基本的に金銭を獲得することが富を得ることであり、できるだけ多くの金銭を使うことが豊かさを現していきます。この金銭というエネルギーが皆さん方の生活を完全に支配しております。この金銭というシステムが今後新しい時代に向けて変化するとするのであれば、どのような変化を行なうでしょう。
会社組織において金銭というシステムが少しずつ変化をしていきます。皆さん方の以前の日本の社会においては、米という流通システムが存在し、米を配給したり、米のやり取りによって経済を動かしておりました。当然貨幣も使われておりましたが、貨幣としての流通経路と米の流通経路は明確に異なっておりました。
米の方が流通としての価値が高く、米を貨幣に変換することにより、また貨幣経済の中に入っていきました。その後、米の流通が段々減っていき、金銭が中心となる経済システムが確立されてきました。現在においては貨幣というシステムがとても強く経済の中に入り込んでおり、日本の経済システムの中心に明確につくられております。
この貨幣というシステムにはとても複雑な波動が入っており、単なる商品との交換という波動があれば、少しでも使い手側にメリットが得られるように、自分の方に利点があるような使い方ができるようにという思いで使われる場合があります。
この貨幣を使う時には貨幣のエネルギーそのものが少しでも多くの貨幣を手にし、それを持っていたいという思いをつくり上げていきます。貨幣を手にすればする程その思いが強くなっていきます。今の経済社会において、貨幣が強い影響力を持ちながらも実際の取引においては必ずしも貨幣ではなく、銀行の口座を経由したり、あるいはクレジットを使うことによって、直接金銭を扱わないという形態が出てきています。
この場合には貨幣そのもののエネルギーが段々見えなくなってきて、むしろそれを管理する銀行のエネルギーや、社会経済の仕組みそのものが間に入ってきます。銀行の口座を使ってやり取りする場合に、銀行に入っているエネルギーそのものが皆さん方に影響を与えていきます。
一人ひとりは細かく気付くことはないかもしれませんが、銀行によってエネルギーが異なっており、どの銀行の口座を使うかによって実際には得られるエネルギーが微妙に変化してきます。真面目に正しくやり取りしようとする銀行のエネルギーがあれば、少しでも楽をしてやれるところだけやって後は自分の好きなことをしたい、そういうエネルギーを持っている銀行もあります。
そこを経由して取引されると、自分のところに入ってくる金銭の価値観もそのエネルギーに染まることになります。いずれこのシステムが発達してくると、アメリカ的な経済のように金銭そのものを扱う機会がどんどん減っていき、銀行を経由してやり取りするということがもっと増えてくるかもしれません。
いずれ金銭を目にする機会がほとんどなくなり、手続きだけでやり取りが行なわれていく、そういう時代がくるかもしれません。いずれにしても何らかの金銭的なエネルギーが必要となり、それによってやり取りを行なうことは続いていくでしょう。ただその場合に会社や企業という組織形態がどのように変化していくか。今すでに会社の形態そのものが以前のような形態を維持するのが難しくなり、国際的なレベルで分散化が必要となったり、あるいは個人がそれぞれ自分の家で自分のいる場所でただネットだけを使って会社の仕事をしていく、こういう形態がどんどん増えてきています。
会社組織というものが一つの明確ものでなくなり、より複雑巧妙なつくり方に変化していきます。それに関与する人々もその会社組織がどういう形態なのかを見抜くのがとても難しくなっていきます。元々金銭の波動はそういう流れの中でどんどん発展しながらこの地球全体に広がっていきます。
金銭の波動が一番シンプルな貨幣というものから、単なる銀行でのやり取り、そして地球規模に広がった銀行間でのやり取りへと展開していき、地球のどの場所にいても、どの地域にいても自由に利用できる、このように貨幣は変化していきます。そしてさらにこれが変化していくと、それぞれの人が自由に誰でも使いだけ使え、利用したい金額を自由に引き出せる、そういう時代にいずれはなっていくでしょう。
今は個人の所有している金額の範囲内で出し入れが制限されております。それが個人の富の状態を示しています。しかしいつかの時点において個人の財産ではなくなり、仲間や家族、企業、あるいは何らかの集まりや団体、その単位での出し入れになり、そこに属する人は自由に出し入れできる、そういう風になってくると、個人が苦しんだり、あるいは個人が大量に使うということも無くなってきます。
