり、自分の心を小さくしたり自分の心を変えさせることは絶対にないということ、自分でしか自分の心を変えることはできないということ、どんな他の人に出会おうとも他の人が自分の心を変えることはできない、それを本当に信じてください。あなたの心はあなただけのものであり、他の人とどのような思いを感じようとも、あなたの心を変えることはできないのです。自分の心をしっかりと自分で保って自分は自分の手で穏やかにしていく、そうすれば常に穏やかな自分をつくり上げることができます。是非自分の心をうまくコントロールできるようにしていってください。

Mayumiさんの穏やかさという波動との繋がりを見た時、あなたの心にある穏やかさの波動が少しずつ変化してきております。以前はいろんなところにおいて穏やかさの波動がぶれていき、一言一言で穏やかさが壊れてしまったり、すぐに変化してしまうことがありました。今自分を見る機会が増えてきて、すぐに穏やかさがかき消されるということが減ってきました。それでもまだ心の全体の七割くらいは穏やかさの波動の影響とそうでない時との狭間にあります。そしてまだまだ自分で完全に穏やかさの波動を入れる領域が残っており、それに関してはまだ自分で認めたくないところ、自分が避けているもの、自分がまったく考えたくないところ、その領域が残っております。そこを指摘されたり、そこに問題が入ってくるとまったく穏やかさがなくなり、ある意味では頭では理不尽と思い、いろんな理屈をつけて避けていきます。いろんな理屈でつい逃げてしまったり避けていく、こういう傾向によって穏やかさとの関りが薄れていきます。自分の価値観をいつもいつも完全なものと思わずに、その時その時の価値観をうまく利用し臨機応変な価値観を身に付けていく、 いろんな状況における生き方を身に付けていく、そういうやり方を身に付けて、自分の穏やかなエネルギーを自分の心に充満させるようにしていってください。

Akiraさんの心の波動を見た時、穏やかさの波動はあなたの八割くらいの領域にまで広がることができます。あなたはいろんな状況に応じて穏やかさを感ずることができます。まだ穏やかさをコントロールできていない領域は、やはり自分なりに身に付けた価値観が否定されたり、認めてくれなかったり、価値観と違うやり方を指図された時にあなたの穏やかさが揺らいでいきます。どのような価値観が現れたとしても、それを否定せず、ある意味ではその価値観も受け入れてみる、違う価値観もありだと思って試してみる、それくらいの心も必要とされます。自然界は確かに宇宙のいろんな法則に従って巧妙に変化し、いろんな側面を見せてきます。自分なりにつくり上げた信念や真理がそのまま教科書通りに自然界に現れるわけではありません。いろんな人間関係、いろんな状況においても必ず違う変化をもって現象化してきます。同じ意味を持って同じ現象が繰り返して起こるということは先ずありません。常に変化して新しい見せ方を現してくる、いろんな人間がまた以前とは違う側面で近づいてくる、そういう中で常に穏やかな自分をそこにつくり上げ、どんな現象がやってきても穏やかに対応していく、この生き方を身に付けるようにしていってください。

天津神々の世界にある穏やかという波動を説明していきました。さらに皆さん方の心にしっかりと定着をさせ、この穏やかさによって心を平和に感じ、人間関係を穏やかなものにし、この地球自身が穏やかになっていくように、穏やかさがこの世界に広がっていくように皆さん方のご活躍を願っております。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。


B個人と家庭と職場と社会のはざ間で

光のハイアラーキーとしてお話をいたします。皆さん方がスピリチュアルな学びを続け、自分自身の成長を願いながらも社会の発展に貢献していく、今そういう人生を一人ひとりが歩んでおります。自分自身のスピリチュアルな成長と家族や職場における自分の役割、そして社会における自分の奉仕、これらの狭間の中で毎日自分は何ができるのか、自分はどこに向うのか、どれが自分の本当の使命なのか、いろんなことを考えながら生活をしております。

自分自身の使命をまっとうしながら社会のためにも貢献できる、多くの人はそれを考え、何か一つのことをやるだけで自分にも家庭にも会社にも社会にも貢献できるようになっていれば良い、普通の人はそういう風に考えていきます。しかし現実的に見て何か一つをするだけで自分にとっても家族や職場にとっても、また社会にとってもすべてがうまくいくということはほとんどありません。

自分に対する役割と家族や職場に対する役割、社会の役割がまったく異なっているために、何か一つのことをすればすべてにうまくいくということは存在しないのです。しかし多くの人はなるべく何か一つをするだけですべてに万能で効くようなものを探そうとする、これ自身がある意味では悪魔の囁きであり、皆さんの足を引っ張っている思いなのです。それによって自分が楽をする、できるだけ適当に好きなことだけやっていく、こういう思いを実現させようとする、これが闇の力なのです。本当に奉仕をすためには自分は自分に対してやるべきことがあり、また家庭は家庭に対してやるべきことがあり、仕事は仕事に対してやるべきことがあり、また社会に対してやるべきことがある、それぞれ別のことが多いのです。

しかし毎日の時間の中でそれぞれをまったく別々にしてうまくやるのは、それは確かに難しいことでしょう。時間がない、体が付いていかない、いろんなことがあります。でもそれが人生であり、またすべての人が同じ条件でやっているのです。必然的に職場に力を注ぐ代わりに家庭や自分が疎かになってしまう、逆に家庭を大事にすると職場が疎かになってしまう、或いは自分のスピリチュアルな成長を第一にすると家庭や職場がおざなりになってしまう、社会の奉仕を第一にすると自分自身の成長ができなくなってしまう、これが皆さん方の現実なのです。

こういう現実の中で自分がどの程度自分を成長させ社会に貢献させていくか、理想論から言えば自分のスピリチュアルな成長をうまく成し遂げながらも家庭がうまくいき、職場もうまくいき、社会にも貢献できる、それぞれがうまくバランスを取るのが良いと考えるでしょう。

しかしまだこのバランスをうまく取るという生き方が今の皆さん方では確立されていません。そういう見方の生活パタンがまだ出来上がっていないのです。平和、或いは穏やかということを考える時、自分のスピリチュアルな成長を成し遂げながらも家庭が平和であり、職場が活気付き、また社会に対して奉仕している、このバランスがうまく取れていることが平和でもあり、また穏やかさでもあるのです。

それに対してどのように人間がうまく時間を使い、人生を歩んでいくか、まだ皆さん方の社会においてはこういう観点で生き方を説明している人がほとんどいません。皆さん方は今後そういう観点で毎日の時間をどう使い、職場や家庭の仕事をどううまくもってくるか、社会の奉仕をどのように位置付けてくるか、これらをうまくバランスの取れたやり方として、毎日の生活の時間枠を考え、仕事の優先順位をつくり、自分のできることを考えるようにしてみてください。

そうすれば平和とか穏やかさがもっと具体的に見えてくるでしょう。単なる概念や感情的なものではなく具体的な何かをつくり上げていく、具体的なものができれば他の人に伝えることができます。他の人に伝えることができるとそれが広がっていくのです。ただ平和、平和と叫んだところで広がりはしません。

しかし具体的にこういう生活にしてみよう、こういう風にやってみよう、そういう具体的なものが現れてくると他の人に広がていきます。他の人に広げるための工夫、そのためにも具体的な何かをつくり上げていく、自分のために家族のために職場のために、そして社会のために、それぞれバランスの取れた生き方をうまくつくり上げ、それを具体的なものとして他の人々に広げることができるように考えてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2009 CentralSun
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