グループや組織全体の中で皆でやり取りをするようになるために、全体を維持するためにそれぞれが自分に見合った使い方を自分なりに学んでいきます。そしてそれが発展していくと国のレベル、やがては地球のレベルで一つの銀行になり、そこに属する人々は自由に出し入れできる、使いたい人はいくらでも使うことができ、蓄えたい人はいくらでも蓄えることができる、自分の稼ぎも皆で使い、お互いに共有し合う、そこに向けてシステムがどんどん進化していくでしょう。
そしていずれは地球という星に限らず、さらに他の惑星をも含み、複数の惑星の中で富を分かち合う、貧しい惑星があればそこに援助をする、そういう風にしてさらにこの富の仕組みは広がっていきます。したがって今皆さん方が手にしている金銭、財布と銀行から成り立つシステムはそこに発展するための始まりであり、種であり、それを発展させていって大きな富のシステムへと広がっていきます。
したがって今の時点において、皆さん方が日常手にしている財布や銀行の口座、それを自分のものと思わず、いずれは多くの人で分かち合う、多くの人が共有できるようになる、初めからそういう意識を持っておくと良いでしょう。そうすると今は自分一人で使っているこの通帳も、家族ができれば家族皆で一緒に分かち合う、誰がどの程度使ったかは当然それぞれが自由に分かるために、使い過ぎれば自分で抑えていくでしょう。
自分が必要ないと思えば使う必要はありません。そしてそれが次第に広がっていき、複数の家族や仲間たち、いろんなものたちでも同時に使い、自分で使える量だけ自分で使っていく、そうすれば借金とか金融からお金を借りるというシステムも減っていくでしょう。
皆さん方がまず今の時点で自分の手にしている金銭、あるいは経済のシステム、それを使う時に将来はそのように発展していくという思いをどこかに持ちながら、今はたまたま自分だけが使っているけれども、いずれは皆で分かち合うシステムに発展していく、そういう気持ちを持って使うようにしてみてください。
中には社員同士まったく誰も知らない、見たこともないし名前も知らない、しかしグループとしてはとても良いグループとなっている、こういう場合もあるでしょう。日本人の場合には以前から大部屋の中でお互いによく知っている顔を見て、安心しながらお互いに仕事を分かち合うという仕組みが成り立っていました。
顔が分からない人は信用できない、裏で何やっているか分からない、そういう不信感を持っているために、お互いに毎日顔を確認し合う、常に相手と情報交換しておく、こういう仕組みが出来ておりました。これは組織として成り立たせるためにはある意味ではとても良く機能しておりました。
しかし最近のように、もうすでに会社には来ないでも仕事ができる、インターネットだけで仕事ができる、こういう時代になってきた時には、古来の日本人が使っていた大部屋性の仕事の職場が段々役割をなさなくなってきています。したがって、今日本においては昔ながらのやり方ではなく、新しい時代に見合った職場が必要とされてきています。
必ずしも大部屋である必要はなく、全然知らない人、分からない人でも仕事の仲間として一緒に行なっていく、それが段々普通になってきます。そうすると仕事を行なう時のグループ、集まり、全体の意志統一、ここに大きな課題が出てきます。以前の日本人の場合には言わなくても顔を見れば分かる、雰囲気で分かる、察してくれるという思いがありました。
しかし新しいシステムにおいてはそのようなものは恐らく何一つ働かないでしょう。明確に意志表示をしなければ意志を伝えることはできず、意志は伝わらず、明確に指示をしなければ動くことはなく、また一つひとつ明確なやり取りの手順を決めない限り、思った通りに行なわれることはあまりせん。したがって今後の会社の形態に関して言うと、どの職場において、どの場所において、またどの時間において仕事を行なうのも自由であるという前提条件に立ち、その上で依頼する仕事の内容を明確にしておく、どういう仕事の依頼に対してどのような作業が必要とされるのか、どのようにして収めるのか、そういったやり取りを明確に決めることが必要になります。
その仕組みさえしっかりとできていれば後はその中で自由に本人の好きなようにやってもらう、こういったことを明確に行なえる能力が必要とされてきます。したがって仕事を運営する立場から見た時に、仕事の流れがどういう流れになっており、その仕事を任せる人は誰が適しているのか、誰がその仕事をうまく行なうことができるのか、そういったことをしっかりと見抜く力が必要になってきます。
中々それを人間が見抜くのは難しいでしょう。したがって、能力があるかどうかもある意味では形式的に見分けるやり方を見つける必要があります。形式でも良いですがその人の能力をある程度判断する条件が必要となるでしょう。その人がどの能力を持っているのか、どういう仕事ができるのか、どういう仕事のやり方でどの位の速さで行なえるのか、そういったことを形式的に見極める能力検査が必要となります。
それを行なうことによりそれに基づいて適切な作業量を与えていく、将来はそういう方向へと進んでいくでしょう。そしてそのようにしてうまくその作業量に応じた人がその作業を行ない、全体の流れがうまくスムーズにいくようにそれぞれが働いていく。しかしこのシステムをしっかりと行なえる人はそんなに多いわけではありません。やはり人間であるために、病気もすればいろんな個人的な問題もあったりで、いろんなところに思いがけない状態が起こります。
でもそれがその企業の本来の能力になります。そもそもその組織なり企業を作った人、それを最初につくった人のエネルギーがとても重要であり、その最初のエネルギーがもし完璧なエネルギーでなければどこか不都合があるところ、それが常に人間が役割を演ずることになります、どこかまだエネルギー的に不十分なところ、しっかりしていないところが人間を介して表に出させるようになり、結果的にある人間のところがいつも問題を起こす、ある職場が常に問題となるという風に現れてきます。
したがって、何らかの仕事の流れで頻繁に問題が起きたりする場合には、その組織をつくった人のエネルギーそのものが原因となっているということ、したがって、そこのエネルギーをつくった人が誰であり、どのようにしてそのエネルギーを修正していくか、それが先に必要となります。
今その不都合を演じている人間が必ずしも悪いわけではなく、その人は会社にある欠陥のエネルギーをただ自分の体を使って表現しているに過ぎません。そういった仕組みに気付いてくると、会社のエネルギーのつくり方そのものに意識が変化していき、どのようにして良いエネルギーを最初につくり出していくのか、会社の流れをどのようにしてうまく良い状態に維持していくか、それが課題となってきます。
これは会社に限らずすべての組織、すべてのグループ、すべての集まりにおいて言えることでもあります。何かそのグループが常に問題を起こす、そのグループをつくった人そのもののエネルギーがどうであったか、どういうエネルギーでくつろうとしたのか、そこに戻ってその原因をしっかりと理解する必要があります。
社会の変化はとても急速に変化し、人間の意識が追い付けない状態にあります。社会に対応させるためには一人ひとりの意識も急速に変わらなければなりません。しかし多くの人は社会の変化に付いていけていない状態と言えるでしょう。それほど社会の変化がとても早いのです。
皆さん方がスピリチュアルな勉強をしていても、このスピリチュアルな世界そのものがまたとても大きく変化をしております。光を求めているものは更なる光を求め、とても急速に高い波動をどんどん身に付けております。しかし光を求めていないものはまったく光に無関心であり、光の進化とはまったく違う状態へと進んでおります。
そのために光あるものと光ないものの差がどんどん大きくなり、さらに光と光でない世界がとても激しくなってきております。皆さん方がスピリチュアルな世界において、より正しい光をどんどん引っ張ってくる、より素晴らしい光を引っ張ってくる、こういったことを行なっていく時、実際に世の中に関していろんな影響が出てきます。単純に光だけを呼んで自分の成長のため周りの進化のためだけに使うのであれば十分に機能していくでしょう。
しかし金銭という形態を通して光を動かす時に、そこにとても複雑な波動が入り込んできます。ライトワーカーとして人を癒したり、人の相談していると金銭のやり取りが入る段階で、正しい本来の光そのものが流れるというのが難しくなります。どこかで金銭と交換するという波動が入り込んでいるために、純粋にその人を癒したり悩みを解決するという波動にはなりきっていないのです。
したがって、意識としては自分は本当にその人のために、ただ最大限の光を流し、最大限の奉仕をする、最大限の金銭を納めてもらう、その人への奉仕を前提にし、その人がただその代替として、お礼として金銭を置いていく、そういう意識になった時には自分の行なっているヒーリングのエネルギーに余計な金銭的な波動が入ることはありません。
したがって、ライトワーカーとして光を扱う時に、必ずしも金銭を前提とせずに本当にその人のために、世のため人のために必要な光を使いこなしている、その単なるお礼として、代替として、相手が金銭を支払っている、そういう意識にしておくと奉仕の波動はそのまま美しい光のままになり、また頂いた金銭を喜びを以って自分は受け取ることができます。
自分が今後の経済社会の中でライトワーカーのエネルギーをうまく両立させるためにも、汚れない金銭のやり取りのコツを身に付けるようにしていってください。それではアドバイスをしていきます。
Keiさんの波動を見た時に、光のハイアラーキーの波動とけいさんの波動との間のコネクションを見た時、あなたが使える波動の大部分は光のマスターからしっかりと降りてきている波動を使っております。そしてそれはなるべく本当に相手のために、相手の幸せのために使おうとして光が流れていきます。しかしその間にほんのわずかだけ、やはり自分に対する思いがあり、いろんな面においてやはり自分を認めてもらいたい、どこかでもっと広がっていきたい、そういう思いがあり、それが本来の光に少し邪魔をしていきます。今はまだ致命的な状態にはまったく及んでいないために、それほど気にする必要はないかもしれません。しかしこれが段々慣れてくると心にゆとりができ、隙ができて、そして段々それが大きくなってくると、そこに邪なる波動ができ上がっていきます。したがって今の純粋な気持ちのままで、今のままの波動をずっと維持するということ、これからどのようにお客さんや周りが変化したとしても、今の始まりのエネルギーのままで維持し、それをしっかりと使いこなしていく、この気待ちを忘れないように心につくり上げておいてください。
Kokoさんの波動を見た時、あなたはこれからの経済の流れの波動として見た時、今はある意味では自分のペースで自分の好きなように活動し、自分の好きな範囲内で金銭のエネルギーを使っております。あなたの心の中ではある意味ではバランスが取れているでしょう。この波動の使い方をしていると周りの影響を受けすぎるために、周りがだめになると自分もそのままだめになってしまい、周りの影響力がそのまま自分に及ぶことになります。自分は自分の力で自分の富をしっかりと形つくる必要もあります。一見周りの波動の中に入っていながらも、自分自身の富は自分のエネルギーでつくり上げていく、これが大事になります。そのためには自分の富の流れをしっかりと理解しておき、自分が出るもの入るものの富の流れ、経済の流れにしっかりと意識をしておく、そうすることにより、自分の金銭の流れが自分のエネルギーの一つになり、自分がコントロールできるようになっていきます。そして出てくるエネルギー、出ていく光にはすべて他を喜ばし、良い波動になっていくこと、お互いに愛し合う波動が一杯入っていること、そういったことを常に金銭の中に入れて使っていきます。そうすれば自分に入ってくる波動も愛と光に満たされた金銭が入ってきます。それは目に見えない財産となり自分の中に溜まっていきます。自分の中に溜まってきた愛と光をそのまま使うことにより、それが自分の中の富の貯蓄になっていき、その自分の光と愛をいかにうまく使って、また物質的な金銭を動かしていくか、それを自分なりに見つけることになります。愛と光をそのまま金銭に変えるのではなく、愛と光を使って金銭を大きく膨らませていく、金銭を大きな大きなものへと変換させていく、そういうやり方を自分で見つけていってください。
Yokoさんの波動を見た時、あなたの今の波動をこれからの流れと照らし合わせて見ると、あなたの心の中にある正義感と行動力、そして洞察力、これはとても素晴らしいものがあり、しっかりとした光を使いこなし、しっかりとした光の流れを構築していく、この能力に素晴らしさを発揮していきます。したがって、光をしっかりと使いこなす組織や使いこなす人と一緒にいる時には、あなたの力はとても強く反応していきます。しかし逆にその光の使い方を知らない組織や、光の使い方に無頓着な人の近くであなたが行動した場合には、あなたの持っているその能力がことごとく否定されたり無視されたりして、一見自分に何の価値もないかのような感覚に陥ってしまいます。したがって、もし自分が無視されたり認めてくれないような感覚に陥った時には、あなたの持っているその光に対する価値観を誰も理解してくれていないと理解する必要があります。そして自分に適した職場というのがどこであるのか、自分に適した人の集まりが何であるのかは、自分のそもそも持っている光の価値観がうまく理解されているかどうか、うまく自分の能力を生かされて動いているという感覚が得られた時、あなたの光を十分に理解している人があなたを使っていることになります。そういう場のところにいった時にあなたの光のメカニズムが素晴らしく働いていき、そのあなたの光によっていろんな富をつくり出すことができます。一見何でもない普通のことをやってもあなたの光を使うと多くの富を集めることができます。その自分なりの能力をうまく使いこなし、自分に適している場所、自分の適している人とうまく繋がりをつくり、自分の能力を使いこなしていってください。
Ayakoさんの波動を見た時、今のあなたの波動と今の社会における波動とのバランスを見た時、あなたは日々のエネルギーの中で少しずつ洗練されていき、光のシステム、本来のあるべきシステムへと自分自身が変わってきております。したがって、世の中にあるシステムが旧態依然として中々変わろうとしない時には、あなた自身が持っているシステムと実際のシステムとの間にアンバランスが生じ、それがうまく噛み合わない状態になってきます。アンバランスになり、うまく噛み合わなくなってきた時、あなた自身がそれをバランスを取るように変化していくやり方、あるいは組織や他の人そのものがバランスが合うように変化してもらうやり方、いろいろあるでしょう。しかし一般に企業のシステムや他の人間が変わるということはとても難しく、非現実的と言えるでしょう。したがってアンバランスな状態になった時には自分が変わるしか方法がありません。しかしあなたの場合には自分が他のシステムにかかわるということは、せっかく身に付けてきた波動をまた下げることになります。これはあなたにとってとても心地が悪い波動になります。したがって、あなた自身としてはさらに波動を高め自分の居心地を良くするためには、自分の波動に見合うものをうまく見つけてくる、自分の波動に見合った中に入っていく、そういう流れになるでしょう。ただ今のあなたの波動に合うシステムや組織が、今この社会に存在しているかどうか、現実的に見てそれもほとんどないでしょう。今の社会のシステムそのものが旧態依然としたシステムであり、その組織をつくった人そのものが昔の思いでつくったからです。したがってあなた自身は自分の波動に見合う組織を見つけるためには、ある意味では自分からその組織をつくるか、自分と同じ思いを持っている人を集めてきて、そこでつくり上げていくか、あるいは以前の人で自分と同じ思いを持っている人を一生懸命探してその波動の中に入っていくか、いずれかになっていきます。一般的に何らかのアンバランスが生じた時、そのアンバランスにも意味があるからそこで勉強していきなさいというアドバイスをする人がいます。しかし私たちの観点から見た時、アンバランスな状態で勉強をするものはほとんどありません。勉強の成果があるのはバランスを取っている時、一般にアンバランスな時にはバランスを戻そうとするエネルギーだけ使われてしまい、学びがとても難しくなるからです。自分に進化をもたらせる学びをする場合には、バランスが取れた中で安定した状態で進化をしていくことです。自分に見合った場を探すのはとても難しいと言えるでしょう。したがって一番良いのは、あなた自身が自分がどういうシステムを望んでいるか、自分がどういうシステム形態をつくろうとしているのか、そしてそれが明確にイメージでき、はっきりとそれが頭の中で実現可能という意識ができた時には、そのシステムそのものがあなたに近づいてきます。自分から探すのが難しい時には向こうから来てもらうというやり方、これが最高のマジックになります。もし自分が最高のマジックを使って最高のエネルギーの中で自分の能力をつくりたければ、まず自分が望んでいるものを明確に意図し、それに合わせてそのものを引き寄せてくる、そのやり方をぜひ身に付けるようにしてみてください。
皆さん方の波動を見ながらこれからの社会との兼ね合いで主に経済的なものや企業についてお話をしてみました。多くの人にとって金銭というものはとても身近な問題で大きなテーマとなっているでしょう。しかしどの人間にでも本来は十分な富のエネルギーが与えられています。本当はどの人間も苦しむことなく富のエネルギーは得られるようにつくられています。
それがうまくいかないというのはどこかにうまくいかなくさせているブロックがあり、流れを止めているものがあるからです。その流れを止めているものが何であるのか、単純な場合には単なる思いから存在しています。まるで裕福になってはいけないかのような思いを身に付けている、裕福になることが罪であるかのような意識を身に付けている、こういう意識があるだけで中々富のエネルギーは流れてきません。
またいろんな面においてなるべく目立たないように、富のない生き方を生きようとする、できるだけ質素で無駄使いをしない、安く済ませる、こういう思いを持っているとやはり富のエネルギーの流れは小さくなってしまいます。初めから大胆に金銭を使ってみる、これも富をうまく使うには必要なエネルギーと言えます。
ただ皆さん方の場合、多くの場合、もう初めから質素のエネルギーに慣れてしまい、これが定着してしまうと、いまさらこのエネルギーを変えようとして大きなエネルギーを使ったとしても単なる無駄使いの連続になってしまい、ついにはよけい貧乏になってしまうでしょう。自分の中に蔓延しているブロック、富の流れ、そういったことを自分なりに分析して、自分なりに一番満足のできる富の流れはどういう状態かを自分で見つけ、そして少しでも今よりも豊かな暮らしに変わることができるように意識を変えてみてください。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。
しかしそれぞれの国は国で、国の経済システムがあり、一気にこの地球全体が一つのシステムに変わることはかなり先のことになります。それでもそれぞれの国毎に今よりも少しでも富が正しく分散され、富めるものと貧しきものの境が少しでもなくなっていき、むしろ富めるものから貧しいものへと流れていく、豊かなものから豊かさを必要としているものへと流れていく、こういうシステムが少しずつ広がってくるのを願っております。
今はまだ力のあるものが富を集中して集めていく、独り占めする、皆の分を自分のところに持ってくる、この波動がとても強いために、貧しきものはより貧しくなり、富めるものはさらに富めるエネルギーへと変わっていきます。まずは自分たちから富があれば富のあるものから富を必要とするものへと流れていく、他のいろんなエネルギーもそれぞれが必要とするものへと流れていく、それを日常生活の中から見出していき、少しでも多くの人々にエネルギーが流れていくようにする。
今のシステムは貧しいもの、弱いものからどんどんエネルギーを吸い取るという構図になっており、さらに混乱を招く社会に入っていきます。それを防ぐためにもぜひまず皆さん方の方からむしろエネルギーを必要とするものたちへと流していく、その意識を持って社会の経済システムを変化できるようにしていってください。
一人ひとりが気を付け、意識を変えることにより社会は本当に変わっていきます。そしてある程度変化しても大丈夫、変化がもう訪れても良い頃という時期になった時に神が何らかの手段を講じます。それによって一気に社会が変化することが頻繁にあります。どれだけ大きな企業であってもわずか一日にして不祥事が起こって企業が潰れていく、皆さん方も現実に体験していることと思われます。
神が力を発揮すれば一夜にして社会が変わっていくのです。そのためには皆さん方の意識がそれに合っているかどうか、一人ひとりが努力して努力して頑張って、もうこれだけの人が変わっていれば社会が変わっても大丈夫という時期になった時に、神の力によって一気に社会が変わります。そういう時期を生き抜くためにも、まず皆さん方の方から毎日毎日意識を変え、エネルギーを必要とするところへと流していく、これを実践するようにしてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。
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